100均ダイソーのフックが使いやすくておすすめ!
フックを売っているお店はたくさんありますが、その中でもダイソーのものは使いやすくて、お買い得です。フックなんてどれもみな同じだろうという人がいるかもしれませんが、ダイソーの商品を見ると、意外にいいものなので、選びたくなるでしょう。
ダイソーのフックのタイプとは?
100均のダイソーにはいろいろなフックがあります。そのフックの種類と耐荷重については次のコーナーで詳しく解説しますが、まずはフックのタイプから見ていきましょう。タイプによって使い道も異なってくるでしょうから、まずは確認してみましょう。
ネジタイプ
ネジタイプのダイソーのフックは、取り付けがしやすく、使いやすいです。多くのフックに見られるのがこのネジタイプです。ネジタイプではネジをしっかりねじ込むので、かなり安定し、重い物でも掛けやすくなります。
ただし、ネジタイプのネジをはめ込むと、外した時に跡が残ります。ほかの場所にフックを移そうと思う場合は、このネジの跡が少し気になり、補修の必要が出てきます。また、賃貸住宅ではこのネジ跡が問題になる場合もあります。
粘着タイプ
ネジタイプのダイソーのフックはネジをはめ込めるところにしか使えませんが、粘着タイプならところかまわず貼り付けができます。これが粘着タイプの一番のメリットで、応用範囲が広くなります。
また、ダイソーの粘着タイプのフックは、種類も多く、用途に応じて使い分けられます。ただ、一つ難点があって、粘着タイプのフックをいったん取り付けると、はがす時に跡が残るし、ひどい場合は壁紙が一部はがれてしまうこともあります。
引っかけるタイプ
ダイソーのネジタイプのフックも粘着タイプのフックも使いやすいですが、残念ながら取り付け場所を傷めてしまうというデメリットがあります。その点、引っかけるタイプのフックなら、掛けるだけなので壁などを傷つけません。ただ、安定度はよくありません。
吸盤タイプ
ダイソーの吸盤タイプのフックは、どこにでも取り付けられる便利さがあります。中でも、キッチンやお風呂場などの壁への吸引力は強く、しっかり付きます。もし吸盤の吸引力が弱くなってきたら、お湯につければまた回復します。
マグネットタイプ
磁石が貼りつく金属部分に使えるのがダイソーのマグネットタイプのフックです。キッチンをはじめ壁などがステンレス製の場合は、マグネットタイプを使うのがおすすめです。マグネットタイプは、使った場所に跡が残らないので、外した後もきれいです。
ただ、金属の壁以外には使えないのが残念なところです。木やプラスチック、アルミなどの場所にはほかのタイプのダイソーのフックを使うしかありません。それから、マグネットタイプの場合、耐荷重の関係からあまり重いものは掛けられません。
ダイソーのフックの種類と耐荷重
ダイソーのフックのタイプがわかったところで、今度は具体的な種類とその耐荷重を確認しましょう。100均の老舗的存在であるダイソーにはいろいろな商品がありますが、フックの種類も豊富です。たくさんあるので選び方も難しいですが、用途と耐荷重をよく考えましょう。
クリア粘着フック
最初に紹介する100均ダイソーのフックは、クリア粘着フックです。文字通りクリア(透明な)フックで、どこに貼っても目立ず、インテリアの邪魔になりません。耐荷重は1kg(3つ入り)と2kg(2つ入り)があります。
粘着式でこれくらいの耐荷重ならいろいろな小物を掛けるのにはかなり役立ちそうです。リビングではメガネ、リモコンを入れる袋など、キッチンではお玉、菜箸、皮むき器などの収納に活躍するでしょう。
粘着式コードフック
コードやケーブルなどの配線は意外に気になるものです。そのまま放置しておくと、乱雑な感じもあり、きれいに収納したいところですが、100均ダイソーの粘着式コードフックがその役割を果たしてくれます。
ダイソーの粘着式コードフックは、テレビやオーディオ機器の裏側や壁に貼り付けることで、コードやケーブルをうまくまとめることができます。これで部屋の中もすっきりするでしょう。
水切り棚クリップフック
S字フックという便利な商品がありますが、簡単に外れてしまうのが難点です.その点、100均ダイソーの水切り棚クリップフックは取り付け部分がクリップになっているので、結構しっかりしています。
キッチンでもリビングでもお風呂場でもこの水切り棚クリップフックの使い方は簡単で、はさんで吊るすだけです。見た目も悪くなく、お部屋にもマッチしそうです。耐荷重は1kgです。ネジタイプなどのフックの場合は壁に穴が開いてしまいますが、このフックはその心配がないです。
