サッシュベルトを使ったおしゃれコーデまとめ！巻き方のアレンジ方法も！

サッシュベルトとは、金具で留める普通のベルトと違い、太めの布を巻き付けるようにして使うベルトのことです。装飾用としての意味合いが強く、最近は女性のファッションアイテムとして注目を浴びつつあります。

そのサッシュベルトを上手に着こなしすることで、女性のおしゃれ度がワンランクもツーランクもアップします。ウエストも細く見えるし、腰も高く感じられるし、とてもいいベルトなのですが、そのサッシュベルトのおすすめ着こなしコーデを紹介していきます。

女性のおしゃれに役立つサッシュベルトですが、どう選べばいいのか選び方がわからないという人も多いでしょうから、解説します。選び方のポイントはいくつかありますが、自分に合ったものを探し、上手に着こなしをすることで、女性らしさが増します。

サッシュベルトの選び方の第一のポイントは素材です。サッシュベルトの代表的な素材には、本革、合皮、スエード、サテン、シルク、コットン、オーガンジー、チュール、デニムなどがあります。本革素材のサッシュベルトはお値段がやや高めですが、品質がよく長く愛用できます。

一方、合皮素材のサッシュベルトは値段が安いけれども、色やデザインのバリエーションが豊富で、自分に合った種類が選びやすいです。スエードのサッシュベルトはソフトな感じで、コーデ術もいろいろなものが考えられます。サテンは上品な光沢感が魅力です。

シルクは高級感があり、大人っぽい雰囲気の着こなしをしたい人におすすめです。薄くて透明感があるオーガンジーはウェディングドレスに合いそうです。チュールはふわふわとした感じがかわいらしいです。デニムはカジュアル感を出したい時にちょうどいい素材です。

サッシュベルトにはいろいろなデザインがあります。そのデザイン選びだけでも楽しいもので、自分に合ったものを探せればとても気分がいいはずです。デザインをいくつか紹介すると、フロントやサイドにリボンが付いたものがあります。女性らしいコーデにはぴったりのデザインです。

バックルが付いたサッシュベルトは、カジュアルファッションにマッチするデザインですが、最先端の流行を行くデザインでもあります。お花を付けたサッシュベルトはとてもかわいくて、若い女性の魅力を振りまくことができます。

クリスタル、ガラス、ビーズなどがはめ込まれたタイプは、豪華な感じと華やかさがあり、どこでも目立ちそうです。レースや刺繍があしらわれたものは、女性の繊細さと美しさを際立たせます。

サッシュベルトの太さによっても、雰囲気が変わってきます。細いタイプには上品さと繊細さが加わり、どのようなコーデでもスレンダーな印象となります。太いタイプのサッシュベルトは、ウエストをソフトに包み込んでいる感じで、インパクトもあり、とてもおしゃれに見えます。

サッシュベルトの色のバリエーションも豊富です。ただ、豊富だとは言っても、自分に合う色、場に適した色は違いますから、上手に選ぶ必要があります。色の特徴を順番に見てみましょう。まず、ベージュやブラウンはソフトな印象があり、女性らしさをうまく演出してくれます。

ブラックのサッシュベルトには大人っぽさが感じられ、引き締まった雰囲気のコーデを作り出します。メリハリの付いたコーデにしたいという人にもおすすめできます。ネイビーには落ち着いた華やかさがあります。どのようなコーデにも合うし、季節を問わず使えそうな色です。

ホワイトは他の服装のコーデとの違いにより印象が大きく変わります。薄い色の服にホワイトのサッシュベルトなら、あまり目立たず、上品な感じになります。ダークな服にホワイトのサッシュベルトだと、コントラストが美しく映えそうです。

イエローやグリーンなどのサッシュベルトは、夏に最適なファッションアイテムです。さわやかな感じが周囲に心地よい印象を与えます。以上いろいろな色のサッシュベルトがありますが、日々着こなしを変えていくためにもいくつかの色やデザインのものを持っておくのがおすすめです。

サッシュベルトと他の服装の上手な着こなしのために、おすすめのおしゃれコーデを紹介しましょう。まずは春編からです。穏やかな気候の春にぴたりと合うサッシュベルトと服装コーデというものはいくつもありますが、代表的なものを取り上げましょう。

