集中力を高める方法とは?
子供の頃、すぐに他の事に気を取られて今やっていたことを途中で投げ出したりして叱られた経験もあるのではないでしょうか。また、仕事中に飲み会の誘い話に花が咲いて結局残業する羽目になったりという失敗もあるでしょう。
そんな時、人は何かと集中力のせいにしてしまいがちですが、その集中力を高める方法があれば、実践してみたいでしょう。その集中力を高める方法として食べ物も関係しているでしょう。また、集中力がある時には脳の中はどうなっているのでしょうか。まず脳の中で起きている事から見て、集中力がある時と無いときの違いなど詳しく解説します。
脳内麻薬物質を分泌
一般的に集中力のある時には、脳の中の脳内麻薬物質が分泌されているからだと言われますが、そんな難しい言葉を言われても理解出来ません。そこでこの脳内麻薬物質を説明しましょう。脳内麻薬物質とは、脳の中にあるアドレナリンやドーパミンの事で、この物質が分泌されている間、集中力が持続出来るという仕組みです。
集中力がない人の特徴
同じペースで集中力を保とうとする時間は人により様々です。昨今は情報が交錯し過ぎて一つのことに集中しろと言う方が難しいのかも知れません。
逆に集中出来ている時には、仕事も質の良いものが出来、誇らしい程です。しかし、やるべきことはたくさんあるけれど気になることもたくさんある場合、人は楽で楽しい方を選びがちです。大体の物事には時間の制限がありますが他の情報に気を取られスムーズに事が運ばない事もあります。そこで集中力がない人の特徴を見てみましょう。
①関心が他へ向かっている
集中力がない人の特徴のひとつに、他のことに関心が向いてしまう事です。ある作業を集中してやっていても、すぐに他の事に関心がいってしまうのは、脳の中に情報がたくさんあり過ぎるからです。だから、一つの事に集中出来ずにあれもこれもと目移りしてしまうのです。出来るだけ脳内の情報を少なくして、目移りしない状況を作る事が大切です。
②失敗することを考える
集中力がない人の特徴で、失敗を恐れて作業が進まないという人がいます。これは今やっている作業に対するプレッシャーがかなり重くのしかかっている場合に多いです。失敗するかも知れないとか失敗したらどうしようなど、ネガティブな事ばかり考えて、その考えが脳内に広がってそれしか考えられなくなり作業が止まってしまう人です。
③身体が疲れている
集中力がない人の特徴で、身体そのものが疲れている人も集中力が無くなります。集中するという行動には体力も必要ですので、身体が疲れていると集中力の持続はまず出来ません。寝不足や悩み事を抱えていたりすると身体は疲れます。
ただ、集中していてふと時計を見てこんなに時間が経っていたのかと思った瞬間に、急に疲れがどっと押し寄せる時はこれは本当に疲れているのではなく脳が疲れを思い出させているだけです。脳は疲れを知りませんので錯覚です。しかし寝不足などで身体が疲れていると感じた場合には少し休憩を取って身体をリラックスさせることをおすすめします。
④危機感がない
集中力がない人の特徴に、危機感のない人も物事に集中することは出来ません。特にタイムリミットが無かったり、タイムリミットに余裕がある場合に起こりがちです。いつでも出来るからという変な安心感を持ってしまい、そのうちにやろうと後回しにして後で慌てるパターンです。夏休みの宿題などがいい例です。
⑤人と比較しすぎ
集中力がない人の特徴として、他人と比較し過ぎる人も集中出来ません。これは、作業がどうとかではなくて、①の関心が他へ向かっているという部類に入るでしょう。人の評価などが気になって仕方ない場合に起こります。考えれば考えるほど深みにはまって作業どころじゃ無くなります。人と比較しても決して良いことはありません。
集中力を高める方法【環境】
集中力を高める方法として、環境を変えてみる事をおすすめします。環境を変えると気分転換にもなり、物事にも集中出来るでしょう。環境は本当に大きく左右してきますので実践して損はありません。普段と違う環境での作業には力の入り方も違ってきます。では環境を変えるにはどのような方法があるのかを見てみましょう。
①机は整理整頓しておく