強力吸盤フック
100均ダイソーの吸盤フックには、いくつかの種類があります。耐荷重が1kg程度のものから、かなり重いものを掛けられる5kgくらいのものまでそろっています。それだけに用途に応じて使い分けられます。
耐荷重が5kgくらいになると、キッチンでフライパンや鍋、釜などを掛けても持ちこたえられます。吸盤タイプの場合、耐荷重が小さくて使いにくい場合もありますが、ダイソーの強力吸盤フックなら安心です。
インテリアフック
リビングやキッチンにフックを付ける場合、ただものが引っかけられればいいというわけにはいきません。ある程度おしゃれで、インテリアに合いそうなものを取り付ける必要がありますが、それができるのが100均ダイソーのインテリアフックです。
ダイソーのインテリアフックは種類が多く、どれもがおしゃれで、誰もが気に入りそうなデザインとなっています。ダイソーに行ったら、ぜひインテリアフックをのぞいてみて、よければ購入してください。
パンダレンジフードフック
100均ダイソーのパンダレンジフードフックは、レンジフードの淵に掛けて使うフックで、キッチン用品などを吊るすことができます。ただ引っかけるだけのタイプのフックなので、レンジフードが傷つくことはありません。
ダイソーのパンダレンジフードフックはおしゃれでかわいらしいデザインながらも、大人っぽさも兼ね備えています。そのため、結構人気があり、購入者も多いです。なお、レンジフードに引っかけて使うという特徴から、耐荷重は小さめで500gとなっています。
実をいうと、100均ダイソーのレンジフードフックには、パンダ柄のほかにもペンギン柄、ネコ柄、プレートモチーフなどがあります。どれもシンプルながらもおしゃれな雰囲気があり、レンジフードの周りもいい空間になります。
かもいフック
100均ダイソー(ダイソーだけではありませんが)のかもいフックは、和室のかもいに取り付けていろいろなものを吊るすフックです。かもいとは、ふすま上に設置された横に伸びる木材のことです。ここに挟み込むようにかもいフックを取り付けます。
かもいフックは、和室のかもい部分だけでなく、ほかの部屋のでっぱり部分にも設置できます。使い方もさまざまで、突っ張り棒と組み合わせれば応用範囲も広がります。洗濯物の部屋干し、コート掛け、カーテンを吊るすなど自由に使い方を選べます。
ダイソーのかもいフックは2段になっています。したがって、コートとバッグ、バッグと小物などのように分けてものを吊るせます。また、かもいに挟んで使うだけなので、壁やかもい自体も傷つけません。耐荷重は1.2kgで、ある程度の重みには耐えられます。
穴跡が目立たないピンフック
賃貸住宅に住んでいる人は、壁に大きな穴を開けると、大家さんや管理会社から文句を言われます。そのために制約の多い暮らしを余儀なくされるのですが、100均ダイソーの穴跡の目立たないピンフックという商品を使えば、その問題がクリアできるかもしれません。
ダイソーの穴跡が目立たないピンフックの使い方は簡単で、ストッパーを外し、フック部分を持って壁にまっすぐ向け、トップの部分を押し込みます。これでピンが刺さって、フックが固定されます。
画鋲の穴と比べると、こちらの商品の穴のほうが少しだけ小さいようです。商品名が示すようにそれだけ目立ちません。よほど厳しい大家さんや管理会社でなければ大丈夫です。なお、小タイプの耐荷重は1kg、大タイプの耐荷重は2kgです。
壁を傷つけない・メタルフック・マグネット付
マグネット式のフックは金属部分に取り付けて使いますが、貼り付けてもその部分を傷めないので、使いやすいです。100均ダイソーにもそのようなフックがあり、壁を傷つけない・メタルフック・マグネット付と言います。
このフックは文字通りメタルできていて、おしゃれな外観が魅力的です。デザイン自体はシンプルですが、お部屋のインテリアにも合いそうです。角型と丸形があるので、好みに応じてよさそうなほうを購入すればいいでしょう。
マグネットタイプということもあり、耐荷重は500gと少なめです。このくらいの耐荷重だと、使い方としては冷蔵庫に貼り付けておいて、鍵やネームプレートなどの小物を引っかけるのによさそうです。フック部分はフレキシブルに動くようになっているので、角度調節ができます。
回転シューズフック
靴を洗ったらどう干すか考えることもあるでしょうが、ちょうどいい商品が100均ダイソーから出ています。題して、回転シューズフックです。濡れた靴を乾かすフックです。上下2段になっていて、おしゃれなデザインがなかなかいいフックです。
