知っておきたい水色に合う色は8種類!
春夏にぴったりな水色はどんな色とも合う色で、実は真冬に着てもおしゃれな色です。水色といえば空や海など自然界に存在する色で、見ているだけで心が洗われていく気持ちになれます。また水色は気持ちを落ち着かせてくれる色であり、リラックス効果もあると言われています。
そんな人気の水色コーデに挑戦したいと思っても、基本的な合う色が何色なのかを分かっていないとおしゃれな配色は難しいもの。そこで今回の記事では水色に合う色を8種類厳選し、コーデと共にご紹介していきます。
水色と相性抜群の色や基本の王道配色を知ったうえで合う色を確認し、春夏に向けておしゃれな人気の水色コーデに挑戦してみてください。
おしゃれに見える王道配色パターン
こちらの項ではおしゃれに見える水色に似合う王道の配色パターンをご説明しましょう。水色と合う色としてまずあげたいのは白色で、水色と合わせると上品で優しい配色となります。水色とはあまり合いそうにないと思われる赤色も、個性的な配色となり実は水色とよく合う色です。
爽やかな水色同士は纏まりの出る王道配色、黄色も一見水色と合う色とは思えませんが実は元気のある黄色もくすんだ黄色も水色と合わせると、上級者向け配色となり意外に水色と合う色です。
大人っぽい色であるカーキ色は水色と合わせるとおしゃれ感が出る配色。黒色は万能色だけあって水色とも良く合う色で、こちらも大人っぽいスッキリとした配色となります。
紺色は黒と同じように締めに使える色ですが、水色と同じ青系の色なので水色とは更に相性バッチリの色。グレーは水色と同じ系統の色なので良く合う色となり、落ち着いた印象やカジュアルな印象を与えることができる配色です。
このように爽やかできちんと感のある水色は、合わせる色によって上品・フレッシュ・すっきり・大人っぽい・カジュアルなど様々な表情が生まれます。そんな人気のある水色の魅力を、最大限に引き出すコーデもご紹介していきますのでチェックしてみてください。
相性
上記では水色に合う色との王道配色をご説明したのですが、こちらでは水色との相性についてお伝えします。水色というと青と白の中間的色ということになりますが、淡いライトブルーやクールなイメージのアイスブルーなど様々な水色が存在し其々の水色と相性の良い色があります。
また人にはイエローベース・ブルーベースなどのパーソナルカラーというものがあります。そしてイエベ・ブルベの中でも春夏秋冬と分かれ、それぞれ似合う色が違うのです。
例えばイエベ春タイプの方は明るい水色と相性が良く、ブルベ冬タイプの方ならクリアな水色と相性抜群なのです。このように色同士の相性・パーソナルカラーでの相性などを見極めたうえで、水色と似合う色を選べばおしゃれなコーデになること間違いなしです。
コーデ全体のバランス
人気の高いカラーである水色がおしゃれに見える王道の配色が分かり、水色の色味やパーソナルカラーとの相性も理解できても、いざコーディネートをしてみると何処かチグハグでおしゃれとは思えないと悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その原因は水色と合う色同士を使ったコーデであっても、全体のバランスが崩れてしまっているからかもしれません。靴やバッグも含め全体のバランスを意識するとグッとおしゃれになります。
重ね着をする時は3等分シルエットを意識するとこなれ感が出ますし、ウエストをギュッと絞った8の字バランスはメリハリ感が抜群。また、Iラインシルエットはスマートな印象となり、上半身はボリューミーに下半身は細く仕上げれば人気のゆるぴたシルエットの完成です。
このようにコーデ全体のバランスに気をつけたうえで、水色に似合う色をコーディネートすればおしゃれ上級者になれるはずです。
水色に合う色①【白色】を使ったコーディネート
白色は基本的にどんな色とも似合う色で、純粋・清潔・上品・爽やかなイメージがある色です。水色も同じく爽やかな色なので水色とは相性バッチリとなり、人気の高い配色にもなります。
白いTシャツに水色のスカートというシンプルなコーデですが、写真のようにアシンメトリーにレースがあしらわれたセットアップにすればグッとオシャレ感が増します。水色と白色のコーデにはレースのような素材がぴったりでおすすめとなります。
春夏にこそ取り入れたい配色!
