おすすめのレクタタープから張り方のアレンジまで紹介!
最近、おしゃれにアウトドアを楽しむ人が増えています。テントからタープ、そのほかのキャンプ用品もおしゃれで機能的なものが多く、SNSなどを見ていてもどこかリゾートへ遊びに来ているかのうような印象をもちます。
これだけおしゃれなアウトドア用品があると、どれを選んだらいいのかわからなくなるという人は多いでしょう。そこで今回はタープに注目します。タープは、キャンプ用品の中でも日差しを遮ったり、雨や風から人や荷物を守ってくれる大切な役割をしてくれます。
しかし、各アウトドアメーカーではさまざまな形のタープが販売されているため、「どれが一番使い勝手がいいの?」「何個も購入できないからおしゃれでアレンジ力があるタープが欲しい」という声は多いです。
そういった方は、「レクタタープ」を選びましょう。レクタタープは、タープの中でも設置が比較的簡単で、それでいておしゃれに簡単にアレンジすることもできるタープなのでおすすめです。
そこで、おすすめのレクタタープを11種類、基本的な張り方から、小川張り、おしゃれな張り方まで詳しく解説していきます。
そもそもタープとは?
そもそもアウトドアでは比較的必須アイテムともいえる「タープ」とは、どういったものなのでしょうか。ワンタッチで自立するものや、いくつものポールとロープで自由に形を変えることができるものなど、タープにはさまざまな種類があります。
そこでまずは、アウトドアでのタープの役割とはどういったものなのか、確認していきましょう。タープの役目からタープの種類までご紹介していくのでぜひ参考にしてください。
日除け・雨除けなどに使われる多目的シート
タープは、一言でいえば日差しを遮るものであり、たとえるなら撥水効果のある日傘の大きいバージョンと思ってらえればいいでしょう。
キャンプ場や海、公園、室外競技を行う運動場、イベントなど夏になるとさまざまな場所でタープを見かける機会が増えます。ポールとロープ、そしてシートを使って張ることによって、夏の強い日差しを遮り涼しい空間を作ってくれます。熱中症対策としても活用されることが多いのがタープです。
キャンプでタープを使用する場合は、日差しを遮りながらリビングスペースを作ってくれる優れものです。耐水性のあるタープを選ぶことによって、たとえ雨が降ったとしてもテントや食事のスペースなどを守ってくれるなど、とても役に立つものです。
また、広いキャンプ場では不特定多数の方が同時に利用します。人に見られたくない部分や、外から見える空間を遮りたいときなど、タープを使うことによって、プライバシー空間を作り出すことが可能です。
そのため、プライベイト空間をつくる目的としても活用されています。大変重宝するキャンプアイテムです。
タープの種類
タープといっても、さまざまな形が販売されています。それぞれ持っている特徴や用途、利便性が違うためアウトドア好きの人のなかには、複数のタープを使い分けている人もいます。そこで、タープの種類をいくつかご紹介しましょう。
ヘキサタープ
六角形の形をしたシートが特徴のヘキサタープは、キャンプ場へ行けば必ずと言っていいほど見かけることが多いタイプです。ポール式のタープでは一番ポピュラーなタープです。
画像のように2本のポールを使ってシートを貼り、お互い引っ張り合うように残り4つの角につけたロープとペグを使って張ります。
ヘキサタープは、SNSなどでもおしゃれな張り方として注目されている「小川張り」にもよく使用されているタープです。小川張りについては、後述つする「レクタタープの張り方」を参考にしてください。
2本のポールの角度や長さなどによって張り方をアレンジできるため、太陽の向きによって角度をつけるなど工夫することができます。
また、ポールを追加することで自由にアレンジできるのも魅力です。ヘキサタープは、小型が多いのですが、中にはテントを下に張れるように大型のものまで販売されています。
ウィングタープ
ひし形の形状をしたシートを張るのが、ウィングタープです。見た目は凧のようで、片付けるときもたたみやすく、持ち運びしやすいのが特徴です。ポールは基本2本使用し、ヘキサタープのように残り2つの角をロープで地面にペグと一緒に固定します。
ウィングタープは小型のものが多く、アウトドアのベテランになると小川張りにも使用している人がいます。張り方を工夫すると1本のポールでも張ることが可能なので、ソロキャンプなどできるだけ荷物を少なくしたいという場合も役立つタープです。
スクリーンタープ
