芽キャベツの育て方と失敗しないコツを紹介!種や苗から栽培する方法まとめ!

芽キャベツの育て方と失敗しないコツを紹介!種や苗から栽培する方法まとめ!

芽キャベツはベルギーのブリュッセル近郊が原産地の冬野菜です。外観は小さいですが「ビタミンの爆弾」と呼ばれるくらい栄養素が多く含まれています。見た目が可愛い芽キャベツには育て方にコツがあります。どのような育て方をすれば失敗しないか栽培方法を紹介します。

記事の目次

  1. 1.芽キャベツを自宅で育ててみよう!
  2. 2.芽キャベツの失敗しない育て方のコツ
  3. 3.芽キャベツの育て方【土作り】
  4. 4.芽キャベツの育て方【種から】
  5. 5.芽キャベツの育て方【苗から】
  6. 6.芽キャベツの育て方の注意点
  7. 7.芽キャベツの育て方は初心者でも簡単!

芽キャベツを自宅で育ててみよう!

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コロコロしてて見た目もかわいい芽キャベツを自宅で育ててみませんか。栄養豊富でビタミンCはなんとキャベツの4倍の160mgも含まれています。βカロテンや抗酸化作用があるルテインも多く含み、ガン予防にもつながる素晴らしい野菜、それが芽キャベツです。

芽キャベツの育て方にはプランター栽培と地植えでおこなう方法があります。どちらも自宅で出来る初心者にも優しい、比較的栽培しやすい野菜です。

プランター栽培の場合

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芽キャベツをプランター栽培を行う場合のプランターサイズは、直径30センチ深さ30センチ以上のサイズを選んでください。10号鉢に1株が目安となります。株間隔を30センチから40センチとる必要があるため、2株以上の栽培を行う場合は、60センチ以上の大型プランターを使用してください。

芽キャベツの失敗しない育て方のコツ

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芽キャベツの栽培を成功させるには3つのコツが存在しています。そのコツをしっかりと守り育て方の手順を守れば、病気にも強く収穫量も期待できるような、質の良い芽キャベツを栽培できるようになるでしょう!

水はけのよい土・日当たりの良い場所で栽培

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植物の成長に欠かせないのが土と光です。芽キャベツも例外ではありません。芽キャベツは酸性の土壌を好まない為、排水性が良く有機質たっぷりの培養土が適しています。

日当たりを好む芽キャベツですが、23度以上の高温多湿下では結球不良や病害虫が発生する可能性があります。適度な湿り気があり、風通しの良い場所を選定してください。

冷涼な気温の時期が栽培に良い

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芽キャベツの栽培時期は8月下旬から10月中旬が適しています。秋にかけて気温が落ち着いていくときに、植え付けをおこなうのがコツです。15℃から23℃の気温帯が芽キャベツにとっての育成適温となります。

連作障害にも注意

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芽キャベツはアブラナ科に属している野菜です。アブラナ科の野菜は連作障害を起こす為、栽培する際に注意が必要となります。では連作障害とはどういうことなのか、どのように防げは良いのか説明をしていきます。

連作障害とは

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毎年、同じ野菜を同じ場所で栽培することを連作といいます。その際に土壌の栄養分が不足して生育が悪くなったり、野菜が病気になったりすることを連作障害といいます。

芽キャベツの連作障害は、根瘤(ねこぶ)病やべと病が挙げられます。そして土壌内の病原菌による苗立枯病、菌核病もアブラナ科にみられる連作障害です。

連作障害を防ぐには

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芽キャベツの連作障害を防ぐには、同じ場所に芽キャベツを栽培しない事です。作付け間隔をとり土壌を休ませてあげてください。地植えの芽キャベツの作付け間隔は2年以上です。プランターでの栽培の場合は、土をすべて入れ替えるようにしましょう。

芽キャベツを地植えした後に後作で植えるオススメ野菜が、枝豆や人参、セロリになります。枝豆がとくに優秀な理由として、マメ科の植物である枝豆は空気中の窒素を取り込みながら成長する為です。

窒素は土壌回復に必要な要素となります。後作野菜にも相性があり、それぞれの特徴を把握していると、芽キャベツの作付け計画をスムーズに行うことができます。

芽キャベツの育て方【土作り】

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芽キャベツに限らず野菜には土作りが大切です。植物が育つための土には、葉や茎に必要な窒素やリン酸、カリウムなどの養分が必要となります。土にはその養分を蓄える作用があり根から吸収されます。