集中力を高める方法として環境を変えるのはまず机からです。机の上や周辺に余分なものがあると目移りしますので片付けましょう。忘れ物をよくする人は何故か机の周りがごちゃごちゃの人が多いようです。最初に机の上のものを全て片付けてから、今やるべき作業に必要なものだけを置く事をおすすめします。これで作業に集中することが出来ます。
②外部の情報を遮断する
集中力を高める方法に外部情報の遮断をおすすめします。テレビを付けたままなどもっての他ですが、BGM程度でしたら集中力を高める効果はあるでしょう。また耳栓をして外部の音を消すのも効果的です。耳栓で驚くほど集中力を高める事が出来ます。たかが耳栓と侮ってはいけません。一度お試し下さい。必ず集中力を高めることができるはずです。
③鏡に自分を映す
集中力を高める方法で鏡を使うというのは意外かも知れませんが、実は鏡はとても効果があるのです。作業をしていて疲れたと感じた時に、ふと鏡に自分を映して見ることで、集中出来ていない自分を認識することが出来ますので、またやる気が出て来るという好循環が生まれます。全身が映る鏡がおすすめですが手鏡でも問題ありません。
④アロマを使う
香りが人をリラックスさせるのはご存じでしょう。その効果は集中力にも関係してきます。アロマで香りを楽しみながら作業をすると効率が良いという話も聞きます。香り=リラックスですので、身体や気持ちが疲れた時にはアロマを焚いくことをおすすめします。
集中力を高めるために効果のあるアロマは、爽やかな香りのするレモンや、スーッとした清涼感漂うペパーミントなどがおすすめで、もう少し強めの香りがお好みでしたら樟脳に似た香りのローズマリーなどが良いでしょう。アロマの香りでリラックス出来たら集中力も高まり作業もスムーズに捗るでしょう。
⑤スポットライトを使う
作業をするにあたって、集中力がない時にスポットライトを使うのは効果的ですのでおすすめです。部屋全体の照明を少し落とし、机の上にスポットライトを当てると、必然的にそこに集中します。さあ、やろう!という意気込みが出て来ます。部屋の照明を間接照明とスポットライトだけでも十分です。夜だけに限らず昼間でもおすすめです。
⑥図書館書・カフェを使う
集中力がない時に、図書館に出かけたりカフェに向かう人もいるでしょう。図書館は静寂の中で作業が出来ますので当然集中は出来ます。カフェも、場所によっては静かなカフェや、心地よいBGMも流れたりしてリラックス出来ます。またスポットライトが設置されているカフェもありますので、その下で作業をする事をおすすめします。
⑦バランスボールに座る
集中力がない時にバランスボールを使うと効果的だという実験結果も出ています。バランスボールに座った時の緊張感が脳も緊張させて眠気を吹き飛ばし、座った状態でも1箇所にずっとあるわけではなく適当に動きますから軽いストレッチ効果もあります。腹筋も鍛えられて眠気も起こさないバランスボールは集中力を高めますのでおすすめです。
集中力を高める方法【おすすめの食べ物】
集中力アップや維持するための食べ物を見てみましょう。ただ食べるだけでなく集中力がない時のひとつとして認識出来る食べ物がおすすめです。どんな食べ物や成分が集中力がない時に効果的なのか、何故その食べ物なのかを分析します。知っているけど珍しい食べ物もありますので、集中力がない時に高める食べ物を解説しましょう。
①糖分を補給
集中力がない時の食べ物で糖分を適度に摂取すると良いという事が実証されています。糖分を摂る事で脳内の麻薬物質とされるドーパミンやアドレナリンの元になるブドウ糖が作られますので、作業に入る前の甘い食べ物は脳の働きが活発になり集中力が高まります。ただ糖分を摂り過ぎると眠気を誘いますので摂り過ぎには注意しましょう。
②カフェインを摂取
カフェインを摂る事で、眠気を覚ます効果があることは多くの人も知っています。そこで集中力を高める方法として、カフェイン摂取が良いことは実証されていますから、食べ物の糖分と同じように正しいカフェインの摂り方を踏まえて摂取する事をおすすめします。カフェインと糖分を一緒に摂ることは効果的で乳製品も一緒なら尚吸収力が上がります。
③朝のカレーライス
