一貫性がない人ってどんな人?
一貫性がない人は、自分の発言したことや行動に責任を持つことが出来ません。自分の行動や発言が間違っていれば、すぐに周りの人の意見に変えてしまうようです。ここでは、一貫性がない人はどのような人なのか見ていきましょう。
そもそも「一貫性」とは
周りの人と話している中で、「前と言っていることが違うな」と感じたことがある人も居るでしょう。そのような人の事を、一貫性がないという言葉で表すこともあるようです。ここでは、一貫性の意味とは何かご紹介していきます。
一つの考えで貫き通すこと
一貫性という言葉を聞いても、聞きなれないという人も居るでしょう。一貫性の意味には、「一つの考えを貫き通すこと」とあります。
「こうしよう」と決めたら、その考えを曲げずに貫き通している人も居るでしょう。そのような人の事を一貫性があると言います。
「一貫性を貫く」という使い方をすることもあります。逆に、最初に考えたことを時間が経つにつれて考えを変える人も居るでしょう。考えがブレてしまう人も少なくありませんが、そのような人は「一貫性がない」と言われてしまうこともあるようです。
「一貫性」の対義語は?
一貫性の対義語には、「無節操」「ご都合主意義」「木に竹を接ぐ」などがあります。普段の生活の中では、あまり目にしたり、耳にすることはないでしょう。
一貫性の意味には、一つの考えを貫き通すこととあります。一貫性の対義語になるので、「無節操」は考えを貫こうとする意志が弱いことを意味しています。
「ご都合主意義」は、立場や主義に一貫性がなく、その場の雰囲気は相手によって態度を変えるという意味があります。「木に竹を接ぐ」は、自分の言動と行動がバラバラで調和や釣り合いが取れていないことを意味しています。
一貫性がない人の性格的特徴
人には、一貫性がある人も居れば、一貫性がない人も居るでしょう。一貫性がないからと言って、全員が無責任な性格の特徴がある人とは言えませんが、マイナスに見られてしまうこともあるようです。ここでは、一貫性がない人の性格的特徴をご紹介していきます。
感情の起伏が激しい
一貫性がない人は、感情の起伏が激しいという性格の特徴があります。簡単に言うと、気分屋な性格の様です。喜怒哀楽がとても激しく、一貫性がない人の性格は、ジェットコースターのように上がり下がりが激しいという特徴があります。
今まで笑っていたと思えば、急に不機嫌になり、周りは何に対して不機嫌になっているのか分からないということは少なくありません。
感情の起伏が激しいのは大人だけではありません。子供であれば、泣いたり笑ったりと、まだまだ可愛いと言えるでしょう。
ですが、大人になってまで感情の起伏が激しいと、周りの友達や職場の同僚などは離れていってしまう可能性があります。
一貫性がない人は、感情に任せて結論を出してしまうという性格の特徴があります。怒っている時に結論を出そうと思っても、良い結論を出すことは難しいでしょう。
逆に、気分が落ち込んでいる時に結論を出そうと思っても、怒っている時と同じく良い結論を出すことは難しいでしょう。喜怒哀楽が激しい時に結論を出しても良いことは出ないため、周りからすると一貫性がないと言われてしまうようです。
八方美人
一貫性がないと言われたことがある人もいるでしょう。一貫性がない人は八方美人の可能性があるようです。誰にでも好かれようとし、相手に合わせて行動している人もいるでしょう。
自分の意見を持たずに、相手に好かれようと、周りに合わせて言っていることが二転三転してしまう性格の人を八方美人と言います。
相手に嫌われたくないという気持ちが強い性格の特徴がある人は、常に相手に合わせて行動しています。そのため、自分で考えたことも、相手に嫌われないようにと、相手に合わせて考えを変えてしまうという特徴があります。
相手や状況に合わせて自分の考えを変えてしまう性格の人を、一貫性がないと言います。一貫性がない性格の人は、嫌われたくないと思って行動した人からは好かれる可能性があります。
ですが、考えをコロコロ変える姿を周りが見てしまえば、自分の信用を失うことにもなるので注意が必要です。
自分の信頼よりも今、目の前にいる人に嫌われたくないという気持ちが強いという性格の特徴があります。気づいたときに、周りに誰も居ないということにならないようにしましょう。
