ダイソーのイヤホンは安いだけじゃない!
ダイソーと言えば100円ショップですので、ダイソーイヤホンも安いのは当然です。しかし、安いだけではないのです。デザインも豊富で、たかがイヤホンと侮っていると驚くほど優れもので、とても100均の商品とは思えないほどです。
ダイソーの商品は、イヤホンに限らず、どれも比較的100円には見えない優れた商品が多いです。また、マイク付きやリモコン付きのイヤホンもあり、さらには高級イヤホン並みの音質に変化させられるという話もありますので、どこがどのように優れているのか、一体ダイソーイヤホンの世界はどうなっているのかを、詳しく見ていきましょう。
可愛くてオシャレなデザインが揃っている
まず、ダイソーイヤホンで一番目を惹くのがデザインです。可愛くてオシャレなデザインが揃っています。カラーのバリエーションも豊富でパステル調も可愛いですし、品数も多く女子に人気があるのも納得で、数千円や数万円とも同等なレベルのイヤホンもあります。また、中にはケースは必要なく、勝手にコードを収納するという優れものも揃っています。
マイク付きでハンズフリー対応にも対応
ダイソーイヤホンは、車の運転中に電話が鳴っても慌てることのない、マイク付きでハンズフリーにも対応しています。ハンズフリー対応とは、イヤホンにマイクが付いている事ですから、運転中にスマホを持たずにマイクで会話が出来ますし、音楽を聴いている時に電話がかかっても大丈夫です。
ダイソーイヤホンのマイク・リモコン付きが高性能
ダイソーイヤホンにハンズフリー対応があると解説しましたが、実際機能を検証してみると、マイクの性能がかなり高いです。音をクリアに届けられる優れものです。リモコンもボタン一つで前の曲、次の曲と簡単な操作が出来、もちろん着信時の応答ではちゃんと音が止まります。マイクに関しては、本当にクリアで申し分なくマイクの性能はおすすめです。
ダイソーイヤホンのおすすめ5選!
ダイソーイヤホンの中から、よりおすすめのイヤホンをご紹介しましょう。どれも100均とは思えない商品ばかりですので、全部揃えても良いくらいです。イヤホンを選ぶ時、何を基準にするかによって、個人差がありますので、ダイソーのタイプ別にご紹介しましょう。運転中に不可欠なハンズフリー対応マイク付きイヤホンも揃っていて、おすすめです。
5位 可愛いデザインでカラーが豊富・ブリリアントタイプ
ダイソーイヤホンで、ブリリアンカットのような飾りの付いたイヤホンが目に付きますが、確かにデザインは良いでしょう。カラーも豊富ですが、音質は期待出来ません。100均とはいえ、ここまで残念な音質には驚きです。従ってダイソーイヤホンのブリリアンタイプは、デザインはいいですので、飾っておきたい音質に拘らない方にはおすすめです。
見た目の可愛さ重視
ダイソーイヤホンのブリリアンタイプは、イコライザを使ってみても、変化はありません。ただ、見た目は可愛くて女子好みでしょう。しかし、ラジオの付属品のような、チープなイヤホンですから音に関しては何も語れません。怖い物見たさというか、初めから音に拘らないのなら、デザインがオシャレで可愛いですからその点はおすすめです。
4位 シンプルなデザインで人気・カラーボールタイプ
ダイソーイヤホンのカラーボールタイプは、デザインがシンプルで、とにかくカラーのバリエーションが豊富です。それもパステル調のカラーで、優しい色合いが女子に人気です。音質は、イコライザを調整すれば綺麗に聞こえます。カナル型のイヤホンですので音漏れの心配もありません。これはいくつか色違いで揃えるのもいいでしょう。
マーブルチョコの様なデザインが可愛い
