折り紙の簡単でかわいい折り方【子供向けの定番】
幼少期に馴染みのある折り紙は、大人になってからは触れる機会が減ってしまいますが、近年ではさまざまな折り紙の折り方が紹介されていますので、定番の折り方から珍しい折り方まで、色んな折り方を学んで折り紙アートを楽しんでみましょう。
折り鶴
折り鶴の折り方は、まずはじめに三角になるように2回折りこみ、そこから三角形の折り目を1つ前へと広げ最初の三角形の形へ戻します。次に三角だった部分を四角になるように両面折ってみましょう。四角ができたら四角の中心にある線に沿って端を谷折りします。
てっぺんのとんがりも、さきほどの折り目まで山折りし、四角の形に戻してから今折っていた折り目に合わせて開き折る作業を両面します。次に二股に分かれている部分を中心まで山折りし、そこから真ん中へ谷折りし、片方の端に顔を作って広げたら完成です。
兜
定番の兜の折り方は、折り紙の中心に十字線ができるように長方形を2回作ります。折り紙に十字線ができたら三角へ折っていき、折り紙を開き反対側でも三角形にしてから、これまでの線に沿って谷折りにして四角を作ります。
二股に分かれている端の折り紙をてっぺんに向かって中心まで折ってから、兜の角になるように外へ向かっております。残った折り紙の1枚目は2段階に分け正面に折り込んでいくと兜に見えてきますので、残りの1枚は裏面で兜の形に合わせて隠し折りしたら完成です。
かざぐるま
子供も喜ぶ定番の簡単かざぐるまの折り方は、まずはじめに正方形になるように2回折り折り線を付けていきます。折り紙を一度開き中心の折り線へ向かい谷折りしていきます。次に縦の両端を中心に向かって谷折りします。
中心の折り紙を引き出すように外へ引っ張ると、家の形のようの三角形ができますので反対側も引き出してみましょう。引き出した三角の斜め側の折り紙をパタンと上・下に向かって谷折りしたら簡単かざぐるまの完成です。
カエル
定番のカエルの折り方は、まずはじめに折り紙に十字線ができるように折り、一度折り紙を開いたら十字の中心に向かって折り紙の端を綺麗に折っていきます。
次に2つの端を中心に向かって谷折りすると先がとがったようになりますので、残っている面を内側に谷折りして三角形を作りましょう。下部の2つの角を中心に向かって折り込み、真っすぐの辺と谷折りした角が合うようにさらに折ると上部に三角形ができます。
今折った部分をパタンと真っすぐの辺に向かって谷折りし、てっぺんのとんがっている部分を内側に2センチほど折り裏返したら、子供も喜ぶピョンピョン跳ねるカエルの完成です。
ハート
ハートの折り方には種類が色々ありますが、子供でも簡単に折れるかわいいハートの折り方をご紹介させていただきますのでご覧ください。
まずは角と角を合わせ三角を作るように折っていき、折り紙にクロス線ができるように反対向きでも折っていきます。1つの角を中心に谷折りし、折った反対側の角は反対の辺へ向かって谷折りします。
残っている2つの角は上に向かって中心線まで織り込むと、角ばったハート形になりますので、裏返し上の部分と両端を丸みが出るように谷折りしてあげると、子供でも簡単に作れるかわいいハートの完成です。
折り紙のハートは今回ご紹介して簡単なものだけではなく、難しいハートの作り方もありますので、いろんなハートを作ってみるのも楽しいでしょう。
また、ハートは手紙のプレゼントにも最適ですので、上手に作れたら手紙を書いて心のこもったハートを贈ってみるのはいかがでしょうか。
手裏剣
定番の簡単な手裏剣の折り方は、長方形を作るように半分に折り一度開いてから先ほどの中心線に向かって折ると長方形ができますので、最初の中心線に沿って細長い長方形を2枚の折り紙で作っていきましょう。
2つできた長方形は、両角を反対向きになるように角を合わせ三角の形にし、三角の角に合わせ外に折っていくとZ型になりますのでこれを2つ作ります。
片方のZ型は裏返し2つを重ねて折り込むと、反対側のZ型のポケットに入るようになりますので、全ての角をポケットに入れたら完成です。
コマ
簡単なコマの折り方では、折り紙に十字ができるように折ってから始めていきます。全ての角を中心に向かって折り四角にしたら、1つの角は中心に向かいさらに谷折りし、折った反対側の角も中心に向かい折っていきます。
残った2つの角は角を合わせ半分に折っていき、真っすぐの辺の部分の角と角を合わせるように上に向かって折り、裏返し真っすぐの角を目印に上に向かって折っていきます。コマの持ち手部分を細くするように潰しながら山折りしたら完成です。
