「もういい」とスグにいう人の心理
「もういい」とは、「もう結構」「もう十分」「この辺でいい」と言う意味ですが、スグにこの言葉を使う人がどのような心理状態なのかを考えてみましょう。「もういい」と言う以上、それ以上は必要ないということであり、満足しているようにも思えますが、実際にはそういう心理状態ではありません。
余裕がない
人間、余裕がある時は、人のすることを受け入れる準備ができています。ところが、精神的にも肉体的にも金銭的にも余裕がなくなると、「もういい」とスグに言いたくなります。「それ以上はやらなくていい」ということですが、このような心理状態の時は、余計なことにかまけるのが嫌だということです。
自分に自信がない
「もういい」と自分にスグ言う人は、自分に自信がない人です。何かを最後までやり遂げる自信がないという心理状態の時に、「もういい」「この辺で終わりにしよう」と断念してしまいます。このような心理になる人の多くは、過去にも何かで諦めた経験がある場合があり、スグに「もういい」と言い出します。
誰かがやってくれると思っている
自分がやらなくても、誰かが代わりにやってくれるだろうという心理の人も、スグに「もういい」と言います。ある意味無責任な態度ですが、ほかの人がやってくれるなら、無理して自分がこれ以上頑張る必要はないということなのです。しかし、必ず誰かがやってくれるとは限らず、「もういい」と言っても、作業が不十分なままの場合もあります。
諦めやすい
いったん始めたことは、最後までやり遂げなければいけませんが、諦めやすい性格の人がいます。スグに物事を放り投げて、別なことをし始めるのです。その別なことも諦めやすいので、長続きしませんが、そういう人もスグに「もういい」と言います。諦めるという心理状態では、「これでいい」といい加減なところで納得してしまうのでしょう。
油断させようとしている
「もういい」とスグに言う人の中には、相手を油断させようという心理状態の人がいます。「もういい」と言って、相手の気が緩んだところを突くのです。相手としても「もういい」と言われたからには、それ以上その作業をしなくていいのだと思いますが、それは正しくはなく、途中で作業をやめた人を攻撃する理由としているのです。
人生に疲れた
一生懸命頑張ってきたけれど、そろそろ人生に疲れたという人がいます。そのような心理状態になると、「もういい」と投げやりな言葉を連発することが多くなります。もちろん、人生に疲れたと思うことは誰にでもあるでしょうが、その心理が高じた場合は、「もういい」「これ以上踏ん張りたくない」という気持ちになるのです。
普段疲れた時も
人生に疲れたというような大ごとでなくても、きつい仕事をしている人などは普段も疲れた状態が続きます。そのような状態のままだと、「もういい」と毎日のように言うことになります。もしそのような心理状態が続く人がいたら、少し休憩を取って、気分をリフレッシュする必要があります。
ストレスが苦手
嫌な仕事、きつい作業にはストレスが伴います。そのストレスに堪えて、仕事や作業を続けなくてはいけないのですが、「もういい」とスグに言う人は、このストレスが苦手です。頑張って何かをやり続けるのを嫌うために、「もういい」と途中で投げ出してしまうのです。ストレスは誰もが嫌がるものですが、少しは耐える心も必要です。
少し聞いただけですべてがわかっていると思う
相手の話を少し聞いただけで、すべてがわかったつもりになる人がいます。そのような心理が働く人は、スグに「もういい」と言います。実際に話の全体像がつかめたわけではないでしょうが、スグに相手の話を打ち切って、「もういい」と言い出すのです。しかし、それでは相手も言いたいことの半分も言えないでしょう。
「もういい」とスグにいう人の特徴【性格】
「もういい」とスグに言う人の性格の特徴を見てみましょう。「もういい」とスグに言う人は特有の心理状態にあることはすでに説明した通りですが、その心理状態は性格に根差しています。したがって、性格分析をすれば、どうしてスグに「もういい」と言うのかがより明確になり、対処法も見えてきます。
責任感がない
いったん任された仕事や作業は責任感を持って遂行しなければいけません。しかし、「もういい」とスグに言う人は、性格上この責任感が欠けています。自分の背中に背負ったものを何が何でも運び、任務を達成するという気がないのです。それで、「もういい」と中途半端なところで、放り出してしまうのです。
落ち着きがない
落ち着きがないのも「もういい」とスグに言う人の性格の特徴です。なぜかというと、落ち着きがある性格の人は、いったん任された仕事を集中して最後まで取り組みます。ところが、落ち着きがない人は、この集中ということが不得意で、すぐにほかのことに手を出し、任された仕事を「もういい」と放り投げるのです。