徐々に暖かくなる季節である春にワンピースとサッシュベルトというファッションはさわやかな印象を与えます。スタイルもよく見えます。ロング丈のワンピースなどは格好が悪いと敬遠する人もいるでしょうが、黒サッシュベルトとの組み合わせでおしゃれに決まります。

同系色のサッシュベルトとワンカラーワンピースというコンビならまとまりがよくなります。写真で示したのは全部赤で統一した例ですが、これだけではなくさまざまなアレンジパターンが考えられます。同系色だと落ち着きもあり、オフィスでもおすすめできる着こなしです。

女性の春の装いとして人気があるシャツワンピースですが、サッシュベルトとのコーデで、大人っぽさとカジュアルさを演出できます。特に黒のサッシュベルトはインパクトもあり、シャツワンピースの美しさ、清潔感、爽快さを際立たせてくれます。

春と言えばお花が咲く季節なので、花柄のワンピースを身に着ける女性も多いでしょうが、それに太いサッシュベルトはお似合いです。花柄とサッシュベルトのコントラストがうまく決まり、とてもおしゃれにかわいらしく見えます。

花柄ワンピースと言ってもいろいろなデザインがありますが、どのようなデザインでも太いサッシュベルトとのコーデはうまく合いそうです。花柄にワンポイントアクセントが付く感じで、春の着こなしとしては快適なものになり、おすすめできます。

長めのブラウスやシャツなどのトップスの中間にサッシュベルトという着こなしもおすすめできます。上の部分がふんわりして、ソフトな印象のファッションになります。少し上にベルトがあるので、腰高にも見えるし、結構おしゃれな感じになります。

パンツと合わせることで、大人っぽい雰囲気も出てきますが、比較的新しいファッションで流行の先を行くとも言えます。クールで大人っぽい感じもあり、若い女性にはぴったりのコーデです。

春は暖かくなる季節ではありますが、前半はまだ冬の寒さが残っています。そのため、カーディガンなどは必須アイテムとなりますが、そのカーディガンにサッシュベルトという着こなしもおしゃれで、おすすめできます。

カーディガンの種類には、ロング丈、ミドル丈、ショート丈などいくつかありますが、どの種類でもサッシュベルトとマッチします。特にロング丈のカーディガンに太いサッシュベルトという着こなしは、ガウンのようにもなり、なかなか格好がいいです。

春の前半はトレンチコートなどの薄手のアウターを着用する機会もあるでしょうが、薄手のアウターにベージュのサッシュベルトの上手な巻き方ができると、格好がいいです。ベージュという色は春の雰囲気にあっていて、トレンチコートとのコーデでも暖かさを感じさせてくれます。

トレンチコート＋ベージュのサッシュベルト＋デニムというコーデでは、今風の雰囲気が出て、とてもおしゃれになります。それぞれのメリハリも利いて、春先の寒さも吹き飛ばしてしまいそうなファッションです。

続いて、サッシュベルトのおすすめコーデ夏編です。暑い夏の時期にぴったりと合うサッシュベルトのコーデがあり、上手にボトムズやシャツと着こなすと、とても爽快な印象になります。そんなコーデ術を紹介しましょう。

夏と言えばTシャツですが、このTシャツに合うようなサッシュベルトの色はいくつかあります。Tシャツの色やデザインにもよってアレンジの仕方は違うものの、黒や白のTシャツにブラウンサッシュベルトという着こなしはいかがでしょうか。

その着こなしに柄物パンツという組み合わせもおすすめです。夏にふさわしいさわやかさも演出でき、周囲にもいい印象を与えられます。また、ブラウンサッシュベルトでなくても、黒サッシュベルトに黒Tシャツというのもうまくマッチします。

かわいらしい着こなしができるマキシワンピースですが、サッシュベルトとのコーデが実にうまくフィットします。マキシワンピースの長い丈にワンポイントアクセントが加わる感じで、かわいらしさもひとしおです。

そのマキシワンピースにブラウンのサッシュベルトというコーデもおすすめできます。ブラウンという色がウエスト部分に締まりを与えて、太く見えがちなマキシワンピースの印象を変えてくれます。ブラウンならそれほど派手な印象もなく、落ち着いたコーデになります。

