グッドポイント診断って知ってる?
「あなたの長所は何でしょう」という質問は就職や転職の面接で必ずと言っていいほど聞かれますが、自信を持って答えることができますか。この記事では、質問に答えるだけで自分の長所が分かるというグッドポイント診断についてご紹介します。
グッドポイント診断とは
グッドポイント診断で長所を調べるとなると、就職や転職の際の面接対策や職務経歴書を書くためと思われがちですが、実は自分の長所を知っておくとプライベートで助かる場面も多いです。
そんな活用できるシーンが数多くあるグッドポイント診断について、まずは料金などの基本的な事項をご紹介しましょう。
リクナビNextのコンテンツ
まずはグッドポイント診断はどこで受けられるかについてご紹介しましょう。グッドポイント診断はリクナビNextというウェブサイトの中にあるコンテンツです。
グッドポイント診断を提供しているリクナビNextは、日本最大の人材会社であるリクルートが運営しています。その中でも転職に絞っているのがリクナビNextとなっており、求人情報やスカウト機能、転職のノウハウなどが紹介されています。
そして転職の際に大切なのは自分の才能をしっかりとアピールできるように自分の長所を知っておくことということで、グッドポイント診断が提供されているのです。
無料で使える
グッドポイント診断が受けられるのはリクナビNextですが、このウェブサイトは会員でなくても閲覧できるページもあります。しかし、グッドポイント診断が受けられるのは会員のみとなっています。
ただ、グッドポイント診断の人気が大変高い理由の一つに会員登録は無料でできるという点があります。つまり、グッドポイント診断は完全無料で受けられるのです。
グッドポイント診断の診断結果については後の項目でご紹介しますが、無料とは思えないほどのボリュームで、長所についてかなりのデータを提供してもらえます。
グッドポイント診断は300問近い質問に答えた結果の診断で、回答の目安時間も40分となっていると書くとそのデータへの期待度もあがるのではないでしょうか。
自分の才能を調べられる
そしてグッドポイント診断のたくさんの質問に答えると、全部で18種類の強みの中からあなたらしい長所を5つ導き出してもらえます。これがあなたの才能というわけです。
自分の長所や才能についてはっきりとした言葉で表せなくても、グッドポイント診断でしっかりと文章にして解説してもらえますので面接や職務経歴書に活用ができるのです。
ちなみに、才能や長所を導き出すテストとしてGallup社が提供しているストレングスファインダーというものがあります。
こちらも就職や転職の際に受けてみる人が多いですが、グッドポイント診断との違いはストレングスファインダーは有料であるという点です。
ストレングスファインダーはグッドポイント診断よりも多い34種類の中から長所を5つピックアップできるという利点がありますが、料金は最低でも2340円(2020年6月現在)となっています。
まずは自分の長所を知っておきたい時や、今すぐに転職は考えていない時、日常生活で活用できるように才能を知りたいといった時には無料で受けられるグッドポイント診断のメリットが大きいと言えるでしょう。
グッドポイント診断の受け方
無料でいつでも受けられて診断結果も詳細に教えてもらえるグッドポイント診断。メリットしかないように思えますが、口コミを見ていると唯一のデメリットとして挙がっているのがどこでグッドポイント診断が受けられるか分かりにくいという点です。
ここからはグッドポイント診断がスムーズに受けられるように、リクナビNextのウェブサイトでグッドポイント診断を受ける時の手順をご紹介しましょう。
リクナビNextに登録
グッドポイント診断の受け方、まずはリクナビNextに登録する必要があります。完全無料で登録できますが、会員登録と聞くと面倒と思う人も多いかもしれません。
リクナビNextの登録内容は、最低限の内容だとメールアドレスと氏名、生年月日、そしてパスワードだけで完了することができ、グッドポイント診断を受けることができます。これだけだと3分ほどで完了します。
もちろん、リクナビNextは転職サイトですので転職を希望している場合は希望職種などの詳細を入力するのがおすすめです。ただ、グッドポイント診断だけを受けてみたい場合は必要ありません。