大リーガーのイチロー選手が朝カレーを食べているというのはご存じの方も多いでしょう。この朝カレーという食べ物には、ちゃんと理由が存在します。カレーに含まれる数々のスパイスが漢方薬に使われるものとほぼ同じなのです。ですから脳を活発に働かせてくれますので、朝カレーという食べ物は集中力がない時にも効果的ですのでおすすめです。
④ブルーベリー・DHAのサプリ
集中力がない時の食べ物にDHAやEPAを摂ると良いという話をよく聞きます。DHAは記憶力や情報収集に役立つ成分があり、EPAは血液をさらさらにしてくれる作用があります。この成分が集中力を高めるのに効果をもたらすのです。DHAは青魚に、EPAはブルーベリーに多く含まれていますが毎日摂取するのが難しい場合にはサプリも効果的です。
⑤腹七分目にする
一般的に健康に良い食べ物は腹八分目と言われますが、集中力を高めるにはそれより少し抑えた腹七分目がおすすめです。空腹はいけませんし、食べ過ぎも眠気を誘います。脳が活発に動いてやる気の出るのは腹七分目くらいが丁度良いでしょう。1日に食べる食べ物の回数を増やすなど工夫して腹七分目を維持する事をおすすめします。
⑥ガムを噛む
集中力がない時にはガムを噛む事をおすすめします。これはガムを噛むという行為にあります。ガムじゃないどダメだという研究結果もあります。ガムを噛むのと噛まないのでは脳の働きが大きく違いますし、ガムとそれ以外でも違います。またミントの香りでリラックス効果がある場合もありますが、あまり関係はないという結果も出ています。
集中力を高める方法【時間配分】
集中力を高める方法として環境、食べ物を見てきましたが、次は時間配分を見てみましょう。集中力がない時の原因として制限時間がないからか、時間に余裕があるからと前にも記しましたが、では一体どのような時間配分なら集中力が高まるのでしょうか。その集中力を高める方法のおすすめの時間の使い方について見てみましょう。
①制限時間を決める
集中力を高める方法としての時間に関してのおすすめは制限時間を決める事です。これは誰もが実感しているのではないでしょうか。いつまでに仕上げないといけないという制限があればそれに向かって神経を集中させる事が出来ます。決して慌てる必要は無いのです。制限時間までの時間の使い方を自分なりに考えて計画を立てれば出来る事です。
②休憩をうまく入れる
また、集中力を高める方法として作業の合間に休憩時間を取る事は大切です。好きな食べ物を口にするのも良いでしょう。これは集中力を持続させるコツでもあります。適度な休憩を取って改めて作業にかかれば効率良く取りかかれます。これも制限時間までの計画の中に休憩時間を組み込めば簡単ですので難しく考える必要のないおすすめの方法です。
③仮眠を入れる
制限時間までの計画の休憩時間に仮眠を取ることもおすすめします。ほんの15分~20分ほどちょっと寝るだけでも脳はスッキリします。少し仮眠を取ると集中力も増しますので、作業も速やかに行えるでしょう。仮眠を取る前にコーヒーなどを飲んでカフェインを入れたり、甘い食べ物でブドウ糖を作る手助けをするとより効果的です。
集中力を高める方法【行動】
ずっと座ったままの作業だと、腰も痛くなりますし集中力は弱まりますので、そんな時に違う行動を取る事も効果的です。また朝から集中力がない時でもとりあえずやってみるトレーニングをします。まず5分だけという感覚で初めてみると意外と段々調子は上がってきます。では集中力を高めるために行動するとは具体的にどんなことかを解説します。
①やることを声に出す
頭の中であれもこれもと考えていても、どれも中途半端になって何から始めていいのか混乱します。そんな時は、まず今からやろうとしている事を声に出してみます。すると声に出している内容に関してはそれだけに集中しているという事ですので他の事は入ってきません。自分で問いかけて自分で応えるというトレーニングもおすすめの方法です。
②友達と教え合う
集中力がないと感じて作業が疎かになっている時には、思い切って友達に話かけてみましょう。すると案外簡単に答えが出るかも知れませんし、逆に相手から質問される事もあるでしょう。そういうやり取りが、今まで集中力が無くなっていた人でも集中力が復活します。その会話に刺激されてやる気も出て来ますので友達と教え会うのは効果的です。
