優秀と評判のダイソーの水性ニスに注目!
家具や小物などを簡単でおしゃれにリメイクできる水性ニス。DIYなどでもひと手間加えるだけで、アンティーク風やヴィンテージ風に様変わりさせてくれる魅力的なアイテムです。そんな水性ニスですが、ダイソーで売られている水性ニスが、特に優秀だと注目を集めています。
刷毛で塗るだけなので、初心者でも簡単に模様替えやイメージチェンジが可能です。今回は、ダイソーのおすすめニスや活用法などについてご紹介しましょう。
ダイソーの水性ニスの魅力
種類も豊富で様々なDIYやリメイクに使えるダイソーの水性ニス。100均のクオリティとは思えないほど仕上がりが良く、DIYやリメイクを楽しませてくれるアイテムです。ここからは、そんな100均ダイソーの水性ニスの魅力についてご紹介しましょう。
DIYやリメイクに活躍
ダイソーの水性ニスは、既存の家具のリメイクやハンドメイドで作った棚やウッドボックスなど、DIYで活躍してくれる優れものです。
模様替えやお部屋のイメージチェンジなど、古くなって色が落ちてしまった家具でも、ダイソーのニスでリメイクすれば、わざわざ買い換える必要もありません。
また、DIYで手作りしたものは、ダイソーの水性ニスでひと手間加えてあげると、チープっぽさや手作り感がなくなり、まるで高級家具のような風合いに仕上がりになります。
水性ニスなので、臭いもそれほどなく、たとえ手についても、洗えばしっかりと落ちてくれます。こうした理由から、初めてニスを扱う初心者や女性でも、安心してDIYやリメイクに取り組みやすいといった特徴があります。
なんといっても安い!
ダイソーの水性ニスの魅力は、なんといっても安いということです。ホームセンターなどで購入しようとすると、最低でも500円前後の費用がかかってしまいますが、ダイソーのニスは、全て100円で購入することができます。
100均だから色合いがあまり良くないかも?と思う方もいらっしゃるかもしてませんが、ダイソーのニスはとても優秀です。コスパだけでなく耐水性もしっかりあるため、色々な家具や木材のDIYやリメイクに使用することができます。
色のアレンジも可能
また、ダイソーをはじめとする100均ショップの水性ニスは、種類が豊富で色のアレンジもしやすいのも魅力です。ダイソーを例にすると、チーク、メープル、けやき、ウォールナット、マホガニーと五種類のカラーバリエーションからお好みの色を選ぶことができます。
リメイクやDIYになれてきたら、いくつかのニスを組み合わせて作品を作ってみましょう。価格も一本あたり100円で購入できますので、全ての色を揃えてもわずか500円の費用で済みます。価格が安い分、アレンジしやすいといったメリットも、ダイソー水性ニスの嬉しいポイントです。
また、全て同じ製造元、シリーズの水性ニスですので、混ぜ合わせて色のアレンジをすることも可能です。絵の具のようにニスを混ぜ合わせ、お好みのカラーを作ることもできます。
ウォールナットとけやきを混ぜれば、シックな深みがある男前の仕上がりに。メープルとチークを混ぜ合わせれば、明るいアカシア食器のようなガーリーで素敵な風合いに仕上がります。ニスを混ぜ合わせる割合によって、様々なカラーのアレンジを楽しむことができます。
刷毛なども揃う
ダイソーでは水性ニスをはじめとする様々なDIYの道具が揃っています。水性ニスを塗るのに必要な刷毛はもちろんのこと、木材や木製ボックス、すのこといった、DIYやリメイクに必要なアイテムのほとんどを取り揃えることができます。
ホームセンターでニスやDIYやリメイクに必要な道具を揃えるとなると、意外と費用がかさんでしまいがちですが、ダイソーならこうした費用も安く済みます。
ダイソーの水性ニスの色・種類
100均ダイソーでは、様々な色や種類の水性ニスを扱っています。カラーは乳白色(半透明)、チーク、メープル、けやき、ウォールナットなど、人気のカラーが売られています。
また、ダイソーでは、ムラなく隅々まで塗装できる「スプレータイプ」の便利な水性ニスも販売しています。刷毛も不要なので利便性が高いアイテムです。ここからは、100均ダイソーの水性ニスの色や種類についてご紹介しましょう。
乳白色(半透明)
100均ダイソーでは、乳白色(半透明)の水性ニスも売られています。塗りたては乳白色ですが、乾燥するにつれて透明になっていく優れもの。塗った場所が一目でわかり、ツヤや光沢を出したい時などに重宝するアイテムです。
チーク
