バッティングのコツを詳しく解説!初心者にもおすすめの練習方法も紹介!

バッティングのコツを詳しく解説!初心者にもおすすめの練習方法も紹介!

野球を楽しんでいる人たちに、野球の醍醐味であるバッティングが上達するコツを説明します。バッティングはフォーム、ボールの捉え方などのコツをしっかりつかめば上手くなります。バッティングの基本からバッティングが上達する方法まで役に立つ情報を解説します。

記事の目次

  1. 1.バッティングにはコツがある!
  2. 2.バッティング上達のコツ【基本】
  3. 3.バッティングフォームのコツ【構え方】
  4. 4.バッティングフォームのコツ【体重の乗せ方】
  5. 5.バッティングフォームのコツ【前足の運び方】
  6. 6.バッティングフォームのコツ【振り出し方】
  7. 7.バッティングフォームのコツ【インパクト】
  8. 8.バッティングフォームのコツ【フォロースルー】
  9. 9.おすすめのバッティング上達訓練法
  10. 10.バッティングの手首の使い方
  11. 11.バッティングはコツを掴めば誰でも上達する!

バッティングにはコツがある!

会社の休日にゴム製のボールと金属バットを使って野球を楽しむ人、いわゆる草野球をやっている人や中学生の硬式野球クラブで、馬皮または牛皮の硬いボールいわゆる硬式ボールと金属バットで野球をやっている人、部活として高校で野球をやっている人など野球を楽しんでいる人たちは様々です。

そんな人たちの悩みでありまた、求めているのがバッティングを上達させたいということです。バッティング技術のレベルアップをしたい人たちに、バッティングのレベルアップをするためのバッティングのコツを説明します。

またバッティングのアベレージが低くて悩んでいる人に、バッティングのアベレージを高くするためのバッティングのコツも合わせて説明をします。

バッティングのコツを掴めば上達は可能

Photo byBarbeeAnne

野球の醍醐味のひとつがバッティングです。バッティングはコツさえ掴むことが出来ればバッティングの技術が上がり、バッティングのアベレージも高くなります。バッティングと言ってもバットを振る時のスイングの仕方、バットの構え方、バットの出し方、バッティングの戦術など色々とあります。

バッティングのコツを説明する前に予備知識としてバッティングの用語について解説します。バッティングの用語としてバットを構える時のスクエア・クローズド・オープンといったスタンスがあります。バットを構えた時の体の向きにより3つほどに分かれます。

バッティングのスタンス

バッティングのスクエアスタンスとはどんな方法かと言いますと、バターボックスのベースラインに平行に足を置いて構える方法です。バッティングのクローズドスタンスとは、軸足ではないピッチャー側の足をベースに近い位置に置いて構える方法です。

バッティングのオープンスタンスとは、バッティングのクローズドスタンスと反対にベースから遠い位置に足を置いて構える方法です。バッティングのスクエアスタンスは基本的な足の置き方をする方法です。

バッティングのクローズドスタンスはバッティングで体が開きづらく、ボールを力強く打つことが出来るといったメリットがある方法です。バッティングのオープンスタンスはピッチャーが投げボールをよく見ることが出来るメリットがある方法です。

バッティングの戦術には

Photo by Rich Anderson

次にバッティングの戦術について簡単に説明をします。バッティングの戦術には、ボールをバットの芯に当てて力強くミートするミート打法、ボールを投げるピッチャーに向かってボールを打ち返すセンター返しがあります。右バッターならレフト方向にボールを飛ばし、左バッターならライト方向にボールを飛ばすのが引っ張り打法です。

他にもボールをセンター・ライト・レフトの方向に打ち分ける広角打法、バットを短く持ってボールに当ててボールを軽く転がすバントがあります。ボールがピッチャーの手から離れた時にバントの構えから素早くバットを長く握り通常の打ち方をする方法がバスターです。

さらに、バットをバントの構えからボールに当てずにボールを見送る方法のエバース、ピッチャーがボールを投げた同時に塁上の走者が次の塁に走り、バッターは必ずボールをバットに当てる方法のヒットエンドランなどといったバッティングの戦術があります。

