ホウ砂は100均やダイソーで購入可能？洗濯のりを使ったスライムの作り方も紹介

スライムの作り方を検索すると、「ホウ砂」と書かれています。スライムを作るためには、「ホウ砂」が欠かせないアイテムになっているのですが、「ホウ砂」は100均では販売していません。「ホウ砂」を用意するのはなかなか難しいものです。

今回は、「ホウ砂」と100均ダイソーのアイテムを使ったスライムを作る方法について、ご説明していきましょう。「ホウ砂」は100均のアイテムで代用することができますし、スライムキットも100均ダイソーで購入することができます。

作り方は簡単ですし、100均ダイソーで揃えれば安くできるので、スライムを作るなら要チェックです。それでは、そもそも「ホウ砂」とは何なのかから解説していきましょう。

そもそも「ホウ砂」とはなんなのでしょうか？スライムの作り方を調べてみると必ずでてくるワードでもあります。「ホウ砂」とは、鉱物の1種で陶芸用の釉薬溶解剤として使われています。

理科の実験の試薬として使われたり、重曹のようにトイレや洗濯機、食器洗いなどにも使うことができます。環境負荷が少なく、食塩よりも毒性は弱くなっています。海外では、「ホウ砂」は、環境に優しい掃除用洗剤として使われています。

最近人気になっているのが、スライム作りです。スライムと一言で言っても「ボンドスライム」「ねんどすらいむ」「透明スライム」「混ぜ物スライム」などいろいろな種類があります。「ホウ砂」を使ってスライムを作ることができるとあって、ポピュラーにもなりました。

スライム作りには、「ホウ砂」は欠かせない材料になっているのですが、「ホウ砂」は、スライム作りで使い終わって余ってしまった場合でも、お掃除に使うことができます。キッチンやリビングなどたくさんのところで使えるので、活用していきましょう。

「ホウ砂」は、基本的に100均ダイソーでは販売されていません。スライムの作り方がブームになって、100均セリア100均キャンドウといったお店をチェックしてきましたが、「ホウ砂」はありません。「ホウ砂」は、そもそも医薬品扱いになるため100均では置かれていないのです。

100均ダイソーで販売されているスライム作りセットを購入すると少しだけの「ホウ砂」を入手することができます。この他、100均ダイソーのアイテムでホウ砂の代用品を揃えて、作る方法もあるので後ほどご紹介していきましょう。

「ホウ砂」を購入したいのであれば、マツモトキヨシといったドラッグストアか薬局で購入する商品になります。ホームセンターでも「ホウ砂」を置いている場合もあるので、お近くのドラックストアかホームセンターを確認してみてください。

ただ、「ホウ砂」は、置いていないお店が多いので探す必要がある場合もあります。マツモトキヨシやウェルシア、一本堂、スーパーの薬局と探し求めた人もいますが、みつからない人もいました。

中には「マツモトキヨシで購入できた」「近くの薬局にあった」という人もいて、自分の近くのドラックストアか薬局を確認する他なさそうです。

もしも、「ホウ砂」が必要なのであれば通販で購入する方法もあります。通販で購入する場合は、かなり量が多くなっている場合があります。500gで570円という大容量になるので、こんなに量がいらないのであれば、少ない量のものもあります。

50gで540円くらいのサイズもありました。この他、「ホウ砂」が購入できるお店は東急ハンズの理科実験用品コーナーにも販売されています。

いろいろご紹介しましたが、まずはドラックストアや薬局など自分が行こうと思っているお店で「ホウ砂」を売っているか、電話で確認してから行く方がいいでしょう。こんなに苦労せずとも、100均ダイソーアイテムでスライムを作ることができるので後ほど、ご紹介していきます。

「ホウ砂」は、無色で白の結晶粉末です。乾燥した空気中に放置していると、風解して白尾ろの粉末で覆われるようになっています。このホウ砂を使う場合は、換気をして使うようにしてください。使用期限を過ぎてしまった場合は、使わないようにしましょう。

