時間にルーズな人の特徴や心理とは?直し方や付き合い方も詳しく解説!

時間にルーズな人の特徴や心理とは?直し方や付き合い方も詳しく解説!

時間にルーズな人と待ち合わせると苛々してしまいます。時間にルーズな人はどのような心理でいるのでしょうか?時間にルーズな人の特徴を捉え、直し方があれば直したいものです。さらに時間にルーズとは英語で何と言い、どういう意味なのかも合わせて見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.「時間にルーズ」の意味
  2. 2.時間にルーズな人の心理
  3. 3.時間にルーズな人の特徴
  4. 4.時間にルーズなことでの仕事への影響
  5. 5.時間にルーズな人の直し方
  6. 6.時間にルーズな人にイライラしない対処法
  7. 7.「時間にルーズ」の英語表現
  8. 8.時間にルーズな人は信用を失ってしまう!

「時間にルーズ」の意味

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待ち合わせの時間に、相手がいつまで経っても来ないという経験はほとんどの人があるでしょう。普段から時間に余裕を持って行動している人にとっては、待ち合わせ時間に来ない、時間にルーズな人の心理は理解不能かもしれません。

時間にルーズな人の中で英語圏の人がいるとしたら、国民性もあるかもしれません。英語では「時間にルーズ」という発想はあるのでしょうか?もし英語圏の人と待ち合わせをして時間通りに来なかったら、英語で「時間にルーズだね」と嫌味の1つも言いたいところでしょう。

「時間にルーズだ」という意味の英語はどんなものなのでしょうか?英語圏でも「時間にルーズ」な人はいて、英語でも「時間にルーズ」という表現があります。英語に「時間にルーズ」という意味の表現もある通り、時間にルーズな人は日本だけでなく全世界にいるという意味になります。

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世界は広いので、英語を話す国ばかりではありません。日本に来ている外国人はいろいろな国から来ています。遊牧民族のモンゴル人や、寒い国から来ているロシア人も、日本に来て、社会生活をしています。

違う文化圏の人たちは、時間の感覚も含めて、どうしても違いが出てきます。そんな中で日本の人と外国の人はお互いに互いの文化に寄り添って日々の生活をしているのでしょう。

時間にだらしない・ゆったりしている

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時間にルーズとは英語で何と言うかを知る以前に、「時間にルーズ」とはどういう意味なのでしょうか?「ルーズ」は英語で「loose」と書きます。英語の「loose」の意味は「だらしない」「ゆったりしている」「縛りがない」といったものになります。

「時間にルーズ」は英語の意味の通りに「時間にだらしがない」「時間の感覚がゆったりしている」「時間に関して縛りがない」とするといいでしょう。自分が時間にルーズなのは結構なことですが、社会生活において時間にルーズだと厄介なのではないでしょうか?

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時間にルーズな人はマイナスイメージの方が多くもたれてしまうのではないでしょうか?時間にルーズだと、無責任だと思われてしまうかもしれません。人間関係を築くのにも、大きなマイナスとなってしまうことでしょう。

何事も自分が思った通りに動かないのが人間というものです。さらに人間関係となると難しいものです。時間にルーズな人の心理や特徴を理解して、対処法を考えていきましょう。

時間にルーズな人の心理

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時間にルーズな人は、口を酸っぱくして忠告しても、なかなか遅刻する癖が改善されません。そもそも、改善する気があるのかどうかもわかりません。そうした人に対して、あなたはいつもイライラしているのではないでしょうか?

また、あなた自身が時間にルーズだとしたら、友人や知人に迷惑をかけているという自覚はあるでしょう。しかし、なかなか直すことができないことが悩みの種なのかもしれません。時間にルーズな人は、どういった心理から、遅刻をしてしまうのでしょうか?

時間にルーズな人の心理を知ることで、時間にルーズな人を理解していきましょう。自分が時間にルーズな場合は、冷静に自己分析をしていきましょう。

悪いことの自覚が無い

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時間にルーズな人の心理の1つ目は、悪いことだという自覚がないというものです。そもそも時間にルーズな人は、時間に遅れること、約束の時間を守らないことを悪いことだと思っていないという心理があります。

時間にルーズなことが理由で他人に迷惑をかけるという考え方をできないという心理から、いつまで経っても反省をするということがありません。

時間にルーズであるために起こす行動には、信頼や信用といったものを結び付けて考えることができないという心理にあります。そのため、時間に遅れて申し訳ないという感覚になりにくいと言えるでしょう。