スイングの種類

バッティングの用語のスイングの種類について説明をします。バットをボールに当てるためにバットを振るスイングには大きく分かるとレベルスイング・ダウンスイング・アッパースイングの3つのフォームがあります。レベルスイングのフォームはピッチャーが投げるボールに対してバットを平行に振る方法のことです。

ダウンスイングのフォームはピッチャーが投げるボールに対してバットを上から下に振りながらボールに当てる方法です。アッパースイングのフォームはピッチャーが投げるボールに対してバットを下から上に振りながらボールに当てる方法です。

レベルスイングのフォームは基本的なバットの振り方をする方法で、バットがボールに当てやすいメリットがあり、ダウンスイングはボールに対してバットを上から強く打つことが出来るので強烈なライナーが打ちやすくなります。

アッパースイングは

Photo by danxoneil

アッパースイングのフォームは上級者向けのスイング方法と言えます。ボールを打つ時にバットを下から上に上げる打ち方をするので、バットをボールに当てづらいといったことになります。しかし、バットにボールがしっかりと当たればボールを遠く飛ばすメリットがあります。バッティングのアベレージを上げたい人にはおすすめ出来ないフォームです。

バッティング上達のコツ【基本】

Photo by 小阿胖

ここでは、バッティングの基本技術が上達するためのコツについて説明をしていきます。バッティングの基本技術が上達するためのコツに限らず、野球の基本技術の上達のコツは「正しい理論」を理解することです。「正しい理論」を理解した上で練習をすることがバッティングの基本技術の上達のコツです。

バッティングの基本技術が上達するコツ「正しい理論」とは、どんなバットの振り方をすればボールに当たる確率が上がるのかや、バットを出すタイミングの取り方といったことです。ただ、やみくもにバットを振ってもボールに当たる確率は上がりません。

ボールは点でバットに当てようとするよりは、線で当てるようなバットの出し方、振り方をするのがバッティングの基本技術です。

自分に合ったスイングを身につける

Photo by bzo

バッティングの基本技術が上達するコツは「正しい理論」をよく理解することと説明をしました。バッティングの基本技術が上達するコツは「正しい理論」と自分に合ったスイングを身につけるこも大変大事なことです。

人は骨格を始め、体重、身長などにより瘦せ人、太りぎみの人や右利き、左利きなど様々です。プロ野球で活躍している人のバットのスイングを真似してもバッティングの基本技術が上達してバッティングのアベレージが高くなるとは限りません。

スイングを真似しても

Photo by Minda Haas Kuhlmann

瘦せ型の人が重いバットを持ってプロ野球で活躍している人のバットのスイングを真似しても、体力的にもバッティングの技術的にも無理があります。自分の体型にあったバット選びと共に、スムーズにバットが出るなど自分にマッチしたバットのスイングを身に着けることがバッティングの基本技術が上達するコツです。

自分に合ったバッティングフォームを見つける

Photo by Tom Hilton

バッティングの基本技術が上達するコツは「正しい理論」と自分に合ったバッティングフォームを身につけることが大事です。では自分に合ったバッティングフォームを身につるとはどのような方法をすればよいのでしょうか。

まずは自分は右打者なのか左打者かによってもバッティングフォームが変わります。また、ボールを遠くに飛ばすいわゆるロングヒッターのタイプなのか、ボールをバットの芯で当てて、ヒットを狙うアベレージヒッターのタイプなのかによってバッティングフォームが変わります。

ロングヒッターなら

Photo by yorkspartansbaseball2014

自分がボールを遠くに飛ばすロングヒッターならボールを遠く飛ばす確率が高いアッパースイングフォームの方法がおすすめです。ボール遠くに飛ばすコツはボールの真中より下の方にバットを当てることです。ボールの真中より下の方にバットを当てることでボールにバックスピンをかけることが出来ます。

バックスピンとは、ボールの真中より下の方にバットを当ててボールが遠くに飛ぶようにボールに回転を与えるバッティングフォームの基本技術のひとつです。

ボールの真中より下の方にバットを当てることで、ボールを打ち上げることが出来て、結果としてボールを遠くへ飛ばすことが出来るようになります。ロングヒッターを目指すのであれば、バックスピンの基本のコツを覚えるようにしましょう。

