面白い折り紙の折り方をマスター!子どもが喜ぶ簡単な形や珍しいものまで紹介!

面白い折り紙の折り方をマスター!子どもが喜ぶ簡単な形や珍しいものまで紹介!

日本の伝統文化の一つ折り紙は、学校教育や高齢者施設の現場など世界中で注目されています。近年では伝統的な折り方に加えて、新たに面白い折り方や手法が増えています。そこで、昔からの伝統的な折り紙の折り方と、新しく面白い折り紙の折り方をご紹介をしましょう。

記事の目次

  1. 1.折り紙って面白いんです!
  2. 2.面白い折り紙の折り方・簡単で遊べるもの
  3. 3.面白い折り紙の折り方・ネタ系の珍しいもの
  4. 4.面白い折り紙の折り方・子供が喜ぶもの
  5. 5.面白い折り紙の折り方・挑戦したいレアなもの
  6. 6.面白い折り紙の折り方・鶴アレンジ
  7. 7.面白い折り紙で遊んでみよう

折り紙って面白いんです!

Photo by 極地狐

折り紙は、紙一枚で作ることができる芸術です。平面的な作品から立体的な作品まで作ることができます。折り紙作家の中には、正方形ではないイレギュラーな形の紙でも、作品を作り上げています。その美しさは、海外でも評価が高く、算数の授業でも取り入れられています。

出来上がった作品を見るのも楽しいですが、一番面白いのは、自分でイメージしたものを形に折りあげることです。また、誰かに渡すお礼や子供へのご褒美にも、折り紙を利用したものが昔から使われています。祝儀袋やポチ袋は、伝統的な折り方から、可愛いものや面白い折り方まであります。

海外のブランドショップには、折り紙を使った作品がウインドウの中のディスプレイとして利用されていることもあります。そんな面白い作品、おしゃれな作品が自分で折れたら、とても楽しいでしょう。そこで、折って楽しく、飾ってもおしゃれで面白い、折り紙の折り方をご紹介しましょう。

面白い折り紙の折り方・簡単で遊べるもの

Photo bypadrinan

折り紙で作った玩具や動物、植物、人形は大人から子供まで喜ばれるアイテムです。折り方を覚えたり、折ったものを誰かにプレゼントしたりと、色々な楽しみ方ができます。面白い折り方を覚えると、友だちと教え合って楽しむ子供もいます。折り方を覚えるとますます面白いです。

折り紙で作った玩具は、壊れても折り直すことで、手軽に遊ぶことができます。今のようにものであふれていなかった頃から、身近な紙を使って遊ぶ折り紙遊びは、子供たちの定番の遊びでした。幼稚園や保育園に入ると、家族や先生、友だちから教わりながら折り紙を覚えた人もいたことでしょう。

いつも折ってもらうことはあったけれど、自分で折ることはなかったという人もいるかもしれません。折ったけれど忘れてしまった、という人もいることでしょう。そこで、とても懐かしく子供たちが喜ぶ、面白い折り紙玩具の折り方をご紹介しましょう。

手裏剣

Photo by Kanko*

幼稚園生や小学校低学年の子供たちが大好きな折り紙が手裏剣です。折り紙を2枚使って作る手裏剣は、小さい子供にとって、たくさん集めたり友だちと競い合ったりしたい玩具の一つです。まずは基本となる手裏剣の折り方をご紹介します。2枚の折り紙を途中まで同じ折り方をします。

縦横に半分に折って、折線をつけて広げます。上下の端を中心に折って、さらに中心で折り、下が開く細い1/4にします。ここまでは一緒です。次は2枚の折り紙を、真逆になるように折ります。1枚目は右を上に左を下に、2枚目は右を下に左を上に折ります。

1枚目は右側の先を下に向けて、左を上に向けております。2枚目は、右を上に、左を下に折ります。2枚目を裏返しにしその上に、1枚目を重ね2枚の折り紙を背中合わせにします。とがっている4か所の先をそれぞれ中の隙間に折り込んで、出来上がりです。色を工夫するのも面白いです。

風船

手裏剣が男の子なら、風船は女の子が喜ぶ折り紙です。折り紙1枚で作れる簡単な折り方になります。まずは、折り紙を、縦横斜めに8つの等分になる折り線をつけます。中心が頂点になる三角を折ります。すると、表裏に二等辺三角形が2枚できます。その後、表裏同じ折り方をします。

