難しいけどかっこいい折り紙を極めたい!
折り紙を見ると難しい印象を受けることが多いです。特に立体になっている兜などの折り紙は、かっこいいものの、折り方が難しい印象があります。しかし、立体になっている難しいように見える折り紙でも、折り方のコツを覚えれば、意外と折れるようになります。
この記事では、ドラゴンや兜などの、立体になっている折り紙の折り方のコツなどを紹介していきます。かっこいい折り紙の折り方を覚えて折り紙を楽しみましょう。
難しいけどかっこいい折り紙①平面ドラゴン
最初に紹介するのは、平面で折る折り紙のドラゴンの折り方です。いきなり立体のドラゴンを始めから折るのは難しいので、最初は平面のドラゴンから入るのが良いです。平面のドラゴンといっても、様々な折り方があり、参考にするサイトや動画によって、出来上がったドラゴンの形は様々です。
平面の折り紙のドラゴンの折り方の特徴は、折り鶴を折るときの折り方と途中まで一緒のことが多いということです。折り鶴は多くの方が折り方を知っていますので、難しい折り紙の中では比較的折り方が簡単と言えます。
簡単な平面ドラゴンの折り方
最初に簡単に折れる平面で折る折り紙のドラゴンの折り方を紹介します。基本的には、途中まで折り鶴の折り方と同じですので、折り鶴を折るときの要領で折っていけば大丈夫です。もっとも、細かい部分もあるのですが、その部分は根気よく折ることで克服することができます。
このドラゴンは小学生のお子さんでも折ることができるような簡単な折り方になっていますので、「かっこいいドラゴンを折ってみたいけど、難しい折り方だと折れる自信がない」という折り紙初心者の方にもおすすめです。
首の長いドラゴンの折り方
このドラゴンも、途中まで鶴の折り方と同じです。鶴の折り方の後、カエルの折り方と似た部分があります。比較的簡単に折ることができますが、途中から少し細かい作業が入っていますので、どちらかというと、少し折り紙に慣れてきてからのほうが折りやすいです。
このドラゴンは、難しい折り方をしているように見えるにも関わらず、かっこよく見えますので、折り紙に少し慣れてきたらぜひ挑戦してみましょう。
子供と作れるドラゴンの折り方
このドラゴンも、途中まで鶴の折り方と同じです。全体的に細かく折るところが少ない折り方になっていますので、比較的簡単に折ることができます。しかも、それでいて、とてもリアルでかっこいいように見えますので、初心者の方にはおすすめです。
一見すると難しい折り方をしているように見えるにも関わらず、かっこいいように見えますので、お子さんと一緒に折ったりすれば喜ばれること間違いなしです。
折り紙で平面のドラゴンを折るときのコツ
平面のドラゴンは、立体のドラゴンに比べると易しく折れるものが多いので、ドラゴンを折るときは、まずは平面から始めるとよいです。この時、平面のドラゴンは、途中まで折り鶴の折り方と同じであることが多いので、そのことを頭に入れて折るとよいです。
平面のドラゴンの場合は、立体のドラゴンと異なり、最初に折り目をつけてからたたむようにして折ることはあまりありません。ですので、立体の場合のような爪や小さなヘラを使って折り目をつけるということはしなくても大丈夫です。
難しいけどかっこいい折り紙②立体ドラゴン
折り紙の中でも立体のドラゴンは、かっこいいものの、折り方が難しいものの1つです。写真などで見て、とても難しいという印象を受けることが多いのですが、中には比較的易しく折れるドラゴンもあります。
この項では立体のドラゴンの中でも比較的易しく折れるものから難しいものまで紹介します。コツを覚えれば大丈夫ですので、最初は初級編からチャレンジして、難しい難関編までを極めてみましょう。
初級編
このドラゴンは、立体ということもあり、初めに折り紙に折り目をつけるところから始まります。立体の折り紙の場合、まずは、折り目をつけてから、折り目に沿って折っていくというのが基本なのです。そのようにすることによって、より立体感を出すことができます。
このドラゴンは初級編ですので、折り目はそれほど複雑ではありません。ですので、折り紙に少し慣れてきた方でしたらあまり難しいと感じることはないと考えられます。平面のドラゴンよりかっこよく見えますので、ぜひ挑戦してみましょう。
