フェイスパウダーの使い方をおさらい!
大人の女性にとって、メイクはたしなみの1つです。毎朝のメイクでベースメイクを仕上げる時、あなたはフェイスパウダーを使っていますか?ファンデーションの前に化粧下地を塗らない人もいますが、効果をわかっていないのでしょう。
化粧下地を付けた上からファンデーションをのせると、ノリがよくなります。それと同様に、ベースメイクにフェイスパウダーを使わない人がいます。フェイスパウダーものせるのとのせないのとでは、メイクの仕上がりが全く違います。
フェイスパウダーは面倒だと思っていませんか?それはとても、もったいないことです。フェイスパウダーを見直し、フェイスパウダーの上手な使い方をしていきましょう。フェイスパウダーの正しい使い方として、ブラシとパフを用いたおすすめの塗り方があります。
知っているつもりになっている人ほど、使い方が間違っている場合が多いです。ここで改めて、フェイスパウダーの正しい使い方を知っていきましょう。明日からのメイクに差が付くことでしょう。
フェイスパウダーの目的って?
ブラシやパフでささっと仕上げるイメージの強いフェイスパウダーですが、正しい使い方があります。しかしその前に、そもそもフェイスパウダーとはどういったメイクアイテムなのでしょうか?別にフェイスパウダーがなくても、メイクが成立してしまいそうです。
フェイスパウダーとパウダーファンデーションの違いを分かっていない人もいるでしょう。しかしファンデーションを塗って終わりとしては、あまりにもったいない話です。フェイスパウダーとはそもそもどんなもので、どういった目的を持った使い方をすればいいのでしょうか?
ベースメイクの仕上げ
フェイスパウダーの目的の1つ目は、ベースメイクの仕上げに使うというものです。フェイスパウダーはメイクの仕上げに使うメイクアイテムです。化粧下地、ファンデーションといった順番で塗り方をしていきながら、最後にフェイスパウダーをブラシかパフで肌にのせます。
フェイスパウダーを仕上げにのせることで、肌のキメが整い、美しいベースメイクの仕上がりにしてくれます。もちろん、正しい塗り方をしなければ、こうした効果は発揮されません。パフやブラシでのせるおすすめのやり方がありますが、これは後述します。
ツヤ出し効果
フェイスパウダーの目的の2つ目は、ツヤ出し効果を狙うというものです。フェイスパウダーにはマットに仕上がるタイプもあります。マットな肌に仕上げたい場合も、フェイスパウダーを使うことはおすすめです。
それだけではなく、肌にツヤを出すためにも、フェイスパウダーは使用されます。この場合、パール感なるフェイスパウダーを使うようにしましょう。
フェイスパウダーをのせることで、透明感のあるつややかな肌になります。フェイスパウダーの正しい塗り方で、ツヤ感のあるベールをかけたようなベースメイクに仕上げましょう。
メイク崩れを防止する
フェイスパウダーの目的の3つ目は、メイク崩れを防止するというものです。フェイスパウダーを塗るのと塗らないのでは、メークのもちが断然違います。メイクをしたての肌は綺麗ですが、時間が経過すると、ファンデーションがよれてきたり、皮脂が浮いてきたりします。
そういった悩みをフェイスパウダーは解決します。フェイスパウダーは油分を吸着する働きがあります。皮脂や汗によってメイク崩れを起こすことを防いでくれます。またテカリも抑えてくれます。
皮脂分泌の激しいTゾーンや目元にフェイスパウダーをのせる塗り方をしていきましょう。メイクしたての肌をキープし、サラサラの肌にしてくれます。
メイク直しとしての使い方も
フェイスパウダーの目的の4つ目は、メイク直しとしての使い方もできるというものです。時間が経過すると、どうしてもメイクの崩れが起きてしまいます。
一日外出している間、何回かメイク直しをする必要が出てきます。そんな時、パウダーファンデーションを重ねるより、フェイスパウダーを重ねる塗り方をした方が、仕上がりがきれいになっておすすめです。
メイク直しをする時は、ティッシュで浮いた皮脂を抑えましょう。その上からフェイスパウダーをはたく塗り方をしましょう。そうした塗り方をすることで、ベースメイクを上手に直すことができます。
フェイスパウダーの使い方【種類の選び方】
フェイスパウダーを上手に使うことで、メイクが美しくつややかに仕上がり、メイク崩れを防止してくれます。こうしたおすすめのメイクアイテムであるフェイスパウダーですが、種類があることを知っているでしょうか?