それぞれの底辺の角を、上に折り上げ、ひし形にします。ひし形の左右の角を、中心線まで折ります。頂点の折り紙の一枚分を下に折り、ひし先ほど折った角の中に折り入れます。底の部分に小さな穴ができるので、そこから息を入れて膨らませます。珍しい折り紙を使うのも面白いです。

風船は、普通の折り紙の他にきれいな和紙で作ってオブジェにしている人もいます。また、風船の面白い折り方には、ウサギの形をした風船や、金魚の形をした風船もあります。とても簡単ですが、出来上がりが珍しい形になるので、子供たちがとても喜ぶ作品です。

ぴょんぴょんカエル

Photo by Origami simple

子供が喜ぶ折り紙に、動きがあるものがあります。その中でも、小さい子供に人気の折り紙がぴょんぴょんカエルです。まずは、横半分に折って折り目をつけます。開いたら縦半分に折り、初めにつけた折山より上に、三角を折ります。一度開き、逆方向へ三角におり交差の折り目をつけます。

交差の中心が頂点になるように、三角に折ります。下の四角部分を、三角の底辺まで折り上げます。三角の底辺を一枚めくり、四角をその下の中心に向けて折り込みます。左右同じです。屋根のような形になります。四角の底辺を三角の底辺まで折りあげます。折り込んだ両端を斜め折りにします。

三角の底辺も斜め上に折り、四角の部分も広げるように斜めに折りカエルの足を作ります。ちょうど、前足が万歳をしたようになります。胴の部分の横の真ん中で上下に折り返し、カエルのお腹を作り、立体的にします。足の先を整えて出来上がりです。カエルの押し方で面白い飛び方をします。

パクパク

Photo byEfraimstochter

まず、折り紙を裏面を上にし、斜めに折り筋をつけます。4つの角を中心に向けております。裏返して、もう一度中心に向けております。縦、横の中心に折り筋をつけます。下から、それぞれ両手の人差し指と親指を入れて、そこから角をくちばしになるように、動かします。

パクパクは、とても簡単に折ることができるのに、とても面白い玩具になる折り紙です。珍しい千代紙や、可愛い千代紙を使って折ると、さらに子どもたちは喜ぶことでしょう。また、無地の折り紙を使って、それぞれに絵を描いて、閉じたり開いたりしながら面白い遊び方もできます。

書いた絵や文字を、子供に見せながらクイズを出したり、折り紙を1枚ではなく、途中で切貼りし開いた時の色が違うパクパクを作ることもできます。子供や高齢者の指の運動にもなります。パクパクは、折り方は簡単だけど、遊び方に汎用性が高くとても面白い折り紙です。

面白い折り紙の折り方・ネタ系の珍しいもの

Photo bystux

折り紙には、伝統的な手法をさらに応用した面白い折り方もたくさんあります。中には、見た目だけでなく楽しめるものや、珍しいもの、その時代の子供の好みに合ったもの、折り方を工夫して、他社と競い合うことができるものもあります。面白い折り方は子供も夢中になります。

普通の口に牙をつけたり、丸い花の折り方を応用したブーメラン、息を吹きかけると動くコマ、実際に回すことができるコマまであります。色の使い方では、本物そっくりに仕上がっているにもかかわらず、購入したコマとは違うデザインに、子供たちが喜ぶこと間違いなしです。

子供が作っても簡単なものから、子供が1人で作るには、少し難しいものもあります。そこで、保育園や幼稚園、家庭で大人が折ってあげると、器用な子供は真似たり、少し手を貸すことで作り上げることができます。それでは、面白い、ネタ系の折り紙のご紹介です。

牙の生えた口

牙の生えた口、という折り方があります。とても珍しい折り紙ですが、ハロウィンや子供をびっくりさせるようなことを企画する時に、おすすめの折り方です。珍しい折り紙の作品や、面白い折り紙を探しているひとは、ぜひいちど折ってみましょう。まずは、対角線の折筋をつけます。

左右の角を中心まで折り、開きます。左右の角をそれぞれの対になる三角の底辺まで折り、折筋をつけます。左右の角を三角形の底辺まで折り、さらに中心よりも1本先の線まで折ります。折山がちょうど重なります。裏に返し、上下の角を中心まで折り、折筋をつけます。