許してもらえると思っている

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時間にルーズな人の心理の2つ目は、許してもらえるだろうと思っているというものです。時間にルーズな人は、時間を守らないことを過小評価するという心理があります。大したことではないから、すぐに許してもらえるだろうという心理です。

時間にルーズな人は、自分にも他人にも甘い人が少なくありません。約束を守らなくても、謝れば許してもらえるだろうと軽く考えてしまう心理があります。世間をなめていると言ってもいいでしょう。周囲が失望するのを真面目に考えられません。

自分がルール

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時間にルーズな人の心理の3つ目は、自分がルールというものです。そもそも人に時間を合わせて、なぜそれを自分が守らなければいけないのかという心理から来るものです。自分の一日は自分のためにあるという心理です。

自分の時間は自分の都合に合わせて使うのが当然だと考えています。待ち合わせの時間も、自分の気分次第という心理の人もいます。そういった心理になりがちの人は、集団行動が苦手な傾向にあります。自分の決めたルールを優先して、勝手に行動してしまいがちです。

罪悪感が無い

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時間にルーズな人の心理の4つ目は、罪悪感がないというものです。時間に間に合わなかったと思っても、あまり反省ができない人は罪悪感が少ないかまったくないかどちらかの場合が少なくありません。

失敗をしても、重く受け止めて反省することができる人と、軽く考えてしまって反省してもすぐに忘れる人もいます。時間にルーズで罪悪感がない人は、軽く考えて反省してもすぐ忘れてしまうタイプと言えるでしょう。

そういう人は約束の時間に遅れてしまっても、その場限りの反省だけで、罪悪感がないと同じことを繰り返してしまう傾向にあると言えるでしょう。

改善する気が無い

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時間にルーズな人の心理の5つ目は、改善する気がないというものです。時間にルーズな人は、遅れることがそれほど悪いと思っていない傾向にあります。たとえ反省したとしても、反省によって後悔をしたり、次への改善につなげることができません。

その結果、同じ間違いを何度も繰り返してまいがちです。反省してもその場限りで、その時はしゅんとしてしまいますが、次の約束で挽回しようという気持ちがほとんどないのが特徴と言えるでしょう。

時間にルーズな人の特徴

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時間にルーズな人と付き合っていくのは、大変なことが多いです。本人に改善する意思がなかったり、さほど悪いことだと思っていなかったりするので厄介です。時間にルーズな人と付き合うことで、相手は自分の時間を取られていると考えることもできます。

いつも待ち合わせに遅れてばかりいると、イライラしてしまいます。時間にルーズでさえなければ、いい人なのにと思うことはあるのではないでしょうか?それでは時間にルーズな人は、どのような特徴があるのでしょうか?以下に詳しく見ていきましょう。

優先順位がつけられない

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時間にルーズな人の特徴の1つ目は、優先順位がつけられないというものです。時間にルーズな人は物事の優先順位が付けられない人が少なくありません。時間がなくて遅刻しそうだというのに、メイクをばっちり決めたりします。

また、人を待たせているのに、自分の用事だけはちゃんと終わらせようとしてしまったりします。人は状況に応じて優先順位を決めます。他人の信頼を得るためには、きちんと約束を守る必要があります。

自分がしたいことを諦めることも当然のことながらあるでしょう。しかし優先順位を上手に判断できない人は、常識的に考えてよしとする行動ができないため、時間に遅れてしまいがちと言えるでしょう。

自分に甘い

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時間にルーズな人の特徴の2つ目は、自分に甘いというものです。遅刻を何度も繰り返し、人に迷惑をかけてもその特徴を直せない人は、自分に甘いと言えるでしょう。人を待たせて迷惑をかけていても「ま、いいか」と考えがちです。

自分で自分の失敗を簡単に許してしまいます。こうした特徴のある人は、他人の失敗にも甘い場合が少なくありません。人に迷惑をかけようが気にせず、どんな場合においても自分にも他人にも甘い考え方をして行動をする特徴があります。

のんびりしている

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時間にルーズな人の特徴の3つ目は、のんびりしているというものです。時間にルーズな人はのんびりしていて、マイペースな人が多い傾向にあります。のんびりしていることは悪い特徴ではありません。本人に悪気がないという特徴もあります。

しかしどんな時も鷹揚に構えてしまい、周囲に合わせて行動をすることが苦手という特徴があります。マイペースでのんびりした人に癒されることは多いでしょう。しかしその反面、時間や約束にルーズになりがちなので、注意が必要です。

自己中心的

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時間にルーズな人の特徴の4つ目は、自己中心的というものです。時間にルーズな人はそもそも自分勝手と言う特徴があります。相手を思いやることができない自己中心的な人の場合、時間にルーズになりやすいと言えるでしょう。