バックスピンのメリット・デメリット

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バックスピンはボールを遠く飛ばすことが出来るバッティングフォームの基本技術のひとつです。しかし、バックスピンにはボールを遠くに飛ばせるメリットがある反面、ボールを高く打ち上げてしまうポップフライになるといったデメリットもあります。

さらに、「バックスピン」はボールの中心にコルクが入った中心部が重い硬式用のボールに有効になる方法です。ボールの中が空洞でボールの外側が重い軟式用のボールでは効果を発揮しないこともあります。そのため軟式用のボールを遠くへ飛ばす基本のコツはボールの真中を強く叩く方法になります。

バックスピンフォームの上達のコツと練習方法は、近い距離から相手にボールを投げて貰うTバッティングの方法があります。また、外野フライを打つノックでの練習方法もあります。

アベレージヒッターなら

Photo by mushu2011

自分がバットの芯にボールを当てて多くのヒットを打つアベレージヒッターなら、バットがボールに対して平行に出るバットを寝かせた状態からバットを振りだすレベルスイングのフォームが基本です。バットを平行に振るレベルスイングは、ピッチャーが投げるボールの軌道に近い振り方になるのでバットをボールに当てる確率が高くなります。

地面と平行にバットを振る

Photo by bk1bennett

レベルスイングフォームの基本は地面と平行にバットを振ることです。地面と平行にバットを振ることでボールを点ではなく、線とした捉え方が出来るのでその分バットがボールに当たる確率が上がることになります。

レベルスイングフォームの基本技術の上達のコツは、バットを構えてバットを振った場合に右肩と左肩が上がったり下がったりと、ぶれることなく地面に対して平行になるような方法の打ち方をすることです。

下半身のパワーをうまく使う

Photo byjmgraphicsdesign

ロングヒッターならボールを遠く飛ばす確率が高いアッパースイングフォームの方法がおすすめです。また、アベレージヒッターなら地面と平行にバットを振ることでボールを点ではなく、線とした捉え方が出来るレベルスイングフォームがおすすめと説明しました。

しかし、アッパースイングフォームでもレベルスイングフォームであってもバッティングの基本技術が上達するコツは、下半身を上手く使うことが出来るかにかかっています。

アッパースイングフォーム、レベルスイングフォームのフォームの基本を練習するこも大事ですが、下半身のパワーが使えなければ、いくらフォームがよくても力強くボールを打つことが出来ません。

下半身を上手く使うコツとは

下半身を上手く使うコツは、上半身でバットを振るのではなく、腰の回転を使ってバットを振る方法がコツになります。つまり、バットを振りだす時に軸足を回転することを始動とした体の使い方をすることです。上半身が始動の場合は手打ちといった打ち方になりやすく、力強くボールを打つことが出来なくなります。

軸足を回転することを始動にすれば、体にねじりを作ることが出来て、そのねじりによりバットを振りだす時に腰の回転が加わって力強くボールを打つことが出来るようになります。

パワーのある腰の回転を生み出すコツは軸足に体重を乗せることです。軸足に乗った体重をバットの振り出しからピッチャー側の足に移動することでバットにパワーを送ることが出来るようになります。

バッティングフォームのコツ【構え方】

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バッティングの基本技術が上達するコツは安定したバッティングフォームにあります。バッティングフォームがいつも同じ軌道となり安定しているとボールを捉えやすくなります。そのためバッティングの基本技術が上達するためにはバッティングフォームをしっかり自分のものにする必要があります。

リラックスして構える

Photo by Luigi Selmi

バッティングの基本は、バッティングフォームとボールをバットで捉えるタイミングの取り方です。タイミングの取り方では、バットがスムーズに出せるようにリラックスして構えることが大事になります。

バットを握っている手や肩などに余分な力が加わった状態で構えていると、いざバットを振ろうとした時にバットがスムーズに出なくなります。バットはリラックスして構えるようにしましょう。

足は肩幅程度に開いてバッティングする

Photo by 小阿胖

バッティングの基本は、バットをリラックスして構えることに加えて、構える際の足幅も大事になります。足幅が広い過ぎても狭過ぎてもいけません。足幅が広いと力強い腰の回転が出来なかったり、ひざを柔軟に使えなかったりして上手くバットを振ることが出来なくなります。