保管や取り扱い上の注意として、子どもの手の届く場所には保管しないようにしましょう。また、他の容器に入れ替えるということはしないようにしてください。間違って食べてしまったり、品質が変わる可能性があります。

もしも、皮膚についてしまった場合は、水で洗い流して、飲み込んでしまった場合は、水を飲ませて吐かせるといった処置をしてから、医師の手当てを受けるようにしましょう。

「ホウ砂」を手に入れることができれば、あとは100均ダイソーのアイテムでスライムができてしまいます。ここでは、「ホウ砂」と100均ダイソーの洗濯のりを使ったスライムの作り方についてご紹介していきましょう。「ホウ砂」さえあれば、スライム作りは簡単です。

それでは、早速スライムを作っていきましょう。まずは、材料です。ホウ砂5g、洗濯のり（PVAと記載されているもの）100cc、水150cc、ボウルなどのスライムを作る容器、かき混ぜる棒、絵の具や食紅など適量です。洗濯のりには「PVA」を書かれたものを用意してください。

「PVA」とは「ポリビニルアルコール」の成分を表します。「PVA洗濯のり」は、シワを防ぐ役割がある合成のりとなります。洗濯洗剤の種類になっているので、100均でも販売されています。

スライムを作る場合は、この洗濯のりが必要になっているので、100均で選ぶ場合は「PVA」と書いてあるかチェックしてから購入しましょう。

それでは、ホウ砂と100均の洗濯のりを使ったスライムの作り方をご説明していきます。まず、水50ccとホウ砂5gをボウルに入れましょう。よく混ぜてホウ砂水溶液を作ります。水100ccを別のボウルに用意して、絵の具や着色料を入れて色水を作りましょう。

次に、洗濯のり100ccを用意して、色水100ccと洗濯のり100ccを混ぜ合わせていきましょう。色水と洗濯のりが混ざったら、先ほど作ったホウ砂水溶液を加えましょう。

色水と洗濯のりとホウ砂水溶液をよく混ぜてください。均一に混ざったら、スライムの完成です。ホウ砂水溶液を作る時に、ホウ砂がしっかりと溶けきっていることが大切です。溶け切らなかったホウ砂は、取り除いてから作ると、きれいなスライムを作ることができます。

ホウ砂水溶液は、色水と洗濯のりが確実に混ざってから入れるのが、このスライム作りのポイントになります。

硬さの調整は、水を足すことでできます。すべての材料を混ぜて、硬いようであれば、水を足すと柔らかいスライムにすることができます。少しずつ様子を見て、水を入れるようにしてください。

このスライムの作り方の注意点をまとめておきましょう。子どもと一緒にスライム作りをするのも楽しいのですが、注意もあります。もしも、間違って飲み込まないようにしてください。ホウ砂は、間違って飲み込んでしまうと嘔吐や下痢といった症状がある場合があります。

特に小さい子どもの場合は、症状が重症になることがあり、最悪死に至ることもあります。ホウ砂は、子どもの手の届かない場所に保管するようにしてください。ホウ砂は、目の洗浄液に使われていることもあるのですが、直接目に入ってしまうのも注意が必要です。

肌の弱い方は、手袋をして作業をするようにしましょう。ホウ砂で肌が荒れてしまうことがあります。スライム作りが終わったら、必ず手をきれいに洗うようにしましょう。

最後に、スライムの処分方法ですが、直接下水に流すと詰まりの原因になります。スライムの処分方法はゴミとして処分しましょう。お住まいの自治体のゴミの決まりに従って処分するようにしてください。

ホウ砂は、ドラックストアか通販での購入になるのですが100均ダイソーで、ホウ砂を手に入れる裏ワザがあります。100均ダイソーには、「まか不思議なアメーバをつくろう！」というスライム作りキットが販売されています。

このダイソーの商品を使えば、いろいろな材料を揃える必要がありません。100均ダイソーのおもちゃコーナーか文房具コーナーを確認してみてください。

何回もいいますが、ホウ砂自体を100均ダイソーでは購入することはできません。ホウ砂単体で売られているわけではなく、スライム作りのキットの中にホウ砂が数g入っていることになっています。このスライム作りキットは、100均ダイソーの全店舗で購入できるものではありません。