自分の都合で行動をしてしまうため、待ち合わせの時間に間に合わなかったりすることが少なくありません。相手に迷惑をかけるのではと気に掛けるより、目の前の自分の都合を優先するという特徴があります。こういった人は自己中心的なので、その特徴を理解した上で付き合っていきましょう。

無責任

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時間にルーズな人の特徴の5つ目は、無責任というものです。時間にルーズな人はそもそも、無責任な人が少なくありません。自分が時間に遅れることで起きる、さまざまな問題について考えが及びません。「ごめん」の一言で済まそうとします。

時間を守らないことで、周囲にどんな迷惑をかけるのかまで考えが及びません。責任感がなく、自分の行動がどれだけ周りに迷惑をかけるかを客観的に捉えることができません。

想像力が足りない

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時間にルーズな人の特徴の6つ目は、想像力がないというものです。そもそも時間にルーズな人は、想像力があまりないという傾向があります。約束の時間を守らないことがどういうことかというと、相手の時間を奪うということです。

自分の行動によってどんな結果が生じるかを、先回りして考えて動くことができないのが、時間にルーズな人の特徴です。目の前で起きている「待たせてしまった」という事実だけしか考えることができません。

それによってどんな迷惑がかかっているのか、時間を失ったことでその人がどういうことを無駄にしてしまったのかなどに思いを巡らすことができません。

けじめがない

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時間にルーズな人の特徴の7つ目は、けじめがないというものです。時間にルーズな人は時間だけに限らず、けじめがつけられません。TPOに合った服装ができなかったり、きちんとした言葉遣いができなかったりします。

さらにオープンにしゃべっていい立場と、プライベートな空間とのけじめもつけられません。何事においても、だらしない人が少なくありません。社会人として行動していく中で、一定のルールやけじめが必要になっていきます。

けじめがついているからこそ、大勢の様々な人が行き交う社会の中で、円滑な運営がされているものです。時間にルーズな人は、そうしたことを想像することができず、けじめを大事にできない人だということができます。

時間にルーズなことでの仕事への影響

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時間にルーズな人は、プライベートでも友人や知人に迷惑をかけることが少なくありません。相手が友人ならば、ある程度その人の特徴や性格を知った上で付き合っているという側面はあるでしょう。しかし仕事となると問題はより深刻になるでしょう。

プライベートでも悪影響を及ぼす、時間にルーズな特徴ですが、仕事でも悪影響を与えてしまいがちです。仕事に関する影響は、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

会社に迷惑がかかる

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時間にルーズなことで仕事に与える影響の1つ目は、会社全体に迷惑がかかるというものです。時間にルーズなことから、順調に進むはずだった仕事がうまく進みません。プライベートならともかく、仕事をする上ではこれは自分1人の問題ではありません。

そうなると、きちんと仕事をこなしていた他の人たちの仕事も止まってしまったり、遅れてしまったりします。その結果、仕事全体の計画が崩れてしまいかねません。時間にルーズな人が会社にいるというだけで、マイナスな存在になってしまいます。

ちょっとした時間の遅れも、会社には大きな迷惑をかけてしまうことが多いです。時間にルーズな人は会社の中でトラブルメーカーになってしまうケースもあります。

信用を失う

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時間にルーズなことで仕事に与える影響の2つ目は、自分の信用を失うというものです。時間にルーズな人は、会社に迷惑をかけることばかりではありません。時間にルーズなため、仕事をする上で信用してもらえません。そのため、仕事において成長するチャンスを得ることもできません。

会社側からも信用できない人間を働かせているというリスクを負います。そのまま働かせているというのは、会社にとってもデメリットとなります。時間にルーズだということは、会社にも迷惑をかける、罪な特徴だと言えるでしょう。

時間にルーズな人の直し方

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時間にルーズな人が身近にいる人は、直し方はないものかと考えるかもしれません。自分の子供が時間にルーズな母親は、直し方を知って、大人になる前に直し方を実践したいと思うことでしょう。

時間にルーズな人は周囲に迷惑をかけます。自分は時間にルーズだと悩んでいる人も、直し方を知って、社会人として周囲に迷惑をかけないようにしましょう。

時間よりも早めに行動

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時間にルーズな人の直し方の1つ目は、待ち合わせ時間より早めに行動するというものです。これは基本的な直し方です。待ち合わせの時間より10分から15分ぐらい早く到着して、相手を待つぐらいの余裕を持った行動を取るというのが効果的な直し方です。