白トップスにジーンズといういでたちは、まさに夏用です。その着こなしに黒いサッシュベルトを組み合わせると、さらにいかす感じになります。白トップスと黒サッシュベルトの対象が美しく映え、ひときわおしゃれな感じになります。

特に長い丈の白トップスに黒サッシュベルトというコーデにすると、とてもスリムに引き締まった印象になります。女性にとってウエストはとても大切な部分ですから、少しでも引き締め効果があるこのコーデを利用したいところです。

女性の夏の装いとしておしゃれなのがデニムスカートです。とても涼しげで、格好がいいです。そのデニムスカートに黒サッシュベルトというコーデもおすすめです。デニム生地や色との相性も抜群で、黒い色が少し大人っぽい雰囲気を醸しだします。

デニムスカートの色の種類はいくつかあるので、それによってサッシュベルトの色をアレンジしてもいいです。黒だけには限らず、夏らしい明るい色にすることもできます。つまり、暑苦しい感じが出なないようにするのがポイントです。

写真の女性はロゴTシャツとレーススカートのコーデがうまく決まっていますが、ここに黒サッシュベルトを加えることで、一段と夏のさわやかさがアップしています。トレンディな印象もあり、今どきの女性らしいファッションです。

この着こなしでは、サッシュベルトをあまり上に持っていかないところがポイントです。Tシャツのロゴが隠れないように際立たせ、全体をすっきりさせるといいでしょう。

今度はサッシュベルトのおすすめ秋コーデ編です。秋は夏が終わり、涼しさが増す季節ですが、その季節に合うようなサッシュベルトと服装のコーデがあります。コーデの工夫の仕方によっては、とてもすがすがしい印象にもなります。

秋に人気がある装いと言えばチノパンです。男性も女性も好んで着こなしますが、女性の場合、そのチノパンと黒サッシュベルトの相性が抜群にいいです。普通のベルトの代わりに使っても、とてもおしゃれになります。

チノパンと黒サッシュベルトをコーデする場合、トップスも黒にするとうまくとまとまり、美しくなります。さらにリボンをアクセントに加えれば、一段と女性らしくなり、かわいらしさも増します。

もちろん、黒サッシュベルト以外の色にアレンジするのもありです。トップスの色、チノパンの色に合わせて、アレンジ方法はいろいろ考えられます。

だんだん涼しくなってくると、チェック柄の服装を着る人をよく見かけるようになります。そのチェック柄の服装にチェック柄のサッシュベルトというのもいかしています。洗練された印象もあり、秋ファッションとしては似合います。

チェック柄のサッシュベルトの中にはチェックパンツと一緒になっているものもあります。そのようなものは自分でサッシュベルトを選ばなくても、おしゃれに着こなしができるようになっています。もしセットになっていない場合は、自分で好みのサッシュベルトを探すことになります。

サッシュベルトとカーディガンというコーデについては春コーデでも取り上げましたが、秋も春と似たような季節なので、やはりおすすめのコーデとなります。その中でも黒サッシュベルトとロングカーディガンのコーデは、特に格好がいいです。

ロングカーディガンは女性に似合う服装の一つですが、黒サッシュベルトの上手な巻き方ができると、スリムな感じになります。ロングカーディガンというと足まで垂れ下がった印象になりますが、サッシュベルトでうまく引き締まります。

サッシュベルト付きロングカーディガンという商品もあります。これなら最初からロングカーディガンにサッシュベルトが付いているので、あれこれ選ぶ必要がなくなります。もちろん黒い色もありますが、ほかの色もそれなりの魅力があります。

最後は、サッシュベルトのおすすめコーデ冬編です。冬にはいくつかのイベントがありますが、そのイベントに合わせる意味でも、サッシュベルトと服装をうまく着こなしたいところです。そこで、どんなおしゃれ冬コーデがあるのか見てみましょう。

暖かみのある肌触りと上質感が魅力のベロアパンツですが、秋冬には多くの人の好みの服装となっています。そのベロアパンツとサッシュベルトの相性もいいです。ベロアパンツにワンポイントアクセントが付き、ひときわおしゃれな感じになります。

ベロアパンツとサッシュベルトのコーデアレンジはいろいろ考えられますが、ピンクのベロアパンツにブラウンサッシュベルトというコーデもおすすめです。ピンクが引き締まった印象になり、女性のおしゃれ度アップ間違いなしです。

