専業主婦になりたい女性の向き・不向きをチェック!
生活スタイルの変化などによって共働きの家庭が増えていますが、専業主婦になりたい思っている女性は少なくありません。しかし、実際のところは経済的な問題や職場の都合など、さまざまな理由から専業主婦になりたいと思ってもなれない女性が多いです。
では、専業主婦になりたいと思ったとき、旦那さんの収入はどのくらいあるといいのでしょうか。今回は、専業主婦に向いている女性、向いていない女性の特徴の他に、専業主婦になりたいと考えている女性に対する男性の本音などを紹介していきます。
専業主婦とは
そもそも専業主婦とは、結婚しており、仕事に就かず家庭で家事に専念している女性のことです。また、税制上課税所得に達しておらず、扶養家族としてみなされている妻のことを専業主婦とする場合もあります。
現在ではライフスタイルの変化や女性の社会進出などによって、専業主婦になりたい女性は以前より少なくはなっていますが、専業主婦になりたいと考えている女性は今も少なくありません。
しかし、専業主婦になりたいと思ってても金銭的な理由や、男性からの理解を得られず専業主婦になれないことが多いです。そのため、旦那さんからの理解を得るだけではなく、収入面がとても重要になってきます。
専業主婦になるために必要な旦那の収入
専業主婦になりたいと思っていても断念しなければならない理由として経済的な理由が一番多いです。旦那の収入だけでは生活できない場合に専業主婦を諦める傾向にあります。
では、女性が専業主婦になりたいと思ったとき、旦那の収入がどれだけあればいいかと言うと、最低でも400万円程度の収入が必要です。総務省の統計によると2人以上の世帯の必要な生活費は1か月あたり約28万円というデータがあります。
そのデータをもとにすると400万の収入が旦那さんにあれば、最低限の生活は送れます。しかし、余裕をもって生活を送りたいのであれば、600万円程度の収入が旦那さんに欲しいところです。
専業主婦になりたい女性の理由は?
女性の社会進出が進み共働きの家庭が増えてますが、専業主婦になりたいと思っている女性はどうして専業主婦になりたいのでしょうか。続いては、女性が専業主婦になりたいと考える理由や本音についてみていきます。
子供をきちんと育てたい
専業主婦になりたいと女性が思う理由1つ目として、自分の子供をきちんと育てたいというものが挙げられます。ひと昔前と比べて働き方も多様化しているため共働きでも子育てしやすくなっていますが、やはり子供と接する時間がなかなか取れません。
また、子供の年齢にもよりますが、子育てをしながら仕事をするのは大きな負担で、仕事で疲れた状態で子供の面倒をみるのはとても大変です。
そのため、心も体も余裕のある状態で子供との時間を確保し、しっかりと子育てをしたいから専業主婦になりたいと考える女性が多いです。
夫婦の時間を多く作りたい
夫婦の時間を多く作りたいから専業主婦になりたいと思っている女性も多いです。共働きの場合、お互いに似たような職種であれば出退勤の時間や休日が合いやすいですが、お互いに違う職種で働いているとなかなか休みが合わないことも考えられます。
そういった生活が続くと夫婦のコミュニケーションが少なくなり、結果夫婦関係が悪くなることもあります。
そういったことを避けるために専業主婦になりたい場合や、仕事から帰ってきた旦那さんを家で迎えたいから専業主婦になりたいという女性もいます。
働くのに疲れた
子育てのため、夫婦の時間を確保するためといった理由のほかに、働くことに疲れたから専業主婦になりたいと思っている女性もいます。
昔に比べたら女性の社会進出も進み、男性と同じように働けるようになってきましたが、今やっている仕事にやりがいを感じていなかったり、職場の人間関係に疲れたりといった女性は少なくありません。
そういった仕事の悩みや職場の人間関係のストレスから解放されるために専業主婦になりたいとうことです。
趣味など家でやりたいことがある
趣味など家でやりたいことがあるから専業主婦になりたいという女性もいます。やはり、仕事をやっていると帰ってきたら家事や育児に時間を取られ、趣味に費やす時間を確保するのが難しいです。
また、休みの日でも疲れた体を休ませるための時間に使ってしまい、趣味に使う時間がないということもあります。
しかし、専業主婦になれば家事を済ませた後に趣味の時間を確保しやすいため、仕事が忙しくなかなか趣味の時間を確保できない女性が専業主婦になりたいと思っています。
専業主婦になりたい女性の向き・不向き
