意外と知らないニットの種類まとめ!形・編み目・編み方別の名前や特徴も解説!

意外と知らないニットの種類まとめ!形・編み目・編み方別の名前や特徴も解説!

一枚持っていると便利なニット。コーデの主役にも重ね着にも便利に使うことができます。そんなニットには様々な種類があります。そこで、形・編み目・編み方別にそれぞれの名前や特徴と共にニットの種類についてご紹介していきましょう。

記事の目次

  1. 1.ニットの編み目や編み方の種類を覚えよう!
  2. 2.ニットの種類【編み方別】
  3. 3.ニットの種類【編み目の大きさ別】
  4. 4.ニットの種類【ネックの形別】
  5. 5.ニットの種類を覚えてコーデの幅を広げよう!

ニットの編み目や編み方の種類を覚えよう!

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ファッションアイテムの定番であるニット。一枚は持っているという方も多いでしょう。一言でニットと言っても編み方や編み目の大きさによって受ける印象が非常に変わります。そこで、ニットの編み方・編み目の大きさ・ネックの形別にそれぞれのニットの種類についてご紹介していきましょう。

ニットの種類【編み方別】

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まずは、編み方別にニットの種類をご紹介していきましょう。編み方次第でニットの印象は大きく変わります。カジュアルなイメージの編み方やビジネスシーンでも使える編み方など、編み方が違えばコーデも違ってきます。ニットにはどのような編み方の種類があるのでしょう。

リブニット

まずは「リブニット」です。リブニットとは、凹凸の編み目がストライプになっているものであり、伸縮性が非常に高く体にフィットしやすいです。

編み目が縦のラインとなってスリムに見せてくれる効果もあり、薄手の物が多いため春先でも使えることが多く、ジャケットのインナーとして着こなすことも可能です。

ケーブルニット

縄のような編み目になっているものが「ケーブルニット」です。まるでケーブル(太い網)のように編んでいるものであり、目を交差させながら編むので立体的になっており厚みがあり防寒性も高いです。

ケーブルニットは一枚でも可愛らしく見せてくれるので、他をシンプルなものでまとめるとコーデのポイントになります。

ワッフルニット

まるでお菓子のワッフルのように見える、凸凹の大きな編み目があるのが「ワッフルニット」です。ふんわりとしていてボリュームがある生地なので、保温性が高くカジュアルなイメージがあります。こちらもコーデの主役として使われることが多く、女性から人気が高いニットの種類です。

シャギーニット

ふわふわとして毛足が長いのが「シャギーニット」です。生地の表面を起毛加工しており、毛先に向かうほど毛の量を減らしているシャギーカットをしてあります。シャギーニットは冬の人気アイテムであり、どのようなボトムスとも相性抜群なので一枚持っているとコーデの幅が広がって便利です。

モヘアニット

アンゴラヤギの毛を使ったニットが「モヘアニット」です。非常に柔らかく、滑らかで美しい光沢をもつのが特徴のモヘアニットは、どのような色合いであっても非常に柔らかい雰囲気を醸し出すことができます。

上でご紹介したシャギーニットと似ていますが、モヘアニットよりもシャギーニットの方が動物の毛の質感が感じられ、毛足が長いのが特徴です。いずれもボリュームが出るため、ボトムスはシンプルにするとニットの存在感がより感じられるコーデになるでしょう。

ループニット

毛糸を輪状に編み上げたループ編みを用いて作られているのが「ループニット」です。ボリューム感があり、ふんわりもこもことしてボリュームのある仕上がりになっているのが特徴です。一枚羽織るだけでもインパクトがあり、温かいので春先や秋口などちょっと肌寒いときにもぴったりです。

まるで手編みのような雰囲気も感じられ、カジュアルなコーデにぴったりです。ボトムスによってはフェミニンなコーデにすることも可能なループニットはカーディガンなどで用いられることも多いです。

プードルニット

まるで犬のプードルのようなもこもこのニットが「プードルニット」です。毛足が長い繊維を使って編み上げられており、手触りは柔らかくふんわりとしたボリュームが特徴です。

ボリュームはありますが、生地自体は薄手なものも多いため着こなしの幅は広いです。プードルニットはアウターでも使用されることがあり、インパクト抜群です。

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ニットの種類【編み目の大きさ別】

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続いては、「編み目の大きさ別」にニットの種類をご紹介します。ニットは編み目の大きさでハイゲージニットとローゲージニットの2種類に分けられます。それぞれの種類を一枚ずつ持っているとビジネスでもプライベートでも使い分けることができて非常に便利なのでおすすめです。

