青空文庫おすすめ23選!短編から名作まで人気の無料小説をご紹介!

青空文庫おすすめ23選!短編から名作まで人気の無料小説をご紹介!

古きを知り新しきを知る。それを現実的に可能することが出来るのが青空文庫です。世界不朽のおすすめの名作を無料で読む事が出来ますので先人の知恵を学ぶことが出来ます。さらに青空文庫の作品の中でおすすめの作品を短編・長編・ミステリー・恋愛の4つに分けてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.人気の青空文庫で空き時間を満喫しよう!
  2. 2.青空文庫とは?
  3. 3.青空文庫の人気名作9選【短編小説】
  4. 4.青空文庫の人気名作6選【長編小説】
  5. 5.青空文庫の人気名作5選【ミステリー小説】
  6. 6.青空文庫の人気名作3選【恋愛小説】
  7. 7.青空文庫で人気の名作を楽しもう!

人気の青空文庫で空き時間を満喫しよう!

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通勤電車の空き時間や、待ち合わせに早く着きすぎた時の空き時間などを青空文庫で満喫することが出来ます。書籍がデータ化されているのでお手持ちのスマホやタブレットで手軽に人気の名作が青空文庫で無料で読むことが出来るからです。

古きを知ることは新しきを知る。そのことわざの意味は、古い昔の事柄を学習することは新しい知識や道理を見つけることにつながります。

不朽の名作と称された青空文庫の小説を読むことによって、空き時間も満喫しつつ今の貴方の生き方のヒントにもつながってくるのでおすすめです。

青空文庫とは?

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青空文庫は1997年に誕生した、誰でも手軽にアクセスすることの出来るインターネット上の無料の電子図書館です。著作権の消滅した人気の高い名作や、著者が自由に閲覧することを了承した小説を電子化して記載しています。

アクセス数は一日7000件以上に昇り、通勤電車やちょっとした空き時間に活用出来るフリーダムの図書館ですのでおすすめです。公共の図書館に足を運ぶこともなく、書店に立ち寄ることもせずに好きな小説が時と場所を選ばず読めますのでおすすめです。

本を読むだけではなく、検索機能を使って名作の中の用語を調べたり、人気の小説をダウンロードして紙に印刷して書籍にする人もいますので、目的別によって活用出来ますのでおすすめです。

名作を無料で楽しめる

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古きを知り新しきを知る。そのことわざ通りに国語の教科書に載っている、太宰治の【走れメロス】は人気の劇団・新感線の劇の原作の参考資料にもなっています。劇団新感線【けむりの軍団】は、太宰治の【走れメロス】と黒沢映画のオマージュを受けて完成されました。

以上のことから昔の人気の名作の中には現代につながるオマージュが記されていますので、青空文庫ではその人気の名作が無料でしかも図書館に足を運ぶことなく手軽に空き時間を活用して読むことが出来ますのでおすすめです。

それでは何故無料で楽しめるのかというと、著作権が消滅したからです。著作者の死後50年(もしくはそれ以上)が著作権の保護期間とされていて、その期間を経過すると著作権が消滅し、各人が自由に閲覧出来ることになります。

青空文庫の利用方法

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青空文庫の安全な利用方法のおすすめは、「青空文庫早わかり」を参照して下さい。それからググっていくと小説の中で作品別や分野別などに区切られていますので、検索がしやすくなっています。

アマゾンのkindleでも活用出来ますが、「App課金が有ります」と表示されているものがあります。「App課金」とは何かを追加する時に課金されますので、なにも追加しなければ課金はされません。

簡単なのは縦書きビューワーの「えあ草紙」です。通常のXHTML版で落とすと横書きで表示されますが「えあ草紙」から落とすと縦書きで読めますのでおすすめですが、他にも沢山のソフトがありますのでご自身のお好みに合わせて選択してください。

青空文庫の活動に参加する

青空文庫の命名は青空を見て【青空】文庫なので【文庫】を併せて【青空文庫】と命名されました。非常にさわやかなイメージ通り、青空文庫の運営はボランティアによって支えられています。

2017年に行われた青空文庫20周年記念シンポジウムの映像をご紹介していますが、青空文庫の活動に参加ご希望の方は青空文庫のHPの【活動に参加する】をご覧ください。

青空文庫の人気名作9選【短編小説】

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青空文庫の人気名作小説は日々増え続けています。青空文庫の開館当時は5冊の蔵書でしたが、2011年以降青空文庫の所蔵物は1万点を超えました。それだけの膨大な名作小説を所蔵しているので、多忙な現代に即した分別方法でご紹介します。