面倒くさがり
「もういい」とスグに言う人は、面倒くさがりです。骨を折って、何かをするのを嫌がる性格で、何でも「もういい」と諦めてしまいます。もしこのような性格の人の口癖を変えるとすると、「もういい」から「面倒くさい」となるでしょう。それほど、煩わしいことをしたがらない性格なのです。
気にしない
細かいことや、今後のことをあまり気にしない性格の人も、「もういい」とよく言います。そんなことどうだっていいだろうというわけで、この性格は無責任とも通じます。しかし、どうでもいいということはなく、しっかり気を使う必要があるのですが、「もういい」をスグに言う人は、そのようなことに気を配りません。
新しいことが好き
新しいことが大好きという性格の人がいます。それはそれで悪いことではありませんが、このような性格の特徴をした人は、それまで使っていたものや情報などを「もういい」とばかりに捨ててしまう場合があります。そして、新しいものに飛びつくのですが、それもスグに飽きてしまい、また「もういい」となるケースも多いようです。
中には優しい性格の人もいる
後輩や部下に「もういい」と言って、仕事を終わらせる場合があります。そのような場合は、そろそろ疲れただろうから帰っていいという意味です。つまり、後輩や部下に気遣いを見せているのであり、優しさの表れです。このようにスグに(スグというわけではないかもしれませんが)「もういい」と言う人の中にもいい性格の特徴を持った人もいます。
好き嫌いが激しい
好き嫌いが激しいという性格の人がいますが、このような特徴の人は、好きなものに対しては異常なほど執着心を見せて頑張りますが、嫌いなものには「もういい」とスグに言い、放置します。人間だれしも好き嫌いはありますが、それが度を超すと、嫌いなものはスグに捨てて、顧みないということになります。
疲れやすい体質
これはスグに「もういい」と言う人の性格の特徴ではありませんが、体質的に疲れやすい人がいます。そのような人は、どうしても物事が中途半端になりがちです。せっかくいいところまで行っていても、疲れた状態になってしまい、「もういい」と言ってしまうのです。これは無理からぬことではありますが、本人も悔しい思いをすることが多くなります。
「もういい」と言いたくなる時【仕事】
スグに「もういい」と言う人の心理や性格の特徴を見てみましたが、今度は、「もういい」と言いたくなる時がどんな時なのか考えてみましょう。「もういい」と言いたくなるのは、特別な特徴がある人だけに限りません。普通の人でもそういう言葉を発したくなる時はありますが、今回は仕事における場面を例に挙げてみましょう。
頑張っても先が見えない
仕事を頑張るのは、将来のためです。自分や家族、子供の将来を考えて、きつい業務にも我慢ができます。ところが、いくら頑張っても先が見えないという状態だと、この仕事「もういいや」と言う気分になることもあります。もちろん、そう言ったからと言って、スグに次の手を打てるとは限りませんが、目の前のことに嫌気がさすこともあるのです。
やっていることが評価されない
仕事を続け、それが高く評価されると、嬉しいものだし、さらに頑張ろうという気持ちにもなります。ところが、どれだけ仕事に邁進しても、全く評価されないことや悪い評価をされることがあります。そうなると、腹立たしい思いに駆られ、つい「もういいや」となってしまう場合があります。
パワハラされている
上司からパワハラされている場合で、その上司の上司やしかるべき部署に相談しても埒が明かないと、「もういいや」と諦めてしまう場合があります。また、仕事自体を「もういいや」と辞めたくなる場合もあるでしょう。しかし、何らかの対処法はあるので、「もういいや」などとは言わず、次の手を考えましょう。
仕事が終わらない
1日中仕事をしても、その仕事が終わらない場合があります。そのような時は、適当なところで切りをつける必要がありますが、その際に「もういいだろう」という言葉を使う場合があります。これは、他の例のように悪い意味での使い方ではなく、通常誰もがする言い方です。この言葉を聞いた同僚も同じような気持ちになるでしょう。
サービス残業がある
法律では、残業をした者にはそれなりの対価を支払うべきとなっていますが、現在でもサービス残業というものが行われています。これは、残業代を払わずに社員に残業をさせる行為です。このようなサービス残業をしている人は、「もういいや」と投げやりな気持ちになる場合もあるし、転職を検討する人もいます。
残業時間が長い
サービス残業も嫌なものですが、残業時間が長いのも辛いでしょう。限られた日であればいいですが、毎日毎日残業となれば、いい加減に耐えられなくなることもあるでしょう。そのような時に思わず「もういいや」と仕事を変えたくなることもあります。と言って、実際に転職するかどうかはわかりませんが、つい投げやりな言葉を発してしまうのです。