ダイソーイヤホンカラーボールという名の通り、カラフルで可愛いボールのようなイヤーピースが、まるでマーブルチョコのようです。イヤーピースとコードは同色で、それもパステルカラーですから、音楽を聴いていても優しい柔らかい気持ちになれるはずです。スマホのカラーと合わせてダイソーイヤホンで揃えるのも良いでしょう。
3位 3万円相当の音質とも言われた・216円イヤホン
少し前に話題になったダイソー216円のマイク付きイヤホンは、今でもその注目度は変わりません。その注目の秘密は、3万円相当するイヤホンとさほど音質が変わらない事です。216円のダイソーイヤホンが3万円と同レベルなんて信じがたいでしょうが、これには訳がありました。実は、この216円のダイソーイヤホンにイコライザで調整したのでした。
低音と高音の領域が少し広がった
ダイソーイヤホンを何もせずに買った時のまま音を聴くと、普通のこもったような安いイヤホンの音質です。しかし、これをイコライザ調整してみると、低音は響くし高音も透明感のある音に変化しました。
従って、これは3万円相当とは言い過ぎですが、安いイヤホンが高級なイヤホンと変わらないレベルです。でも、わざわざ216円のイヤホンじゃなくても108円で出来るのではと、試してみたところ、108円のイヤホンでは、やはりそこまで音質は変わりませんでした。と言うことは、やはり216円のイヤホンだから可能だということが実証されました。
2位 音質が比較的良い・ジェリービーンズタイプ
ダイソーイヤホンのジェリービーンズタイプは、音質が意外と良いのが特徴です。他の安いイヤホンの中でも優れている方でしょう。見た目は豆のような形のイヤピースが付いていて、耳にコードを掛けるタイプで、かなりフィットします。音漏れもありません。これならイコライザの世話にならなくても十分音質を楽しめますので、おすすめです。
高音の幅が広いので綺麗に聞こえる
特に高音の幅が広くとても綺麗に聞こえます。重低音とかは、さほどでもありませんが高音が美しいです。急にイヤホンが必要になった時には、全然このままで使えます。安いダイソーイヤホンとは思えないほどの音質ですし、デザインも可愛いとも言えますが、やはりそこは安いイヤホンっぽさは否めません。ただ、音質はおすすめできます。
1位 ダントツの音質の良さ・カップカナルタイプ
このダイソーイヤホンのカップカナルタイプというのは、前に記載した216円シリーズの一つで他にラウンドカナルとボールカナルのタイプがあります。この3つの違いは耳に装着するイヤーピースの形の違いです。
この3つのタイプの中で、機能そのものは変わらないはずですが、何故かカップカナルタイプの評価が高いのはイコライザを使うと劇的に変化する事です。高音が良い代わりに低音が響かなかったものが、高音に抜けるような透明感が出て低音も響きます。安いイヤホンでもイヤーピースの形でこれほど違うのも驚きですが、やはりイコライザは必要です。
イコライザの設定を変えれば非常に良くなる
ここまでも、イコライザの威力をお伝えしましたが、どれほどの違いがあるのかを、細かく説明しましょう。まず、昔カセットデッキを使っていた頃、デッキにはイコライザが付いていました。少しでも好みの音に仕上げようと、素人なりに奮闘した経験が多少はあるでしょう。そんな感覚でイコライザを触ってみると安いイヤホンでも驚くほど改善されます。
ダイソーイヤホンのイコライザを調整して音質アップ!
その調整の仕方ですが、音は人によって好みが違います。低温を効かせるのが好きな人や、高音を響かせたい人もいるでしょう。それは個人で調整して頂くとして、一般的ないい音とされる調整は高音低音どちらも少し上げることです。全体のボリュームを上げるのではなく、高音と低音のつまみを少しずつ上げていくのです。
そもそもイコライザとは?