意思が弱く自分に甘い
一貫性がない人は、意思が弱く自分に甘いという性格の特徴があります。自分が決めたことも、すぐに諦めてしまうということも少なくありません。
そのため、三日坊主と言われることもある様です。例えば、ダイエットをしようと思い、毎日ジョギングすると決めても、辛いからと諦めてしまうこともあります。
周りに、1カ月で〇kg痩せると言っても、全然行動に移すことが出来ずに、「一貫性がない人だね」などと周りから言われてしまうこともあるようです。
口では立派な事をいう性格でも、行動が全然伴っていないと言われ、自分に甘い人間と思われてしまう特徴があります。
逆に、周りの人が何かをしようと決めたのに、全然行動に移せていないと、「~するのは筋だろ」「根性はないのか」などと偉そうにいう性格の特徴もあるようです。そのため、周りから嫌われてしまうこともあります。
人の意見に流されやすい
一貫性がない人は人に流されやすいという性格の特徴があります。一貫性がある人の性格の特徴として、自分の考えを最後まで貫き通すことが出来ます。
ですが、一貫性がない人は一貫性がある人とは全く逆の性格の特徴があります。自分が「これがいい」と思って決めたことでも、周りの人達が別な方が良いといえば、自分の意見もすぐに周りの人と同じ方に変えてしまうという特徴があります。
一貫性がない人は、自分の考えを持っていないということになります。常に周りの意見に合わせてしまうので、自分の考えで決めたことがないという人も中には居るようです。
一貫性がある人であっても、自分と同じ意見を持っている人を味方に付けたいという人も居るでしょう。そのような場合に、一貫性のない人を見つけて置けば、少し話をするだけで、自分の意見に合わせてくれるので、一貫性がない人は、時には利用されてしまう存在になることもあるようです。
その場しのぎで無責任
一貫性がない人は、無責任という性格の特徴があります。一貫性がある人は、無責任な発言はせず、一度言ったことは、何があっても貫き通すという性格の特徴があります。
逆に、一貫性がない人は、自分の言ったことに責任がなく、コロコロと意見を変えるという性格の特徴があります。
そのため、「この前〇〇と言ってなかったっけ?」と周りから思われてしまうこともしょっちゅうあるようです。そのため、周りからの信頼はどんどん失われていってしまいます。誰でも、気分によって意見が変わってしまうことも、中にはあるでしょう。
そのような場合に、何も言わずに意見を変えてしまえば、「この人は一貫性がない人」「この人は無責任な人」と周りから思われてしまいます。
仕事では無責任と思われてしまえば、大切な仕事は任されなくなってしまうでしょう。どうしても、自分の気分で意見が変わってしまう場合には、「~ということがあって、気持ちに変化がありました」など、最初に理由を伝えて置くと良いでしょう。
一貫性がない人の態度や言動の特徴
一貫性がない人は、自分の行動で嫌われることを嫌っています。そのため、嫌われないようにと平気で嘘をつく事も少なくありません。ですが、嘘をつく事で周りの信頼を失ってしまうこともあります。ここでは、一貫性がない人の態度や言動・行動の特徴をご紹介していきます。
相手により態度が違う
一貫性がない人は、相手により態度を変えるという特徴があります。分かりやすく言えば、職場の先輩と後輩で全く態度が違います。
臨機応変という言葉がありますが、臨機応変などという言葉ではなく、相手により豹変してしまうのが、一貫性がない人の特徴でもあります。
目上の人には誰でも嫌われたくないと思うでしょう。ですが、一貫性がある人や自分の意見をしっかり持っている人は、先輩や後輩関係なく態度を変えることはありません。ですが、一貫性がない人は、気に入られたいために、周りが「だれ?」と思うほど、態度を変えることがあるようです。
その時により言っていることが違う
一貫性がない人の行動の特徴として、言っていることが二転三転するということが挙げられます。例えば、仕事で「このやり方でやって」と後輩などに伝えたとします。
ですが、次の日になって自分の考えが変わり、「このやり方ではだめだよ」と言ってきたりする場合があるようです。
言われた方は「昨日はそのやり方でやってと言っていた」と思いますが、いくら言っても一貫性がない人に通用するはずはありません。