一度開き、下の角を上のひし形の角まで折ります。上の角も同じ様に折り、折筋をつけ開きます。裏に返してそれぞれの横線を対角線に折りあげます。対角線と並行に全8本の折筋を右下がりと左下がりに。上の先を細く折り牙を作ります。上は普通の唇を作ります。形を整えて出来上がりです。

丸いブーメラン

Photo by MACHIDA Hideki

くの字型のブーメランは、簡単でよく見かけますが、面白い丸型のフリスビーのようなブーメランをご紹介します。丸いブーメランも簡単に作ることができます。飛び方も面白いので、くの字型とは違う遊び方もできます。まずは、折り紙を1枚用意します。縦横半分に折筋をつけます。

一度開き、裏側から左上の角と、右端の横半分の位置を結び内側に折筋をつけます。右上の三角を縦半分に折ります。右角を先ほどの折筋まで折り小さな三角の折筋をつけます。右上にできた交差した点の位置で、まっすぐ縦に線を引きます。内側に折りそのまま裏に半分に折ります。

裏も同じ幅に内側に折ります。全て開き右上の縦線の位置で三角に折ります。裏に返して中心点から左側に三角を折ります。左手の真ん中と上の一番外側の点を結び内側に折ります。縦中心で裏返して五角形にします。先を折り一回り小さい五角形にします。さらに先を折って出来上がりです。

吹きごま

折り紙のコマにはいくつかの折り方がありますが、吹きゴマはその中でも、とても簡単に折れる面白い折り方です。まず、2枚の折り紙を用意し、それぞれの折り紙を縦横半分に折って、4等分になる折筋をつけます。対角線の角を合わせて三角に折り裏返します。もう一度三角に折ります。

一度開き、左右の角を中心に折ります。そのまま、縦横半分に折り筋をつけます。一度開き、左右の角を中心に折った時の形にします。そのまま、三角の底辺の中心をつけるように、内側たたみます。ひし形になりました。もう一枚も同じ折り方をします。

2つの折り紙が折れたら、裏側の部分を差し込むように、合体させます。玩具として遊ぶときは、動かないように糊付けすると良いでしょう。吹きゴマの出来上がりです。可愛い折り紙や珍しい折り紙、面白い折り紙を使うと、子供たちも喜びます。面白いコマが出来上がります。

折り紙こま

折り紙コマは、平面的なものと違い、立体的で面白い形のコマです。花ゴマと言います。まずは、3枚の折り紙を用意します。中心で三角形に折り、2本の折筋をつけます。一度開いて、4つの角を中心に向けて折ります。もう一度同じことをして、折り紙の1/4までに折ります。

一度全部開き、中心に向けて上下を折ります。さらに横方向も折り、上下を開きながら4つ角を出すように、袋折にします。ここまではアジサイと同じです。さらに、4つの隅を鶴のように折って開きます。開いた間の三角を外に折りあげます。1枚目が終わりです。2枚目も同じ様に三角に折ります。

2枚目は、ひたすら4つの角を中心に折る、を表、裏、表と3回繰り返し、最後に中心の折り紙を外側に折ります。3枚目は4つ角を表のまま3回中心まで折り、最後に中心が尖るように、つまんで形を作ります。3つのパーツを組み立てると、出来上がりです。簡単な手法の繰り返しなので試して下さい。

折り紙の簡単でかわいい折り方まとめ!子供と一緒に楽しめる定番の形を紹介!のイメージ
折り紙の簡単でかわいい折り方まとめ!子供と一緒に楽しめる定番の形を紹介!
おうち時間が増えてしまう雨の日などは、昔ながらの折り紙を使って、簡単折り紙アートを楽しんでみるのはいかがでしょうか?折り紙は、折り方次第で色んなものを作ることができますので、子供と一緒にも楽しめる簡単な折り紙の折り方を学んで、おうち時間を楽しくさせましょう。

面白い折り紙の折り方・子供が喜ぶもの

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折り紙の折り方もどんどん進化し、子供たちの好みも変わってきています。伝統的な折り紙には、パッチンカメラやフクロウという折り方もありますが、こういった折り方を応用したものや、珍しい折り方も増えています。立体的なものでは、面白いものも多くランドセルの折り方もあります。

お洒落な女の子も増え、小さい子供でも、ハイヒールやドレス、バッグなどを作ってあげると、とても喜ぶようになりました。ディズニーのプリンセスに合わせたドレスの折り方を紹介しているサイトもあります。ドーナツの箱には、ミニチュアドーナツを入れたら、子供が喜ぶこと間違いなしです。