ここまでイコライザを使うと音質が変わる説明をしましたが、そもそもイコライザが分からなくては話になりませんのでご説明しましょう。音は周波数で決まってきます。イコライザとは、その周波数を高音、中音、低音で作られていて周波数のバランスが悪いとハウリングを起こしたりしますので、それを個々に調整してバランスを良くする機器の事です。
iPhoneでイコライザを設定する方法
iPhoneでイコライザを設定する方法は、もともとiPhoneにはイコライザ機能が組み込まれていますので、わざわざアプリをダウンロードしなくても、iPhone本体の機能を使えばこれである程度の音は確保出来ます。
まず、iPhoneの設定をタップしてからミュージックを探します。ミュージックをタップするとイコライザという項目がありますので、それを開くと英語表示で音楽のジャンルが色々出て来ます。その中の好みのジャンルをタップするだけでiPhoneの設定は完了です。因みに、低音を重視したい場合には、「Bass Booster」を選ぶと重い低音が響きます。
ダイソーイヤホンのおすすめイコライザ
スマホにはiPhoneだけでなく、Androidタイプもありますので、Androidでも使えるダイソーイヤホンにおすすめのイコライザをご紹介しましょう。数あるアプリの中で最も人気が高い無料アプリは「Onkyo HF Player」です。
このアプリはiPhoneでも使えます。特にダイソーイヤホンに適しているようです。設定方法は先ほどと同じですが、高音、低音を上げるということは中音域を削るということでもありますので、この設定で綺麗な音が聴けるはずです。また、iPhoneなら、導入することでより好みの音が楽しめるのが「Equalizer+HDmusic player」というアプリです。
ジャンルごとで良さを発揮させたい場合
イコライザを使って、ジャンル別に音楽を楽しみたい時のiPhoneの設定を解説します。ズラーっと出てきたジャンルから大体想像はつくでしょうが、「Acoustic」は、アコースティックサウンド向きで、クラシック向きのスッキリした音源は「Classical」になります。他にも「Jazz」や「Piano」は、楽器の音そのものがはっきりと分かる音質に変化します。
特定の音域に集中したい場合
特に低音を効かせたい場合には、先ほどの「Bass Booster」と、他にも「R&B」や「Deep」も低音重視です。「Bass Reducer」は低音重視に思われがちですが、意外と中音・高音が強調されています。また、街の雑踏の中で集中して聴きたい時には「Hip-Hop」にすると、低音・中音・高音厚みが増しますので、外の音にかき消されなくて最適です。
イヤホンの種類によって音質を向上させたい場合
イコライザの設定は、iPhoneもAndroidもイヤホンの種類によって変わって来ます。イヤホンにはイヤーピースの形がそれぞれ個性を持っていますので、イコライザでイヤホンに合った設定をすると、より良い音質で楽しめます。
そのイヤホンの種類別は、ダイソーイヤホンには、つけ方の違う「カナル型」「インナー型」「耳掛け型」の3つのタイプと、形の違う「Bluetooth完全独立型」「Bluetoothネックバンド型」「Bluetooth左右一体型」「コード型」の4つのタイプがあります。最も自然な組み合わせは、iPhone、Androidどちらもカナル型コードイヤホンでしょう。
ダイソーイヤホンのイヤーピースを変えて更に音質アップ
イヤーピースとは、カナル型のイヤホンの先に付いているゴムの部分です。これは安いイヤホンほどチープなものが使われていますので、それを変えるだけで驚くほど音質は向上します。取り外しが可能でサイズも色々ありますので、自分の耳の形や大きさに合ったイヤーピースを使う事で、痛みや音漏れもなく心地よく音楽を楽しめます。
自分の耳に合ったサイズ選びが大切
ジャストサイズのイヤーピースを探すのは大変だと感じている方には、ダイソーのイヤーピースをおすすめします。サイズや種類カラーもたくさん揃っていますし、2個や4個、6個で1パックという単位で販売されていますから、すぐに紛失してしまいそうなイヤーピースも予備を置いておけます。素材もシリコン製や低反発製などもありおすすめです。
ダイソンイヤホンのイヤーピースの素材が新しい
最近のイヤーピースを見ていると、素材そのものが新しい研究が重ねられ低価格での販売が可能になりました。安い100均のイヤーピースの中に低反発の素材が出てきた事です。そもそもイヤーピースは耳にフィットする事が前提ですので低反発は最適です。
低反発と言えば、マットや枕の素材として重宝されていますが、価格もそこそこするものですから、まさか100均に登場するとは驚きです。となると低反発のイヤーピースなら耳の形にピッタリをフィットして、痛みもなく心地よいのは当然のはずです。通常のシリコン製のイヤーピースが痛いと感じた人は、この低反発イヤーピースをおすすめします。
ダイソーイヤホンはイコライザの設定で音質を向上しよう
ダイソーイヤホンでも、イコライザの設定でかなり音質が向上することが分かりました。高価なイヤホンじゃなくても、十分に音を楽しめるイコライザの威力は計り知れません。
イヤホンの種類もたくさんあり、イヤホンのピースひとつで音質に影響があることを理解すると、これからもどんどんイコライザを使って自分好みの音を楽しめるでしょう。iPhoneでもAndroidでも、より理想的な音を楽しむにはイコライザアプリを一つは導入したいものです。安いイヤホンでマイク機能も使いながら、とことん上質な音質を楽しみましょう。