会社の経営状態が危うい
会社の経営状態が危うい場合は、いつまでも粘っていずに、「もういいや」と辞めてみるのもいい考えです。そのような会社にいても、今後の見通しは立たないでしょうから、自分や家族のために転職を決断したほうがいい場合も多いです。このようなケースでの「もういい」は、肯定的にとらえることができます。
「もういい」という言う恋愛での心理【男性】
恋愛において、男性が「もういい」と言う時の心理を分析してみましょう。男性が好きな女性に対して「もういい」と言う場合、それが本心かどうかはわかりません。何か別の思惑があって言っている可能性もありますが、実際のところどうなのか考えてみましょう。それによって女性の対処法が見つかります。
言葉でうまく伝えられない
男性は、恋愛においてもあまり自分の思ったことをストレートに口にしません。女性に比べて、男性は気持ちを表現するのがうまくありません。中には、上手に話す男性もいますが、多くは苦手としています。そのために、話を適当なところで終え、「もういい」となってしまうのです。恋愛における男性の気の弱さを表す性格の特徴です。
話しても埒が明かない
恋愛では、仲がいい時期が続く場合もありますが、時には言い合いになることもあります。その際に、いくら男性側から女性に言って聞かせても、言うことを聞いてくれなかったり、反論されたりすると、「もういい」となる男性が多いです。これ以上話をしても埒が明かないということでしょうが、そのような場合はどちらかが引かないと、収拾がつきません。
その場から逃げたい
言い合いと言うほどのことがなくても、男性側の気持ちがわかってもらえない場合や自分の意見を通せない場合は、その場から逃げたいという心理になることがあります。そんな時に思わず男性は「もういい」という言葉を発します。ひとまず彼女のそばを離れて、考えをまとめたということです。
恋愛に疲れた
ただ単に恋愛に疲れたという時があります。そのような時は、「もういい」と言って、ひとまず彼女と別れたくなるものです。ただ、疲れたと言っても一時的なものならば、またデートをして楽しく過ごせるでしょうが、男性が深刻に恋愛に疲れたという場合は、その後の修復が難しいケースもあります。
言いたいことを我慢している
男性が彼女に対して言いたいことを我慢している場合があります。彼女の気に入らない点や至らない点に不満を持っていても、彼女が気を悪くすることを恐れて、口に出さないのです。そんな時も、男性は「もういいや」と言って、その場を繕います。本心では、「もういい」のではないのですが、これも男性という生物の弱さを表す性格の特徴です。
彼女と別れたい
恋愛関係にある男性が「もういい。疲れた」と言う場合は、本当に恋愛に疲れた状態で、彼女と別れたいと思っているケースもあります。このような心理状態にまで追い込まれた男性の気持ちを再び燃え上がらせるのは難しいので、そのままお別れとなることも考えられますが、それでは女性の気持ちが納得しないでしょう。
「もういい」という言う恋愛での心理【女性】
男性が恋愛で「もういい」という心理について分析してみましたが、今度は女性の気持ちを見てみましょう。女性も恋愛で思わず「もういい」と口走る時がありますが、どのような時なのでしょうか。男性と女性でその心理状態の特徴に違いはあるのでしょうか。その辺のところを探ってみましょう。
相手に追いかけてきてほしい
女性が恋愛で「もういい」という心理は、男性とは違うようです。まず、追いかけてほしいという時に「もういい」と言う場合があります。たとえば、小さな言い争いをして、女性がすたすたと先に行ったとします。そのような時は内心では追いかけてほしいと思っていますが、それをやってくれない時は「もういい」とすねることがあります。
もっと構ってほしい
恋愛においては、女性はいつも構ってほしいと思っています。男性の気を惹きたいという気持ちになっているのですが、それがかなわないと「もういい」と怒り出すことがあります。実際には「もういい」ことはないのですが、わざとそう言って、男性の気持ちを乱そうとします。その場合は、男性は遠慮せずに構ってあげるといいでしょう。
気持を察してほしい
男性と女性の恋愛関係では、互いの気持ちを察することが大切です。特に女性は男性にそれを期待します。ところが、鈍感な男性がいて、女性の気持ちがなかなか理解できないことがあるのです。そのような時、女性は「もういい」と言って、それ以上とやかく言わなくなりますが、本心では「もう少し私の気持ちに敏感になって」と思っているでしょう。
女性は恋愛に疲れる?