また足幅が狭い場合は、バッティングが窮屈になり、バットのスイングスピードが上がらず、結果として力強くボールを打つことが出来ないことになります。バッティングの足幅は、肩幅程度に開いて構えるのが基本です。

しかし、これは基本であって、自分が腰の回転が上手く使えて、力強くスイングしやすい足幅で構えることが大事であることは覚えておきましょう。

グリップの高さとバットの角度は45度程度

Photo by pirateyjoe

次に、バットの高さについて説明をします。バットを構える時のバットの高さは、人によって様々な高さの構え方があります。バットのグリップを顔の近くに構える人や胸のところに構える人などがいます。

このバットの高さで一番大事なのが、バットがスムーズに出ることです。つまり、バットの頭の部分のヘッドを最短で出せるかということです。高く構えてもバットがスムーズに出るのであれば問題はありません。また低く構えてバットがスムーズ出るのであればこれも自分に合った高さと言えます。

しかし、バッティングの理論から言えば、バットを45度程度寝かせ、バットのグリップの高さは肩の付近に置いて構えるのがバットがスムーズに出るようになる基本です。

バッティングフォームのコツ【体重の乗せ方】

ここでは、バッティングフォームのコツ「体重の乗せ方」について説明をします。バッティングの祭に体重の乗せ方が悪いと力強くボールを打つことが出来ません。バッティングの祭に力強くボールを打つための体重の移動・乗せ方は大事なポイントになります。体重の乗せ方ひとつで強烈な打球になったり、ボールを遠くに飛ばせることにつながります。

下半身をつかう

Photo bymohamed_hassan

バッティングで大事なのが下半身をどれだけ上手く使えるかです。つまり、上半身だけを使ってバットを振るのではなく、下半身すなわち腰の回転を上手く使うことです。

具体的に説明しますと、バットを構えている時には、軸足に体重を乗せて、バットの振りだしから軸足を力強く蹴って腰の回転と共に、体重をピッチャー側の足に移動するような打ち方をすることで下半身を使ったバッティングが出来ます。

グリップを後ろに引きトップを作りにいく

ボールを力強く打つためには、ボールをバットで打つ時にバットのグリップを後ろに引くことが大事です。バットのグリップを後ろに引くことで、バットの振りだしに弾みを付けることが出来ます。

つまり、弓矢のように力強くボールを打つことが出来るようになるのです。またグリップを後ろに引く時にはバットの振り出しの最初の位置つまりトップを作ることも大事になります。

バットの振り出しの最初の位置であるトップを作ることが出来ないとボールをしっかりと見ることが出来なくなり、速球なのか変化球なのかを判断が出来なくなり対応が難しくなります。バットのグリップを後ろに引く時にはトップを作ることが大事と覚えておきましょう。

バッティングフォームのコツ【前足の運び方】

バッティングフォームのコツ「前足の運び方」について説明をします。バッティングではピッチャー側の足つまり前足の運び方によりバッティングに大きな影響を与えます。前足の運び方が悪いと上手くタイミングをとることが出来なくなります。

前足の運び方が悪いとバットの芯でボールを捉えことができなく、ヒット性の当たりを打つことが出来なくなります。バッティングで前足の運び方はどのようにすればいいのでしょうか。次項からステップする幅、ステップする方向とステップ上達の訓練方法を紹介します。

ステップする幅

バッティングの構え方でも説明をしましたが、ステップする幅が広いと軸足からピッチャー側の足への体重の移動がスムーズに出来なく、力強い腰の回転をすることが出来なくなります。その結果としてボールを強く打つことが出来ないことになります。

またステップする幅が狭いと股関節を使っての腰の回転を上手くすることが出来ます。しかし、バットを振る時にステップする幅が狭いので下半身が安定しないでふらつくこも起きます。

ステップする方向

Photo by topastrodfogna

バッティングでは広くステップする人、狭くステップする人など人によって違いがあります。ステップする方向も同じように人によって違いがあります。ステップには軸足と平行にステップするスクエア、ピッチャー側の足をホームベース側にステップするクローズ、ピッチャー側の足をバッターボックスラインの後ろ側にステップするオープンがあります。

