夢の中で夢を見ることの意味を夢占いしよう!
眠っている時に夢を見るのは珍しくありませんが、夢の中で夢を見るということも、実は珍しくはないのです。夢占いで、自分の見た夢が何を意味しているのかがわかるように、夢の中で夢を見ることにもそれなりの意味があることがわかります。
今回は、夢の中で夢を見ることの意味や心理について、詳しく解説していきます。また、夢の中で夢を見る状況や、夢の中で夢を見た時にどんな感情を抱いたかによって、夢の中で夢が伝える暗示についても紹介します。夢の中で夢が知らせるサインから、今の自分を占ってみましょう。
夢の中で夢を見る意味・心理とは?
夢の中で夢を見る時は、身体的にも精神的にも疲れている場合が多いようです。仕事が忙しすぎたり、慣れないようなことをしたりすると、いつもより身体が疲れてしまいます。また、頑張ろうとして気を張り続けると、心も疲れてしまいます。
そのような時に夢の中で夢を見てしまうのですが、その場合に働いている心理は、大きく分けて3つあります。「自分を客観的に見たい」「自分の心を整理したい」「ストレスや不安を抱えている」という心理なのです。ここでは、夢の中で夢を見る意味と心理について解説します。
自分を客観的に見たい
夢の中で夢を見る時には、自分を客観的に見たいという心理が働いている場合が多いです。心の中にある気がかりなこと、不安なことがあると、夢の中で実際に心配なことが起こる夢を見ることで「夢で本当に良かった」と安心したいのです。
夢の中で夢を見るのは、自分の望む状況であって欲しいという願望と、自分が置かれている状況を客観的に見てみたいという気持ちが入り混じっているからなのです。第三者の視点で、改めて自分を見つめ直そうとする心理が働いているのです。
自分の心を整理しようとしている
夢の中で夢を見る時に、自分の心を整理しようとしている心理が働く場合もあります。忙しすぎたり、トラブルに巻き込まれていたりする状況で、無意識に脳が自分の置かれた立場を整理しようとしているのです。
夢占いでは、夢は未来の暗示を表すと言われますが、夢の多くは、自分自身の深層心理、過去の出来事、現在の状況などが関係しているのです。眠っていて身体を休めていても、脳が無意識のうちに何とかしようと働いているのです。
ストレスや不安を抱えている
夢の中で夢を見る場合、自分が思っているよりも大きなストレスや不安を抱えていることも多いです。大変な状況に直面して、しっかりと対応して平静を保っていたとしても、心の奥底では大変なストレスになっていることもあります。
そんな時にも、夢の中で夢を見てしまうのです。夢で警鐘を鳴らして、自分が抱えているストレスや不安に、何とかして気付いてもらおうという心理が働いているのです。夢の中で夢が知らせる警鐘に気付いて、ストレスを抱え込み過ぎないようにしましょう。
状況別の夢の中で夢を見る意味7選
それでは、夢の中で夢を見ることで、その夢が何を訴えているのか夢占いで詳しく紐解いてみましょう。まずは、夢の中で夢が見せる7つの状況別に、その夢が知らせてくれる意味についてそれぞれ解説します。
①失恋した時のことの夢の中の夢
失恋した時のことについて夢の中で夢を見る場合、その夢がとても辛くて悲しいのであれば、「まだ過去の恋愛を引きずっている」ことを意味します。しかし、過去の恋人への未練を意味するだけでなく、「過去の恋愛を乗り越える」「次の恋愛に進むべき」ということも暗示しています。
それは、自分の深層心理から来ていて、自分自身「いつまでも引きずっていてはダメだ」と頭のどこかで理解しているからなのです。夢占いでは、次の恋愛に進むべきタイミングを知らせる暗示でもあるとも伝えています。
②実際の嫌な出来事の夢の中の夢
実際の嫌な出来事について夢の中で夢を見る時は、その出来事が「夢であって欲しい」という心理が表れています。夢占いでは、現実逃避をせず「その現実を受け入れなさい」「現実と向き合いなさい」という忠告の暗示だとしています。その夢の意味を受け止めて、前に進みましょう。
③失敗をしている夢の中の夢
何かに失敗するような状況について夢の中で夢を見る場合、夢占いでは「現実で失敗した原因を探ろうとしている」暗示だといいます。つまり、夢の中でヒントを与えてくれているのです。単なる夢だと片づけずに、夢の内容をしっかり思い出して、次の成功に結び付けましょう。
④やるべきことをしている夢の中の夢
自分がやるべきことをしているのを夢の中で夢を見る場合、夢占いでは「そのことをやりなさい」という警告を意味します。自分でもやるべきことだと分かっていながら、後回しにしている時に見るのであれば、現実と向き合うように伝えています。見逃さずにしっかりやり遂げましょう。