ダイソーで売られているチークは、ナチュラル系の明るい色合いをしています。木材やシェルフを塗装すると、色褪せたマットな風合いのインテリアを作ることができます。若干赤みがかった茶色は、ガレージのインテリアにもピッタリです。
メープル
メープルは、ダイソーの水性ニスの中でもかなり明るい色をしています。上質な温かみのある色で、色数を抑えた「ナチュラルモダン」や、落ち着きのある「シンプルモダン」な仕上がりに。オーソドックスで癖がないので、基本的にどんな家具との相性も良いです。
けやき
けやきもメープルと同様に、明るい色味の水性ニスです。メープルは茶系でしたが、けやきは黄色味が強いのが特徴です。気品がある風合いは、ナチュラル素材をワンランクアップさせてくれるでしょう。フォトフレームやディアウォールなど、温かみのある家具のDIYに向いています。
ウォールナット
ウォールナットは、ダイソーの水性ニスの中で、もっとも暗く黒色に近い色をしています。色味が強く、実際に塗ってみると、かなり濃く仕上がります。ウォールナットは、薄い色や、明るめの色をヴィンテージ風にリメイクしたい時などに、おすすめの色です。
ダイソーの水性ニスの使い方・注意点
次は、ダイソーの水性ニスの使い方や注意点を確認していきましょう。使い方や手順、注意点を知ることで、綺麗で本格的な家具や雑貨に仕上げることができます。初心者でも、綺麗で満足のいくDIYにするためのポイントをまとめていますので、参考にしてください。
水性ニスの使い方・手順
まずは、水性ニスの使い方や手順をご紹介しましょう。水性ニスはそのままだと塗りにくいので、作業をやりやすくするために別の容器に移し替えます。
容器に移し変えたら、余った木材に試し塗りをします。色が薄い分にはいいのですが、濃すぎると塗り直しがきかないため、試し塗りで自分のイメージに合った色合いまで調整しましょう。色が濃いと感じたなら、水で薄めていきます。
ニスは一度で仕上げようとせず、何度か重ね塗りをしたほうが、色の調整がしやすく、ツヤや光沢が出やすくなります。この時の注意点は、重ね塗りをした後は必ず乾燥させることです。
乾く前に重ね塗りしてしまうと、凹凸や空気が混ざり、気泡ができてしまうなどのトラブルの発生を防ぐためです。色味を確認し、何度か重ね塗りをする簡単な作業ですが、これらに気をつけて作業してください。
また、作業前に荒さが240程度のサンドペーパーを使って、木材をやすりがけすると、仕上がりが綺麗になります。さらに、木材の表面に霧吹きなどを使って水分を与えておくと、より美しい作品に仕上がります。
ちょっとしたひと手間を加えることで仕上がりに差が出ます。完成後の見た目が変わりますので、DIYやリメイクする際には、上記で紹介した下準備をするようにしましょう。
新聞紙の上で乾かすのはNG
一般的には家庭で水性ニスを塗る作業を行なう場合、新聞紙で周囲が汚れないように保護します。この時に、新聞紙の上でそのまま乾かすのはNGです。ニスを塗った状態で、新聞紙の上で乾かしてしまうと、新聞紙がへばりついて取れなくなってしまうので注意しましょう。
一度くっついてしまった新聞紙はなかなか取ることが難しく、塗装ムラができてしまいます。ほこりが立たないような場所や部屋に移動させ、シートや壁に立てかけて乾燥させるのがおすすめです。
換気をして作業
ダイソーやセリアなどで売られている水性ニスは、臭いがあまりしませんが、密閉した部屋で夢中になって作業をしていると、知らず知らずのうちに体調が悪くなってしまうこともあります。
人体への有害物質はきわめて少ないですが、それでも全くないというわけではありません。ニスを扱うときは、十分に換気をして安全に作業するようにしましょう。
刷毛は何本か用意しておく
ニスを塗るために必要な刷毛ですが、作業に当たって何本か用意しておくことをおすすめします。ニスの塗料の樹脂分が、刷毛に付着してカチカチに固まってしまうことがあり、一度固まってしまった刷毛は、均等に塗装するのが難しくなるためです。
作業後に食器用洗剤で洗い流したりすることで、消耗を抑えることができますが、ニスの性質上、刷毛自体が傷みやすいといった特徴があります。傷んだ刷毛では、綺麗な塗装は難しくなりますので、余裕を持って用意しておくと安心できます。
ダイソーの水性ニスのおすすめのリメイク・DIY活用法
ここからは、ダイソーの水性ニスのおすすめリメイクや、DIY活用法をご紹介しましょう。初心者でも取り組みやすい、おすすめの活用法をまとめましたので、参考にしてください。初心者ならまずは、木製ボックスやフォトフレームなど、簡単なDIYからチャレンジしてみましょう。
木製ボックスに