屁理屈が多い
一貫性がない人は、屁理屈が多いという行動の特徴があります。一貫性がない人は、自分を正当化しようとするため、自分の都合が悪くなると、平気で意見を変えてくることがあります。
今まではそのようなことを言っていなかったのに、何かと理由を付けて自分を正当化しようとします。自分の非を認めず、自分を守るために、意見が二転三転してしまうようです。
口が上手い
一貫性がない人は、口が上手いため、どのような人と関わっていても、すぐに相手に話を合わせることが出来ます。
初めて会った人にも、嫌われたくないため、相手に合わせて会話をし、上手く立ち回ることが出来るという行動の特徴があります。口が上手いということは、人と関わる上でメリットとなるでしょう。
思ってないことを口にする
一貫性がない人は、自分の意見を持っておらず、自分の思っている事とは違うことを口にしてしまうことがあります。
自分が〇〇さんのこと尊敬していると思っていても、他の人が「〇〇さんはうざい」と言えば、悪口を言っている人に合わせてしまうという性格の特徴があるようです。
逆に、周りの人が「〇〇はすごい」と言えば、自分は思っていなくても、周りに合わせてしまうこともあるようです。
平気で嘘をつく
一貫性がない人は、平気で嘘をつくという行動の特徴があります。自分を守るために平気で嘘をつく事は珍しいことではありません。
自分の言ったことで、周りに仲間外れにされてしまうこともあるでしょう。一貫性がない人は、そのような状況から自分を守るために嘘をつくことがあります。自分は、無意識のうちに嘘をついているということも少なくないため、自覚がない人も少なくありません。
一貫性がない人の心理
自分の思った事を最後まで貫き通すことが出来る人は凄いでしょう。ですが、全員がそうとは限りません。中には途中で意見を変えてしまう人も少なくありません。ここでは、一貫性がない人の心理についてご紹介していきます。
失敗や損を酷く恐れている
一貫性がない人はプライドが高いですが、失敗や損を酷く恐れているという心理があります。自分が失敗をしたり損をすることを酷く恐れるという心理があるため、自分を守るために、コロコロと意見を変えるという特徴があります。
信念を持ち、自分の意見をしっかりと持っている人であれば、自分が損することが合っても、意見を変えることはないでしょう。
信念がなく人に合わせるしかできない
一貫性がない人は、信念がなく人に合わせるしかできないという心理があります。信念がある人は、誰に何を言われても、自分の意見を持ち、自分の思う通りに行動します。
そのため、誰かに気に入られようという気持ちで行動することはありません。ですが、一貫性がない人の心理には、信念がありません。
自分の意見と違うことを言われれば、その場の状況で行動や意見を変えてしまうという心理があります。
流れるまま身を任せていたい
一貫性がない人の心理には、流れるまま身を任せていたいということがあります。自分の意見を持っていたとしても、周りとは全く意見が違うということもあるでしょう。
そのような場合に、自分だけ違うから仲間外れにされてしまうのではないかという心理が働くようです。嫌われるという心理が生まれない様に、周りに合わせていたいという心理があるようです。
人に認められたい
一貫性がない人は、人に認められたいという願望が強いという心理があります。誰かに認められたいという心理が強いため、自分の意見を曲げてまで、相手に合わせてしまうことがあるようです。
周りの人に気に入られるためには、周りに意見を合わせる必要がありますが、自分の意見を曲げないようにすることも大切でしょう。
自分の非は認めたくない
一貫性がない人の心理として、自分の非を認めたくないということが挙げられます。一貫性がない人は、自分のプライドが高いため、自分の間違いを認めることが出来ないようです。
仕事や学校など、生活していく中で誰でもミスしてしまうことはあるでしょう。ですが、一貫性がない人は、自分のミスや自分の立場が悪くなりそうになると、今までの意見を変えたいという心理が生まれてしまいます。
そのため、平気で嘘をつく事もあります。誰でも自分を守りたいという心理はありますが、自分のミスは素直に謝ることが大切でしょう。
一貫性がない自分を改善するには?