ドーム型が主流でテントと連結できるなど、テントとまとめてシリーズとして販売されていることが多いのが、スクリーンタープです。テントのようにドーム型になっているため、形状を変えることができないタイプが多いです。
アレンジ力がないので、ベテランキャンパーには不満の声もありますが、タープの四方を網で囲えるものが多く虫対策にもなります。そしてロープを使わずに自立するため、あとはペグで固定すれば設置完了です。
また、四方を囲むことによって、プライベート空間の演出がしやすいのも特徴です。アウトドアの初心者や小さなお子さんがいある家庭にとっては、スクリーンタープは、タープのガイドにそって金具を入れるだけで自立させることができるので、設置も速くおすすめのタープになります。
レクタタープ
レクタタープの特徴としては、四角形であること、なんといっても大型のタープであることです。四角形なので「スクエアタープ」と呼ぶ人もいます。レクタタープのほとんどは中型~大型なので、4~6本のポールを立てて張り方にアレンジを加えながら使うことができるのが特徴です。
例えば、夏場のテント内はとても暑くなります。暑さを軽減させるために、レクタタープをテントの上から張り、日よけとして使う方法もあります。
また、大型のタープなので大人数でのバーベキューやキャンプにも役立つでしょう。レクタタープは、張り方によって、小川張りにも挑戦できるマルチなタープです。
レクタタープの選び方
ここまでさまざまなタープをご紹介しましたが、マルチにアレンジできるレクタタープに注目してお話ししていきます。
レクタタープは、大型のタープであるため張り方の種類はたくさんあり、アレンジすることで利便性がいいのが魅力です。ただのタープではなく、インスタ映えするようなおしゃれに貼ることもできます。レクタタープの張り方については、後述で詳しく解説するので参考にしてください。
さまざまなメーカーから、さまざまな大きさで発売されているレクタタープですが、いくら張り方がアレンジできても、適切なレクタタープを選ばなければ不満が生まれてしまいます。そこで、レクタタープの選び方について解説しましょう。
持ち運びが楽なサイズ
レクタタープは当然ですが外で使うものです。そのため、使うときには必ず持ち運ぶという作業があります。キャンプなどただでさえ荷物が多い状況で、コンパクトにまとまらないとどうしても持ち物としてかさばってしまいます。
特にヘキサタープなどに比べてレクタタープは、ポールの本数も多くシートの大きさも大型です。そのため、荷物としては他のタープに比べて大きめになってしまうのは否めません。
そのため、せめてコンパクトにできる収納袋が付いているもの、ポールは軽めのものを選びましょう。ただし、軽いポールは風に弱い傾向があります。軽さだけを求めるのではなく、ほどほどのものがおすすめです。
実際に使う人数より大きめ
レクタタープに限らず、タープには使用人数の目安があります。家族4人で使用するのであれば、4人用で十分と思う人もいますがそれはおすすすめできません。
実際にキャンプやバーベキューなど使うシーンを想像してみましょう。人の他に食材が入ったケースや、テーブル、イスなど人以外のものをタープの中に置くでしょう。
荷物は思ったよりもスペースを取るものです。使用する人が満足にレクタタープを利用するためには、実際の人数よりも2~3人分大き目のものを選ぶのがおすすめです。
夏は遮光性の高いもの
タープ本来の働きとしては、日差しを遮るものです。そのため遮光性の高いレクタタープを選ぶのがおすすめです。
遮光性の高さは、シートの厚みと色に左右されます。色は淡い色よりもはっきりと黒に近い色の方が、太陽の光を吸収してくれます。
厚みはデニールと表記されているので確認してみてください。デニールは数値が高くなればなるほど、シートに厚さがあるということになります。また、素材としてもポリエステルやコットンなど、使っている素材によって厚さや遮光機能も違います。
ただし、レクタタープの厚さが厚いほど、重みが増すので注意しましょう。ポリエステルかコットンかで言えば、コットンの方が重いです。
レクタタープのなかには、UVカットの加工がされているものがあります。UVカット加工は永年維持できるわけではありませんが、紫外線が気になる人にはおすすめです。
耐水圧の基準は1500mm
タープは耐水性も大切です。キャンプなどアウトドアのシーンでは、急な雨や朝露などタープが水にふれる機会も多いです。もし、耐水性のないタープを使ってしまうと、雨が浸透してきて荷物が水浸しといったこともあります。タープの耐水性は、耐水圧として表示されます。