芽キャベツの根が呼吸をするためには通気性が大事になります。そして通気性だけではなく適度な保水性と、養分をしっかり含む保肥力が良い土の条件となります。

プランターサイズと土作り

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芽キャベツを栽培する際にプランターサイズと土作りも大事な要素の一つです。何事も土台がしっかりしていないと良い野菜は育ち難くなってしまい、収穫量も期待値を下回ってしまう可能性があります。

プランターサイズ

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芽キャベツ2株を同じプランターで栽培する場合、株間を30センチから40センチ取る必要があります。その際に選ぶべきプランターサイズは60センチ以上の大型サイズです。もしくは大鉢タイプで深底のものを選択してください。1株だけ育てる場合は、深底の鉢や小型プランターが丁度よいでしょう。

土作り

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芽キャベツの栽培に合う土として、使用しやすいのが培養土です。ホームセンターなどで販売している野菜用の培養土を選んでください。

芽キャベツはキャベツの仲間ですので、カルシウム分を好みます。もしご自分で用土を作る場合は必ず石灰を入れてください。用土が酸性に傾いていると、根瘤(ねこぶ)病などの病気になりやすい為です。

地植えの土作り

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芽キャベツを地植えで栽培する場合は、植え付けの2週間前に、苦土石灰をまいて耕してください。目安として1平方メートルあたり100gがいいでしょう。

芽キャベツの苗を植える1週間前になったら、堆肥と化成肥料をまき、よく混ぜ込んでから耕してください。1平方メートルに堆肥2kg、化成肥料50gを使用しましょう。ふかふかの土のベットが出来上がります。

畝(うね)は幅60センチ、高さ10センチで作り上げてください。雑草抑制と地温効果のある黒マルチを張ることもオススメします。芽キャベツの栽培に適した環境を作りましょう。

プランターに入れる土の量

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芽キャベツ栽培の際に、プランターへ入れる土の量は、プランター上部から10㎝くらいが丁度よいです。全体の7割を目安に入れてください。水やりの際に土が溢れないように、スペースはしっかりと確保しましょう。

堆肥について

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ホームセンターなどで販売している野菜用の培養土が良いでしょう。簡単で使いやすいのが特徴で、初めて栽培をする場合はオススメです。有機質を多く含み、排水性と保水性を兼ね備えた万能土です。

使用する堆肥は完熟したものを使用してください。なぜなら未熟な堆肥を使うと土壌内で発酵が起きてしまい、二酸化炭素やアンモニウムガスが発生する可能性があります。

苗を弱らせる原因となるので完熟、発酵済と書かれているものを使用してください。市販の堆肥は堆肥置き場をつくり、一度寝かせておくと安心して使用できます。完熟した堆肥は無臭かいい香りがしますので判断基準にしてください。

芽キャベツの育て方【種から】

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芽キャベツを種から栽培し、収穫するためには育て方にもコツがあります。芽キャベツの種をしっかりと発芽させ、丈夫な苗まで育てる必要があります。種のまき方や発芽まで、どのような手順なのかを説明していきます。

種から育てる時のまき方

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3号くらいのビニールポットに鉢底を敷いて培養土を入れます。ポットの淵から1センチ下まで入れるようにしましょう。

芽キャベツの種まき穴を作る際は、ペットボトルの蓋を使うのがコツです。土に蓋を押し込むと直径3センチ、深さ1センチ程度の穴が出来ます。まき穴に芽キャベツの種を等間隔に4粒いれてください。種をまいたら、穴がふさがる量の培養土をかぶせて水をたっぷり与えてください。

発芽まで

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芽キャベツの種が発芽するためには水やりが重要となります。土が乾かないように水やりはしっかりおこなってください。乾燥を防ぐコツとして芽キャベツの種が発芽するまで、上から新聞紙を被せておくといいでしょう。

芽キャベツの種が発芽するまでのポットの置き場所としては、直射日光を避け半日蔭で涼しいところで保管してください。発砲スチロールにいれておくと、風で倒れるのを防ぐことができます。水をやるときにも便利なため、底には排水を促す穴を開けておいてください。