水色に白色という配色はお互いが爽やかな印象の色であるうえ、白浜と海や青空に反射する白い建物というように春夏に是非取り入れたい配色となります。
写真のコーデは真っ青な空に合わせたようなスカイブルーのスカートと、白いシンプルなTシャツが春夏にぴったりな装いとなっています。麦わら帽子とカゴバッグがポイントとなった、初夏に相性抜群の爽やかコーディネート。
こちらの写真は袖に特徴のある白のトップスに、レトロ感のある水色の小花柄のスカートを組み合わせています。白のトップスとリンクさせたレースの靴下にスニーカーを合わせた春夏にぴったりなガーリーな仕上がり。水色に合う色である白の組み合わせは初級者にも挑戦しやすい配色です。
シンプルな色合わせでよりスマートに!
こちらは白のTシャツに水色のフーディーと、ベージュのパンツを合わせたシンプルなコーディネート。ベージュのボトムスはワイドパンツでフーディーもボリュームがありますが、水色と白色というシンプルな配色にしているためスマートでおしゃれな印象になっています。
春先はまだ寒い日も多いので、白色のインナーに水色のアウターは人気のコーデ。逆に水色のインナーに白のパーカーを合わせるのもおすすめ。また写真のようにトレーナーにプリントされた名画のターバンの色とアウターの色を合わせているのも、さりげないおしゃれコーデです。
水色に合う色②【赤色】を使ったコーディネート
エネルギッシュで前向きな感情を引き起こす赤色は、暖かく明るいアクティブな印象。また赤色はアドレナリンを分泌する効果もあるので勝負服に用いられたり、人目を引く色なので商品の売り出しの際に使われる色でもあります。
そんな赤色と水色の組み合わせは、どこか懐かしい感じもする配色でもあり個性も出せる少し上級者向けの配色と言えるかもしれません。
互いの色を引き立てあう配色
色の関係性を見るカラーチャートの中で色相環は、色相を円形に並べたものです。色相環の色の位置を見ると調和の取れやすい類似色・ぶつかり合う反対色などが判断でき配色を考える時に便利なチャートなのです。
この色相環を見た時に水色と赤色は向かい合う位置にあり、いわゆる反対色と呼ばれる配色になります。反対色は補色とも呼ばれハッキリとしたコントラストが生まれる配色となるので、水色と赤色はお互いを引き立て合ってくれる配色なのです。
インパクトを与えよう!
写真のコーデは赤色のセーターに、人気の水色プリーツスカートの組み合わせ。トップスもスカートもお互いを引き立て合うおしゃれなスタイルになっています。補色である水色と赤色の配色は、インパクトを与えられる楽しいコーデ。白のスニーカーもポイントになっています。
こちらの写真は赤のTシャツに、水色のデニムを合わせたコーディネートです。Tシャツにデニムの組み合わせというとシンプルなコーデのように感じますが、赤のトップスは袖と前身頃にボリュームを持たせたデザイン。
そんな個性的トップスを水色のデニムを合わせることで、全体のバランスが取れた素敵なスタイルとなっています。そして赤色と水色が良く合う色だということが分かるコーデです。
水色に合う色③【水色】を使ったコーディネート
水色に水色を合わせる配色は少し上級者向けコーデとなります。同じ明度の水色同士を合わせてワントーンコーデにしても良いですし、ライトブルーに濃いめの水色を合わせるなど濃淡をつけるのもおしゃれです。
また写真のように濃いめの水色の無地のフリルブラウスに、濃淡のある柄物水色スカートを合わせるのも上品な春夏の装いです。
そしてこちらの写真のように水色の装いに合わせてマニキュア・ペティキュアやアクセサリーを水色でコーディネートするのも素敵です。マニキュアの色とリングの石が、質感も色も全く同じなのもコーデのポイントとなっています。
安定感あるコーデが人気!
シルバーがかった水色のブルゾンとインナーのセットアップに、一段濃いめのアイスブルーのスカートを合わせた安定感抜群のコーデ。素材感も合っているので全体的に統一感のある上品なスタイル。
抜け感のあるヒールが高めのサンダルとコーデと相性抜群のバッグを合わせ、エレガントな装いとなっています。アイスブルーの濃淡コーデは安定感があると共に男女問わず人気のあるスタイル。水色も同じ水色によく合う色だということが証明できるコーディネートです。
差し色の白が映える!
こちらの写真もアイスブルーの濃淡コーデですが、コートからチラリと見えるインナーはネイビーの透け感のあるブラウス。シルバーがかった水色コートに、少し濃いめのボトムスが相性抜群のきれいめコーディネートとなっています。
ボリュームのあるコートとスカートと大きな面積を占める部分が水色なので、手に持った白いバッグが水色に映えてコーデ全体のアクセントとなっています。
水色に合う色④【黄色】を使ったコーディネート
こちらの写真もアイスブルーの濃淡コーデですが、コートからチラリと見えるインナーはネイビーの透け感のあるブラウス。シルバーがかった水色コートに、少し濃いめのボトムスが相性抜群のきれいめコーディネートとなっています。
ボリュームのあるコートとスカートと大きな面積を占める部分が水色なので、手に持った白いバッグが水色に映えてコーデ全体のアクセントとなっています。
くすみカラー同士で相性抜群!