まずは人気小説の中で【短編小説】の9選をトップでご紹介します。著作権が消滅した人気小説のご紹介ですので、発行されたのは明治期から昭和初期までの小説が大部分です。先人の知恵を無料で学ぶことが出来ます。

おすすめ①新美南吉・手袋を買いに

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第1選目、新見南吉の「手袋を買いに」をご紹介します。

あらすじは寒い冬のある日、陽の光を浴びてキラキラと光る雪をみて大はしゃぎしますが、子狐は手が寒いと母狐に訴えます。それを不憫に思った母狐は子狐に手袋を買ってやろうと思い子狐と一緒に町まで向かいますが、過去のトラウマから母狐は足が止まります。

子狐に手袋のお金を渡して1人で町まで向かわせました。そして子狐は町で手袋を買おうとお金を出したつもりが…。最後は人の温かさを描いている小説ですので是非一度ご覧ください。短編小説で人気の理由が納得出来ます。

おすすめ②横光利一・蠅

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第2選目、ある宿場での出来事の小説で横光利一の「蠅」をご紹介します。

「宿場」とはその昔旅行者や馬車に乗り継ぐための設備のある施設の事です。そこで眼の大きな一匹の蠅が馬の背中に止まりました。それからその馬を引く御者と馬車を大急ぎで出してほしい人々との物語です。

馬を引く御者が大急ぎで馬車を出してほしいと訴えるのに御者は知らんふりをしますがとうとう馬車を出すことになりました。でも馬車を走らせている時何かが起こり馬の背中に止まっていた蠅は大空に飛び立ちます。蠅が大空に飛び立った時何が起こったのでしょう。是非青空文庫でお読み下さい。

おすすめ③太宰治・葉桜と魔笛

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの短編小説9選の第3選目、太宰治の「葉桜と魔笛」をご紹介します。

葉桜の季節に起こったある姉妹のお話です。妹は姉に似ず美しく出来の良い子だったのですが体が弱く余命いくばくもありませんでした。しかしながら妹はある歌人と恋愛をしていたのですが妹が病気であることを知ると、その歌人は分かれを告げる手紙を出しました。

妹を不憫に思った姉は歌人からの手紙を隠し妹にある事をします。そのある事で姉妹の絆は固く結ばれるという物語ですが、太宰治らしい美しい物語ですのでおすすめの短編小説です。今のご時世に見習いたい姉妹愛です。無料で読めますので是非参考にされて下さい。

おすすめ④芥川龍之介・桃太郎

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第4選目、芥川龍之介の「桃太郎」をご紹介します。

「桃太郎」といえば色々な作家が書いている短編小説ですが、最近ではある小学生の自由研究でも世に紹介され有名になりました。

一方「桃太郎」に関しては200冊以上の蔵書がありますが、芥川賞の冠本人の芥川龍之介の書いた「桃太郎」はその数多くある蔵書の中でも特に一度は読んでみたい短編小説です。

おすすめ⑤梶井基次郎・桜の樹の下には

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第5選目、井基次郎の「桜の樹の下には」をご紹介します。

「桜の樹の下には屍体が埋まっている」という有名な一説はどこかで耳にしたことがあるかと思われます。その一説が冒頭で始まめたのがこの「桜の樹の下には」の短編小説です。

桜の季節になると日本中でお花見をしますが、その際どこかで誰かから耳にしたことはあるのではないのでしょうか。話のタネに一度読んでみましょう。無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ⑥夢野久作・瓶詰地獄

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第6選目、夢野久作の「瓶詰地獄」をご紹介します。

三個の封をされたビール瓶が海岸で発見されました。その中にはある離れ島での兄妹の物語が記されていました。あまりの内容なので短編猟奇小説とも伝えられています。

およそ誰もいない島でとり残された兄妹がどのように過ごしていくか、どのような結末になるか。興味を持たれた方は無料ですので是非一度お読みください。

おすすめ⑦坂口安吾・白痴

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第7選目、坂口安吾の「白痴」をご紹介します。

現代では「白痴」は差別用語とされ一般的には禁止用語とされていますが、物語は敗戦近くのころです。ある独身の映画演出家の男と隣人の白痴の女との奇妙な関係の物語です。

1999年には映画にもなりました。映画をご覧になっても良いのですがまずは原作をご覧になった方がイメージも湧きやすいので、是非一度お読み下さい。

おすすめ⑧梶井基次郎・檸檬

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめ短編小説9選の第8選目、梶井基次郎の「檸檬(レモン)」をご紹介します。

この短編小説を発表したころの梶井基次郎は神経衰弱の陰りがあったのですが、それが如実に表されていて、一個の檸檬(レモン)によってその陰りに安らぎを得る事が出来ることになりましたが何故一個の檸檬によって救われたのでしょうか。