レクタタープの場合、耐水圧が1000mmと低いものから3000mmと高いものまでピンからキリまであります。耐水圧が高ければ高いほど雨に耐えられる分、風通しも悪くなり夏のキャンプなどでは蒸し暑く感じることもあるでしょう。また、低い耐水圧では雨をしのげないといったこともあります。
耐水圧は高いに越したことはありませんが、季節によっては使いづらいものになるので、季節に合わせて選ぶのがおすすめです。もし、通年通してレクタタープを使いたい場合は、1500mm程度の耐水圧のあるレクタタープを選ぶと雨や朝露にも安心です。
おすすめのレクタタープ8選
ここからは、おすすめのレクタタープを8種類ご紹介します。さまざまなメーカーからレクタタープは発売されているので、どれを購入しようか迷うという人も多いです。有名なメーカーやおしゃれなものなど、厳選したレクタタープをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
①小川キャンパル フィールドタープレクタDX3334
1914年創業の日本の老舗アウトドアブランド「ogawa」が販売する「フィールドタープレクタDX3334」は、大きさが420cm×350cmとレクタタープのなかでは中型~大型のに入ります。後述でご紹介する本来の小川張りに使ったタープとは別の形状のタープになるので覚えておいてください。
耐水圧は1800mm、防水加工、撥水加工、UVカット加工、遮光コーティングとタープに必要な機能が全て備わっているレクタタープのなかでもグレードの高い物になっています。また付属のポールは、スチールを使っているので重さが軽減されています。
②ノルディスク カリ12 142017
2本のポールで張るレクタタープとしても人気があるノルディスクの「カリ12 142017」は、400cm×300cmで重量は7.5kgです。耐水圧は350mmと低いですが、撥水処理でカバーされています。
同じノルディスクの、レガシーシリーズなどのテントに合わせて使うと統一感があっておすすめです。吊り下げが可能なレクタタープなので、木やランドローバーなどに吊り下げて使うといった方が多いです。
ベテランキャンパーやタープの張り方にアレンジを加えたいといった方に、好まれることが多いレクタタープになります。
③スノーピーク ライトタープポンタシールドSTP-360
アウトドアメーカーでは人気の高いスノーピークの「ライトタープポンタシールドSTP-360」は、250cm×200cmとコンパクトなレクタタープになり、1~2人用なのでソロキャンプをする人に人気があります。
耐水圧は1800mmと高め、テフロン撥水加工は5回選択をしても90%程度残る優れものです。UVカット加工がされているので、女性にも優しいレクタタープになります。また、コンパクトなだけに重さはロープを入れても900g程度と、軽量なのもおすすめしたい点です。
④タトンカ 1 TC 20 コクーン
ほぼ正方形に近い形のレクタタープであるドイツのタントンカの「1 TC 20 コクーン」は、425cm×445cmのレクタタープです。焚火などの熱にも強い素材でできていて、8箇所もあるハトメを利用すると、三角屋根状に張るだけではなくアレンジしやすいのが魅力です。
大きさとしては4~5人用で、コットンを使っているので遮光性がありつつ風通しがいいため夏場でも重宝するでしょう。
⑤テンマクデザイン 男前 タープ
テンマクデザインから2018年より発売されている「男前タープ」は、タープを張るためのグロメットがたくさんあるため、さまざまなキャンプ場に合わせてアレンジして利用したいという上級者向けのレクタタープです。
大きさは285cm×285cmと正方形、タープによく使われるポリエステルではなくコットンで作られているため、水に弱いのが難点ですが風通しがいいのは熱い夏場にはうれしい点です。
⑥スノーピーク HDタープ スクエアエヴォ Pro
「HDタープスクエアエヴォ Pro」は、990cm×775cmと、先にご紹介した同じスノーピークのポンタシールにくらべて大型サイズです。耐水圧が3000mmとここまでご紹介したレクタタープの中でも一番の耐水性を誇ります。
遮光性がありUV加工、撥水加工までされているので、ちょっとやそっとの雨では全く問題ないでしょう。
⑦FIELDOOR レクタ タープ