折り紙の簡単でかわいい折り方【動物・昆虫】
手紙のプレゼントにもぴったりなハートの折り方や、遊べて楽しいカエルや手裏剣の折り方など、折り紙の折り方には定番のものから工夫したものまでたくさんありますが、続いては定番の動物の折り方をご紹介していきますのでご覧ください。
ウサギ
折り紙を三角に折り中心の線を付けたら、一度折り紙を開き中心に向かって2つの角を谷折りします。残った角は先ほど折った辺を目安に谷折りし、山折り・谷折りをして尻尾を作ります。次に折り紙を裏返し、尖った先を反対側の辺へ向かって折ましょう。
今折った部分を外へずらす様に上へ引っ張り耳のような形にしたら、耳の先の部分をハサミで切ったらかわいいウサギの完成です。ラブリーなハート柄などの折り紙で作ってあげるとさらにかわいく仕上がります。
リス
三角を2回作り折り紙を開くと中心にクロスの線ができますので、3つの角を中心に向かって谷折りしていきます。折った部分を中心に向かって谷折りし鉛筆のような形にします。
色の付いた辺は三角になるように折り、反対側へ折り真っすぐの線を付けます。三角を開き線通りに山折りにしたら四角ができます。次に下の三角部分を先ほどの上へ向かって折り線の部分まで折ってみましょう。
そして山折りで半分に折ったら、ハートのような形になるようにスライドさせて、上の部分を山折りに開くと顔ができますので、整えたらリスの完成です。
犬
犬を折り紙で作る際には、先ほどご紹介したウサギの折り方で耳の形や顔の形を工夫してあげると、とっても簡単に犬も作ることができます。折り紙では1つの折り方でも応用次第で生き物を変えることができるようです。
ネコ
猫の折り方はいくつも種類がありますが、中でも定番の簡単な猫の折り方をご紹介していきます。折り紙は三角に2回折っていき、2回目に折った線を中心線として使います。辺の長い両角を中心の線を目安に斜めに折っていき、てっぺんの角を折り込んだら完成です。
インコ
折り紙を三角に折り中心線を作り、中心に向かって2つの角を折り残った角は裏面で角を合わせて折ります。表面に戻し短い辺の両角を中心に向かって折り、折った部分を戻し線に沿って山折りにしていきます。
二股になった部分は中心を目印に外へ折り、色面の尖った部分は谷折りと山折りで尻尾を作り、中心線から全体を谷折りして顔を整えたら完成です。
折り紙の簡単でかわいい折り方【海の生き物】
続いては海の生物を折り紙で作る折り方をご紹介していきますので、定番の折り方の手順などを参考に、いろんな海の生物を追って子供とのおうち時間も楽しく過ごせるようにしてみるのはいかがでしょうか。
金魚
折り紙に十字線ができるように半分に折り開き、折り紙を三角に折り直したら1つの角を中心に向かって折り、反対側も折ったら一度開き今できた線までハサミでカットし、中心に向かって半分に折ります。カットした部分はヒレになるため外へ谷折りし形を整えたら完成です。
イルカ
クロス線ができるように折り紙を三角に折り、開いたら線に沿って半分に折っていきます。一度開いたら反対側も同じ手順で降り、さらに開き折り線通りに折り直していきましょう。
次に折り紙を裏返し半分に折っていき、角を中心の線まで折り線を付けたら、内側部分で谷折りと山折りで先っぽを少し出すように仕上げます。ヒレと尻尾をイルカのように整えたら完成です。
クジラ
三角に折り中心線を作ったら中心に向かって2つの角を折っていき、折り紙を裏返したら角と角を合わせ半分に折り、表面に返し線に沿って山折りにします。
パタンと開きひし形にしたら、尖った角を中心まで折りゆるやかな両角は小さく谷折りして半分に折って、尻尾とヒレを整え完成です。
ペンギン
クロス線になるように三角に折り1つの角を中心に向かって折ったら、線ができますので折り紙を戻しさらに半分に折ります。小さな三角ができたら頂点を目印にサイドを真っすぐ折ります。
できた折り目を目印にさらに半分に折り細長い長方形を作ります。反対側の角を中心まで折り折り紙を裏返したら、辺と辺を合わせて折っていきましょう。折り紙を表面に戻し、ペンギンの形に整えたら完成です。
ラッコ
折り紙に十字線ができるように三角を折り、元の形に戻したら中心に向かって角を1つ折っていきます。折り目ができたら折り紙を戻し、線と中心線が重なるように折り直しましょう。
次に折り紙を裏返し反対の角を中心まで折ったら、表面に折り紙を戻し脚と顔の形の大きさに折ったらかわいいラッコの完成です。
折り紙の簡単でかわいい折り方【お花・植物】