③休憩時間も動く
集中力を維持するための休憩を取っている時も、身体を適度に動かすことが効果的です。もちろん仮眠を取るのもありですが、時には外で身体を動かすことで気分転換にもなりますし、ずっと座ったままで固まっていた身体をほぐす効果もあります。仮眠や適度な運動は脳を活発に動かすことにもなりますので是非動いて下さい。
④だん中というツボを押す
人間には健康に良いとされる様々なツボがあります。そのツボの中で「だん中」というツボがあります。ツボの位置は身体の中心線と、左右の乳頭のまん中が交わる位置です。丁度肋骨の上になるのですが、骨の上ですから少し痛みを感じる部分です。
そこを中指1本で息を吐きつつ押し、息を吸いながら緩めるろいう動作を繰り返し7~8回続けます。この動作が集中力を高めるのに驚くほどの効果が期待出来ます。このツボは、鎮痛安定作用があり、イライラやモヤモヤしたような時や、心も落ち着かせ、認知予防にも効果が立証されていますので、おすすめです。
集中力高める方法【精神論】
集中力高める方法の精神論を解説していきます。これは個人差がありますが、集中力がない時や気分が乗らない時など、とにかく積極性に欠けている時にどう解決するかという方法を見ていきます。精神的に弱い時の改善方法です。この他にもありますが代表的な考え方です。やることが山積みで精神的に限界が来た時などに役立てられる方法です。
①ライバルを意識する
集中力がない時にライバルを設定すると怠けていられないと集中力も高まりますが、出来ればライバルは設定せずに、他人を無視するくらいの方がより集中力を高める事が出来るでしょう。スポーツ選手などはライバルは自分などと言いますが、まさにそうです。他人の事など気にならないくらい集中することが大切です。
②根性を出す
集中力がない時によく根性を出すとか言いますが、本当に根性を出して成功するのでしょうか。確かに根性は出さないより出した方が良いのですが、あまり根性に頼ってしまうのも考え物です。根性だけではなかなかペースは上がりません。根性を出しながら環境を整える事も大事です。しかし言葉は悪いですが、「なにくそ!」という思いは大切です。
③限界からあと5分頑張る
集中力を高めるのに限界を知ってしまうとそこから先は何をしても進めないでしょう。しかし、その先に何か良い事が待っていると思えばあと5分は頑張れるはずです。ですから小さな事で構いませんので、何か目標を作りましょう。そうすることで、あと5分という気持ちが湧き出てきますのでおすすめです。
集中力を高める方法【リラックス】
集中力を高める方法の何より心地よい対策法は、リラックスすることです。何も考えないでボーッとするのも良いでしょう。でもただボーッとしているだけではつまらないですので、リラックス方法もいくつか挙げてみます。どれでもひとつで構いませんので、一度試してみましょう。きっとその後の集中力が高まっているはずです。
①腹式呼吸をする
よくスポーツをする時に腹式呼吸が良いを言われますが、この腹式呼吸というのは、即効性がありますので、集中力を高めたい時に効果のある呼吸法です。おへそから下へ指3本分のことろを抑えながらゆっくりと息を口からお腹がぺったんこになるまで吐き続けます。次に抑えたお腹が膨らむほど鼻から息を吸い込むというのを繰り返します。
②カウントダウンリラックス法
カウントダウンというのは大きい数字から順番に減らしていく数え方ですが、不眠で悩んだ時に良く動物を数えますがその逆の数え方で行ないます。
目を開けて2mくらい先の目線より少し上を見て、ぼんやりと10の数字を思い浮かべ、そこからゆっくりカウントダウンしていきます。この時に楽しいことを思い浮かべると効果的です。次にカウントアップで1から5までゆっくり数え5で目を開けます。それからゆっくりと身体を動かします。眠る手前の状態を作るトレーニングです。
③音楽を聴いてイメージする
リラックスする時に音楽を聴くのはよくあることです。好きな音楽を聴くのもいいですが、できればクラシックかジャズ、ヒーリングなどが好ましいでしょう。賑やかな音楽だとリラックス出来ません。右脳の働きを活性化させるためにも静かな音楽を聴きましょう。集中力を高めるためには音楽を聴いて頭に浮かんだものを鮮明に映像にすると効果的です。