500cm×435cmのFIELDOORのレクタタープは、4~6人用です。耐水圧は2000mmと高め、UVカット加工がされています。素材がポリエステルンなので、コットンを使ったレクタタープよりも軽いのが特徴です。
ポールを使ったタープは、一人で立てるには重さもあり難しいのですが、FIELDOORのレクタタープであれば軽いので、立てやすいでしょう。
⑧クイックキャンプ レクタタープ QC-TCRT460
遮光性と通気性の高いポリエステルとコットンで作られたクイックキャンプの「QC-TCRT460タープ」は、440cm×400cmmのレクタタープです。撥水加工済みのため、水はじきがいいのが特徴になります。
ここまでご紹介してきたレクタタープにはない、ネイビーの展開もあるおしゃれなタープなので、インスタ映えも狙えます。また、16箇所にグロメットがあるので、アレンジ自在なのも魅力です。
おすすめの大型レクタタープ3選
レクタタープの場合は三角山のような張り方をして使うものが多いため、ある程度の大きさがなければ容量が足りないと感じる人も多いです。
ここまでご紹介したレクタタープで、すでに大きいと感じている人も多いでしょう。しかし、ここまでご紹介したレクタタープは、中型~大型のものになり、もっと大型のタープも発売されています。
大型のタープであれば、テントごと日よけも難なくできますし、後述するアレンジにも役立ちます。そこで、大型レクタタープを3種類ご紹介します。キャンプの荷物が多い、大人数で集まることが多いという人はぜひチェックしてみてください。
①小川キャンパル フィールドタープ レクタL-DX
先にご紹介した小川のレクタタープに比べて、一回り大型になるのが「フィールドタープ レクタL-DX」です。570cm×420cmと長方形型で、対水圧は1500mmと十分な高さです。
「オートキャンプ場の区画サイトには大きい」などといった口コミもあるほど、大きいので使う場所によっては張り方を工夫する必要があるでしょう。
②ドッペルギャンガー チーズタープ
ウサギのマークが特徴のアウトドアメーカーであるドッペルギャンガーのレクタタープ「チーズタープ」は、500cm×500cmの正方形の大型レクタタープです。
ブラックとベージュの2色展開で、ブラックを選べば日差しを遮る効果が抜群です。素材は、ポリエステルとコットンなので風邪通しがいいでしょう。最低耐水圧は350mmと低めですが、人気のカマボコテントと組み合わせてつかうと、チーカマスタイルも可能です。
③コールマン スクエアタープDX
キャンプ場では、見かけないことはないアウトドアメーカーのコールマンの「スクエアタープDX」は、550cm×400cmと大型で耐水圧は1500mmになります。
コールマンは、初心者でも使いこなしやすいテントなどアウトドア製品を幅広く扱っているメーカーなので、テントとそろえて使用する人も多いです。
レクタタープの張り方
レクタ―タープのような、数本のポールを使って設置するタープは難しそうと考えている人は少なくありません。自立するタープに比べると、どうしても張り方にコツが必要です。
そこでここからは、レクタタープの張り方をご紹介していきます。基本的な張り方と、SNSで話題の小川張りの張り方を解説していくので、確認してみてください。思ったよりも簡単に感じるでしょう。
基本的な張り方
レクタタープの基本的な張り方は、正方形もしくは長方形なので三角屋根のようになります。張り方としては次のようになるので参考にしてください。
①レクタタープを地面に広げ、メインポール(これがタープの高さを決めます)を長辺の中央にあるグロメットのところにおきましょう。
②メインポールを置いたグロメットへガイドロープを通し、同時にペグ位置を決めて地面に打ち込みます。ペグは地面から45度の角度に斜めに打ち込むのが理想です。このとき、ペグを深く打ちすぎると、後で調整するとき大変なので、抜けない程度で大丈夫です。
③2本のメインポールを立てグロメットへ通しておいたガイドロープを、地面に差しておいたペグに引っ掛け、自在を使ってしっかりと張りましょう。
④あとは、残りの四つ角にサイドポールを立て、同じようにペグとロープを張れば完成です。先に大体で問題ないので、ペグを打っておくと、4本のポールを立て調節しながらロープを張ることができるのでおすすめです。
小川張りの張り方
小川張りと聞いて、「川で張るの?」など疑問に思う人も多いでしょう。小川張りとは、キャンパルジャパン(旧小川キャンパル)が、「システムタープヘキサDX」を使って展示やカタログ用にタープを張ったところ、好評でマネする人が増えたことから「小川張り」と言われるようになりました。