回転シューズフックという商品名からもおわかりのようにこのフックは360度回転するようになっています。そのため、角度調節によって空気の循環がよくなり、靴が乾きやすくなります。
使い方は簡単で、どこかの棒に引っかけるだけです。耐荷重は不明ですがどちらかというと、小さめの靴を干すのに向いているようです。
壁を傷つけない・はがせるテープフック
粘着タイプのフックを壁に貼る場合、はがす時に壁紙がはがれてしまう場合があります。ネジタイプが壁に穴を開けるのと同じく、これでは後で問題になる場合があります。それを防げるのが100均ダイソーの壁を傷つけない・はがせるテープフックです。
このフックには合成ゴム製の特殊粘着シートが付いていて、引っ張ると簡単にはがれます。これなら安心して壁に貼り付けることができます。ただし、貼れる壁に制限があります。タイル、化粧合板、プラスチック、冷蔵庫、洗濯機、スチール家具などならOKです。
しかし、木壁、布壁、壁紙、ビニル壁紙、土壁、漆喰、モルタルなど使用不可の場所もあります。また、40℃以上の高温になる場所にも使えないので、地域によっては夏の使用ができません。耐荷重は500gです。色はホワイトとなっていて、おしゃれな外観がお部屋と調和しそうです。
壁紙用フック
壁を傷つけない・はがせるテープフックと似たような100均ダイソーのフックになりますが、壁紙用フックという商品があります。こちらは特殊粘着シートが付いているのではなく、特殊接着剤をフックに塗って、壁には貼り付けるという使い方になります。
商品の種類は、1個入りで耐荷重が2kgのもの、2個入りで耐荷重が1kgのもの、4個入りで耐荷重が500gのものなどがあります。使い方をもう少し詳しく説明すると、取り付ける壁などのほこりや汚れをきれいにふき取り、フックの裏側の溝に特殊接着剤を塗っていきます。
壁を傷つけない・はがせるテープフック同様、貼り付けられる壁に制限があります。ビニール製の壁紙、タイル、ガラス、ステンレスなどは大丈夫です。木壁や土壁、コンクリートなどには使用できません。
ダイソーの壁紙用フックを壁に貼り付ければ、はがした時に跡が残りません。したがって、賃貸住宅でも安心して使えます。また、フックも接着剤も透明で、見た目も気にならず、おしゃれな感じさえします。
ダイソーのフックのおしゃれな使い方
種類が豊富なダイソーのフックをどのようにおしゃれに使えばいいのか、使い方を考えてみましょう。ダイソーのフック自体もおしゃれなデザインのものが多いですが、さらに使い方を工夫すれば、より引き立つようになり、インテリアともうまく調合するようになります。
歯ブラシ収納
歯ブラシを立ててしまっておくと、水滴がまとわりつく場合があります。そこでおすすめのダイソーのフックの使い方があります。それは洗面所にクリア粘着フックを2本取り付けて、歯ブラシを収納するという方法です。
これなら歯ブラシが寝かせておけるので、水滴をそれほど気にする必要がありません。電動歯ブラシもうまく置けば、寝かせて収納できます、ある意味、歯ブラシのおしゃれな収納方法と言えるでしょう。
タオル掛け
面白いキッチンのタオルのしまい方があります。それもダイソーのフックの使い方によるものですが、扉や引き出しの中にクリアフックを上下逆に取り付けて、ずり落ちないようにするのです。案外うまくタオルが引っかかって、落ち着きます。
長いコードをすっきり収納
家電の長いコードは結構困りものですが、これもダイソーのフックの使い方で解決します。たとえば、扇風機の場合は、本体の裏側にクリアフックを取り付けて、巻き取らせればいいのです。これですっきりコードがまとまります。
扇風機本体の下部にコードを収納できるようになっている製品もありますが、それだと使う時に取り出しが面倒です。しかし、フックにコードをまとめておけば、すぐにほどいて使えます。このフックの使い方はほかの電化製品にも応用できます。
コンタクトケース収納に
洗面所はそれほどスペースがないお家が多いでしょうから、有効利用したいものです。その方法もダイソーのフックの使い方でできます。洗面所の蛇口の上の壁面にクリア粘着フックを取り付けて、コンタクトケースを収納するというアイデアがあります。
コンタクトケースがきれいなものなら、おしゃれな感じも出ます。保管場所としてこれ以上いいところはなく、コンタクトケースも乾燥し、清潔にしておけます。
メガネ置き場に