一貫性がない人は、周りからの信頼を失ってしまうことにもなります。自分の意見を持たずに、コロコロ考えを変えられたら、何を信じて良いのかも分からなくなるでしょう。ここでは、一貫性がない自分を改善するにはどうしたら良いのかご紹介していきます。
毎日の目標を決める
一貫性がない人は、目標を決めても三日坊主で終わってしまうことも少なくありません。そのため、言っていることと行動が全然伴っていないと思われてしまうこともあるようです。
ですが、三日坊主だからと目標が何もないと、一貫性がない自分を改善するのは難しいでしょう。一貫性がない自分を改善するためには、まずは小さな目標を毎日決めるようにしましょう。
例えば、「朝は〇時に起きて、〇時までには会社に出勤する」「仕事は〇時に終わらせる」など、毎日違う目標を決めましょう。
ずっと同じ目標では、三日坊主で終わってしまう一貫性がない人でも、毎日目標が変わることで、一貫性を身に付けることが出来る可能性があります。目標は、小さいものから大きいものでも問題はないので、毎日の目標を立ててみましょう。
行動や発言に慎重になる
一貫性がない人は、喜怒哀楽が激しく、周りに合わせようというとしてしまいます。周りから嫌われたくないという気持ちが強く、周りに合わせて行動しようという心理が働くようです。
一貫性がない人は、その状況や相手によって思いつきで行動してしまうという特徴があります。一貫性がない自分を改善するためには、よく考えてから行動しましょう。
その時の思い付きだけで行動してしまえば、「自分の考えを持っていない人」「考えが浅い」などと思われてしまう可能性があります。
さらに、一貫性がない人は、さっき言ったことと全く違うことを言うこともあります。それでは、周りから信用を失う可能性があるため、良く考えて行動や発言をしましょう。
自分の感情をコントロールする
自分の意見を持っていても、周りの人と意見が違うと不安になることもあるでしょう。自分の感情がコントロールできていないと、自分の意見を貫き通すことは難しいでしょう。
一貫性がある人でも感情の起伏はありますが、一貫性がない人ほどではありません。ほとんどの人は、感情をコントロールすることが出来ますが、一貫性がない人は感情をコントロールすることが難しい様です。
小さなミスでもイライラし、ストレスが溜まってしまうと、余計に感情をコントロールすることは難しくなります。
そのため、自分の感情をコントロールするためにも、時々気分転換をすることも大切です。全てにおいて、集中してしまえば、自分の気持ちを休める場所がないので、気を抜けるところは抜くようにしましょう。
一貫性がない自分を改善するメリット
一貫性がない人は、周りに言われたことに合わせてしまうという特徴があります。自分の意見をコロコロ変えてしまうことから、周りの信用を失ってしまうこともあります。ここでは、一貫性がない自分を改善するメリットについてご紹介していきます。
人に信頼される
一貫性がない自分を改善すれば、周りから信頼されるというメリットがあります。自分の意見をコロコロ変え、周りの人に合わせてしまうので、周りの人は何を信じて良いのか分からなくなってしまいます。
例えば、上司が言うことが毎回違っていたら、部下は何を信じて良いのか分からず、不安にもなるでしょう。
ですが、一貫性がある人が言った事であれば、最後まで信用することが出来るでしょう。一貫性がある人とない人とでは、全く信頼度が違うので、一貫性を身に付ければメリットもあるようです。
向上心を持って努力できる
一貫性がない自分を改善すれば、向上心が持てるというメリットがあります。一貫性がある人は、自分が決めたことを最後まで貫き通すことが出来ます。
そのため、目標を立てれば、その目標を達成するまで努力をし続けることができます。ですが、一貫性がない人は、目標を立てても向上心がないので、すぐに諦めてしまいます。向上心を持って努力することが出来れば、周りの見る目が変わるというメリットもあるでしょう。
忍耐力を持てる
一貫性がない自分を改善すれば、忍耐力が持てるというメリットがあります。自分にデメリットとなることが起きれば、一貫性がない人は逃げたいという心理が生まれます。
ですが、一貫性を身に付けることが出来れば、辛い事があっても乗り越えることが出来るというメリットがあります。
一度やると決めたことを、貫き通すことが出来れば、周りの信頼も上がるというメリットがあるでしょう。辛くても、一度やると決めたことは、最後までやることが大切です。
周りからの評価が良くなる
一貫性がある人は、周りからの評価が良いというメリットがあります。そのため、一貫性がない人が改善するメリットとして、自分の評価が上がるでしょう。
自分が発言したことが、日が経つに連れて、コロコロ変わっていたら、誰も信用しようとは思わないでしょう。ですが、自分の発言や行動に責任を持っていれば、自分の評価があがるというメリットがあります。
良い人間関係を築ける
一貫性がない人は、口が上手いので、人間関係が良いと思われがちです。ですが、周りの意見に合わせてばかりで自分の考えを持てない人は、周りからの信頼を失ってしまいます。
さらに、コロコロと自分の意見を変えたり、相手によって態度を変えるのは、周りからも嫌われる原因になってしまうでしょう。そのような人は、職場でも学校でも自然と距離を置かれ、気づくと独りぼっちになってしまうことも考えられます。
一貫性がない人が改善すれば、人間関係が良好になるというメリットがあります。人間関係が良くなれば、自分が困った時に、周りが助けてくれるというメリットもあるでしょう。
一貫性を持つことにデメリットはある?