スクエアは自然体でボールを見ることが出来ます。クローズはピッチャー側の足に体重が乗りやすく力強くボールを打つことが出来ます。オープンはピッチャーに対して体が開いた状態にあるのでボールをよく見ることが出来るといったメリットがあります。

ステップ上達の訓練方法

スクエア・クローズ・オープンの3つのステップについて説明をしました。ここでは、そのステップ上達の訓練方法を紹介します。スクエアは軸足と平行にステップする方法になります。

練習方法としては軸足と平行になるようにバットを置いてステップした時にバットを踏まないようにまた、バットを置いた位置からホームベース側にステップしないように練習する方法です。クローズはホームベース側にステップすることを意識した練習になります。オープンはバッターボックスの後ろ側のラインにステップするような練習方法になります。

バッティングフォームのコツ【振り出し方】

Photo by Mike Gil

バッティングフォームのコツ「振り出し方」について説明をします。バッティングフォームの基本としてバットが最短で出ることです。バットが最短で出ることで、速いボールでもしっかりミートすることが出来ます。ではバットを最短に出すにはどのような振り出し方をすればいいのでしょうか。

グリップを肩口からフラットに出す

バットを最短に出すとは、バットのヘッドを早く動かすことです。つまり、バットのグリップエンドをピッチャーが投げるボールに当てるように肩口の部分から45度程度の傾きからフラットに出すことです。

この動作がバットのヘッドを早く動かすことが出来るようになります。バットのヘッドを早く動かすことが出来れば速球に負けなくなります。またバットを振った時の遠心力を上手く使うことが出来るようになり、ボールを遠くに飛ばせるようになります。

インサイドアウトにバットを出す

Photo by Minda Haas Kuhlmann

バットの振り出しでは、肘を曲げずに腕を伸ばした状態でバットを振るいわゆるドアスイングは避けるようにしましょう。ドアスイングは、力任せにバットを振る人に多くみられるどちからと言えば初心者が行うスイングです。ドアスイングが絶対悪いわけではありません。

バットを振るスピードが速く、腕力が強い人であればドアスイングでも結果が残せます。バッティングフォームの理論上はおすすめ出来ません。バットが遠回りして出るスイングになり、ピッチャーが投げるボールを早く正確に捉えることが出来づらいことになります。

バッティングフォームの理論上は、脇を閉めてバットのグリップエンドをピッチャーが投げるボールに当てるようなバットの出し方が基本です。つまり、バットをインサイドから出してアウトにバットを放り出す感じの打ち方をします。この打ち方によりバットのヘッドの回転による遠心力を使った打ち方になります。

レベルスウィング上達の訓練法

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バッティングフォームの基本であるレベルスウィング上達の訓練法について説明をします。バッティングフォームの基本であるレベルスウィング上達する方法には、ハンマーやトンカチを使った練習方法があります。

レベルスウィングはホームベースと平行にバットを振るスウィングです。いかにバットを平行に振ることが出来るかを練習する必要があります。そのためにハンマーやトンカチを使うのです。

ハンマーやトンカチを使う練習方法

ハンマーやトンカチを用意してハンマーやトンカチで叩くものを準備します。叩くものは叩きミスが出ても怪我をしないようにまた、しっかりと叩いていることがわかるように木の幹などが理想です。やり方は簡単で、木の幹をハンマーやトンカチでしっかりと叩くことです。

ハンマーやトンカチで平行に叩くことが出来ていなければ、木の幹の部分を正確に叩くことが出来ません。そのことで平行に振ることの練習になります。

他にもティースタンドでのバッティング、トスバッティングやTバッティングでのグリップエンドでボールを打つイメージをする練習方法があります。

バッティングフォームのコツ【インパクト】

バッティングのインパクトは力強い打球になるために大変大事なことです。ピッチャーが投げるボールを力強く打つことがヒットにつながったり、ホームランになったりします。そのような力強くボールを叩くインパクトのコツとはどんなものがあるのでしょうか。