ハイゲージニット

まずは「ハイゲージニット」です。こちらは細い糸で細かくしっかりと編みこまれているニットのことです。薄手のニットであり、なめらかな手触りでビジネスシーンでも使用することができます。

上品な見た目で、合わせるものによって幅広いコーデができるのが特徴です。また、薄手なのでジャケットのインナーとしても使うことができます。薄手の素材なので、すっきりとスマートに着こなすことができスタイルが良く見えるという効果もあります。一枚あると非常に便利です。

ローゲージニット

続いては「ローゲージニット」です。ローゲージニットはハイゲージニットよりも太い糸を使っており、編み目が大きくてざっくりと編まれているニットのことです。ボリュームもあり、素朴な雰囲気を演出することができます。

ハイゲージニットと比較すると厚地の物が多く、カジュアルなコーデにぴったりです。編み目や模様もはっきりと見えるので、コーデの主役にぴったりです。

ローゲージニットは、しっかりと密に編み込まれているものであれば非常に防寒性が高いですが、ゆるく編み込まれているものは風が通りやすいです。購入前にしっかりとチェックしてみてください。

ニットの種類【ネックの形別】

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最後に「ネックの形別」にニットの種類をご紹介していきましょう。ニットにはタートルネックやハイネック、Vネックなど様々なネックの種類があります。それぞれの形によって防寒性や見た目もずいぶん変わります。そこで、それぞれのネックの形を種類別に特徴をご紹介します。

タートルネック

まず最初にご紹介するネックの形は「タートルネック」です。タートルネックとは、長めに作られて折り返して使う襟があるのが特徴です。

首元にボリュームがあるため、防寒性が高くマフラーを使わなくとも温かいという特徴があります。亀(turtle)が甲羅から顔を出しているという様子に似ているため、タートルネックと呼ばれています。

薄手のタートルネックのニットであればインナーとして使うことが出来、厚手のものであればコーデの主役としてもぴったりです。

ハイネック

首に沿って襟が詰まっているのが「ハイネック」です。タートルネックとの違いは折り返しがないというところです。折り返しがないため、マフラーを巻いてもボリュームが出ることがなくすっきりと着こなすことができます。

首元が見えるため、女性らしさが感じられるのがハイネックです。きれいめコーデにもぴったりで、ジャケットのインナーとして使われることもあります。カジュアルなタイプのものも多く、ビジネスシーンでもカジュアルでも着こなせるのがハイネックです。

オフタートル

タートルネックであっても首回りにゆとりがあり、首から垂れるほどゆったりとしているニットが「オフタートル」です。首元に非常にボリュームがあるため小顔効果も期待することができます。

オフタートルのニットで人気が高いのがニットワンピースです。着るだけで非常に可愛いので一枚持っているだけで非常に便利に使うことができます。
 

クルーネック

元々船の乗組員が使用していたことから名付けられたのが「クルーネック」です。丸首型のネックラインであり、非常にベーシックな形です。一番見かけることが多いのがこのクルーネックなのではないでしょうか。どのような洋服にも合わせやすいクルーネックのニットは定番中の定番です。

クルーネックのニットは首元が詰まって見えるため、首が長い人や細身の人によく似合います。一枚でカジュアルに、シャツを合わせてビジネスシーンでもと様々なシーンで使えるのがクルーネックのニットです。

Vネック

最後にご紹介するのは「Vネック」です。名前の通り、ネックラインがV字型になっているものであり、クルーネックと比較するとデコルテがしっかりと見えるため小顔に見える効果があります。V字の深さは浅い物から深い物まで様々ですが、あまりに開いているものはやめておきましょう。

首元がすっきりとしているので、ネックレスなどの小物をプラスするのがおすすめです。V型に開いているのでボリュームがあるニットでもすっきりと見せることができます。

ニットの種類を覚えてコーデの幅を広げよう!

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ニットの編み方・編み目の大きさ・ネックの形別にそれぞれのニットの種類をご紹介しました。一言でニットといっても薄手のものやボリュームのあるもの、首元の形の違いなど様々な種類があります。ぜひニットの種類を覚えて、コーデに活かしていきましょう。

reiko
ライター

reiko

九州出身です。夫の転勤で北海道に来て6年目です。美味しいものを食べたり、家の中を可愛くする雑貨などをチェックするのが大好きです。

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