中級編
立体のドラゴンの中級編でも、まずは、折り紙に折り目をつけることが大切です。簡単に説明すると、まずは折り目をつけておいて、その折り目に沿ってたたんでいくということになります。この基本に沿って折っていけば、難しい折り方のように見えても折ることができます。
ただ、この立体ドラゴンの中級編くらいになると、折り目自体が少し複雑になってきますので、折り目をつけたりするのに、爪を使うなど少し工夫をすると綺麗に折れ、かっこいい出来上がりになります。
難関
折り紙で折る立体のドラゴンも、この難関編くらいになると、さすがにかなり複雑です。折り紙初心者がいきなり挑戦するには少しハードルが高いといえます。途中までは、鶴の折り方に近いのですが、尾や翼の部分などが複雑にたたまれていますので、十分な注意が必要です。
また、折り方が複雑ですので、使用する折り紙も大きめのものを用意したほうが良いです。折り目をつけたり、折り紙をたたんだりするのに、小さなヘラなどの道具もあると便利で、より綺麗でかっこよく作ることができます。
動きのあるドラゴン
この折り紙のドラゴンは、動きがあってかっこいい分、複雑で難しいように見えますが、難関編のように難しいわけではありません。途中までは鶴の折り方と同じです。もっとも、立体ですので、最初に折り目はつけますが、細かくつけるわけではありません。
このドラゴンでしたら、あまり難しいことはなく、少し折り紙に慣れてきた方ならすぐに折れるようになりますので、ぜひ挑戦してみましょう。
かっこいい立体のドラゴンを折るためのコツ
折り紙でかっこいい立体のドラゴンを折るためのコツは何といっても綺麗な折り目をつけることです。もちろん、平面のドラゴンを折る場合でも折り目が綺麗であればかっこいい仕上がりになるのですが、立体の場合は、さらに折り目を綺麗につけることが大切です。
折り目が綺麗であれば、より立体感が出るとともに、動きが感じられるようなリアルなドラゴンを作ることができます。難関編のような難しい折り方の場合、特に爪や小さなヘラなどで綺麗な折り目をつけることは重要です。
難しいけどかっこいい折り紙③兜
折り紙の中では、兜はよく折られるものの1つです。かっこよく見えるうえ、新聞紙などで兜を折って、実際にかぶって遊んだりということもできますので、子供などに折ってあげても喜ばれます。和紙などで折って飾ってもかっこよくいいものです。
もっとも、折り紙で兜を折るといっても、いくつもの折り方があります。この項では、折り紙の兜の折り方をいくつか紹介します。実際に折ってみて楽しみましょう。
兜の基本の折り方とコツ
まずは、基本の兜の折り方ですが、これも、折り鶴の折り方に途中まで似ています。折り紙を三角形に2回折るところまでは同じなのですが、その後、1回三角形に折ったところに戻して、三角の角を上に集めて四角形にします。そこを少し折って兜の角にするのです。
そして下の部分をたたんでいきます。基本の兜を折るときの1番のコツは、なんといっても角を綺麗に折ることです。慣れないうちは爪などを使うと綺麗に折れます。
かっこいい兜の折り方
折り紙で兜を折るときの折り方は、基本の兜だけではありません。ほかにもかっこいい兜の折り方はたくさんあります。ここでは、そのうちのいくつかを紹介していきます。どちらも和紙で作ったりすれば、立派に飾りにもなる兜です。ぜひ挑戦してみましょう。
兜は、比較的、簡単に折れますので、お子さんと一緒に挑戦してみるというのもありです。折った兜を記念に飾って眺めるとまた一層楽しめます。
長兜
折り紙の長兜の折り方は、途中までは基本の兜と全く同じです。基本の兜では、三角の角を上に集めて正方形にするところで、長兜では3つ折りののように折ってから角を上に集めて少し折り返します。そのため、細長い形の兜に仕上がるのです。
長兜も折り方は難しいわけではなく、和紙などで作れば、立派な飾りになりますので、ぜひ挑戦して端午の節句の飾りなどにして楽しみましょう。
基本の兜に近い折り方のかっこいい兜
この兜を折り紙で折るときは、はさみを使います。途中までは基本の兜と同じ折り方なのですが、三角の角を上に集めて正方形にしたところで、切れ目を入れます。そして切れ目の上下をそれぞれ少しだけ折り返し、後は基本の兜と同じ折り方です。