そこで、こちらでは面白い折り方や珍しい折り方、子供たちが喜ぶ折り紙のご紹介をしましょう。キラキラと光った折り紙や、可愛い千代紙を使うと、遊ぶだけでなく、子供たちや高齢者へのプレゼントに利用することもできます。簡単なものから、面白いもの、珍しいものまでご紹介しましょう。

ハイヒール

女の子に喜ばれる折り紙に、ハイヒールがあります。小さい子供といっても、おしゃれに興味がある点は一人前です。ハイヒールには、2枚の折り紙で折る方法と1枚で折る方法がありますが、こちらは2枚での折り方のご紹介です。まず1枚目は三角に折り、下が頂点にして両角を中心まで折ります。

さらに、両角を中心に折り開きます。真ん中の折り紙を数回折って、上から中に折り込みます。下に残った折り紙を重ねて折り込み、ピンなどで留めます。つま先部分です。次に、もう1枚の紙で同じ様に、三角に折った後両角を中心まで折ります。裏返して中心線から1/3のところで左右を重ねます。

左右は開きチューリップのような形にします。中心をつけるように開き、開いたところをつけます。ここがヒールになります。裏がえして、1/3線のところで左右をおり、つま先部分に先のところを、はめるようにしてつけます。糊で固定しておしゃれで面白いハイヒールの出来上がりです。

お人形のドレス

お人形のドレスの折り方は、色々な方法が紹介されています。折り紙は一枚で、簡単に折ることができます。まず、縦半分に折って、中心線を決めます。一度開き、それぞれの端を中心まで折り、また開きます。4等分の折り筋ができます。折り紙の表面を出し、山折りの折山と中心を合わせます。

左右とも同じようにします。1/8幅ずつ内側にひだができるようにします。次に、上から1/3の線で手前の折り紙を、上に折りあげます。折った線よりも1cm下で、折りあげた部分を返します。下はスカートになりますので、好みの幅に裾を広げます。裏に返して、身頃の幅を左右半分に折ります。

上を三角に外に折り、袖を作ります。上中心に1cmくらい切込みを入れて、裏に折ります。衿を作りたいときは、この部分を表に折ります。上部分を違う折り方にすると、違った雰囲気のドレスになります。ビーズなどをつけて楽しんだり、面白いデザインにすることもできます。

ランドセル

同じ色の折り紙を3枚用意します。まず、1枚目の折り紙を対角線に折り筋をつけます。一度戻し4つの角を中心に合わせ折ります。表に返し、同じ様に4角を中心まで折ります。さらに返して4角を折ります。奴さんの形になったら、4つのひし形を、全て開きます。返して4つの長方形を折り箱にします。

2枚目の折り紙も、折筋をつけて1回目の4角を中心にする折り方をします。裏がえして、3角だけ中心まで折ります。1角だけ表に返して中心まで折り、向い合せの2角を中心まで折ります。大きな三角を横半分に折り裏に返します。1枚目と同様に、3角のひし形を開き袖型にします。

1枚目と2枚目の袖型を組み合わせます。ベルトと蓋は、折り紙を縦半分に切った1枚、ベルトは残りの折り紙の1/8を使います。蓋は打ち合わせに半分に折り、さらに横半分に折り、先を軽く内側に曲げ本体に取り付けます。ベルトも細長く折りつけます。簡単ですが糊を使って固定した方がいいです。

ドーナツの箱

Photo by yto

ミニチュアドーナツの箱は、正確に作るために折り紙の他に糊、カッター、待ち針、定規、ペンが必要です。まず、15cmの折り紙に左から、2cm、2.4cm、5cm、2.4cm、2cm幅の線を5本引きます。上から1.2cm、1.2cm、2.4cm、2.4cm、2.4cm、1.2cm、1.2cmの線を7本引きます。

左から2番目、上から3番目と5番目の四角に下の線から1cm、上の線から1cmの横線を引きます。右は、右から3番目の四角に同じ線を引きます。今、線を引いた間の四角の両わきの四角が、箱の手持ちを抑える部分になります。紙が入るように1mm幅1cmの隙間をカッターで作り、緩い山を描きます。