集中力を高める方法【不安を取り除く】
ある物事や出来事が不安に感じて集中出来ない場合、その不安を取り除くには不安の元になっている事に正面から向き合うことです。そしてその原因から生じる不安の反対側、つまり良い面を見つけます。そしてその良い面を実現させれば不安は飛んでしまいます。そうすれば集中力も戻ってきますのでまず不安の元に向き合うことから始めましょう。
①肯定的な言葉を口にする
集中力がない時にはどうしてもネガティブになりがちですが、不安に感じているときこそ、逆の前向きな言葉を口にすることをおすすめします。肯定的な言葉を口にすれば次第に気持ちも肯定的になってきます。楽しいことをイメージして問題に向き合うと良いイメージが創り上げられてきます。楽しいと感じながら問題を解決出来るはずです。
②目の前の現実を受け入れる
何度も記しましたが集中できない問題が起きた場合には、その問題に正面から向き合う事が大切です。決して逃げないで受け止めましょう。それから解決法を探せば良いのです。何でも物事を前向きに考えられるようになれば対処法も分かってきて自然と集中力も高まります。逃げずに立ち向かう強い気持ちを持っていればきっと問題は解決出来ます。
集中力を高める方法【自信をつける】
逃げずに問題に立ち向かう事が出来ると自分に自信を持てるようになります。そうなればもう怖いものはありません。集中力を高める方法は、自分に自信をつけることです。自信は様々な成功を導きますので、不安要素も難なく解決できますし集中力も高まります。ネガティブ思考はもうやめましょう。問題が起きた時にはポジティブが一番です。
①目的を達成した自分をイメージする
集中力を高める方法には目標があるのが一番です。そしてその目標を達成したというイメージをすることで、そのこと自体が楽しく感じられます。楽しいことには誰でも集中出来ますので、必然的に集中力は高まってきます。自分の成功している姿をイメージしましょう。そして集中力をどんどん高めましょう。
②人を褒める
仕事でも学校でも色々な人との付き合いはありますが、人を褒めることで人間関係はスムーズになります。人の悪口を言うと自分も言われます。他人にしたことは必ず自分にも返ってきます。人を褒める事は慣れないと難しいかも知れませんが集中力を高めるには絶対に効果的です。物事をスムーズに進めるためにも人を褒めることを心がけましょう。
③自分を信じる
自分を信じて自信を付けると苦手なこともクリア出来て集中力は高まります。自分を信じるということは、出来ない事を信じるのではなく自分が出来る事を信じる事です。出来ないことを出来ると信じると自分に負担をかけることになってしんどいだけです。出来なくてもその後の自分は立ち直れるから大丈夫という自信を持ちましょう。
集中力を高める方法【その他】
集中力を高める方法を色々と見てきましたが、他にも集中力を高める方法はあります。個人レベルで差はあるでしょうが、集中力を高める方法なんて言ってみれば人それぞれです。でもそれが分からないから悩んでいる人もいるでしょう。そんな人たちのためにいくつか他の方法も調べてみました。その他の方法を見てみましょう。
①脳を活性化する栄養を摂る
集中力を高めるためには脳の活性化が不可欠です。脳のエネルギー源はブドウ糖ですので、ブドウ糖を作るために必要な食べ物を摂らなくてはいけません。その食べ物は炭水化物のご飯が最適です。ご飯のでんぷんの分解にマグロや鰹などのビタミンB6が必要でブドウ糖をエネルギーに変えるのに豚肉などのビタミンB1が必要ですので和食がベストです。
②100からカウントダウンする
集中力がない時には無理に高めることを考えずに思い切って眠ることも大切です。ただ気になって仕方がなくなり眠れない場合には100からカウントダウンしていきます。前に記しましたカウントダウン法とは少し違い、これは眠るための方法です。100から腹式呼吸を使って順にカウントダウンしてゆっくり眠りを誘いましょう。
③指先を積極的に動かす