一貫性がない人は、自分の非を認めることが出来ずに、自分の間違いから目を反らしてしまうことがあります。自分の意見もコロコロ変えてしまうため、周りからの信用は失ってしまう可能性もあります。ここでは、一貫性を持つことにデメリットがあるのかご紹介していきます。
堅苦しく思われてしまう
一貫性があるとメリットもありますが、逆に堅苦しく思われてしまうというデメリットもあります。一貫性がある人は、しっかりと物事を考え、自分の決めたことは最後まで貫き通すことが出来ます。
最後まで貫き通すことが出来るということは、責任感が強いため、周りから信頼されやすいというメリットがあるでしょう。
ですが、責任感が強い反面、完璧主義なのかなと思われてしまうこともあるようです。完璧主義と思われてしまうと、この人の前では失敗はできないと、周りの人は思ってしまうようです。
そのため、とっつきにくいと思われ、仲良くしたくても、なかなか近づきにくいというイメージもあるようです。
臨機応変に対応ができない
一貫性がある人は、臨機応変に対応できないというデメリットがあります。一度決めたことは、最後まで貫き通さないと気が済みません。
「必ずそうしなければいけない」という気持ちが強いため、途中で自分の意見をを変えたり、トラブルが起きたとしても、臨機応変に対応することが出来ないというデメリットがあるようです。臨機応変に対応出来ない為、思いもしないトラブルが起きても、パニックになってしまうようです。
他人にも厳しくなってしまう
一貫性がある人は、曲がったことが嫌いで、最後まで物事を貫き通さなければ気が済みません。そのため、自分がしっかりしている分、他人にも厳しくなってしまうというデメリットがあるようです。
他人が手を抜いていたりと、ダメな所にばかり目が行ってしまい、がみがみと言ってしまうようです。一貫性があることは悪いことではありませんが、他人に厳しくしすぎてしまうと、周りはついてこなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
一貫性がない人と上手に付き合う方法
周りに自分の考えをしっかりと持って行動している人も居れば、すぐに考えをコロコロ変えてしまう人も居るでしょう。自分の意見をしっかりと持つことも大切なことです。ここでは、一貫性がない人と上手に付き合う方法についてご紹介していきます。
適度な距離感で接する
一貫性がない人と上手く付き合っていくには、適度な距離を保って接することをおすすめします。一貫性がない人は、言っていることがコロコロと変わってしまうため、周りの人は何を信じて接して良いのか分からなくなってしまうでしょう。
徐々に嫌な部分も見えてきてしまう可能性もあるため、嫌な人とは深く付き合わないことをおすすめします。
仕事で全く付き合わないというのは難しいので、適度な距離感で接する事をおすすめします。あまりにも一貫性がない性格に呆れてしまっている場合には、「あなたの一貫性のない行動に呆れています」ということを行動で示すのも良いでしょう。
そういう人だと放っておく
仕事でも学校でも関わらなくても問題がないのであれば、ある程度放っておくという対処法もあります。
上手く付き合いたいからと、どんどん関わっていかなければいけないという訳ではありません。一貫性がない人に「一貫性がないよね」と言っても、自分では自覚がないため、何を直してよいのか分からないでしょう。
さらに、一貫性がない人は、自分が一貫性がないということを認めようとしない場合もあるでしょう。
一貫性がない人は、自分がミスをしても認めようとしないため、指摘されても言い訳されて終わりの可能性もあります。
何を言っても通用しないのであれば、ある程度放っておきましょう。一貫性がない人は信頼を失うことにもなるため、最終的に困ってしまうのは一貫性がない人でしょう。放っておいても周りの人が困ることはないでしょう。
自分も一貫性のない対応をする
一貫性がない人と上手く付き合っていくには、自分も一貫性がない対応をするのも良いでしょう。一貫性がない人は、他人には厳しいため、自分の気に入らないことに対して指摘してくるでしょう。
一貫性はない人は自分のいうことがコロコロ変わるため、マネをしてみましょう。もし、一貫性がない人が「言ってることコロコロ変わるよね」と言ってきたら、「あなたも言ってることコロコロ変わるよね」と言い返してみましょう。自分の発言に気付ける可能性があります。
一貫性がない自分を改善するメリットは大きい
一貫性がない人は、信頼を失い、仕事でも学校でも独りぼっちになってしまう可能性があります。自分が言った事に対して責任が持てなければ、無責任というイメージがついてしまい、周りと上手くやっていく事が難しくなってしまうでしょう。一貫性がない自分を改善する努力をしましょう。