1番上と下から2番目の5cm幅の四角の中に、蓋の線を書きます。左右1.5cm合わせが5mmになるような印と、爪の部分の印です。目安線に沿って上から4番目の四角が底になるように、カットします。これを型紙にし作る折り紙を置き、待ち針で上から細かく印をつけて切り、組み立て出来上がりです。

フクロウ

フクロウには色々な折り方があります。面白いものから立体まであり、こちらでは1枚の折り紙で折れるフクロウのご紹介です。まず、三角に2回折ったら、折鶴のように開きひし形を作ります。さらに、左右の角を中心線まで折り、開いて縦長のひし形を作ります。ここまで折鶴と一緒です。

鶴ではくちばしと尾になるところを、直角に折り上げます。上の部分を広げ、中心を押しつぶすように広げます。上から見ると、クロス十字の中心が四角になります。裏に返して、鶴の翼の部分を左右の角に合わせて折りあげ、中心で折り返します。2枚とも同じようにします。

折り返したところが耳になるように、半分に折ります。鶴のくちばしの部分を耳の線まで折あげて、表をくちばしの形に半分に折り、顔の中に入れます。裏になった部分も同様に中に入れます。目をと模様をつけて出来上がりです。面白い顔をつけて楽しみましょう。

ぱっちんカメラ

パッチンカメラは小さい子供がとても喜ぶ折り紙の一つです。一枚の折り紙で作れる簡単なものになります。まず、折り紙を対角線に折り筋をつけ、4角を中心まで折ります。裏がえしにして、また4角を中心まで折ります。さらにもう一度返して4角を中心まで折ります。

裏返して、上下のひし形を開き四角にします。そのまま真ん中で半分に折り上げます。左右の内側に折り込まれているところを引き出します。脚のような形になります。半分に折った部分を戻します。両端の脚の先を交差するように持ってきて、先を折って固定します。

この部分が両端を引くとシャッターのように、パチンと音がするようになります。子供が喜ぶ、ぱっちんカメラです。珍しい折り方はありませんが、スマホ世代の子供たちには、逆にとても珍しいおもちゃのカメラの出来上がりです。

面白い折り紙の折り方・挑戦したいレアなもの

Photo by zunsanzunsan

折り紙は楽しい、面白いだけでなく、飾ってもとても美しいものや、プレゼントや手紙を入れると喜ばれる珍しい折り方があります。普通の包みではなく、表にバラの花がついた箱にプレゼントが入っていたら、もらった人は喜ぶこと間違いなしです。

また、色々な人が挑戦するレアな折り方の折り紙もたくさんあります。ユニット型の折り紙は、小さな折り紙をたくさん組み合わせることで、手毬やくす玉のように素敵な飾りものになります。部屋だけでなくお店のオブジェとして利用されていることもあります。

折り紙好きな男性に人気が高い折り紙が、ドラゴンです。色々な折り方があり、それぞれがカッコいいドラゴンの姿を折っています。折り方が難しいものもありますが、面白いものも多く、比較的簡単なものを覚えて子供にプレゼントしたら、とても喜ぶことでしょう。

箱バラ

まず、折り紙を4枚用意します。同色2枚ずつ2組用意します。箱の底の折り方です。2枚の折り紙を縦に5㎜ほど裏に折ります。折ったまま縦に4等分になるように折ります。中心で折って、5mm折っていない方の右角を縦1/4の線まで折り上げます。そのまま一度裏表で広げます。

三角の頂点が下の線になるように、横に折り折筋をつけます。上の端を横の折筋までしっかり折ります。縦の線を裏返しになるように、山折りの折筋をつけます。三角を開き4つの左上がりの谷折りの折筋をつけます。同じ折り方の2つをはめ込み箱にします。蓋は5mm折らず縦に1/4の線をつけます。

縦の蓋上部は縦と一番左の斜めを山折りに、他の斜めを谷折りにし、折筋をつけます。左の三角は折ったままにして、先を半分折り返します。2つを組み合わせた時、上に紙の裏の6角形が出るようにします。六角形の端を半分まで折筋をつけ、それぞれの折山に三角を作り、隣に差し込みます。

ユニット折り紙

ユニット折にはたくさんの折り方があります。簡単な折り方から珍しい折り方、面白い折り方と様々です。1つ1つは簡単でも、組み立てることで華やかで複雑なものになります。繰り返すうちに面白い形になっていきます。ユニット折にして箱の形にしたり、毬にしたりと実用的なものもあります。