この直し方をするためには、家の中の時計の時間を早めておくというのも有効です。早めの時間に着くことを習慣づけておけば、先に行って待っている間の時間を有効に過ごすといった方法も身につきます。

前日に準備する

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時間にルーズな人の直し方の2つ目は、前日に準備をするというものです。これも基本的な直し方です。前日にきっちり準備をしておかないと、女性は特に、出かける時に時間がかかります。

お出かけ用の鞄がいくつかある人は、どれを翌日に持っていくかを前日のうちに決めておきましょう。必要なメイク道具やハンカチなどを当日に準備しようとすると、思っている以上に時間がかかってしまいます。

この直し方を実践すると、忘れ物を予防することもできます。女性だけでなく、男性にも実践して欲しい直し方です。

メモを取る

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時間にルーズな人の直し方の3つ目は、メモをとる習慣を身につけることです。この直し方をすると、順序だてた行動のしかたや、計画性を培うことができます。頭の中だけで整理をしていると、難しい場合もあるでしょう。

何を持っていくか、家をいつ出るかなど、約束を守るために必要なことをメモしておくという直し方です。紙に書くという直し方で頭の中に整理されます。

時間や持ち物が頭の中に入ってくるでしょう。あとはメモを順序だてて組み立てるだけです。この直し方は遅刻せず行動するのに役に立ちます。

生活リズムを変える

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時間にルーズな人の直し方の4つ目は、生活リズムを整えるというものです。この直し方は時間にルーズな性格を克服するのに最適です。生活リズムが整っていないと、夜更かしや寝坊をしやすいです。

そうした行動をしていると、うっかり時間が過ぎてしまうことになります。時間の感覚も狂いやすくなります。まずは規則正しい生活リズムを作るという直し方をしていきましょう。

遅れたらペナルティ

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時間にルーズな人の直し方の5つ目は、遅れたらペナルティを課すというものです。自分で自分にペナルティを課すのもいいですが、自分に甘い人はついついペナルティを守らないので、あまりいい直し方になりません。

協力してくれる人がいたら、時間に遅れた場合はランチをおごるといったペナルティに付き合ってもらうようにするといいでしょう。

普段より1時間早く起きる

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時間にルーズな人の直し方の6つ目は、普段より1時間早く起きるというものです。この直し方は生活全般を改善するいい方法です。時間にルーズな人は普段からぎりぎりの生活を送って、ぎりぎりに行動をしがちです。

時間が余っても良いから、普段起きている起床時間より1時間早く起きるようにしましょう。早過ぎるだろうと考えていても、いざ実践してみると、ちょうどいい時間になったりします。

あえて約束をしない

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時間にルーズな人の直し方の7つ目は、あえて約束をしないというものです。この直し方は、周囲の都合に合わせにくい人に効果的な方法です。待ち合わせ時間を決めたり、時間を守るということが強いストレスになるからです。

基本的な生活をしている中では問題がなくても、いざ時間を合わせようとするとストレスを感じてしまうのかもしれません。その場合の直し方として、周囲の協力を得て、あえて約束をしない付き合い方をしてみましょう。

友人と会いたい時は、気が向いた時だけ出かけるようにしましょう。周囲の理解が必要な直し方ですが、こなしていくうちに自信につながり、ストレスが減っていくでしょう。

時間にルーズな人にイライラしない対処法

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ここまで、時間にルーズな人当人がやるべき直し方について見てきました。あなた自身が時間にルーズなわけではなく、時間にルーズな人が身近にいる場合について考えてみましょう。時間にルーズな人と付き合っていると、なかなか時間通りに来なくてイライラしたりしないでしょうか?

時間にルーズな人を相手にしていて、イライラしてしまう時、どういった対処法をとっていけばいいでしょうか?時間にルーズな人に振り回されないようにすることで、無駄なストレスを避けることも必要なのではないでしょうか?

待たない

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時間にルーズな人にイライラしない対処法の1つ目は、待たないというものです。とにかく、時間にルーズな人を無理して待たないようにしましょう。人を待っている時間は長く感じられるものです。その長く感じられる時間自体がストレスとなります。

さらに遅れてきた相手の態度が申し訳ない姿勢でないと、怒りが爆発してしまうケースもあるでしょう。この場合、約束の時間を過ぎたら、気持ちを切り替えて、自分の時間にしてしまいましょう。自分の時間がふってわいて、イライラしない過ごし方をすることができるでしょう。

期待しない

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時間にルーズな人にイライラしない対処法の2つ目は、時間にルーズな人に期待をしないというものです。時間は守られるものと思っているからこそ、遅刻をされるとイライラが募ってしまうかもしれません。