ダイソーの水性ニスを使用した「木製ボックス」のリメイク・DIY活用法の例をご紹介しましょう。木製ボックスは構造がシンプルで、初めてニスを使う初心者でも扱いやすく簡単にリメイク・DIYすることができます。
ダイソーやセリア、キャンドゥをはじめとする100均ショップのほとんどに、木製ボックスが売られています。これらで購入した木製ボックスに、ダイソーのニスを塗るだけで、おしゃれな木製ボックスが様変わりします。
ウォールナットで塗れば男前の仕上がりに、メープル系の明るめの色で塗れば、ふんわりとした柔らかい雰囲気の木製ボックスの完成です。画像の活用法の例のように、いくつか木製ボックスを重ねてもおしゃれです。
ダイソーをはじめとする100均ショップのほとんどに、木製ボックスが取り扱われていますが、ダイソーのニスを塗るだけで、チープっぽさが消え、高級感のある木製ボックスに仕上がります。
木製ボックスの組み合わせによって、AV機器の収納台や食器棚、本棚など様々な使い分けができるので、上手に活用してみてください。
フォトフレームに
お次は、ダイソーの水性ニスを使った「フォトフレーム」のリメイク・DIY活用法です。ダイソーをはじめとする100均ショップでは、色々なデザインのフォトフレームが売られています。フォトフレームにダイソーの水性ニスを塗ってあげると、アンティーク風の仕上がりに。
フォトフレームは、ニスを塗る範囲も小さくお手ごろなサイズなので、ニスを初めて扱う初心者でも取り組みやすい、リメイク・DIY活用法です。この活用法を参考に、思い出の写真や、大切な家族の写真を飾るフォトフレームを、おしゃれにリメイクしてみてはいかがでしょうか。
すのこで作った棚に
次は、ダイソーの水性ニスを使った「すのこで作った棚」のリメイク・DIY活用法をご紹介します。DIYの万能アイテムとして知られるすのこをニスでリメイク・DIYしておしゃれに変身させた活用法です。
すのこ棚は、SNSでも評判の手軽で簡単にできる人気のDIYアイテムです。ホームセンターやダイソーなどで売られている「すのこ」に、ダイソーのニスでリメイクするだけで、チープ感がなくなりおしゃれなヴィンテージ風に。
組み立てからニスを使ったペイントまで、DIY初心者でも、時間と費用をかけることなく作品を作ることができるので、おすすめです。ダイソーやセリアなど100均のすのこと、水性ニスなら、制作費をあまりかけることなく作ることができます。
ディアウォールに
壁や床、天井を傷つけることなく、手軽に部屋の模様替えが楽しめるディアウォール。ダイソーの水性ニスでおしゃれにペイントするリメイク・DIY活用法をご紹介します。100均ダイソーのニスで、ディアウォールをリメイクすれば、ナチュラルで統一感と温かみのあるリビングの完成です。
ディアフォールを1からDIYするなら、組み立て前に塗装すると綺麗に仕上がるのでおすすめです。既存のディアフォールや市販品で購入したディアフォールは、隅々までニスを塗るのが大変ですので、スプレータイプのニスを活用するのがおすすめです。
コーヒーマシンの専用カプセルのストッカーに
次は、コーヒーマシンの専用カプセルのストッカーを、ダイソーの水性ニスでおしゃれなヴィンテージ風に変身させた、リメイク・DIY活用法の例をご紹介しましょう。100均ダイソーや100均セリアのニスで、ひと手間リメイクを加えてあげるだけで、おしゃれなカプセルストッカーが完成します。
ステンシルや、お好みのデザインシールでリメイクもおすすめです。100均ダイソーやセリアで販売されている木材やDIYアイテムでも、案外簡単に作ることができますので挑戦してみてください。
フォトフレーム×木版のパンケースに
手軽に作れて、実用性もあり、おしゃれなインテリアになると評判の「フォトフレーム×木製のパンケース」です。ダイソーのニスでリメイクした活用法の例をご紹介していきましょう。
お店に置かれてあるような、おしゃれな木製のショーケースですが、実は全て100均ダイソーのDIYアイテムで作られています。窓の部分はアクリル板、枠の部分は木製のフォトフレームを使用しています。
チープ感が残る100均ショップの木材でも、ニスでリメイクすることで、落ち着きのあるヴィンテージ風のパンケースに。ダイソーやセリアには、リメイクしやすく、様々な大きさのフォトフレームが豊富にあるので、色々なサイズのパンケースを作ることができます。
ミニサイズのリメイクやDIYなら、木工用ボンド一つで簡単に組み立てることができますので、DIY初心者やDIYビギナーの方もおすすめです。
ダイソー以外の100均の水性ニスも紹介!