子供も喜びますが、ユニット折り紙は簡単な折り方を複数作って組み立てるものが多いため、高齢者施設やサークル活動では指先の運動として行われています。最も簡単なユニット折り紙は、4枚から8枚の折り紙を組み合わせて作る箱になります。たくさんの数を作ると面白い形にも仕上がります。

くす玉を作る時は、同じ折り方をたくさん作って、組み立てて作ります。珍しいユニット折り紙の中には、複数の折り方を組み合わせるものもあります。高度なものでは、正方形以外の折り紙を使うこともあり、芸術的な出来上がりになります。

ドラゴン

Photo byOpenClipart-Vectors

ドラゴンは、色々な折り方があり、大きな折り紙を複雑な折り方で折るものがほとんどです。一番簡単なドラゴンは、折鶴を折るように途中まで折る方法です。その後、鶴の背の部分をつぶし、羽の部分を上ではなく横に折りあげます。

そのまま鶴のくちばしになる部分を顔や尾の部分にして、様々な複雑な折り方をして行きます。特に立体的なドラゴンは、かなり細かく複雑な折り方や、珍しい手法を使っているため、言葉だけで説明できないものばかりです。作品はかっこよく面白いだけでなく、珍しいものも多くあります。

ドラゴンは、これが正しいという折り方はほとんどなく、折る人が工夫を凝らして折っています。胴の部分を鶴と同じ折り方をして残りの部分は、自分でオリジナルの折り方をしている人や、初めから自分で折り図を描く人もいます。カッコいいドラゴンは子供が喜ぶ折り紙の一つです。

面白い折り紙の折り方・鶴アレンジ

フリー写真素材ぱくたそ

多くの人が、子供のころから折鶴の折り方を学びます。必勝や目標達成、回復など様々なことを願って折るという経験を下ことがある人も多いことでしょう。基本の鶴は、折れるのに他の折り紙の折り方を知らない、という人も増えています。

そして、徐々に折鶴を折る機会も減り、子供の中には基本の折鶴を知らない人も増えています。ほとんどの折り紙は、折鶴や奴さん、風船の折り方を応用したものです。そのため、鶴の折り方を知っていると、花やメダル、コマなど色々な面白い折り方ができるようになります。

近年は、基本の折鶴だけでなくポチ袋にしたり、箱の形にする折り方もあります。また、鶴を複数個つなげる九万里や相生、脚付きや羽ばたく鶴など動きがあるものもあります。湯島の折り紙会館には、数えきれない鶴を1枚の紙で折った蓮鶴の国旗が展示されていたこともあります。

基本の鶴

フリー写真素材ぱくたそ

基本の折鶴の折り方です。まず、三角に折りさらにもう1度三角に折ります。三角を開きひし形を2つ作ります。ひし形の左右の先を中心まで折ります。裏、表を同じ折り方をします。折筋をつけたら戻し、上の一枚を上に引き上げながら、縦長のひし形にします。

表裏とも同じ折り方をし、下の部分をさらに、縦長に折ります。上の部分が羽、下の部分がくちばしと尾になります。それぞれを羽の中に入れながら上に折りあげます。くちばしの先を、中に折り込みます。折筋の付け方は色々ありますが、自分がおりやすい折筋をつけましょう。

基本の折り方の羽を作るまでを覚えておくと、色々な折り方をすることができます。折鶴は丁寧に折ることで、くちばしや尾の先まできれいに揃えることができます。慣れると、片手間に折ることもできますが、応用した折鶴を覚えるのも楽しいです。

鶴の手作りポチ袋

鶴の手作りポチ袋には、色々な折り方があります。まず、折り紙を裏表にし対角線に1回折ります。折ったところまで左右両角を折り、さらに左右の線を中心まで折ります。一度開くと、対角線と並行に6本の折り筋ができます。左右の両端を線に沿って、内側に折ります。もう一度折ります。

上下の角を中心まで折ります。一度開き、下の折り線上に対角線の折筋をつけます。左右の端を中心に折り直し、折り紙の両端を打ち合わせにします。左右を広げるようにし、下の角を上の小さいひし形の下角まで折り上げます。下にできた小さな対角線を山折り、横線を谷折りにして下に折ります。

