アプリはデザインが超重要!
近年ではデジタル化が進み、多くの人がスマートフォンやタブレットを活用されています。以前は店舗の広告方法としてチラシやDM等を使った集客でしたが、現在は実店舗のアプリを利用する企業やお店も多くなっています。
アプリを利用しているユーザーが目を引くような、おしゃれなデザインでトレンドになっているアプリを作成する事が重要視されています。アプリを作成する際に注目していただきたいUI・UXデザインの基礎知識や、デザインのトレンドについてご紹介します。
世界中でも注目を集めている大人気のアプリのデザインを参考にしてみましょう。またアプリの作成に興味のある方は、アプリのデザイン作成のおすすめポイントもピックアップしてみますのでチェックしておきましょう。
アプリのデザインで重要なこと
アプリのデザインで重要な事についてご紹介します。現代人が今や生活に欠かせれない存在となっているスマートフォンは、アプリがあってこそ便利で必要な情報が手軽に手に入ります。
企業や店舗が集客を考えるなら時代の変化と共に、スマホのアプリが重要となってきています。アプリを作成する上ではデザインが最も重要となっています。
ユーザーにとってアプリケーションは日々使うものなので、使いやすさとおしゃれなトレンドのデザインは大切な項目です。長くユーザーが使うアプリを作成する為に必要な、デザインや必要な基礎知識を参考にしてみましょう。
UI
アプリのデザインの基礎知識についてご紹介します。まずアプリのデザインを作成する際にはUIが重要になるます。UIはユーザーインターフェイスの略で、ユーザーとデバイス(スマートフォンのアプリ)の接点を意味します。
UIは簡単にいうと、スマホのアプリのアイコンです。IT業界では何かと何かを繋ぎ合わせる窓口の役割になる事をUIと呼びます。UIはアプリ全体の顔になる部分で、ユーザーのスマートフォンのデザインにもなります。
またUIはアプリのフォントサイズやボタン、アニメーション等の全体のデザインにも含まれます。UIは見た目だけでなくユーザーが操作しやすくするためのスワイプやタップのデザイン。
その他にも英数字等の文字を入力をしやすくする為のキーボード表示のデザインになります。UIはおしゃれなデザインであり、どんなユーザーが使っても使いやすい事が評価されます。
UX
続いてアプリの作成に重要になるUXについてご紹介します。UXはユーザーエクスペリエンスの略で、ユーザーが商品やアプリサービスを利用をします。そこでユーザーがどれだけアプリで体験できるデザインなのかがUXデザインのポイントです。
UXデザインはユーザーがアプリを使ってどのように感じているか、使いやすさや楽しくアプリを楽しめた等が良いUXとなります。逆にアプリが期待外れだったり、他のアプリと比較して劣っていると感じた場合は悪いUXになります。
アプリのUXの良し悪しでユーザーがアプリを長く愛用するのか、削除してしまう可能性が出てきます。アプリのUXはユーザー目線で快適に体験できるアプリを提供するのが重要となるので参考にしてみましょう。
トレンドを押さえること
アプリのデザインで重要な事はトレンドを抑えるのがポイントになります。スマホでたくさんの情報が入り、商品を購入したりお店で簡単に決済ができる便利なツールです。
手のひらサイズに収まるスマホですが、できる事の多さは計り知れません。時代の技術やトレンドを参考にUIやUXのデザインを取り入れましょう。また小さな画面で操作をする際にはシンプルなデザインの設計が大切です。
アプリでたくさんの操作ができますが、パソコンとは異なり1ページにつき1操作で行える様にデザインします。文字だけに頼らない設計で誰でも簡単に使えれる、トレンドを取り入れたアプリデザインが注目されています。
アプリのデザインのトレンド
続いてアプリデザインのトレンドについてチェックしてみましょう。スマートフォンが登場して以降、アプリが誕生してデザインのトレンドも過去と現在では目まぐるしく変化を遂げています。
スマホを長年使用している方は、アップデートをした後にアプリのデザインが変わっているのを確認できます。またiPhoneやandroidの既存アプリも、定期的に行われる大きなアップデートでもアプリのアイコンが次々に変化されています。
アプリのデザインの変化や、その時代のトレンドになっていたデザインの特徴についてご紹介します。デザインの特徴やメリットやデメリット点を参考にしてみましょう。