その理由がストレス社会の現代に通じるものがあると思われますので、青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ⑨海野十三・千年後の世界

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの短編小説9選のラストは海野十三の「千年後の世界」をご紹介します。

日本のSFの父とも称された海野十三は、今呼んでも新しいSF短編小説を描いています。あらすじはある科学者が冷凍睡眠から目覚めると千年後だったという小説です。

今から千年後の世界は想像が出来ませんが、昭和初期のころの作家である海野十三が描いた未来世界は必見であり無料ですので一読の価値はあります。

青空文庫の人気名作6選【長編小説】

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短編小説をご紹介したところで次は長編小説をご紹介します。最初は短編小説から始めましたので次は長編小説に挑戦してみましょう。

ストレス社会である現代ですが、この現実社会から離れられるのが小説の世界です。文体が省略された短編小説と違い長編小説はゆったりと読めるのが特徴ですので青空文庫の人気名作小説の中でのおすすめの長編小説6選のご紹介をします。

おすすめ①太宰治・斜陽

青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの長編小説6選の第1選目は太宰治の「斜陽」をご紹介します。

2009年には映画化された太宰治の「斜陽」ですが、この小説は太宰作品の中でもベストセラーになった小説です。登場人物は上流階級の人々を描いていますが、その上流階級の人々が段々と落ちぶれていくさまを描いた小説です。

【斜陽族】というワードを生み出し、現代の辞典にも【斜陽族】で引くと大きな変化により没落した上流階級のことと記されています。

おすすめ②紫式部・源氏物語

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの長編小説6選の第2選目は、紫式部の「源氏物語」をご紹介します。

紫式部は平安時代の作家で「源氏物語」は映画化やコミックにもなっている有名な小説です。現代でいうところのイケメンが次から次へと女性を渡り歩く物語です。

主人公の源氏は父の妻と不倫の関係におちいる箇所もありますが、源治が現代に存在していたら大バッシングを受けるところです。

おすすめ③フランツカフカ・審判

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの長編小説6選の第3選目は、フランツカフカの「審判」をご紹介します。

未完の作品でありながら舞台化され、またはこの小説のオペラも作曲されています。オペラでは悲劇的な作品が多いのですが、この「審判」も主人公は悲劇的な最後を遂げます。

主人公が身に覚えのないことで裁判を起こされ、努力もむなしく散っていく様を描いています。歴史に残る名作ですので青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ④谷崎潤一郎・細雪

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの長編小説6選の第4選目は、谷崎潤一郎の「細雪」をご紹介します。

谷崎潤一郎の代表的な作品として知られており、何度も映画化もされています。大阪の旧家を舞台に4人姉妹の物語が描かれています。

名著選の中でも取り上げられる大阪のはんなりとした姉妹の物語の長編小説ですので、青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ⑤夏目漱石・吾輩は猫である

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの長編小説6選の第5選は、夏目漱石の「吾輩は猫である」をご紹介します。

「吾輩は猫である。名前はまだない」という書き出しは有名で、映画化はもとよりテレビドラマやラジオ、アニメ化もされています。

動物愛護精神が高まっている昨今ですが、一度は読みたい長編小説ですので、青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ⑥島崎藤村・破戒

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの長編小説6選のラストは、島崎藤村の「破戒」をご紹介します。

島崎藤村の「破戒」は映画化やテレビドラマ化された長編小説です。人に言えない出自に苦しむ主人公の姿が描かれ、ついにその出自を告白するまでの小説です。

後世に残る名作の中の一つに数えられる名著ですので、青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

青空文庫の人気名作5選【ミステリー小説】

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青空文庫の人気名作小説の中で、次はミステリー小説5選をご紹介します。ミステリーというと、次々と浮かび上がる謎の数々。その謎解きの楽しさにとりつかれたミステリーファンにおすすめの5選をご紹介します。

映画化やドラマ化されたミステリー小説の中でも一度は読んでみたい小説をチョイスしました。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ①エドガーアランポー・モルグ街の殺人

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめのミステリー小説5選の第1選目は、エドガーアランポーの「モルグ街の殺人」をご紹介します。

エドガーアランポーの「モルグ街の殺人」は何度も映画化されているミステリー小説です。あらすじは「私」とデュパンという男がモルグ街で起こった殺人事件を解決するミステリー小説です。

デュパンという男はシャーロックホームズのモデルとされており、「モルグ街の殺人」は密室殺人を扱った初めてのミステリー小説と称されています。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ②夢野久作・ドグラマグラ

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめのミステリー小説5選の第2選目は、夢野久作の「ドグラマグラ」です。