明度の高い明るめな黄色だけでなく、からし色に近い黄色と水色もくすみカラー同士で相性は抜群です。写真のコーデはくすみ水色のGジャンとくすみ黄色のボトムスがマッチしたおしゃれなスタイル。ニュアンスカラーのパンプスもポイントとなっています。
カジュアルなデニムコーデもおすすめ!
くすんだ黄色のワンショルダーセーターに、水色のスキニーデニムを合わせたカジュアルコーディネート。レースをあしらったベージュのピンヒールが、カジュアルといってもきれい目なスタイルとなっています。ワンショルダーで肩が出ていても、黄色と水色の配色で健康的に見えます。
こちらの写真は可愛い三姉妹のお揃いリンクコーデ。薄い水色のトレーナーにやはり薄い黄色のボトムスを合わせ、スニーカーを履いた見事なお揃いコーデです。上のお姉ちゃん二人の黄色のリボンもおしゃれ。水色と黄色がカジュアルスタイルと相性◎なのが良く分かるコーデです。
水色に合う色⑤【カーキ】を使ったコーディネート
カーキは黄や黄緑を中心に橙や緑へと広がっており、トーンはグレイッシュに分布されるので水色とも相性の良い色になります。森など自然をイメージさせる色なので、沈静効果も高い色です。
写真のコーデは綺麗な水色のダンガリーシャツにカーキ色のタイトスカートを合わせた、大人な通勤スタイルとなっています。
書類もすっぽりと入りそうな大きめ黒バッグと歩きやすさを重視した靴で颯爽と歩く姿は、仕事のできるキャリアウーマンという雰囲気が素敵です。カーキ色のスカートと色を合わせたスカーフも、コーデ全体を引き締めるアクセントとなっています。
大人っぽいカーキとのコンビはおしゃれ
カーキは元々大人っぽい印象のあるおしゃれ感の高い色ですが、こちらの写真はイレギュラー丈にチュールが重なった遊び感満載のスカート。個性的なスカートに白いトップスと水色のGジャンを合わせた大人かわいいスタイルになっています。
デニムスタイルも人気!
なんでもないVネックセーターも淡いカーキ色を選び、水色の細身デニムを合わせればおしゃれに決まります。大き目パールのアクセ・スカーフ・真っ白な時計・スカーフにニュアンスを合わせたバッグもカーキと水色のシンプルコーデを引き立てています。
薄めのカーキ色といえば今季人気のピスタチオカラーとなり、スキニーデニムと合わせると相性抜群でカジュアルなスタイルとして大人気です。
水色に合う色⑥【黒色】を使ったコーディネート
黒色は収縮・重厚・強硬というイメージがある色で、光を反射することがなく全ての色を吸収するので何色とも合わせやすい万能な色。水色と合わせるとコントラストが出てクールな印象を出すことも出来ますし、水色の爽やかさを引き立たせる効果もある人気の配色です。
黒色といえば大人っぽさやクールなスタイルを好むモード系な人に人気の高い色ですが、写真のように水色のプリーツスカートを合わせた上品なスタイルにも似合う色。
半袖のコンパクトな黒トップスをスカートにインすることで、水色のプリーツスカートの存在感を引き立たせています。またブランドの黒のバッグを持つことで更にエレガントな雰囲気に。
万能ブラックで引き締めたコーデに
爽やかな水色は春夏に相性抜群の色ですが、コートに使ってもおしゃれな色なので冬にも人気のある色です。写真のように面積の広いコートを水色にした場合、トップス・ボトムス・タイツ・ブーツまで黒でまとめれば黒のアイラインが完成します。
面積の大きなコートを明るめの水色にしても黒色が引き締めてくれるというお手本コーデ。日本人の黒髪は、この黒を使った引き締めコーデと相性ぴったりです。
レザー系の小物との相性も◎
こちらの写真は黒のシンプルTシャツに、明るい水色の長目のタイトスカートを合わせたカジュアルなコーディネートです。黒はライダーズジャケットなどを見ても分かるように、レザーと相性抜群です。この写真でも黒のレザー系のブレスレットがコーデのポイントとなっています。
夏っぽいカゴバッグと黒のレザーのサンダルも、まさに春夏向けのコーデ。カジュアル素材の水色スカートは長く垂れたリボンがアクセントとなり、黒のTシャツをインすることでちょっとしたお出掛けにも対応できるカジュアルきれいめスタイルとして人気です。