スキューモーフィズム
まず初めにアプリデザインのトレンドのスキューモーフィズムからご紹介します。スキューモーフィズムは2013年iOS7が登場しるまでのアプリデザインが一般的になっていました。
スキューモーフィズムは「リッチデザイン」と呼ばれる事もあり、アプリのには実在感のあるデザインが特徴的です。アプリボタンも光が当たっているかの様な立体感のデザインを出す事もできます。
iPhoneやandroidのスマホが登場した当初、スキューモーフィズムを使用されていましたが、いまいちユーザーが馴染めずに提供する側もカスタマイズが行いにくいのがデメリット点となっていました。
またスマホの小さな画面に出るアイコンではごちゃごちゃしたデザインのイメージなので、現在ではスキューモーフィズムよりもユーザーが分かりやすく印象的なでデザインのアプリが主流となっています。
フラットデザイン2.0
続いてアプリデザインのトレンドになっているフラットデザイン2.0をご紹介します。2013年iOS7が誕生して以降、アプリにはフラットデザインが取り入れられました。
スキューモーフィズムよりもイラスト的でユーザーも分かりやすいのが特徴です。フラットデザイン2.0はフラットデザインをさらに改良をしたデザインになります。
フラットデザインは立体感のない平面デザインが特徴でしたが、フラットデザイン2.0はアプリのメニューボタンに影を付けて立体感を強調したデザインになっています。ユーザー側も操作しやすく使いやすさがメリットです。
マテリアルデザイン
最後にアプリデザインのトレンドになっているマテリアルデザインについてご紹介します。マテリアルデザインはGoogleが2014年に発表をした、動的なしくみを多用した立体感のあるデザインです。
マテリアルデザインはシンプルで分かりやすいフラットデザインを活かしながら、日常動作をする様にユーザーが直感的に操作ができるのが特徴的です。
マテリアルデザインは直感的なUIとなります。デザインのトレンドの中でも使いやすいと好評です。現実世界の様に使いやすく考慮されています。
アプリのデザインの参考例
続いて実際多くの利用者が愛用している有名なアプリの参考例をご紹介します。幅広いジャンルや年齢層の方にも、使いやすく操作が簡単に行える優秀なUIデザインを取り入れたアプリに注目してみましょう。
ユーザー目線に使い心地の良さを考慮した上で、最新のテクノロジーやアイデアを取り入れられています。アプリの作成の際には普段使用している人気のアプリを参考にしてみましょう。
Spotify
まず初めに世界的にも有名なSpotifyのアプリデザインからご紹介します。日本でSpotifyが利用できるようになったのは2016年からスタートされました。現在では日本での利用者も非常に多い人気の音楽ストリーミングサービスです。
日本でサービスが始まる以前まではSpotifyのアプリデザインは緑を基調にしたロゴでした。現在は背面に黒をベースに緑の2色のデザインに変更となっています。UIやUXもユーザーが使いやすいアプリとして改良されています。
毎月新しい音楽の配信を更新するだけでなく、アプリのデザインも最新を取り入れています。文字だけでなくアーティストやCDのジャケット画像等で、ユーザーにも分かりやすく使いやすいアプリなので注目しておきましょう。
続いておしゃれな画像を投稿する大人気SNSアプリInstagramのアプリデザインに注目してみましょう。Instagramのアプリは以前まではレトロな雰囲気のインスタントカメラをイラスト風にしたデザインでした。
現在Instagramのアプリデザインはピンクを基調としたイラスト風の柔らかい印象のデザインに変更となっています。従来のデザインはスキューモーフィズムでしたが、現在のアイコンデザインはフラットデザインにアップデートされています。
Instagramのデザインが変わった当初、ユーザーが話題になりました。現在のデザインは賛否両論ありますが、今後アプリのデザインはどんどん進化していきます。
eBay
続いてeBayは世界的にも有名な巨大オンラインマーケットのアプリです。eBayのアプリの特徴はショッピングをフレームのない「フリスクリーン」を採用しています。