この兜は、基本の兜に少し手間をかけるだけでかっこいい兜に見えるようになりますので、折り紙初心者の方でも比較的簡単に折ることができ、おすすめです。
端午の節句に折り紙の兜を折って飾ろう
ここで紹介した兜の折り方のほかにも、折り紙で兜を折る折り方はいくつもあります。どれもそれほど難しいわけではなく、比較的簡単に折ることができますので、ぜひ和紙などで折り紙の兜を折って、端午の節句の飾りにして楽しみましょう。
お子さんなどと一緒に折り紙の兜を折って楽しむというのもよいです。折った兜は飾って楽しめば、お子さんなどとのよい思い出になります。
難しいけどかっこいい折り紙④動物
折り紙では様々な動物を折ることもできます。いろんな動物を折り紙で折って、折り紙の動物園を作れば、小さいお子さんなどに喜ばれること間違いなしです。この項では、動物の中でも特にライオンと祝い鶴の折り方について紹介します。
紹介する折り方を参考にして、折り紙でいろんな動物を折って楽しみましょう。また、同じ動物でもいくつもの折り方がありますので、異なる折り方で折ってみると楽しめます。
ライオンの折り方
折り紙でこの折り方のライオンを折るときは、「ライオン柄」といわれる柄の折り紙を使用するのがおすすめです。もちろん、普通の折り紙でも構わないのですが、ライオン柄の折り紙を使用すると、ライオンの鬣がリアルに表現できます。
この折り紙のライオンも途中までは折り鶴の折り方と全く同じですので、折り紙初心者の方でもそんなに難しいと感じることはありません。お子さんでも折ることができますので、一緒に折って楽しむことができます。
祝い鶴の折り方
折り紙で折る祝い鶴も折り方は基本的に、途中まで折り鶴の折り方と同じです。ただ、折り鶴の翼になる部分の折り方が少し複雑になります。そのことで、翼と尾羽がとても豪華な感じになって、いかにも祝いの場にふさわしい鶴になります。
折り紙の祝い鶴も、出来上がりの尾羽の形が色々あります。しかし、どれも途中までは一般的な折り鶴と同じで、比較的簡単にできますので、豪華な和紙などを使って作り、お正月などに飾って楽しみましょう。
難しいけどかっこいい折り紙⑤手裏剣
折り紙で折るとお子さんなどに喜ばれるものに手裏剣があります。基本的なしゅりけんのほかにも、八方手裏剣などの少し難しい凝った手裏剣の折り方もあります。どの手裏剣も凝った感じでお子さんなどとともに折ると喜ばれること間違いなしです。
この項では、基本の手裏剣の折り方やコツなどのほかに、八方手裏剣といわれる、ドーナツ型に変形させることのできる手裏剣の折り方などを紹介します。
基本の手裏剣の折り方とコツ
最初に紹介するのは、基本の手裏剣の折り方です。この基本の手裏剣は、1枚の折り紙で折るのですが、始めに折り紙を同じ大きさの縦半分に切っておきます。そして、2枚とも両端を反対方向に折るのですが、この時、それぞれを表と裏の色違いにします。
それぞれをさらに折っていき、組み合わせて手裏剣にするのですが、その時に色が互い違いになるように表と裏の色違いで折るのがコツです。
組み合わせの色でとてもかっこよく見える
基本の手裏剣は、色の組み合わせの仕方でとてもかっこよく見えるようになります。折り紙の中でも、金色と銀色などかっこよく見えるような色を選んで作ると、より、お子さんなどに喜ばれるような手裏剣に仕上げることができます。
凝った手裏剣の折り方
凝っていてかっこいい手裏剣に八方手裏剣があります。八方手裏剣といってもいくつか種類があるのですが、ここでは、最もよく折られる八方手裏剣を紹介します。この手裏剣の場合は、基本の手裏剣と異なり、折り紙を1枚そのまま使います。
途中まで、簡単な紙飛行機を折るときの折り方に似ているのですが、途中から中に折り込みようにへこませます。同じものを異なる色の折り紙8枚分作り、それを組み合わせて手裏剣の形にします。とてもかっこいい手裏剣の出来上がりです。
難しいけどかっこいい折り紙を作って自慢しよう!
折り紙でドラゴンや兜、手裏剣などを折るのは難しいと考える方は多いですが、ここで紹介した折り方は、折り紙初心者でも折れるものも多いです。立体のドラゴンなどでも易しい折り方で折れるものもあります。ぜひ挑戦して楽しみ、周りを驚かせましょう。