ダイソーのクリア粘着フックで、メガネ置き場ができます。メガネをデスクに置いておいてもいいですが、壁にフックで掛けておけば、誤って体重を掛けてしまうということがなくなります。メガネの安全な保管方法というわけです。
クリア粘着フックを取り付ける場所ですが、リビングルームや書斎の壁でもいいし、洗面台の鏡裏という方法もあります。この方法で格好のいいメガネを収納すれば、おしゃれな雰囲気も出るでしょう。
ランドリーバッグを吊るす
それほど洗濯スペースがないご家庭では、洗濯カゴの置き場にも困ることがあります。そのような時もダイソーのフックを使ったひと工夫で洗濯物の収納がうまく行きます。その方法は、洗濯機の横にクリアフックを取り付けて、ランドリーバッグを吊るすというものです。
これで、洗濯物の置き場所が確保しやすくなります。狭いスペースの有効利用にもなり、まさにダイソーのフックのありがたみを感じられるでしょう。
排水溝の栓を引っかける
排水溝を掃除する場合、つながった鎖の栓が邪魔になることがあります。そのような時もダイソーのフックの使い方でいい解決方法が見つかります。その方法も簡単で、排水溝の上の壁に吸盤タイプでも粘着タイプでもいいので、フックを取り付けるだけです。
これで栓を鎖部分から掛けられるようになり、掃除がしやすくなります。アイデアというほどのことはなく、すぐに誰でもできる方法です。
コンロ横の壁を活用
主婦としてはコンロ横も上手にキッチングッズの収納場所にしたいところですが、ダイソーのフックを使うこともできます。耐荷重の大きいものを壁に設置すれば、鍋やフライパンなども収納でき、キッチンの整理がしやすくなります。
ダイソーのクリア粘着フックを使えば、コンロ横もおしゃれできれいな空間になります。ピカピカに磨かれたフライパンや鍋を吊るしておけば、清潔感もあって、すがすがしいでしょう。
キッチンの棚の扉裏に
キッチンの棚の裏側をどう使っているでしょうか。全く利用しないというのではもったいないです。ダイソーのクリアフックを使って、いろいろなものを収納してみましょう。キッチンバサミやみそマドラー、お玉などうまくしまえるようになります。
ダイソーのフックの魅力
いろいろな種類があり、使い方もさまざまなダイソーのフックの魅力を改めて考えてみましょう。フックなんてどこで買っても同じだろうという人もいるかもしれません、ダイソーのフックには特有の魅力が詰まっています。
DIYに使いやすい!
昔はDIYというと結構大変で、準備するものやコストなどの面でやめてしまう人も多かったです。ところが、最近は100均のグッズで簡単にDIYができるようになっています。ダイソーのフックを使っても、いろいろなDIYができます。
用途に合わせたものが充実
同じフックを使うにしても、用途や使う場所によってほしいものが異なってきます。その点、ダイソーのフックなら使う人の立場に応じたさまざまな商品が用意されています。タイプもネジタイプや粘着タイプ、吸盤タイプなどたくさんあり、選ぶのも楽しいでしょう。
オリジナルフックを作れる
ダイソーのフックを応用して、オリジナルフックを作ることもできます。自分や家族が使いやすいように形を変えれば、とても便利になるし、気分もいいでしょう。また、ダイソーのフックと他の商品との組み合わせで、収納アイデアも膨らみます。
ダイソーのフックの失敗しない選び方
さまざまなフックの種類がある100均のダイソーですが、その選び方をどうすればいいのか意外に迷います。これもよさそう、あれもよさそうとなってしまいがちなので、このコーナーでは失敗しないダイソーのフックの選び方を解説します。
耐荷重の大きいものを選ぼう!
同じダイソーのフックでも、商品ごとに耐荷重が違います。設置する場所にもよりますが、どうせ購入するのなら、耐荷重が大きいもののほうが使いやすいです。耐荷重が小さいと軽いものしか掛けられませんが、大きいもののほうが用途が広くなります。
用途に応じて選ぶ
フック選びで一番大事なのは何に使うのかということです。つまり用途に応じて選び方が変わってきます。いくつか例を挙げると、冷蔵庫や玄関の扉にはマグネットフック、水回りには吸盤フック、軽めのものを掛けるにはクリア粘着フックなどとなっています。
ダイソーのフックで家中すっきり!
ここまで、ダイソーのフックのタイプ、種類と耐荷重、おしゃれな使い方、魅力などについて解説しました。100均のダイソーには豊富なフックが用意されていて、さまざまな選び方ができますが、そのフックを使って家の中をすっきりさせてしまいましょう。