フェイスパウダーは種類によって形状と仕上がりの違いが出てきます。フェイスパウダーは種類によって使い分けることがおすすめです。
また、フェイスパウダーの色も仕上がりを変える要素となっています。フェイスパウダーを正しい使い分けをすることで、なりたい理想の肌に仕上げていきましょう。
大きく分けて二種類ある
まず、フェイスパウダーは形状によって、ルースパウダーとプレストパウダーに分けることが出来ます。ルースパウダーというのは、粉末のフェイスパウダーです。ふんわりとした付き具合で、ナチュラルな肌に仕上がります。薄付きでムラになりにくいことが大きな特徴です。
ケースのフタを開けると、内側に穴が開いた仕切りがあって、そこからパウダーが出てきます。パフなりブラシなりで肌にのせていく使い方をします。いっぽうで、プレストパウダーとは、固形タイプのフェイスパウダーです。
パウダーをプレスして固形にしているので、持ち運びに便利です。メイク直しに使うなら、プレストパウダーがいいでしょう。プレストパウダーはプレスしてあるので、ルースパウダーと比較して、カバー力が高いです。ルースパウダーとプレストパウダーを上手に使い分けていきましょう。
仕上げたいイメージ別のおすすめ
ルースパウダーとプレストパウダーでは、仕上がりに違いがあるのでしょうか?まず、マットな質感の肌にしたい場合は、プレストパウダーを使うことをおすすめします。プレストパウダーはふんわり質感のマット肌に仕上がることができます。
プレスしてあるので、密着度が高く、色むらも消してくれます。マット肌はきちんとした場所に出かける時に、向いている肌質です。上品で清潔な雰囲気のあるマット肌に仕上げると、オフィスでも好印象です。
プレストパウダーで仕上げた肌はさらさらの感触で、高級感があり、正装の場にも向いています。逆にツヤ肌にしたい時は、ルースパウダーを使いましょう。ツヤ肌には若々しさとエネルギーが感じられます。
女性としての艶っぽさを出すこともできます。ツヤ肌にするには、ルースパウダーもパール入りのものを選びましょう。ファンデーションでしっとりとした肌を作ってから、ルースパウダーをのせる使い方をすると、美しいツヤを実現してくれます。
フェイスパウダーの正しい使い方【ルースパウダー】
ここらは、フェイスパウダーの中でもルースパウダーの正しい使い方について見ていきましょう。ルースパウダーは粉末状のふわっとしたパウダーです。気をつけて扱わないと、粉が散って、周囲を汚してしまいます。ケースを倒すと、粉がこぼれてしまうので、注意が必要です。
しかし空気を含んだ柔らかさがルースパウダーの魅力です。ふんわりフォギーに肌にのり、整った肌にしてくれます。ルースパウダーはパフで塗るのか、ブラシで塗るのかなど、使う上での注意点や、おすすめの使い方について見ていきましょう。
ケースから直接つけるのは良くない
ルースパウダーは容器に粉末の状態で入っています。フタを開けると、パフを収納できるだけのくぼみがあり、開いている穴からパウダーを出します。この時、パフを容器に押し付けて、粉を含ませて使うというのはNGです。
パフと容器が密着してしまい、少しずつしかパフにルースパウダーを取ることができません。その結果、何度もしつこくパフを肌に押し付けることになります。それでは仕上がりが悪くなります。
ルースパウダーを出す時は、フタを容器にして出すようにするのがおすすめです。こうすることで、一回にパフに取る量を多くすることができます。
パフにパウダーを含ませる
それではルースパウダーの正しい使い方を見ていきましょう。まず、パフにしっかりとパウダーを含ませるようにしましょう。ルースパウダーは粉末状なので、なかなか均一につけることが難しいです。ルースパウダーにはさまざまな色があります。
白いルースパウダーが正しい塗り方ができないと、顔が白く仕上がってしまいます。また、均一につかないと粉っぽくなてしまいます。乾燥肌の人は特に、注意が必要です。まんべんなく綺麗に肌につけるためには、パフに揉み込むようにして、しっかりと含ませましょう。
こうすると、ルースパウダーがパフの中に入っていき、一見したところ粉が無くなったように見えます。逆にこのぐらいしっかりと、パフの中に含ませることが重要になってきます。