このミステリー小説「ドグラマグラ」は夢野久作の絶筆です。この小説を書き終えた後、脳溢血によりこの世を去りました。まさに命がけで描いた夢野久作の「ドグラマグラ」は狂気の小説とも称されています。

映画化はされており、舞台を未来に置き換えてアニメ化もされていますので、青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ③黒岩涙香・幽霊塔

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめのミステリー小説5選の第3選目は、黒岩涙香の「幽麗塔」をご紹介します。

「幽麗塔」は黒岩涙香の代表作とされており、この作品を呼んだ江戸川乱歩が同じ「幽麗塔」という表題でリライトした小説として有名です。

まず初めに黒岩涙香の「幽麗塔」を読んでみましょう。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ④コナンドイル・赤毛連盟

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめのミステリー小説5選の第4選目は、コナンドイルの「赤毛連盟」をご紹介します。

名探偵シャーロックホームズの名前は一度は耳にしたことがあるかと思われます。赤毛の男が巻き込まれた「赤毛連盟」という団体とのミステリー小説です。如何にしてシャーロックホームズは謎解きをするのでしょう。

日本の赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズの名探偵猫の名前・ホームズの名前の由来はシャーロックホームズから来ています。

おすすめ⑤江戸川乱歩・怪盗二十面相

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめのミステリー小説5選のラストは、江戸川乱歩の「怪盗二十面相」をご紹介します。

江戸川乱歩の「怪盗二十面相」はあまりにも有名で映画化やテレビドラマ化、アニメ化や果てはゲームにもなっています。

あらすじはタイトル通り二十の顔を持つ大怪盗のことです。何かを盗む前に大胆不敵にも予告をしてから盗みに入るという手口で有名です。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

青空文庫の人気名作3選【恋愛小説】

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青空文庫の人気名作小説の中で次は恋愛小説3選をご紹介します。科学は進歩しましたが、人間の男女の恋愛の大原則は不変な箇所がありますので先人の知恵を学び、今恋愛がうまくいかないとお悩みの方は参考に是非読んで下さい。

女性向けコミックのほとんどが恋愛をテーマにしていますが、その素となっているのが恋愛小説です。古きを知り新しきを知る。先人の知恵を現代に活かしましょう。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ①夏目漱石・三四郎

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの恋愛小説3選の第1選目は、夏目漱石の「三四郎」をご紹介します。

田舎育ちの三四郎が東京の大学に入り、その同じ田舎の出身の先輩の友人の妹への恋心をつのらせていきますが、徐々に物語は進み結局は哀しい結末に終わります。

映画化やテレビドラマ化された恋愛小説として有名ですので、一度は読みましょう。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ②堀辰雄・風立ちぬ

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの恋愛小説3選の第2選めは、堀辰雄の「風立ちぬ」をご紹介します。

堀辰雄本人が経験した話を元にした話で有名な恋愛小説です。美しい自然の中で死の病におかされた婚約者と生き抜いた日々をつづった美しい小説です。

何度も映画化されテレビドラマ化やアニメ化もされていますので是非一度は読みたい恋愛小説です。青空文庫ですと無料で読めますのでおすすめです。

おすすめ③イワンツルゲーネフ・はつ恋

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青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの恋愛小説3選のラストは、イワンツルゲーネフの「はつ恋」をご紹介します。この恋愛小説は40代において自分の16歳の頃の恋愛について想い返し、語っている恋愛小説です。

16歳のころに知り合った美しい女性へあこがれから恋に移り変わり、しかしながらその女性が愛していたのは自分の父だったと知ったときに恋の終わりを知る恋愛小説です。この「はつ恋」を原案として映画化や漫画家もされています。

青空文庫で人気の名作を楽しもう!

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膨大な青空文庫の人気名作小説の中でおすすめの小説を短編小説・長編小説・ミステリー小説・恋愛小説と大別してさらにその中でも特におすすめの作品をご紹介しました。

活字離れのしている昨今ですが、空き時間を活用するのに青空文庫の人気名作小説はおすすめです。科学が発達し便利な世の中となりましたが、半世紀まえのものが無い時代は自分で工夫して間に合わせていました。

その時代の先人たちには学ぶことは多く、そしてそれは現代も通用する大原則となっています。苦悩するストレス社会の現代にひも解くカギが隠されているのかもしれませんので、青空文庫の人気名作小説は必見です。

hanon
ライター

hanon

病気の夫を看取った後、遺族年金とライター業で糧を得ながら、作家を目指して勉強中。趣味は油絵とフルート。ストレス発散はジムで汗を流し、ハートを「常春」にすることを常としています。ライター業も情報を必要とされている方に向けての応援歌の一環として、あたたかく描くライティングを心がけています。

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