発芽したら

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芽キャベツの種まきから約10日くらいで発芽します。双葉が開いたら間引きをしてください。茎がしっかりしている元気な苗を2本選び、その他を間引きします。抜き取ると根を痛めてしまう可能性があります。失敗しないコツとしてハサミで根元から切りましょう。

芽キャベツの種まきから約3週間後、2回目の間引きをおこないます。その時に本葉が2枚~3枚しっかりと育っていることを確認してください。茎がしっかりしている1本を残し、根元からハサミで切ってください。間引いた後は根元に土を寄せて安定させてください。

厳選した1本の苗は、本葉が5枚程度に増えるまでポットで育ててください。植え付け時期の目安となり、失敗しない栽培のコツです。芽キャベツの苗が育つと重心が上へいくので、突風などには気を付けましょう。

発芽しない場合の対処方法

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種が発芽しない原因としては、水やりと温度管理が十分でないことが多いです。発芽温度は15℃~30℃のため環境を確かめてください。風通しが良いかどうかもチェック対象となります。

発芽で失敗しない対処方法として、種の上に被せている土の量は適正でしょうか?しっかり土を被せておいてください。土は乾燥していませんか?水やりは十分に行いましょう。

芽キャベツの育て方【苗から】

Photo byPublicDomainPictures

苗の育ち方は千差万別です。その為、芽キャベツを多く収穫するには苗の選び方から重要となります。ホームセンターでは8月~9月頃から販売されています。苗を選ぶ際にどの部分に注目したら良いでしょうか。

良い苗の選び方

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ホームセンターなどで良い苗の探すとき、大事な要素と注目すべき点があります。それは茎、葉、根のそれぞれの成長確認が必要なことです。ではどのような要素を注目し注意すべきか、項目別にそれぞれを説明をしていきます。

茎の状態

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茎自体が太くて、節がしっかりしているものを選んでください。茎が細いということは日光を十分に浴びていない証拠になります。つまり、病気にかかりやすくなるので注意が必要なのです。そのため茎が太く安定感がある苗を探しましょう!

葉の状態

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葉に傷みのない苗を選んでください。なぜなら植物にとって葉は光合成をおこなう重要な役割を担っています。もし葉が傷んでいると、その部分を修復するのに栄養素をつかいます。そのため苗自体の成長が遅れてしまいます。

根の状態

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根の張り具合を確認しましょう。根がしっかり張っている苗は植え付けを行った後も成長が期待できます。ホームセンターで販売している苗は黒いポットに入れられていることが多いです。手に取って裏を覗いてください。

ポットの穴からすこし出ているくらいが丁度良いです。あまり出すぎているものは選ばないでください。なぜなら根が傷んでいる可能性もあります。変色もしていないか確認をしてください。

植え付け方法

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植え付け方法について、失敗しない4つのポイントを説明をしていきます。プランター栽培と、地植えでも基本は同じとなります。芽キャベツを育てるのに大事な方法となります。項目別に解説してまいります。

植え付け位置を付ける

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株間隔30センチから40センチに目印をつけて、芽キャベツを植える位置を確認します。育っていく過程で根元の葉が込み合わないようにしましょう。この作業も芽キャベツを栽培するうえで、失敗しないコツのひとつとなります。

苗の下にぼかし肥料をいれる

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植え付け前に苗の下へぼかし肥料を入れます。20センチくらいを目安に掘り30グラムほどいれます。底の土と混ぜ合わせたあとに埋め戻してください。

ぼかし肥料とは油かすや米ぬかなどの有機肥料に、もみ殻を加えて発酵させたものです。ホームセンターなどで購入できます。芽キャベツの根が伸びてきた頃に効果を発揮し、育ちが良くなります。ゆっくり育つ芽キャベツとの相性がよい肥料となります。これも失敗しないためのコツです!

植え付けの穴を掘る

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ポットがすっぽりと入るくらいの穴を掘ります。穴にたっぷりと水を注いてください。水がひくのをまってから苗を植え付けていきます。周りの土で埋めた後は軽く押さえるように固定してください。強く押しすぎには気を付けましょう!