転がすように押さえて使う
パフにルースパウダーをしっかり含ませたところで、肌にのせていきましょう。この時、間違った使い方をしている人が少なくありません。ルースパウダーなどのフェイスパウダーは、すでに塗り終えたファンデーションの上から重ねていきます。
ルースパウダーとファンデーションをしっかり密着させなければなりません。綺麗な仕上がりにするためには、密着度が大事です。この時、パフを横に滑らせるように塗るのはNGです。
せっかく塗ったファンデーションがよれてしまいます。正しい塗り方として、パフを転がすように押さえていきましょう。パフにパウダーがしっかりと入っているので、一回肌に当てた時に、しっかり密着してくれます。
注意点
ルースパウダーの正しい塗り方がわかったところで、注意点も挙げておきましょう。まず、パフを押し当てるようにするのはいいのですが、たたき込むようにしないほうがいいでしょう。たたき込むとルースパウダーが毛穴の奥まで入って、崩れにくくなるという考え方をする人がいます。
ルースパウダーはファンデーションではありません。毛穴の奥まで入れて崩れにくくするまでの効果はありません。たたき込んで塗るようにしても、あまり意味がないことを理解しておきましょう。
また、パフでつけることから、ついパウダーファンデーションを塗るように、横に伸ばしてしまいがちですが、これは絶対にやめましょう。ファンデーションと下地の密着を剥がしてしまい、メイク崩れにつながってしまいます。
フェイスパウダーの正しい使い方【プレストパウダー】
ルースパウダーの正しい使い方を見てきたところで、最後にプレストパウダーの正しい使い方を見ていきましょう。プレストパウダーは固形タイプのフェイスパウダーです。付属のパフが入っていないことも多いです。ルースパウダーはパフを使った塗り方をしていきました。
しかしプレストパウダーの場合は、ブラシでもパフでも使うことができます。付属のパフがない場合は、別途パフを購入するのもいいですが、手持ちのフェイスブラシでくるくると塗っていきましょう。ここではプレストパウダーを塗る時の、パフとブラシの使い方を紹介します。
ブラシを使った塗り方
まずはブラシだけでプレストパウダーを塗っていくおすすめの方法を紹介します。ブラシはなるべく平らで大きめのブラシを選ぶようにしましょう。手持ちのブラシで済ませたい場合は、その形に合った塗り方をしていきましょう。
ブラシでの塗り方の基本は、肌の上でくるくると動かすことです。内側から外側に向かって動かしましょう。そうすることで、外側はパウダーが薄く付き、立体感が生まれます。
パフを使った塗り方
次に、パフを使ったプレストパウダーのおすすめの塗り方を見ていきましょう。プレストパウダーの中には、薄いパフが入っていることがあります。
そうした薄いパフには、パウダーが表面にしかつかないので、少量ずつしか取ることができません。この場合は、パウダーを含ませたパフを、1回手の甲に押し付け、パフとプレストパウダーを馴染ませるようにしましょう。
しかし、そのパフを横にスライドさせたりしてつけると、ムラになってしまいます。付属のパフは化粧直しの時だけと割り切り、別に大きなパフやブラシを買うことをおすすめします。
注意点やコツ
プレストパウダーを使うに当たり、注意点やコツといったものはあるのでしょうか?手持ちのブラシでプレストパウダーを塗ろうとする時、少しコツがいります。
しっかりした毛質のブラシならば問題はないのですが、ブラシはものによって柔らかく、毛先がしなってしまう場合もあります。しなってしまうと、パウダーがついていない部分も肌に当たってしまいます。この場合は無理して、くるくるとブラシを動かす必要はありません。
まず、全体にしっかりとパウダーを含ませましょう。次にそのブラシを軽く撫でるようにつけていきましょう。最後にくるくるとします。これは肌にのせたパウダーを磨き、美しい仕上がりにするためです。
フェイスパウダーの使い方を知っておこう!
フェイスパウダーを使うと使わないとでは、メイクの仕上がりに差が出ます。フェイスパウダーの正しい使い方をして、美しい肌を長時間キープしましょう。フェイスパウダーを使い分けると、好きな肌質になれます。あなたもフェイスパウダーをもう一度見直してみてください。