⑤夢を見てることに気付く夢の中の夢
「何だか夢を見ている気がする」と気付くことを夢の中で夢を見る場合は、自分自身で現状を客観的に捉えようとしていることを意味しています。深層心理では、現在の状況と自分の気持ちを整理して、直面する問題を解決しようとしているのです。
もしかすると、その夢の中で見た印象的な光景には、自分自身にとって大切なメッセージが隠されているかもしれません。夢の内容を忘れないうちに、起きたらすぐにしっかりメモを取っておくと良いでしょう。
⑥夢から目覚める夢の中の夢
夢から目覚める状況について夢の中で夢を見る時は、行動すべき時が近づいているという暗示です。自分の中で気持ちに整理がつき、前に進む準備が整っていることを意味します。あるいは、客観的に自分の状況を見ている余裕がないのかもしれません。とにかく行動を起こしましょう。
⑦目覚めたのにまだ夢の中の夢
目覚めたはずなのに、まだ夢の中で夢を見ている場合は、夢占いでは、自分の中で受け入れたくない事実を抱えていると告げています。何度もこのような夢を見るのであれば、自分の心が整理できていないのです。辛くて苦しいことに対するストレスが、夢に表れているのです。
世の中はうまくいくことばかりではありません。理不尽なことや否定したいことは、誰もが経験していることなのです。辛く苦しい思いを引きずらずに、しっかり区切りを付けて、前に進みましょう。
感情別の夢の中で夢を見る意味6選
夢の中で見た夢を、自分はどのような気持ちで見ていたのか、その気持ちによっても夢が暗示する内容が全く変わってきます。ここでは、6つの感情別に、夢の中で夢が知らせる意味について紹介します。
①嬉しい夢の中の夢
夢の中で夢を見た時、嬉しく感じるようであれば、夢占いでは、自分がそうありたい、そのようになって欲しいという思いが反映されていると言います。現実ではうまくいかなくても、夢の中では自分の思い通りになって欲しいと思っているのでしょう。
現実が自分にとって辛く厳しいものであっても、あきらめずに努力を続ければ運気が開けると、夢の中で夢が知らせているのです。この夢の意味をしっかり理解して、努力して前に歩み出しましょう。
②幸せを感じる夢の中の夢
夢の中で夢を見た時に、何だか幸せを感じるようであれば、自分が現実逃避している可能性があると暗示しています。しかし、この夢は、単に逃げるのではなく、何とか解決の糸口を探そうとしていると告げています。夢の中で夢を見た幸せに浸らず、問題解決して幸せを掴みましょう。
③怖い夢の中の夢
夢の中で夢を見た時に、怖いと感じたり、恐ろしさが残るような場合は、運気が低下していることを意味します。勉強や仕事が立て込んでいたりして、心身ともに疲れ切った状態を暗示しています。頑張ることも大事ですが、しっかり身体を休ませることも大切だと知らせているのです。
④怖くて不愉快な夢の中の夢
夢の中で夢を見た時、怖くて不愉快な気持ちになっていたのであれば、夢占いでは、身体の疲れだけでなく、精神的にかなりストレスを溜め込んでいることを意味します。現実では、追い込まれた状況にあるのでしょう。
また、このような夢は、現状を打破するために、自分の置かれた状況を分析して、解決策を模索していると暗示しています。夢が出してくれたヒントを見落とさずに、しっかり今後に役立てるようにしましょう。
⑤楽しい夢の中の夢
夢の中の夢で楽しい光景が表れていれば、その夢には自分自身の願望が反映されています。実は、夢の中の夢で楽しいと感じることは、現実の状況がかなり厳しいことを暗示します。ただし、その夢が予知的な場合は、自分の選択が良い結果をもたらすと暗示している場合もあります。
⑥悲しい夢の中の夢
夢の中で夢を見た時に、悲しいと感じたのであれば、心の奥底でも悲しい、何とかして欲しいと願っているのです。また、夢の中で悲しみを表すことによって、現実で抱える悲しみを軽くしようとする心理も働いています。このような時は、思いっ切り泣くことで、悲しみも吹っ飛びます。
夢の中で夢を見ることにはいろいろと意味がありますが、夢の中に出てくる人によってもそれぞれ意味があります。夢に表れた相手がどんな意味を持っているのかもあわせて調べてみると良いでしょう。
夢の中で夢を見る意味を受け取ろう!
夢の中で夢を見るのは不思議な感覚ですが、このような夢は自分への警告を表している場合が多いです。このサインを見逃さないように、夢の中で夢を見る意味をしっかり受け取って、自分の未来に役立てるようにしましょう。
また、夢の中で夢が知らせる自分自身の疲れやストレスも見逃さないようにしましょう。頑張ることは大切ですが、自分を犠牲にする必要は全くありません。夢の中で夢が教えてくれるサインを見極めて、明るい未来へ歩んでいってください。