男性は、「もういい。疲れた」と言って、彼女と別れたがることがありますが、女性の場合、このようなケースは多くありません。仮に恋愛に疲れたと言っても、一時的なものが多く、その疲れた状態もしばらくすれば回復し、また同じ男性と付き合うようになるケースがよく見られます。しかし、本気で恋愛に疲れたという場合もあります。
「もういい」と男性が恋愛で思う時
男性が恋愛でどのような時に「もういい」と思うのか考えてみましょう。その心理状態については解説したので大体おわかりになったでしょうが、今度は時間軸で見てみます。男性が「もういい」と思う時は、女性に何らかの問題がある時が多いです。では、どのような問題に対して、「もういい」と思うのか例を挙げてみましょう。
性格についていけないと感じた時
彼女の性格についていけないと思う瞬間が男性に生じると、「もういい」という気持ちになることがあります。彼女の性格の特徴の程度にもよりますが、多少なら男性は我慢します。しかし、あまりにわがままな女性が相手だと、その我慢にも限界がきて、「もういい。別れよう」ということになります。
過去のことを攻め続けられる時
過去に男性が浮気していた場合、それを女性から攻め続けられる場合があります。確かに浮気は悪いことなので、ある程度はやむを得ませんが、あまりしつこすぎると、男性のほうでも頭にきて、「もういい」という思いにもなります。それで別れることになれば、女性も傷つくので、過去を取り上げるのもほどほどにしないといけません。
彼女に浮気された時
今度は男性が浮気した場合でなく、女性が浮気したケースです。この場合は、男性の心も大きく傷つき、女性を許せない気持ちになります。いくら彼女が謝っても、納得ができず、「もういい」という気分になってしまうのです。そうなれば、いずれは別れることになり、恋愛関係が解消となります。
彼女に嘘をつかれた時
浮気に限りませんが、何か重大なことで彼女に嘘をつかれた時も、男性は傷つきます。男性というものは、意外にか弱い特徴を持つ生き物なのです。そのため、そのような場合は、「もういい」という気分になり、彼女を信用しなくなることがあります。そんな状態では、その後の関係も危うくなります。
彼女が欠点を改善しようとしない時
人間だれしも欠点を持っているものですが、自分が付き合っている彼女に欠点があると、男性は指摘をします。それで改善してほしいと願うものの、まったく彼女のほうで改善の意思を示さないと、男性はあきらめて「もういい」という心理状態になることがあります。いくら言ってもダメなら、しょうがないというわけです。
彼女から信用されていない時
恋愛関係はお互いの信用によって成り立っていますが、男性のほうが女性から信用されていないことがわかった時も、「もういいや」という気分になることがあります。たとえば、別な女の子と会ったり、付き合いで遅くなったりした時に、「浮気でもしているのかしら」と疑われて、いくら説得しても聞いてくれない場合などは、「もういい」となります。
「もういい」と思われる女性の恋愛タイプ
男性が恋愛で「もういい」と思う時を紹介しましたが、今度はどんなタイプの女性を「もういい」と思うのかを取り上げてみます。女性の中にはさまざまなタイプや特徴を持った人がいますが、男性が「もういい」と思う人は型が決まっています。そのような特徴をもし自分が持っていると思ったら、適切な対処法を講じなければいけません。
相手を束縛する
恋愛には束縛という一面もあります。しかし、それが普通程度の束縛なら、だれも文句は言わないでしょう。ところが、女性の中には、激しく男性を束縛する人がいます。友達は誰か、〇日にはどこへ行ったのかなど、細かく詮索し、男性を束縛しようとするのですが、そのような特徴を持った女性には「もういい」と言いたくもなるでしょう。
否定的な言葉ばかり使う
すべてのことを受け入れるべきだとは言えませんが、男性が女性に言ったことのうち一部は肯定してもらいたいと思っています。ところが、女性の中には、「だって」「でも」と否定語ばかり繰り返す人もいます。その回数が少なければどうということはありませんが、あまりしつこくなると、男性も「もういい」と言って、話を続けたくなくなります。
言い訳が多い
人間は悪いことをしたら、謝らなければいけません。ところが、謝るどころか、言い訳ばかりして、責任回避をしようとする人がいます。回避だけならまだしも。他人に責任を擦り付けようとさえする人もいます。もしそれが自分の彼女で、その回数も増えれば、男性も愛想を尽かし、「もういいや」ということになります。