女の子の子供が喜ぶかわいいお花や植物は、折り紙でも簡単に折ることができて、大人から子供までが生け花気分を味わえる折り紙アートです。そんなお花の作り方を知っていろんなお花を作ってみましょう。
チューリップ
チューリップの定番の折り方では、子供でも簡単に作れる折り方をご紹介していきます。折り紙を三角に折り、さらに三角に折ったら一度開き中心線として使います。中心線に向かって2つの角を斜めに折ると花の形になりますのでバランスを整えて完成です。
バラ
折り紙にクロス線を三角を重ねて作っていき、1つの角を中心へ向かって折っていき、角度を変えて隣の角も中心へ折っていきます。線がある部分を山折りにして平らにさせましょう。全ての角で同じ手順を繰り返したら完成です。
百合
折り紙を2回三角に折り、角の大きな部分を1枚下の辺へと折っていきます。次に両サイドの角を中心の線に向かって折っていき、二股の角を綺麗に下外へ向かって折ってみましょう。そこへ茎の部分を取り付けたら簡単に出来る百合の完成です。
ひまわり
折り紙に十字線ができるように半分に折り開き、線に沿って折り紙を長方形にしたら、短い辺の方を中心に向かい折り正方形にします。長方形まで形を戻し中心線を目印にクセ付けた線に山折りにしたら、端が三角になりますので鶴の手順でひし形を作っていきます。
次に太い三角の部分を外へ向かって折っていき、細長い三角は折り紙の辺に沿って内側に全て谷折りしたら、茶色の折り紙で種の部分をはめて完成です。
もみじ
鶴を作る手順で細長いひし形まで作っていき、片面だけ二股ではない方を半分に折りたたみます。二股の1つを中心の線に沿って外へ折り、さらに半分に折り線を付けたら線に沿って開きます。反対側も同じようにし残った長い部分を2回半分に折り進めたら完成です。
折り紙の簡単でかわいい折り方【食べ物】
折り紙では、定番のものから動物やお花などさまざまな作品を作れるため、いろんな折り方をご紹介させていただきましたが、他にも折り紙の楽しみ方はあります。ここでは、折り紙で作れる食べ物の折り方をご紹介していきますのでご覧ください。
ソフトクリーム
折り紙を三角に折り中心線を作ったら、線に沿って2つの角を折っていきます。辺になった部分を角まで谷折りで外に開いていき、裏返すとちょこんと出ている部分がありますので、折り紙の形に添って谷折りし折り紙が1枚の部分を中心線まで折ったら完成です。
キャンディ
簡単なキャンディの折り方は、折り紙を三角に折りクロス線を作り、上下の部分を中心まで折ります。折った部分を中心までさらに谷折りにし、白の面が見えている両角を中心まで折って線を付けたら、形を戻し白い部分をできた線のところまで折ります。
続いて、三角になっている線に沿って長い横の辺を4カ所折り、短い辺の部分を作ってきた縦線に沿って山折り谷折りしていきましょう。サイドの残った部分を鶴の開くときのようにしてから裏返したらキャンディの完成です。
イチゴ
苺の折り方では鶴の折り方で正方形まで作っていきます。そこまで出来たらヘタを作るので手前の一枚を2センチほど山折りして、内側の二股を手前に斜めに折り込んでいきます。折り紙を裏返し折っていた部分を少し山折りにし、表に返し先端を折ったら完成です。
スイカ
皮と実の折り紙を用意しノリなどを使い両面折り紙にしてからスイカは作っていきます。準備ができたら三角に折り線を作り、線に沿ってハサミでカットしていきましょう。長い辺を1センチほど折り、全体を半分に折って中心線を作ったら線に向かって半分に折ります。
三角形から出ている折り紙は、皮の部分に合わせて折り目を付けてから中に入れ込むようにしてあげたら、とっても簡単にスイカの完成です。
ブドウ
1枚の折り紙を半分にカットし長方形の形でブドウは作っていきます。縦に半分に折り線を付けたら、4つ角を中心の線まで折っていきます。そして尖った角を合わせるように半分に折っていき、正方形になるように2つの角を折り、できた線に沿って山折りします。
閉じている角を中心まで折り線を付け、折り紙を一度戻し線のところまで折っていったら、折り紙を開くと雪だるまのような形になりますので、角を丸く整えいくつか重ねたらブドウの完成です。
折り紙の簡単でかわいい折り方【季節の行事】
続いてご紹介するのは、季節のイベントに合わせたかわいい折り紙アートです。それぞれが季節を感じれる仕上がりとなっていますので、子供と一緒に作ってイベントを折り紙で盛り上げてみるのはいかがでしょうか。
こいのぼり
三角に折り中心の線を作り、2つの角を中心に向かって折っていきます。残った反対側も中心を目印に折っていきます。そのまま半分にし線を付けたら、山折りをするように内側の折り紙を引き出し腕を出します。半分に折った後に腕・顔・尻尾を整えて完成です。