バッティングのインパクトのコツには後ろ肘は伸びきらない、バットのヘッドは下げない、へその前でボールを打つといったことがあります。次項からそれらのバッティングのインパクトのコツについて説明をしていきます。

後ろ肘は伸びきらない

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ピッチャーが投げるボールを力強く打つには、後ろ肘は伸びきらないのが基本です。後ろ肘が伸びきったつまり、脇から上がった状態のままでボールを打とうとするバットに上手く力を加えることが出来なくなります。

つまり、ピッチャーが投げるボールの勢いに負けることにつながるのです。そのため脇を締めるか脇に少し余裕を持たせて、インパクトの時に最大限の力がバットに伝えられるようにしましょう。

バットヘッドは下げない

Photo by Minda Haas Kuhlmann

バッティングのインパクトは、いかにバットを最短で出すかが大事なことです。そのためには、バットのヘッドを立てた状態でボールに当てることです。バットのヘッドが下がった状態ではバットを最短で出すことが出来ないこととバットのヘッドによる遠心力を上手く使うことが出来なくなります。

また、バットのヘッドが下がった状態は手首に力が入りづらくなり結果として力強くボールを打つことが出来なくなってしまいます。

へその前でボールを打つ

Photo by Minda Haas Kuhlmann

バッティングで力強くボールを打つためには、へその前でボールを打つことが基本です。しかし、これもバッティングの理論上のことです。つまり、自分がどの場所でボールにバントを当てた時に一番力が入るかを確認することが大事です。

人によってはへその前よりもう少しピッチャーよりでインパクトした方が力が入る人もいます。また変化球に対応するためにはへその前よりキャチャー側がいいとも言えます。

インパクト上達の訓練法

Photo by Sheribeari

インパクトの上達する訓練法には、打球の飛ばし方のコツを覚えることが出来たり、ボールをバットの芯でとらえることが出来たり、自分の一番力が入るポイントを確認することが出来たりといった効果があるロングティーです。

ロングティーでは実際にボールがどのくらい飛んだのかを確認することが出来、またどのポイントが一番力が入るかを確認することも出来ます。インパクト上達の訓練法としてはロングティーがおすすめです。

バッティングフォームのコツ【フォロースルー】

Photo by peterrieke

バッティングフォームではフォロースルーも大事になります。フォロースルーとはボールにバットを当てたあとのバットを振り抜くことを言います。いくらボールをバットの芯で捉えても、フォロースルーがしっかりと出来ていなければ、ボールを遠くに飛ばすことが出来なかったり、強烈なライナーを打つことが出来なかったりします。

フォロースルーはバットの遠心力を上手く使うために大変大事なことです。正しいフォロースルーを覚えておきましょう。

大きくフォロースルーする

Photo by TheMert

バッティングフォームのフォロースルーで意識する必要があるのが大きくフォロースルーすることです。つまり振ったバットが体の背中に当たるように大きくバットを振ることです。フォロースルーを上手くやることは、ボールの飛距離に影響します。また、バットを振るスピードも上がり、ピッチャーが投げる勢いのあるボールに負けなくなります。

フォロースルー上達の訓練法

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フォロースルーが上達するにはバットがボールに当たった後、利き手を使ってバットを前に放り出すよに押すことを意識した練習をするこです。

バットがボールに当たった後、普通にバットを振るのではなく、右打者なら右手を使って、左打者なら左手を使ってバットを前に放り出すように押すこと意識した練習をすれば大きくバットを振るフォロースルーが出来るようになります。

おすすめのバッティング上達訓練法

Photo byjohnhain

ここまで、バッティングフォームのコツとしてバットの構え方、体重の乗せ方、ステップの幅などの前足の運び方、バットの振り出し方、インパクト、バットのフォロースルーについて説明をしてきました。ここからはバッティング全体の上達訓練法などについて説明をしていきます。

バッティングが上達する練習方法にはトンボや長いバットで素振りをする、素振りしながらウォーキング、腰を落とした姿勢で連続ティーといった方法があります。

またバッティングが上達する練習方法にはエックスタッチング、グラドルスイング、プッシュローテーションといった方法があります。次項からそれらのバッティングが上達する練習方法について説明をしていきます。