指回し体操というのはご存じでしょうか。これは栗田昌裕さんという方が考案された体操で、感情や情緒系、自律神経や内臓機能にも効果のある体操です。トレーニング次第では集中力を高める効果もあります。両手の5本指をそれぞれ同じ指同士を合わせて円を作ります。それぞれの指を付けたままで親指2本だけをクルクル約2分間回します。
文章だけでは説明が難しいですので、動画を付けてみました。やはり慣れないとなかなかスムーズには出来ませんが、手軽ですので集中力を高めたい時や気分転換にもなるでしょう。全ての指を付けたままというのがかなり難点です。受験の最中にも出来ますので是非チャレンジしてみましょう。
集中力を高める方法の具体的なトレーニング
集中力を高めるためには色々と出来ることがありますが、具体的にどのようなトレーニングをすれば良いのでしょう。集中力を高めるためのトレーニングとして簡単なものがベストです。作業の合間にちょこっとできるくらいの簡単なものです。そんなトレーニングをいくつか挙げてみましたので、休憩時間にやってみて下さい。
姿勢を良くする
これまで見てきて集中力を高める基本はやはり姿勢だという事が分かりました。パソコンを打つ姿勢や歩く姿勢など、姿勢を常に気を付けていれば集中力は高まります。もともと姿勢の悪い人は、トレーニングで正しい姿勢を保つように心がけましょう。
最初は少し苦しいかも知れませんが、姿勢を良くするトレーニングさえ身に付ければ集中力出来る様になります。街を歩いている時などウインドウに映る自分の姿を見て下さい。美しい姿勢でしょうか。もしそうでなければ正しい姿勢を心がける事に集中してみましょう。その姿勢を意識するだけでも集中力は高まりますのでお試し下さい。
ひとりじゃんけん
まず、脳トレのためのトレーニングです。右手が勝って左手が負けるじゃんけんをします。この時、右手が勝つ、左手が負けると強くイメージします。慣れてきたら反対の左手が勝つ右手が負けるでもやってみましょう。特に集中力がない人は身体を動かすトレーニングの方が集中しやすいですし、手軽に出来ますので、試してみる価値はあります。
ヨガの木のポーズ
集中力を高めるためのヨガの木のポーズです。慣れないとバランスが難しいですが、このポーズはリフレッシュ効果がありますのでおすすめです。片足でまっすぐ立って反対の足の裏を太ももに付け、両手を胸の前で合わせたあと耳の後ろ側に沿うようにまっすぐ上に伸ばし、手のひらを合わせてゆっくり深呼吸をします。同じく反対の足でも行ないます。
潜在意識に働きかける
この方法はトレーニングとまではいかないかも知れませんが、かなり効果的です。人間の持っている潜在能力というものは、意外と簡単に前に出せる能力なのです。言葉を繰り返す事によって、あっさりと自己暗示をかける事が出来ます。ですから、作業に入る前の少しの時間を使って「休憩まで集中する」と唱えるだけで効果はバッチリです。
酸っぱい食べ物でトレーニング
これは、集中力がない時や作業をしていて段々集中力が切れてきた時のおすすめの方法です。作業に集中し過ぎて疲れが溜まってきた時には、酸っぱい食べ物か辛い食べ物を食べましょう。すると脳がシャキッと目覚めてくれますので、作業に集中する事が出来ます。かなり強引なトレーニング方法ですが、本当にこれは効果抜群ですのでおすすめです。
考えて行動するトレーニング
集中力を高めるためのトレーニングとして、一度考えてから行動を起こすというトレーニングをしてみましょう。やっているという人もいるでしょうが、実は人は何か問題が起きないと考えず、常日頃からはあまり考えていません。
何をするにも考えてからする事で余分な力は抜け、そこに集中出来ます。例えばドアを閉める事でも考えて閉めるという動作に集中するのです。それも、ゆっくりダラダラとするのではなく素速く出来るようにトレーニングする事で、集中力は驚くほど高まってきます。このトレーニングはかなり効果的なトレーニングですので試す価値はあります。
集中力を高める方法はトレーニング次第で身につく!
数々の集中力を高める方法を見てきましたが、どれもトレーニング次第で身につきます。諦めないで、積極的に行動することで集中力を高める事は出来ます。毎日ルーティーンを決めて実行することも集中力を高めるには効果がありますので、色々と試しながら集中力を高めて効率良く作業をしていきましょう。