専業主婦になりたいと思っていても人には向き不向きがあります。専業主婦にもそれは当てはまり、専業主婦に向いている女性、向いていない女性がいます。
では、どういった女性が専業主婦に向いていてどのような女性が専業主婦に向いていないのでしょうか。続いては、専業主婦に向いている女性と向いていない女性について解説していきます。
向いている女性
専業主婦になると基本的に一人で掃除や洗濯、食事の準備などの家事全般を一人でやらなければいけません。そのため、専業主婦には掃除や洗濯といった家事のスキルや自己管理能力などが必要になってきます。
家事が得意
専業主婦になる場合、掃除や洗濯、料理といった家事のスキルがある程度必要になってきます。仕事に行かない分家で掃除や洗濯の家事を行う専業主婦には欠かせないスキルです。
また、家事を行うのが楽しいと思えることも重要で、家事を苦痛に思っていると毎日続けることが難しくなってしまいます。そのため、専業主婦になる女性は家事のスキルだけではなく、家事を楽しむスキルも非常に大切です。
1人の時間を楽しめる
家事のスキルも大事ですが、1人の時間を楽しめることも専業主婦には大切になってきます。専業主婦は家族が出かかている間基本的に1人で家事などを行うため、1人の時間が多くなりがちです。
そのため、1人の時間ができると何をやったらいいのかわからなくなってしまうような女性の場合、専業主婦はあまり向いていないと言えます。
自己管理ができる
専業主婦として自己管理ができるかどうかも非常に重要です。上司などに縛られることなく、基本的に自分のペースで家事を行える専業主婦ですが、だからこそどういった風に時間を使っていくか自分で管理することが大切になってきます。
向いていない女性
人には何事にも向き不向きがあり、当然専業主婦に向いている女性もいれば、向いていない女性もいます。では、専業主婦に向いていない女性とはどういった女性なのでしょうか。続いては、専業主婦に向いていない女性の特徴を紹介します。
家事が面倒・自己管理が苦手
専業主婦に向いていない人を簡単に説明すると、専業主婦に向いている人と正反対の性格をしている人だと言えます。専業主婦に大事なのはやはり家事をこなすスキルや、自己管理を行うスキルです。
掃除をするのが苦手だったり、洗濯をするのが嫌いだったり、料理を作るのが面倒だと感じる人は専業主婦になってもストレスをためるだけになります。
お金に負い目を感じる
お金に負い目を感じる女性も専業主婦に向いてないと言えます。専業主婦になると自分でお金を稼がず、旦那さんの収入だけで生活していくことになります。
その中でお金を使うことに負い目を感じながらやっていくことはストレスが溜まるだけになってしまいます。そのため、少しでもお金に負い目を感じるようであれば専業主婦は向いていません。
専業主婦になりたい女性への男性の本音
ここまで専業主婦になりたい女性側の視点からさまざまなことを解説してきましたが、男性は専業主婦になりたいと思っている女性のことをどのように思っているのでしょうか。続いては、専業主婦になりたいと思っている女性を男性はどう思っているか解説していきます。
だらしないイメージ
専業主婦になりたい女性はだらしないイメージが男性にはあるようです。確かに働きたくないから専業主婦になりたいと考える人はいますが、職場環境のストレスなどで疲れたから専業主婦になりたい女性も多く、一概には言えません。
時代錯誤
男性の中には「専業主婦になりたい」という考えは時代錯誤だと本音として思っている人もいるようです。確かに昔と比べると女性の社会進出が進んでおり、どちらかというと共働きの世帯が増えてきているため、時代錯誤だと言えます。
視野が狭そう
専業主婦になりたいという女性は視野が狭そうという男性側の本音もあります。子育てに専念したいなどの理由なく、ただ単に専業主婦になりたいと思っている女性は他の世界を見てみることも大切だと言えます。
専業主婦になりたい女性は向き・不向きも考えよう!
今回は専業主婦になりたいと思っている女性の本音や、男性側の本音、専業主婦に向いている女性と向いていない女性の違いなどを紹介してきました。
専業主婦になりたい女性の理由はさまざまで、働くことに疲れたから専業主婦になりたいと思っている人もいれば、仕事で疲れた旦那さんを家で迎えたいからという理由で専業主婦になりたいと思っている女性もいます。
しかし、男性側はだらしないイメージを持っていたり、本音では働いてほしいと思っていることが多いです。そのため、専業主婦になりたい場合は旦那さんの収入だけではなく、男性側の理解を得ることも大切になってきます。