もともと来るかどうかわからないという不確定要素として組み込んでおきましょう。そうすると時間に遅れることも想定内のこととして捉えることもできるでしょう。

無くした信用を伝えておく

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時間にルーズな人にイライラしない対処法の3つ目は、失くした信用を伝えるというものです。時間にルーズな人があまりに遅刻が多く、イライラが募る場合は、一度正直に気持ちを伝えることをおすすめします。

時間にルーズな人は、意外と自分がどれだけ人に迷惑をかけているか気づかないものです。遅刻をしたことで、こちらが受けているストレスやダメージを想像することができません。一度しっかりと話し合う機会を作りましょう。

あなたがいかにストレスを受けていて、あなたからの信頼を失っているのかをきちんと伝えましょう。そうするとその人は反省をしてくれるかもしれません。

「時間にルーズ」の英語表現

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最後に「時間にルーズ」は英語で何というのか見ていきましょう。英語で「ルーズ」といえば「lose」を思い浮かべる人が多いかもしれません。英語の「lose」は「失う」「失くす」といった意味になります。

「時間にルーズ」とは「時間を失くす」ことから「lose」だと思われがちですが、先述した通り、「loose」という英語が正解です。注意しなければならないのは、英語の「loose」は「ルーズ」ではなく「ルース」と読みという点です。

彼は時間にルーズだ

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それでは「時間にルーズ」という言葉を英語で何と言うのでしょうか?意外かもしれませんが、英語で言う場合、「loose」は使いません。「彼はいつも遅刻する」という意味の英語は「He is always late.」「He is never on time.」と言います。

また、時間を守るという意味の形容詞で「punctual」という単語があります。時間を守らないという意味にするには「not」をつけます。「He is not punctulal.」という英語も、「彼は時間を守らない」という意味になります。

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時間にルーズという言葉に使われる「ルーズ」の意味は「loose」から来たものであると想像できます。しかし「loose」の意味から「時間にルーズ」という言葉に使うことは想像しにくいかもしれません。

なぜ「時間にルーズ」という言葉に「loose」が使われるようになったのでしょうか?「loose」が持つ「だらしがない」「身持ちが悪い」といった意味から「時間にだらしがない」といった意味で使われてきたと考えられるでしょう。

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英語の意味をうろ覚えのまま、時間にルーズの意味で「He is loose.」と言ってしまわないようにしましょう。何か問題を起こして逃亡中といった意味に捉えられることもあるかもしれません。「いつも時間に遅れる」といったそもそもの意味から考えましょう。

時間にルーズな人が多い国

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世界は広いです。時間にルーズなお国柄について考えてみましょう。日本に住んでいれば、定刻通りに電車は来るし、定刻になったら発車してしまいます。ただ日本のように時間をきっちりと守ることがよいこととする国ばかりではありません。

最近はグローバル化が進んでおり、どの国の人たちとも円滑に仕事を進めることが大事なので、お国柄だといって時間にルーズな状態を良しとしてはいけない場面も多くなってきています。それでも基本的に時間についての考え方は、文化の違いによって顕著です。

世界でもイスラム圏の国は、時間にルーズだとよく言われます。イスラムの言葉に「イッシャー・アッラー」という言葉があります。「すべては神が望むなら」という意味です。

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「人間にできることには努力しても限りがある。うまくいくかどうかは神さま次第」といった意味になります。そのため、遅刻しても、自分は精一杯頑張って準備をしたのだけれど「最後は神さまの思し召しだね」といった感覚が強くなります。

日本人と比較して、自分の行動に対する責任の感じ方が違います。日本人の感覚で判断すると、時間にルーズと受け取れることが多いのではないでしょうか?

時間にルーズな人は信用を失ってしまう!

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時間にルーズな人で遅刻ばかりする人は、悪気があるわけではありません。その人の生活習慣だったり、あまり深く考えない性質からついついしている行動である場合が少なくありません。その人自体は魅力的な人であっても、時間にルーズな性質から嫌われてしまうのは避けたいものです。

時間にルーズな人は前向きに直していくことで、状況が改善される可能性があります。また、時間にルーズな人と付き合う人の考え方次第でストレスになりにくくなります。時間にルーズな人はそのまま放置していると信用を失ってしまうので気を付けましょう。

橘亜月
ライター

橘亜月

家族にも呆れられる人形オタクです。見る側の気持ちによって表情を変える人形の写真を撮って人形劇ブログを作成するのが何よりの楽しみです。日々の忙しさにブログは休止中ですが、人形への愛は変わりません。

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