2019年のトレンドは首にスカーフ
首に巻くだけで表情が明るくなったり、おしゃれ度をワンランク上げてくれるスカーフは今年のトレンドです。今回は、スカーフで首元をおしゃれに彩る巻き方とコツをご紹介します。お気に入りの巻き方を見つけて、早速普段使いに取り入れてみましょう。
スカーフは首に巻くだけで簡単におしゃれ度が上がる!
スカーフには、巻き方一つで簡単におしゃれ度が上がるという魅力があります。例えば、全身モノトーンの装いに、首元に柄スカーフを二重巻きするだけで女性らしさがアップします。スカーフはカラフルな柄の物が多いため、首に巻くだけでワンポイントアイテムになります。
また、胸周りに量感を出す巻き方で小顔効果も期待できるのが嬉しいポイントです。加えて、紫外線の強い季節には首元を日差しから守ってくれますし、風が冷たい季節には保温とおしゃれの両方の役目を果たしてくれます。
1年を通して活躍してくれるスカーフは男女問わず人気ですから、クローゼットの中に1枚や2枚はスカーフを持っているという人も決して少なくないでしょう。そんなスカーフは何気なく巻くだけでもおしゃれですが、実は巻き方を工夫することでワンランク上のおしゃれに進化します。
「今まで何気なくスカーフを巻いていたけど、本当はもっとおしゃれな巻き方を知りたい」という貴方のために、今回スカーフで首元を彩る巻き方の数々をご紹介します。これを見れば、オシャレ度アップ間違いなしです。
スカーフで首元をおしゃれに彩る巻き方【基本編】
スカーフにも基本の巻き方がありますが、どれも簡単です。スカーフ初心者さんや今まで何気なくスカーフを巻いていたけど、簡単でかわいい巻き方を知りたいという貴方は、まず基本のループノットをマスターしてみましょう。
基本的な巻き方「ループノット」
ループノットは、スカーフの巻き方のなかでも基本中の基本と言われ誰でも簡単にマスターできます。スカーフを首の前にもってきて中央で結ぶのですが、結び目がネクタイのように見え大人っぽい印象を与えてくれるのが特徴です。
巻き方はとてもシンプルなのですが、最初にきれいなループノットを作るためにスカーフをバイアス折りにしていきましょう。バイアス折りですが、まずはスカーフを柄面を下にしてひし形に広げます。
次に、上のスカーフの先端を中心に向かって折り、下も同じように中心に向かって折ります。さらに、上側を3分の1の所で折り、その上に重ねるように下側も3分の1の所で折ります。そして、先ほどと同じように3等分に折ったらバイアス折りの完成です。
バイアス折りができたら、スカーフのどちらか一方の端を数センチの所で緩く結びます。その結び目に反対側のスカーフの先端を通して、形を整えたらループノットの出来上がりです。巻き方はとても簡単なので、すぐに覚えられます。
スカーフで首元をおしゃれに彩る巻き方【応用編】
基本のループノットを覚えたら次は応用編の巻き方にチャレンジしてみましょう。応用編と言ってもどれも簡単におしゃれになれる巻き方ばかりです。
応用編を取り入れれば、こなれた感じを出したい時や華やかにしたい時、最近のトレンドをおさえたい時にスカーフ一枚でアレンジできるので便利です。
巻き方応用編①二重巻き
二重巻きは、スカーフを二重に巻いて先端をサイドで結ぶだけで顔周りが華やかになる巻き方です。バイアス折りをしたスカーフを片方が長くなるように首にひと巻きし、長い方を上に交差させて下からくぐらせ一回結びます。
上から出ている片方をもう一方の下で交差させ、下から結び目の中を通して固めに結んだらスカーフの先端のバランスを整えて完成です。首元が出ているクルーネックやシャツなどを着こなす時おすすめの巻き方です。
巻き方応用編②三角ドレープ巻き
三角ドレープ巻きは、スカーフを三角に折って巻くだけという簡単な巻き方です。巻き方は、スカーフを対角線で三角に折り、両端を持ちます。首の後ろで固く結んだら、結び目をずらして調整し完成です。
とても簡単ですが、クラシカルなスタイルをアレンジしたい時や、Vゾーンがすっきりとシンプルな服装の時首回りを華やかに彩ってくれます。季節の変わり目など、マフラーは必要ないけれど首元が寒い時におすすめの巻き方です。
巻き方応用編③カウボーイ巻き