さくら
折り紙を半分に折り辺の短い角を中心に向かって折り三角の線を付けていきます。反対側の短い辺は先ほど付けた三角の辺を目印に折っていき、折ってきた部分の辺と辺を合わせております。次に三角を作った角は先ほどの辺に向かって折るとハートのような形になります。
そのハートのような形を半分に折りますが、このときそれぞれの辺の形は異なっています。尖っている部分を残すようにハサミで緩やかなカーブでカットして開くと、綺麗な桜の完成です。
浴衣
白い面を上にして折り紙を半分に折っていきます。次に白い面が上になるように中心の線に向かって両辺を谷折りし、中心からずらす様に重ね折りをしましょう。反対に向け帯・襟部分に段差を付けていき角を丸めたら完成です。
どんぐり
どんぐりにぴったりな茶色の折り紙などを用意し、白い面にクロスの線ができるように三角に折り折り紙を開いたら、中心に向かって1つの角を谷折り、折った辺を中心の線に向かって谷折り、さらに中心の線に沿って谷折りをします。
次に折り紙を裏返し色の付いた部分が中心の線と合うように両角を谷折りしたら、上の角の折り紙を外へ出すように折り下手を作ったら、角を丸くなるように少し谷折りしたら完成です。
雪だるま
クリスマスにぴったりな雪だるまの折り方は、折り紙を半分に折り線を付けたら一度開き全ての角を中心へと折っていきます。次に2つの角を1センチほど内側に折り、1つの角は中心まで折り、残りの1つは中心から1センチほど離した位置に折っていきましょう。
上記の手順でもう1つ大きさの違うものや同じものを作ったら、2つを重ねるとかわいい雪だるまの完成ですので、帽子やハートと組み合わせておしゃれにアレンジしてみましょう。
折り紙の簡単でかわいい折り方【乗り物】
簡単な折り紙の折り方にはさまざまな種類がありますが、続いてご紹介するのは男の子も嬉しい乗り物シリーズです。定番の乗り物から工夫を取り入れた乗り物まで、折り紙ではさまざまな乗り物を作ることができますのでぜひ参考にしてみてください。
飛行機
定番の紙飛行機は子供でも簡単に作れる乗り物アートとなっています。まずはじめに折り紙を半分に折り、一度折り紙を開いたら中心の線に向かって2つの角を折っていきます。次に先ほど折った部分をさらに中心に向かって折っていきます。
ここまで出来たら中心の線に沿って半分に折ってあげ、真っすぐの辺に向かって斜めの辺を合わせるように両辺を谷折りしたら定番の紙飛行機の完成です。
ボート
簡単なボートの作り方は、折り紙を三角に折り線を付けたら一度折り紙を開き、線に向かって片方の角だけ中心に向かって折っていきます。次に色の付いた面を内側にして半分に折っていき、裏返すと色が付いた面が少し残っていますので山折りに倒したら完成です。
新幹線
折り紙を半分に折り、一度開いたら色がある面をさらに2回線に向かって折ましょう。最後の折り目は残したまま折り紙を裏返し、半分に折った後に色の付いている角を斜めに三角形に谷折りします。三角に折った折り目を中に入れ込み先端を整えたら完成です。
バス
折り紙を半分に折りさらに山折りで半分に折っていきます。両端は辺に向かって三角に折り込み、できた線を使って両端を半角にしていきます。辺の短い方を内側に少し折り込み、長い辺の角は三角の角を目印に、辺の部分も三角の角に向かって折り込んでいきます。
三角の残った端を山折り谷折りで折り目のクセをつけ、中を広げ開くとタイヤの部分になりますので、下を丸みをつけるように折り込んであげたら完成です。
消防車
消防車の折り方ではハサミの準備をしてから始めます。辺と辺を合わせて長方形の形を2回、線が十字になるように反対向きでも同じ作業をします。
一度折り紙を開いたら、折り目に沿って中央に一度折りましたら、中央の線を目印に角を結ぶように外へ向かって折り襟のような形を4つ角に作りましょう。中央の出っ張りの片側を半分に折りできた線まで真っすぐにハサミでカットします。
襟がある反対部分の角を小さく内側に折り、襟がある部分を先ほど折った部分を目印に谷折りし、パタンと半分に山折りした後に、片側だけ切れ目を使って半分に折っていくと消防車の形になりますので、仕上げに梯子を付けたら完成です。
簡単で楽しい折り紙を子供と一緒に楽しもう!
折り紙の折り方では、簡単な折り方でありながらとってもかわいい作品が作れるものばかりとなっていますので、子供でも簡単に折れる折り方で、子供と一緒に折り紙を折りながら楽しんでみるのはいかがでしょうか。