小川張りの特徴は、テントとタープをセッティングテープを使って連結する張り方にあります。小川ブランドのタープ、テントを使って始まった張り方ですが、小川ブランドを使わなくても小川張りは可能です。レクタタープでも小川張りをする場合は、カラビナを使いましょう。
レクタタータープを使って小川張りをする場合は、まずは先にご紹介した基本の張り方でレクタタープを張ります。次に、基本の張り方をしたレクタタープのメインポールがある場所に、テントを張りましょう。
このとき、ポールが邪魔にならないようであればそのままにしましょう。もし邪魔になるようであれば、ポールを通常のポジションよりも少し離れた位置(テントの背後など)に設置し、カラビナと張り綱でレクタタープとポールをつなげて張ることで、小川張りの完成です。
小川張りは、テントとタープを連結するように張るのが基本です。そのため、必ずしもテントと繋がっていなくてはいけないというわけではありません。
また、小川張りは自立型のタープと同じように、プライベートな空間を作りやすいのが特徴です。タープとテントとコンパクトにまとめやすいので、区画が狭いキャンプ場でも張りやすく、見た目も綺麗に仕上がるのでおすすめです。
レクタタープのおしゃれな張り方アレンジ
基本的な張り方や小川張りは、レクタタープを張るうえで主流ともいえる方法です。しかし、キャンプ場や天候によっては張り方に工夫をしなくてはいけないというケースも出てきます。
また、アウトドアでありながら、張り方にアレンジを加えておしゃれに楽しみたいという人もいるでしょう。ここからは、レクタタープをおしゃれにアレンジを加えた張り方についてご紹介していきます。
片側を降ろしてプライベート空間&風対策
キャンプ場によっては、プライベート空間と言っても、四方にキャンパーがいるということはよくあります。大型のレクタタープであれば、そのようなときも広々としたプライベート空間を作ることが可能です。
まず、自在つきのロープを用意しましょう。基本の張り方をし、片側の2本のポールを外します。あとは、自在つきのロープとペグを利用して、ポールの代わりに地面に向かってテンションをかけて張るだけで、片側の遮断しプライベート空間を作ることができます。
区画など隣りとの距離が近すぎるときや、風が強いときにも風よけとして役立ちます。ただし、いくら風よけとしても、暴風のときは風を受けすぎてペグが外れる、レクタタープが破けるということもあるので注意しましょう。
平面屋根風で大きなリビング
大人数で使用する、真上からの日差しが強い、タープ内の空間を広く取りたいといった場合におすすめのアレンジが、平面屋根のようにレクタタープを張る方法です。
この張り方には、6本の同じ長さのポールが必要です。長さを変えられポールを揃えておくと、他の張り方にも柔軟に対応できるのでおすすめです。
平屋屋根風の張り方は、テントの入り口に合わせて張ることができます。なかにはテントを大型のレクタタープ内で張るという人も多く、テントへ受ける日差しを防ぐことができるので、夏のキャンプにも利用されやすいアレンジ方法です。
真ん中にポールを立ててスタイリッシュ&雨対策
キャンプにありがちな急な雨や、朝露にも対応したアレンジ方法として、サイドの中央にポールを立てる張り方があります。通常、レクタタープであれば、4本のポールがあれば十分にタープを張ることができます。
しかし、これでは三角屋根のタープになり少々おしゃれ感もだしたいところです。そこで2本のポールをサイドの中央に立てます。そして本来であれば、ポールを立てる位置だった4つの角には、自在つきのロープとペグで地面に少し下げて止めます。
この4つの角を下げることによって、雨水を流してくれるのでタープに溜まることはありません。ポールの長さを工夫すると、より見栄えのいいおしゃれなキャンプを楽しむことができます。
おすすめのレクタタープを試してみよう!
ここまで、タープの種類やおすすめ・大型のレクタタープ11選、タープのおしゃれな張り方や小川張りなど、アレンジ方法についてご紹介してきました。
レクタタープは中型~大型のタープなので、アレンジ方法はたくさんあります。おしゃれなものから、雨や風をしのげる張り方、プライベート空間を作りだせる張り方など、タープの種類の中ではアレンジ方法が豊富といえます。
この記事を参考に、レクタタープを試してみてください。おしゃれで快適なアウトドアライフを送ることができるでしょう。