iPhoneXやgalaxyS8が登場して以降、UXデザインはフレームレスがトレンドになっています。スマホのスクリーンが大きくフリスクリーンになっている現在、フレームレスを取り入れたeBayはユーザーが商品が非常に見やすくて使いやすいアプリになっています。
ZINIO
続いて世界中の6000以上の新聞や雑誌等をデジタル版で購入する事ができるおすすめのアプリZINIOをご紹介します。様々なジャンルの世界中の新聞や雑誌で情報を共有できます。
ZINIOのアプリには読み上げ機能が付いているので、他の作業をしながらでも情報を耳で聞く便利な機能が魅力となっています。
Dribbble
続いてUIデザインが参考になる定番サイトであればDribbbleがおすすめです。Dribbbleではデザインのサンプルをチェックする事ができます。
Dribbbleのサイト内でUIやMobileやinteractionを検索すれば、たくさんのサンプルデザインを確認できます。デザインの参考だけでなく、アプリ作成の際にはDribbbleを参考にしてみてください。
Behance
最後にアドビシステムズが運営されているクリエイター向けSNSのBehanceをご紹介します。国内や海外デザイナーのデザインサンプルを探す事ができます。
Behanceはスマホのアプリ以外にもパソコンサイトまで活用できます。サイト内の検索で自分がイメージするデザインサンプルを探してみましょう。
アプリのデザイン作成のポイント
アプリのデザイン作成をする際に重要な点や作成のポイントについてご紹介します。時代の変化と共にアプリのデザインのトレンドも変化していっています。
アプリデザインの作成をする際に1番重要な事は、ユーザーが使いやすく簡単に操作できるのかが大きなポイントとなります。それぞれアプリ作成に注目したいポイントをチェックしてみましょう。
配色に気を使う
アプリデザインを作成する際には配色に気を付けておきましょう。ユーザーが分かりやすく印象を付ける為には配色を決める際にはイメージカラーを決めるのがポイント。
またアプリをアップデートする際にも同じカラーを使用して、パターン化するのがおすすめです。解読すべきコンテンツの場合は定番ではありますが文字は黒で背景を白にする事で、幅広いユーザーが読みやすくなります。
アプリのデザインにおいてカラーの配色はとても重要なポイントです。アプリのイメージカラーを決める際には鮮やか色、淡い色等のカラーを統一させましょう。
ストレスのないデザインにする
続いてアプリデザインを作成する際にはストレスのないデザインにするのがポイントです。アプリを利用する際に、ユーザーがよく利用する場合は操作は2回までのタップで行えるのがおすすめ。
更に動画アプリの場合は自動再生は避けたり、動画を開いた際には音が出ない様な設計にする等を心がけましょう。その他にもユーザーがページを移動する際にも、手間を考慮して最小限に済むようにするのがポイント。
ストレスがかかってしまうアプリケーションは、長く愛用されにくくなります。様々な工夫がありますので参考にしてみてください。
ユーザー層を意識する
最後にアプリデザインを作成する際にユーザー層を意識してみるのがおすすめです。今や幅広い年齢層の方がスマホを利用しています。
若い世代から60代や70代までの年齢層が誰でも使いこなせるアプリは非常に珍しいです。アプリのユーザー層やターゲットを決めて作成する事で、トレンドを取り入れやすくなります。
UIやUXのデザインの方向性を明確にするためにも、どんなユーザー層目当てにしているアプリを位置付けしてみてください。
デザインを意識してアプリをつくろう
アプリを作成する際にはデザインのトレンドを意識してアプリを作るのがおすすめです。スマートフォンの待ち受け画面に表示されるアプリは、よく使うアプリやおしゃれなアイコンで埋め尽くしたいものです。
たくさんのユーザーから支持される様な使いやすさや充実した内容のUXを重視したアプリの他にも、アプリそのもののデザインとなるUIがとても重要なポイントとなります。
使用するユーザーの事を考えたアプリ作成をするのがポイントです。今後アプリを使った企業やお店の広告として需要が高くなってきます。アプリ作成に大切なUIやUXの基礎知識、トレンドになっているおしゃれなデザインのアプリをご紹介しました。
ユーザーが使いやすい事を第一に、今後アプリでできる機能や新しいトレンドが登場します。アプリのデザインはその時に合ったトレンドを取り入れた作成を心がけましょう。