仮支柱で支える

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苗が根付くまでは風や雨に注意する必要があります。倒れてしまわないように仮支柱を立ててあげましょう。根付いたあとは一度外してください。倒伏を防ぐ失敗しない方法として、草丈が30センチから40センチ程に成長した後は1メートルの本支柱を立ててあげてください。

水やり

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芽キャベツの場合、苗の根が根付く1週間までは水やりをしっかりと行ってください。たっぷりと水を与えて大丈夫です。根付いた後は土が乾かないように注意し、晴れた日の午前中に水を与えてください。

芽キャベツの育て方の注意点

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芽キャベツ栽培について注意すべき点がいくつかあります。どれも芽キャベツ栽培が失敗しないための重要な作業となります。その手順とやり方を、項目別に紹介し説明していきます。芽キャベツが成長していくにつれて、作業内容も変化していきます!

害虫から苗を守る

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芽キャベツはアブラナ科の野菜です。ブロッコリーやキャベツ同様に、アオムシやコナガの幼虫の被害に遭いやすいので注意が必要です。こまめに芽キャベツの葉の状態を確認し、虫食いを発見したら幼虫を駆除しましょう。

防除方法

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失敗しないための防除方法として、植え付け後に寒冷紗(かんれいしゃ)で覆いかぶせることがオススメです。トンネルのようにかけてあげるやり方となります。アオムシやコナガの幼虫による被害は、収穫量にも影響が出てしまいますのでしっかりと対策を行いましょう。

病気や葉っぱの混み合いに注意

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芽キャベツは日当たりや水はけが悪かったり、根元の葉が混み合ってしまうと「根瘤(ねこぶ)病」や「べと病」そして「苗立枯病」などの病気になる場合があります。株間隔をしっかり確保することや、水はけのよい環境を整えてあげてください。

葉かきと下芽かき

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葉かきと下芽かきは、病気の防止や収穫量にもつながる大事な作業となります。プランター栽培や地植えどちらにも共通しているので必ずおこないましょう。茎などに傷をつけやすい繊細な作業になりますので、焦らずゆっくり行いましょう!

葉かきのやり方

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葉かきは日当たりと風通しを良くし、芽キャベツの球が育つスペースを作ります。やり方としては、わき芽が結球し始めましたら頂部の葉を10枚ほど残し、その他の葉はすべて切り落としてください。葉の根元ギリギリで切らないように気を付けてください。芽球を痛めてしまう原因となります。

下芽かきのやり方

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株元から10節目位まである、形の悪い芽を摘み取ってください。葉かきと同じく大事な作業となります。こちらもプランター栽培と地植えのどちらでも必要となります。なぜなら形の悪い芽は育て続けても綺麗にはなりません。葉かきをおこなう時期に一緒にやりましょう。

追肥のタイミングと量に注意

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追肥(おいごえ)は野菜を大きく育てるための大事な要素となります。与えられた土壌において不足しがちな栄養を補給してあげる必要があります。そして、与えるタイミングと量についても重要な部分になりますので、説明をしていきます。

追肥の時期

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芽キャベツの追肥は植え付けから3週間経った、本葉が6枚から8枚くらい育ったころにおこなってください。化成肥料を約10グラムほど土と混ぜて、土寄せをしながら株周りへまいてください。

2回目の追肥は1ヶ月開けてください。前回と同量の化成肥料を10グラム与えます。大きく育ってきたら株元からすこし離れた場所に撒いてください。根を痛めないようにするための施策となります。

芽キャベツの育て方は初心者でも簡単!

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芽キャベツ収穫までのポイントは、苗を可能な限り大きく育てることです。プランター栽培と地植えともに共通したものです。茎の太さが4センチから5センチまで育っていると、収穫量が大きくなる可能性がありますので目安としてください。

生育の適温は15℃から23℃くらいです。23℃を超えてしまうと生育に影響が出てしまいます。寒冷紗(かんれいしゃ)などを使用して強い日差しから守ってあげましょう。

病気や害虫にもしっかりと対策をおこなってください。日ごろから葉の状態を確認し、葉かきと下芽かきも大事な作業です。芽キャベツにとって心地よい環境を整えてあげましょう。

あゆてっく
ライター

あゆてっく

1日10杯は飲む珈琲で生きているサラリーマンライターです。コーヒーミルは敢えて手動にこだわり手挽きを楽しんでいます。自分で淹れた珈琲でネットサーフィンや読書をし、豊潤な香りが漂う部屋で昼寝をすることが最高の休暇です。日常生活の様々な事にフォーカスし、皆様のお役に立てる情報をお届けできるよう努力いたします。

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