三角ドレープ巻きよりもさらに首元にボリューム感を出したい場合、カウボーイ巻きがおすすめです。カウボーイ巻きも簡単で、三角に折ったスカーフを首に巻いたら、三角ドレープ巻きのように後ろでは結ばずに、スカーフの先端を前に持ってきて結びます。
服の外に出しても入れても見栄えのする巻き方なので、クールに決めたければ外に出して、かわいい印象にしたければ服の中に入れて柄を見せるのもおしゃれです。
シャツとの相性が抜群なので、シャツワンピースと合わせるのも良いですし、シンプルなニットスタイルと合わせてもおしゃれ度がアップする巻き方です。
スカーフを更におしゃれに巻きたい時のテクニック
基本のループノットと応用の巻き方について説明しました。次は、スカーフを巻く際に取り入れると更におしゃれになるテクニックについてご紹介します。スカーフは大きさによって似合うアレンジが変わってきますので、まずは大きさやサイズについて見ていきましょう。
スカーフの大きさやサイズを工夫する
あまり意識したことがないかもしれませんが、実はスカーフは大きさやサイズによって向いている巻き方が違います。一番王道なのが約90cm四方の大判の正方形で、二重巻きや三角ドレープ巻き、カウボーイ巻きなど使い勝手に優れています。
次に誰にでも使いやすいのがロングスカーフです。トレンチコートなどに合わせると縦長のきれいなラインを作ってくれます。最近では、ロングスカーフを首の後ろでたらすという巻き方も人気です。
そして、アクセサリー感覚で使いこなせるのがプチスカーフです。プチスカーフはサイズが縦53㎝×横53㎝の正方形です。サイズが小さめなので、首回りがすっきりとした印象のループノットやカウボーイ巻きができます。
また、首回りにチョーカーのように巻いたり、手首にブレスレットの代わりに巻くことでカジュアルな装いでもおしゃれになります。
結ぶ位置を変える
スカーフは結び目の位置によっても、印象ががらりと変わります。例えば、結び目を左右どちらかのサイドに持ってくると、こなれた感じだけど大人かわいい印象を与える巻き方になります。
また、中央に持ってくることできちんとした印象、後ろにもってくることで優雅な印象を与えることができます。
2019年のトレンドは後ろ結び
2019年のトレンドは、ネクタイ状にしたスカーフを固結びし結び目を後ろにもってくる巻き方です。結び目を前に持ってきたり横にもってきくる巻き方もかわいいのですが、後ろにもってくることで後ろ姿や歩く姿を優雅に見せてくれます。簡単に今風のスカーフアレンジができる巻き方です。
後ろ結びに使用するスカーフはロングスカーフでもプチスカーフでも良いですが、90cm四方の大判スカーフを使用すると一層後ろ姿がきれいに見えます。
ネジネジして結ぶ
首回りのスカーフ部分をネジってループノットの巻き方をするだけなのですが、たったそれだけでおしゃれ度がアップし大人かわいい巻き方になります。キュッとねじりを加えることでスカーフの柄も生えますので顔周りが一層きれいに見えます。
ドラマで人気の女優、石原さとみさんがこの巻き方をしていたことから話題になりました。デザインがワンポイントのスカーフを使う場合は、バイアス折りをする際柄が上手くでるように折り方を工夫してみると良いでしょう。
結び目にリングを通す
スカーフの結び目にリングを通すという巻き方もあります。基本のバイアス折りをしたスカーフを首からかけ、両方の先端をリングに通すだけなので簡単です。
スカーフ専用のリングを使っても良いですし、もう使っていない9号あるいは10号サイズの指輪を使用してもかわいいアクセントになります。リングは大ぶりな物を選ぶと、存在感が出てきれいにまとまります。他にもバックルなどを使った巻き方もあります。
スカーフリングにはレザーやマザーオブパールなど色々ありますが、おしゃれなスカーフリングを持っていなくても大丈夫です。伸縮性のあるパールのブレスレットや飾りのついたヘアゴムなどを代用品として使うことも出来ます。
首元スカーフの巻き方をマスターしてかわいい格好を楽しもう!
今すぐにでも簡単にできるスカーフの巻き方をご紹介してきました。まずは基本の巻き方ループノットに挑戦して、慣れてきたら応用編の巻き方をマスターしてみるといいでしょう。ちょっとした工夫で顔周りを彩ってくれるスカーフで、ワンランク上のかわいいを目指しましょう。