セリアやキャンドゥといった100均ショップでも、水性ニスが取り扱われています。ダイソーに比べ、内容量や色の種類など劣るものの、100均とは思えない高いクオリティの水性ニスが売られています。
色味や風合い、ニスの特徴など、店舗ごとによってこだわりのポイントが違います。セリアやキャンドゥのそれぞれの店舗のおすすめニスをご紹介しましょう。
セリア 水性ニス
セリアには「水性ニス」と「水性つやだしニス」二種類のタイプのニスが取り扱われています。それぞれの特徴をご紹介しましょう。まずは「水性ニス」です。
セリアの水性ニスは、イエロー色の強いライトオークル、明るいブラウンのメープル、黒色に近いウォールナットの三種類があります。カラーの種類も三色、内容量は80mlです。ダイソーのニスと比較すると、種類や内容量は少なめです。
セリアの水性ニスは、粘土が高いことが特徴です。さらさらした質感のダイソーのニスと比べ、塗り心地はペンキに近く、重量感のあるマッドな仕上がりになります。
セリアの水性ニスは、ダイソーの水性ニスと比べ、ニスを塗った後の仕上がりが濃くなります。また、粘土が高いため、塗りにくさを感じてしまうかもしれません。そういった場合、水で薄めて使用するようにしましょう。薄めることで、ニス全体の伸びがよくなり作業効率もアップします。
塗料の成分も薄まり、塗料自体の性能も低下してしまいますが、塗り重なることで色合いは濃くなっていきますので問題ありません。濃い色合いに仕上がるため、作った作品にしっかり色味を与えたいときは、セリアの水性ニスがおすすめです。
セリア 水溶性つやだしニス
次は、セリアの「水性つやだしニス」についてご紹介しましょう。色は透明で透き通っています。内容量は60mlと少なめです。基本的な使い方は、色味のある水性ニスと同じですが、つやだしニスは透明ですので、最終的な仕上がりに光沢を与えたいときに活用するといいでしょう。
セリアの水性ニスは、マットな仕上がりになりますので、光沢を与えたい場合は、その上からつやだしニスを塗ると光沢とツヤのある作品に仕上がります。
キャンドゥ 水性ニス
次は、キャンドゥの水性ニスについてご紹介しましょう。キャンドゥの水性ニスは、メープル、ライトオーク、ウォールナットの三種類のカラーがあります。内容量はセリアと同じ80mlで、こちらもダイソーより、種類、内容量ともに少なめです。
キャンドゥの水性ニスは、色味が若干薄いといった意見もあります。ですが、重ね塗りをすることで、深みのある風合いにすることができますので、塗り重ねの回数を増やすことで解決します。
質感はセリアの水性ニスに近く、粘土があり、液体はトロッとしているため、乾燥後はマットな仕上がりになります。キャンドゥの水性ニスは室内用となっていますので、耐候性はあまりないのが難点です。雨や風に晒される屋外のインテリアへの使用は避けたほうがいいでしょう。
また、キャンドゥにはセリアの透明タイプのニスと同じタイプの半透明・透明のニスが売られています。キャンドゥのつやだしニスは、内容量80mlです。セリアの透明ニスは60mlでしたので、20mlお得ということになります。
こちらの水性ニスも、作品にツヤを出したいときに活用します。半透明タイプの塗り立ては、乳白色のような色合いですが、乾いたときに透明で、ツヤが出るタイプとなっています。マット過ぎる風合いに光沢を持たせたい時は、半透明・透明タイプのニスで仕上げるとツヤのある質感になります。
ダイソーの水性ニスをリメイクやDIYに活用しよう!
ダイソーの水性ニスの種類やおすすめのリメイク・DIY活用法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。古くなったインテリアやチープ感が残る100均のアイテムを、ダイソーのニスを利用して、おしゃれで魅力的な家具に変身させてみましょう。