冬の代表アイテムと言えばニットです。寒い季節には大活躍します。そのニットにサッシュベルトをコーデすると、ニットのファッション性が少し増します。その場合のサッシュベルトの巻き方として、やや高めにすると、引き締まって見えます。

ニットとサッシュベルトのコーデのアレンジの仕方ですが、明るい色のニットに黒やブラウンのサッシュベルトが似合います。ニットのビビッドさとややダークな感じのサッシュベルトのコントラストが美しく映え、とてもおしゃれに見えます。

冬に欠かせない服がコートですが、コートを着るとトップスやボトムズが見えなくなってしまい、おしゃれな演出ができなくなると悩んでいる人もいるようです。確かにそれではファッションを求める人の気持ちを満足させられません。

そこでおすすめの方法として、コートにサッシュベルトを巻き付けてみるのです。上手な巻き方ができれば、とてもおしゃれでかわいらしくなります。そんな中で、コートに黒サッシュベルトというコーデもなかなか格好がいいものです。

サッシュベルトの巻き方と結び方のアレンジ方法を見てみましょう。せっかく購入したサッシュベルトですから、上手な巻き方・結び方をしてうまくファッションに取り入れたいでしょうから、その具体的なアレンジ方法を紹介します。

まずはサッシュベルトの基本的な巻き方からです。これができるようになれば、その後のアレンジもしやすくなるでしょうから、しっかりマスターしましょう。そのサッシュベルトの基本的な巻き方にはいくつかのパターンがあります。

最初に取り上げるサッシュベルトの巻き方アレンジは、たらし巻きです。たらし巻きという名称からも推測できるでしょうが、これはサッシュベルを結び付けずに垂らして巻く方法です。ややラフな感じになりますが、ファッション性があります。

たらし巻きのやり方ですが、結び付けないと言ってもそれは先の部分で、最初はウエストの真ん中より少しずれた位置で固結びします。その後は先を垂らせばいいのですが、左右の長さを同じにしてもいいし、変えても構いません。

ひとつ結びというとヘアアレンジ方法の種類にもありますが、サッシュベルトの巻き方の種類でもあります。その方法ですが、サッシュベルトの幅が太い部分をウエストの前に持ってきて、左右の長さを均等にします。ここがポイントで、左右の長さを整えておかないと不格好になります。

次に、左右の紐を交差せ、上下に引っ張ります。そして、輪を作って紐を通し、ひとつ結びとします。後は、左右のバランスを整えるだけです。ウエストより少し高い位置でひとつ結びをすると、腰高に見え、足が長く感じられます。

サッシュベルトの巻き方アレンジの3番目は片結びです。この巻き方はカジュアルファッションに似合い、オフィスコーデなどにもおすすめです。また、サッシュベルトが短めの時にも利用しやすい巻き方アレンジです。

片結びの方法は、まず正面からずれた位置で片結びをします。これが片結びと呼ばれる所以ですが、この際少し強めに結ぶといいです。さもないと、おなかが出ているような感じになってしまいます。それが済んだら、片方だけのリボン結びをして、長さ調節をして出来上がりです。

リボン結びは最も簡単なサッシュベルトの巻き方アレンジで、初心者でもやりやすいです。それだけに多くの女性が利用しています。その方法ですが、体の正面でサッシュベルトを蝶々結びします。後は、左右のリボンの形を整えるだけです。

サッシュベルトの基本的な巻き方・結び方アレンジ方法のコツはおわかりになったでしょうから、ここからは応用編をお送りします。応用編というと難しそうな巻き方になるように思えるかもしれませんが、手順を覚えれば大丈夫です。

サッシュベルトの巻き方の応用アレンジとは、お花巻きのことです。どのようにやるのかというと、まずはリボン結びをします。そして、そのリボンの結び目に余ったひもを入れ込みます。すると、4つの輪っかができるので、その形を整えて完成です。

ここまで、サッシュベルトの選び方、季節ごとのおすすめコーデ、巻き方・結び方のアレンジなどについてお伝えしました。普通のベルトもいいですが、サッシュベルトを身に着けると一段とファッション性が増します。そのおしゃれな姿であちこち出掛けてみてください。