都合が悪いことは言わない
恋人同士で言い合いをして、それぞれの言い分を出し合うとすっきりする場合があります。しかし、それをせずに都合が悪いことを言わず、黙ってしまう女性がいます、相手に配慮してのこともありますが、いくらなだめすかしても何も言わない女性の姿を見て、「もういい」とさじを投げてしまう男性もいます。
他人に責任を押し付ける
「言い訳」のコーナーでも取り上げましたが、他人に責任を押し付ける女性がいます。「自分が失敗したのは○○さんのせい」「こうなったのもあなたのせい」などと言って、自分の非を認めようとしません。そのような女性はいくら言っても聞かないので、最終的に男性は、「もういい」という心理になります。
自分のことを顧みない
他人に責任を押し付けることとも関連がありますが、自分のことを全く顧みない人がいます。そのような特徴を持った人は、反省するということがありません。すべてはほかに原因があると考え、自己弁護します。自分の彼女にこのような特徴があると、「もういい」どころか、別れ話を持ち出される場合もあります。
「もういい」とスグにいう人への対処法
ここからは、「もういい」とスグに言う人への対処法を考えてみましょう。ただ、「もういい」と言われてもいいケースもあります。仕事で疲れた時の切り上げに、その言葉を聞けばほっとするでしょう。しかし、「もういい」という言葉が悪い意味で使われている場合は、適切な対処法を講じる必要があります。
とりあえず距離を置く
もし彼から「もういい」と言われれば、ショックを受けるかもしれませんが、そこで理由を問いただすというのはいい対処法ではありません。お互いが興奮している場合もあるので、とりあえず少し距離を置いてみましょう。冷静になって、考えをまとめるのです。そうすれば、次の対処法も見えてきます。
今までの言動を振り返る
少し距離を置いて、冷静になったら、これまでの言動を振り返ってみましょう。彼が「もういい」と言うのには、それなりの理由があります。いきなり「もういい」と言うことはあり得ないので、自分の言動に非があるか考えてみましょう。それでもし理由が見つかれば、謝るなどして、関係修復を図るのがいい対処法です。
第三者に相談する
男性から「もういい」と言われると、冷静さを失い、適切な対処法を実行できない場合があります。そのような時は、第三者に相談するのがいい対処法です。ただ、第三者と言っても特別な人である必要はなく、中立的な友人で十分です。その友人に双方の言い分を聞いてもらい、仲介役を演じてもらえばいいのです。
お互いの気持ちを話し合う
お互いが冷静になれるという状態なら、本音をぶつけ合うのもおすすめの対処法です。彼氏が「もういい」という理由を丁寧に説明してもらい、自分でも改めるべき点は改めるように努力するのです。そうすれば、意外に早く「もういい」などと彼氏も言わなくなります。本年で語り合うという対処法は難しいかもしれませんが、意外に効果があります。
「もういい」を乗り越えればいい関係が築ける
男性でも女性でも「もういい」という場合、何らかの不満が隠されている場合が多いです。その不満をうまく解消できないから、「もういい」と言って、ごまかしているに過ぎません。もしこの状態のまま放置しておくと、不満が残ったままとなり、それがやがて関係悪化の原因になりますが、うまく対処法を講じれば関係がより親密になるでしょう。
相手をもっと知る機会に
もし男性から「もういい」と言われると、逆に「もういい」どころではなくかなり気になるものですが、そう言われた機会を利用して、相手の気持ちをもっと知るようにしましょう。どうして男性が「もういい」と言ったのか、その背後に何があるのかよく考えれば、答えも見えてきます。そのような対処法を講じれば、互いを理解し、関係を深めていけます。
自分を変えるチャンスにもなる
「もういい」と言われて、より深く相手を理解できるようになれば、それはいいことですが、同時に自分を変えるチャンスにもできます。相手が「もういい」と言った場合、こちら側に何らかの問題があるケースも多く、それに対する不満表明なのですから、これを機に自分を思い切って変化させてみるのがいい対処法です。
「もういい」とスグいうのは諦めるのが早い人!
ここまで、「もういい」とスグに言う人の心理、性格の特徴、「もういい」と言われた場合の対処法などについて伝えしました。「もういい」とスグに言う人は、特有の心理状態にありますが、何かをするのに疲れたためにそのような言葉を発します。そして、諦めてしまうのですが、もう少し頑張って、「もういい」などと言わないようにしましょう。