この時、谷折りにした両角を下中心に持ってきます。下に折鶴の半分を折る形ができます。折鶴の要領で羽を折り、左右を折りあげるようにすると、くちばしと尾の部分が外側に出ます。くちばしの先も、折り返すと鶴の形になります。上の折り紙を蓋にして、出来上がりです。

鶴の小物入れ

子供のおやつ入れに、折鶴の箱を作ってみてはいかがでしょう。子供が喜ぶ折り方として覚えておくととても便利です。白い方が出るように対角線に折筋をつけます。表のして縦横に半分の折筋をつけます。折筋通りたたみ、ひし形に折ります。ひし形の左右を中心まで折ります。

三角に折った部分を開きます。裏がえして同じ様に折ります。4つの笠ができました。左右の笠の内側を中心まで折ります。白い部分を上にし、右側の三角を白い先の部分と一緒に内側に折ります。左側も同じようにします。左右の折山を打ち合わせるようにし、立てたら折筋は出来上がりです。

後ろも同じ様に白い部分を上にし、左側を内側に折り込みます。右側も同じ様に折ります。左右に×の印になるような折筋をつけます。表の先をまっすぐ折って、底にします。箱の底を広げて、翼を広げます。くちばしの先を内側に折り込み、尾を立てます。鶴の箱の出来上がりです。

九万里

折鶴には、鶴を複数ユニットにした蓮鶴という折り方があります。それぞれの鶴の紙の間を切って、一部がつながるように折ります。初めて折ると、つなぎが切れてしまったり、バランスがうまく取れないということもあります。しかし、慣れてくると上手にバランスよく折ることができます。

九万里は大きな鶴の羽の上に小さな鶴のお腹が乗るように折っていきます。鶴をたくさん折る時に、先をちょっとずらしてしまっても、何とか形になりますが、九万里はきちんと折らないと、バランスが崩れて、左右どちらかに倒れてしまいます。また、つなぎが不安定でもきれいに仕上がりません。

左右の小さい鶴が羽の上に乗らず、ぶら下がってしまいます。九万里は、折り紙の本をきちんと見ながら、正しい紙を用意して始めるのをおすすめします。珍しいようで、折り方そのものは誰もが知っている基本の鶴の折り方になります。蓮鶴は慣れると、面白い折鶴ができます。

相生

相生は、鶴のくちばしと両羽の先が、くっついた夫婦鶴になります。おめでたい席などにプレゼントされると、喜ぶこと間違いなしです。蓮鶴のほとんどは羽やくちばしと尾、といった一か所がつながっていますが、相生は三か所がつながった蓮鶴になります。

蓮鶴を折る時は、それぞれのバランスが大切ですが、相生の場合は特に二羽の鶴のバランスが悪いと倒れてしまいます。そこで折筋も丁寧につけるようにしましょう。連鶴を折る時は、折る数だけ、折り紙の大きさを変えたり形を変えます。相生は、中でも面白い蓮鶴の一つです。

相生の場合は横に2倍の折り紙をそれぞれ折筋をつけて、途中を切り離し、つなげる部分になる場所だけ切り取らないようにします。そして、それぞれの鶴を折り、つながるところが切れないように注意しながら折っていきます。そして、三か所をつなげたのが相生です。

面白い折り紙で遊んでみよう

Photo bystux

折り紙は無限の折り方と作品があります。本やサイト通りの折り方で基本の折り方ができたら、自分が作りたいもの、珍しいものに挑戦してみましょう。特に、子どもが喜ぶような他の人と違う折り方や面白い折り方は、大人も面白くなります。

折り紙は折るだけでなく、実用的なものや遊ぶことができるもの、オブジェとして使えるものと様々です。可愛い折り紙やきれいな折り紙を使って折ったり、折り方を工夫するだけで、包装紙や広告の紙でも美しい折り紙作品になります。

難しい折り方は、動画を見てもわからないことがあります。そんな時には、折り紙を教えてくれる教室もあります。ぜひ、基本の折り方だけでなく、色々な折り方を覚えて、実用的な時に利用したり、遊んだりと、折り紙を楽しみましょう。

こなみん
ライター

こなみん

こなみんです。趣味は推理小説を読むこと、アニソンを歌うことと、ビルの谷間を散歩すること、アメリカドラマを見ることです。生活や手芸、街紹介、税金・年金の記事の他に、アニメ・アニメ映画や漫画のネタバレ、アニソン記事を書いています。 ライター歴は3年目でまだまだ不慣れですが、よろしくお願いします。

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