トンボや長いバットで素振りをする

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重くても1メートルほどバットであれば、上半身を使った腕だけで振ることは可能です。しかし、トンボや長いバットを振ることは上半身を使って振ることが難しく、下半身を使わなければ振ることが出来ません。トンボや長いバットで素振りをすることは下半身の使い方を覚えるのに効果がある練習方法です。

素振りしながらウォーキング

Photo by scottmindsear

素振りしながらウォーキングする練習方法とは、右打者なら構えた状態から右足を横にステップして次に左足をステップした後にバットを振るといった練習方法です。この練習方法のポイントはしっかりと構えて、ゆっくりと右左に歩くことです。決して急ぎ足にならないように注意が必要です。

また右足からステップした時には右足に全部体重を移動するのではなく、右側に少し体重を残すようなイメージを持ちながらステップすることです。

腰を落とした姿勢で連続ティー

Photo by andrewmalone

腰を落とした姿勢で連続ティーは、腰を落とした姿勢は下半身がしっかりと固定した状態になるためにベンチやイスに座って行うことをおすすめします。下半身がしっかりと固定した状態で素振りをすることで体が開いたり体が突っ込んだりしない上半身の正しい使い方を体で覚えることが出来るようになります。

プッシュローテーション

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プッシュローテーションとは、バットは使わずに自分の手で腰をピッチャー側に向けるような動きをする練習方法です。この練習方法によりバットを腰の回転を利用して振れるような動きを身に付けることができます。

この練習で大事なことは、腰に手を置いていない反対の手を股関節のところに置いて行うことです。そのことで骨盤をスライドさせる感覚を身に付けることが出来るようになります。

エックスタッチング

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エックスタッチングはバッティングの時に体が開く癖を持っている人におすすめの方法です。方法はバットを持ってまずはピッチャー側の足のひざを上げて、そのひざにバットのグリップエンドをぶつける動作をした後にバットを振ることを繰り返す練習方法です。この方法に体がの開きと突っ込みをしない打ち方が出来るようになります。

グラドルスイング

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グラドルスイングは下半身から上半身に力が伝わる感覚を養う練習方法です。方法は肩幅に足を開いて構えて、軸足からピッチャー側の足に体重が移動するよなステップを繰り返す方法です。この方法ではバッティングで大事にあるトップを作るこも覚えることが出来ます。また腰が回転しすぎて体が前に突っ込むといった状態を直すことも出来るようになります。

胸ロゴを目印に練習

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この方法がピッチャー側に一人立って貰って素振りをして胸ロゴをチェックする方法です。つまり胸ロゴが見えるということは体が開いている証拠になります。チェックする人から胸ロゴが見えない素振りをすることで、バッティングの祭に体が開かないようになります。バットを振りだした時に胸ロゴが見えないのであれば体が開いていないことを意味します。

バッティングの手首の使い方

バッティングの上達するコツは色々ありました。ここでは、バッティングの手首の使い方について説明をします。軟式用のボールを使った軟式野球では手首の使い方が大変重要です。軟式用のボールはゴム製のためバットに当たった瞬間はボールが変形します。

この変形の状態ではボールを遠くに飛ばすことが出来ません。また、力強い打球になりません。そのため手首の使い方が大事になります。バットにボールが当たる瞬間までは利き手には力を入れずにバットを握っているのが基本です。

そしてボールが当たった時に手首をこねるのではなく、前に平行に押し出すような手首の使い方が大事です。手首でこねてしまうとボテボテの打球になります。手首はこねるのではなく、平行に前に押し出す使い方をするようにしましょう。

バッティングはコツを掴めば誰でも上達する!

Photo by bk1bennett

バッティングにはレベルスイング・ダウンスイング・アッパースイングといったフォームがあり、またスクエア・クローズ・オープンといったステップがあります。バッティングが上達するコツは上半身と下半身を上手く使うことです。またバットをいかに最短で出すかもバッティングが上達するコツと言えます。

今回説明した情報を参考にして自分に合ったフォームや構え方、ステップを見つけて、バッティングの上達に役立ててください。

kawakei
ライター

kawakei

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