もしも行こうと思っている100均ダイソーに「まか不思議なアメーバをつくろう！」があるか不安であれば、電話で確認してから行くようにしましょう。ここにも十分ご注意ください。

100均ダイソーの「まか不思議なアメーバをつくろう」は、100均ダイソーのおもちゃ売り場か、文房具売り場に置いてあることが多くなっています。ホウ砂単体で購入すると量が多い場合があるのですが、このキットを使ってスライムを作ると使い切ることができます。

実は、100均ダイソーのアイテムを代用してスライムを作ることができます。ホウ砂の代用品として使うことができるので、わざわざホウ砂を用意する必要がなく大変おすすめです。それでは、ホウ砂の代用品を使ってスライム作る方法をご紹介していきましょう。

100均ダイソーには、スライムを作るキット「まか不思議なアメーバをつくろう！」が販売しているとご紹介しましたが、それ以外にも100均のアイテムでホウ砂の代用になるものは、「コンタクト洗浄液と重曹」です。

それとコンタクト洗浄液の「ホウ酸入り」の物とPVAのりが必要です。ホウ砂を手に入れるのは、結構大変でもあるので、代用品を使ってスライム作りをしてみてください。

それでは、ホウ砂の代用品で作るスライムの材料をご紹介していきます。材料は、コンタクト洗浄液（ホウ酸入り）、PVA洗濯のり、重曹、紙コップです。コンタクト洗浄液とPVAのりは、ドラックストアに行けばだいたい購入することができます。

100均ダイソーで購入できるホウ砂の代用品としては「重曹とコンタクト洗浄液」です。重曹は、掃除用の重曹を購入するようにしてください。食用の重曹ではありません。

ホウ砂の代用品として使う場合、コンタクト洗浄液は必ず「ホウ酸」が入っているコンタクト洗浄液を代用するようにしてください。PVA洗濯のりを固める成分は、コンタクト洗浄液に含まれたホウ酸がポイントになります。

コンタクト洗浄液にかかれている、成分表記を確認すれば記載してあります。コンタクト洗浄液によっては、ホウ酸が含まれていないものも結構あります。

スライム作りにおすすめのコンタクト洗浄液は「バイオクレン ワン ウルトラモイスト」です。この商品は、とても柔らかく伸びのいいスライムを作ることができます。

他のコンタクト洗浄液では、うまくいかない場合もありますが、これでは簡単にスライムを作ることができます。このコンタクト洗浄液なら失敗することは、まずありません。

それでは、100均ダイソーのアイテムを使ってホウ砂の代用品を使ったスライムの作り方をご紹介していきます。この作り方もとても簡単になっているので、チャレンジしてみてください。

作り方は、PVA洗濯のりを紙コップに、100ml入れましょう。重曹をひとつまみ入れてよく混ぜましょう。コンタクト洗浄液を入れて、固まるまで混ぜればできあがりです。この作り方はかなり簡単です。

硬いスライムの作り方がいいのであれば、重曹をふたつまみにすると硬いスライムになります。スライムの量を増やす作り方は、PVA洗濯のりを増やすことでできます。

着色したいのであれば、着色料を使ってみてください。ホウ砂を使ったスライムは、ちぎれやすいという特徴があるのですが、ホウ砂の代用品である「重曹とコンタクト洗浄液」であればとても伸びがよくてちぎれにくいスライムを作ることができます。

スライムを作るときに欠かせない「ホウ砂」について詳しくご紹介してきました。「ホウ砂」は、100均ダイソーでは購入できず、ドラックストアや通販での販売になっています。

もしも100均ダイソーのアイテムで代用するのであれば「重曹とPVA洗濯のり」にドラックストアで購入できるコンタクト洗浄液が必要です。これさえあれば簡単にスライムを作ることができるので、ためしてみてください。100均ダイソーのアイテムでスライムを作ってみましょう。