黒のセーターに明度の高い水色のプリーツを合わせたこちらのコーデは、黒トップスが水色のボトムスを引き立てる爽やかできちんと感の高い装いとなっています。黒のレザーバッグと時計・靴によって大人かわいいコーデに仕上がっています。
水色に合う色⑦【ネイビー】を使ったコーディネート
ネイビーとはネイビーブルーからきた言葉で、海軍の濃紺の制服が語源となっています。学校や警察などの制服に用いられるネイビーには知的で凛としたイメージがあり、神秘的・落ち着いた印象のある色です。
写真はネイビーのセーターに水色のフレアースカートを合わせたコーデ。清潔感・きちんと感のある安心なコーデとなっています。通勤や通学にも人気のスタイルです。
同系色の好相性コンビ
紫と青色を混ぜた紺色は黒と同じように引き締め効果のある色ですが、水色と同系色となるので黒よりも相性抜群の配色となるうえ柔らかい印象も与えることができます。
水色の花柄レースのブラウスにネイビーのロングスカートを合わせた写真のコーデは、足元はスニーカーでカジュアルダウンさせています。ヒールのあるパンプスを合わせれば、結婚式などにも出席できそうな華やかなスタイルになります。
こちらの写真のコーデはネイビーのチェックブラウスと、爽やかな明るい水色のスカートを組み合わせた春夏にぴったりなスタイル。大き目なカゴバッグとリボンが可愛いアクセントとなったパンプスがガーリーな雰囲気を醸し出していますが、ネイビーを選んでいるので甘くなりすぎません。
大人の女性に人気コーデ!
こちらの写真は水色の上品なワンピースに、最近になって人気がリバイバルしつつあるネイビーのブレザーを合わせたエレガントなコーディネートです。
ヒールのあるパンプスやカチッとしたバッグを合わせることによって、大人っぽい装いに仕上がっています。このように水色とネイビーの配色は、シックな印象を与えることができるのでおしゃれな大人の女性に大人気なのです。
水色に合う色⑧【グレー】を使ったコーディネート
柔軟色・沈静色という特徴を持つカラーであるグレーは、明るければ上品で清潔なイメージとなり、また暗いグレーなら大人っぽさや引き締め効果のある色となります。グレーは他の色との調整を図ることができる色でもあり、同じトーンの色にもなるので水色とは相性は抜群のカラーです。
写真のコーデは濃いめグレーのボトルネックセーターにアイスブルーのスカートを合わせた、人気配色のコーディネートです。
全体のトーンに合うシルバーチェーンがポイントとなったバッグによりクールなスタイルとなっていますが、ふっくらとした袖が可愛らしい雰囲気も出しています。明度が低いグレーなので引き締め効果もあり、ボリュームのあるセーターを着ていてもスッキリとした仕上がりとなっています。
カジュアル感が程よく出せる
写真のように明度が高いグレーのパーカーに同じく明度の高い水色のスカートを合わせると、カジュアル感が適度に醸し出せるユルっとしたおしゃれなコーディネートが完成します。
靴もパーカーと同じトーンのグレーのモカシンを合わせた歩きやすいコーディネートで、アウトドアシーンにもおすすめのカジュアルきれいめスタイルとなっています。
差し色を入れる事でおしゃれに
こちらの写真コーデは明度の低いグレーと、鮮やかな水色のプリーツスカートの組み合わせです。トップスに着たグレーのTシャツの中の水色とスカートをリンクさせ、ピンクを差し色として使っているおしゃれコーデです。
Tシャツのピンクをスニーカーにも使うことで、差し色としての効果がきいます。また、バッグもグレーのカジュアルなタイプを肩掛けし、文字の白と時計の白のリンクさせているのも爽やか。柄のTシャツと水色のスカートを合わせることで、個性的なミックスコーデが完成しています。
水色に合う色を見つけてコーデを楽しもう!
爽やかで清潔感のある水色は男女を問わず人気の高い色で、どんな色とも合わせやすく通年を通して着ることが出来るカラーです。そんな水色に合う王道の色を、今回の記事では8色厳選してご説明してきました。
それぞれの色の特徴と水色と合わせたおしゃれなコーデもご紹介していますので、こちらの記事を参考に水色にぴったり合う色を見つけてコーデを楽しんでみて下さい。