リクナビNextの登録は、ウェブサイトのトップページにある「まずは会員登録」から行うことができます。登録ができたらログインし、早速グッドポイント診断にチャレンジしてみましょう。
診断ページから実施
ログインしてマイページに進んだら次に探すのはグッドポイント診断です。グッドポイント診断は、画面の中央に表示されていますので、そこをクリックするだけです。
グッドポイント診断を実際に受ける時に注意したいのは時間です。グッドポイント診断は合計で3部構成になっており合計で293問もの質問に回答することになります。
ウェブサイトで推奨されている目安時間は40分、口コミを見ていると平均20分ほどかかるグッドポイント診断ですので、受験する時には最低でも30分は時間が取れる時に行いましょう。もちろん途中で中断することはできません。
ただし、質問自体は深く考えるというよりも直感で選ぶものばかりです。それでこそ深層心理が分かるというわけです。
一例を挙げると、Aはできるだけ多くの友人が欲しい、Bは深く付き合える友人が欲しいとなっており、選択肢はA、どちらかといえばA、どちらかといえばB、Bの4つから選びます。
詳細な診断結果
グッドポイント診断の回答が終了したらあなたの長所が診断されるのですが、それは合計18種類ある項目の中から5つが選ばれます。そしてその5つの項目それぞれについて300字ほどの詳細な解説までついてくるのです。
この詳細な解説はかなり的確に才能や長所を表していると評判なのですが、それもそのはず、グッドポイント診断では合計8568通りもの診断結果が用意されています。
グッドポイント診断の活用法
就職や転職の面接、職務経歴書などを書く時に活用できるグッドポイント診断。これだけの情報が貰えて無料というのは信じられないとの口コミも多いです。
また、深層心理を探るような質問から長所を導き出すというシステムのグッドポイント診断のため、今までは自分では長所だと思っていなかった点に気づかされたという口コミも見られます。ここからはそんなメリットばかりのグッドポイント診断の活用方法をご紹介します。
転職活動に
グッドポイント診断を提供しているのは転職に特化したリクナビNextということで、やはり転職活動に活用するのがおすすめです。
自分の才能や長所をしっかりと確認するのはもちろん、なんとグッドポイント診断の診断結果を転職希望先に送付することもできます。これであなたの強みについていろんな角度からアピールができるというわけです。
就職活動に
グッドポイント診断は就職活動にも有効に活用することができます。いざ就職活動を始めようと思っても、自分にはどのような職種が向いているのか判断ができないことがあります。
そんな時にグッドポイント診断の診断結果をよく読み、長所と判断された項目が発揮できるような仕事に絞って就職活動をすると自分の才能が生かせる仕事に就くことができます。
自分の長所を深めるために
グッドポイント診断から自分の長所や才能を判断し、面接や職務経歴書に繋げるためにはコツがあります。それは、グッドポイント診断で判断された5つの長所から2つに絞り込むという点です。
長所をあれもこれもと挙げていては結局アピール不足になりかねません。2つに絞り込み、それを生かすという考え方をすると長所を最大限に発揮することができます。
面接対策に
このグッドポイント診断の長所を2つに絞るという方法は面接対策でも有効です。面接で必ずと聞かれる質問の一つに「あなたの長所はなんですか」というものがありますが、その時にも長所を幾つも挙げるのではなく2つほどに絞るのがおすすめです。
そしてそれぞれの長所の根拠となるような過去の体験をまとめておきましょう。これで相手を納得させられるような回答が準備できるはずです。
職務経歴書の作成に
グッドポイント診断は職務経歴書を書く時にも活用することができます。そして職務経歴書に長所を書く時には1つに絞るのがおすすめです。
グッドポイント診断で提供された300字ほどの解説などを参考に具体例を織り込みながら自分の強みについて論理的に書きましょう。その時にこれまでの職歴とも繋げられると更に効果的です。
グッドポイント診断で自己理解を深めよう!
転職を考えているので職務経歴書に取り組んている人や就職活動を控えている人はもちろん、単純に自分の長所について知ってみたいという動機でも無料ですから気軽に試すことができるグッドポイント診断。ぜひグッドポイント診断を受けて自己理解を深めてください。