ネイルの形の種類&整え方を紹介!
ネイルの形にはどんな種類があるか知っていますか?ネイルの形にはいろいろな種類がありますので、カラーやデザインだけでなく形を変えると、指先の印象をガラリと変えることができます。
パーティーに出席するときや特別なデートをするときなど、いつもと違う自分を演出したいときには、ネイルの形もいつもと変えてみましょう。自分の爪や指の形に合わせてネイルの形を選ぶと、爪だけでなく、指や手までいつもよりキレイに見せることができます。
この記事では、ネイルの形の種類について詳しくご紹介します。自爪の悩み別の似合うネイルの形やネイルの整え方のコツ、自爪を良い状態に保つお手入れ方法などについても併せてご紹介しますので、ネイルの形の種類を知らない方や自分に似合うネイルの形を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
ネイルの形の種類
まず最初に、ネイルの形の種類についてご紹介しましょう。ネイルの形の種類はとても多く、細かく分けると全部で数十種類もあります。ネイルサロンでよく選ばれているネイルの形の種類は、大きく分けるとラウンド・オーバル・スクエア・スクエアオフ・ポイント(アーモンド)の5種類です。
これらの5種類のネイルの形はそれぞれ特徴が異なっていて、選ぶ形によって指先の印象をガラリと変えてくれます。では、それぞれどんな特徴があるのか、5種類のネイルの形の特徴を順番に詳しく見ていきましょう。
ラウンド
ネイルの形の種類の1つ目は、「ラウンド」です。ラウンドは「丸」や「円形」という意味で、爪の先端部分に指先と同じようなカーブがついていて、丸みを帯びた形になっているネイルのことになります。5種類のネイルの形の種類の中では、最も爪本来の形に近いネイルの形です。
角がなく、ナチュラルでかわいい印象に仕上がり、誰の手にも馴染みやすいです。長さもあまりありませんので、清潔感があり、オフィスにも合います。OLを中心に人気が高いです。
オーバル
ネイルの形の種類の2つ目は、「オーバル」です。オーバルは「楕円形」や「卵形」という意味で、先ほどご紹介したラウンドよりもさらに角を削り、爪の先端部分だけでなくサイドにも丸みを持たせて、卵のような形にしたネイルのことになります。
ラウンドよりも先端がシャープな形で、長さがあり、指がスラッと長く見えます。かわいい雰囲気は残しつつ、エレガントで大人っぽい雰囲気に仕上がるため、幅広い年代の女性から人気です。
スクエア
ネイルの形の種類の3つ目は、「スクエア」です。スクエアは「正方形」や「四角形」という意味で、先端部分もサイドもストレートに削って丸みを出さず、まさに四角形のような形にしたネイルになります。長さは長くても短くてもどちらでもOKです。爪の先端部分が四角いため、強度があります。
爪の面積が広くなることから、爪の存在感が増します。クールでスタイリッシュな印象に仕上がり、かっこいい女を演出できるネイルの形です。
スクエアオフ
ネイルの形の種類の4つ目は、「スクエアオフ」です。スクエアオフは、スクエアの角に少し丸みを持たせたネイルになります。上品かつスタイリッシュな印象に仕上がります。強度があるため、長さを出したいときにもおすすめです。
スクエアのかっこいい雰囲気は残しつつ、丸みによって柔らかい雰囲気もプラスすることができます。オーバルとスクエアのいいとこどりというわけです。初めて四角のネイルに挑戦する方は、いきなりスクエアに挑戦するのではなく、まずはスクエアオフから試してみるのもよいでしょう。
ポイント(アーモンド)
ネイルの形の種類の5つ目は、「ポイント(アーモンド)」です。ポイントは「先端」や「突端」といった意味があり、ラウンドやオーバルよりも爪の先端部分を長くシャープな形にしたネイルになります。アーモンドの形に似ているため、アーモンドとも呼ばれます。
短い爪ではできず、ある程度の長さが必要です。指を細く長く見せることができ、女性らしく華やかな印象に仕上がります。爪の先端部分に負荷を掛けすぎると、折れてしまうため注意が必要です。
自分におすすめのネイルの形はどれ?
代表的なネイルの形の種類は5種類あることがわかりましたが、それぞれのネイルの形はどんな人におすすめなのでしょうか?
選ぶネイルの形によって指先の印象はガラリと変わり、なりたい自分を簡単に演出してくれます。それぞれのネイルの形によってどんな自分を演出することができるのか、順番に詳しく見ていきましょう。
ラウンドがおすすめな人
ラウンドがおすすめな人は、上品で清楚な印象の指先に仕上げたい人です。長さをあまり出さなくても、女性らしい指先を演出することができます。料理や作業の邪魔にもならず、オフィスで働く人にも向いています。
どんなネイルデザインとも似合いますが、かわいいデザインのネイルアートを施したい方には特におすすめです。パステルピンクなどを使うと、かわいらしさをアピールできます。
オーバルがおすすめな人
オーバルがおすすめな人は、エレガントで女性らしい印象の指先に仕上げたい人です。ラウンドよりも爪の先端部分がシャープになるため、指先がスラッと細く長く見え、女性らしさを際立たせることができます。
上品なイメージのネイルアートを施したい人、ネイルデザインをある程度目立たせたい人などにもおすすめです。ワインレッドのように、大人っぽいカラーとの相性が抜群です。先端部分がシャープになる分、ラウンドよりも割れやすくなりますので注意しましょう。
スクエアがおすすめな人
スクエアがおすすめな人は、スタイリッシュでかっこいい印象の指先に仕上げたい人です。デキる女に見せてくれるため、仕事で大事なプレゼンがあるときにもおすすめです。
爪の面積が広く、ネイルの存在感が増しますので、シンプルなフレンチネイルも際立ちます。結婚式やパーティーに出席するときなど、派手なネイルに仕上げたいときにもぴったりです。
スクエアオフがおすすめな人
スクエアオフがおすすめな人は、スタイリッシュさと柔らかさを両立した印象の指先に仕上げたい人です。スクエアよりも女性らしい優しい印象を出せますが、かわいいデザインのネイルアートを施しても甘くなりすぎることがありません。
角を丸くしているため、スクエアのように爪が引っかかることがなく、家事や仕事の邪魔にもなりにくいです。爪の長さを出したい人やフレンチネイルをキレイに見せたい人にもおすすめです。
ポイント(アーモンド)がおすすめな人
ポイント(アーモンド)がおすすめな人は、フェミニンで華やかな印象の指先に仕上げたい人です。パーティーに出席するときなどに、ポイント(アーモンド)を選べば、周囲の人よりも華やかな指先に見せることができます。
ワンカラーなどのシンプルなネイルデザインでも、十分に存在感を発揮してくれます。指先にインパクトを出したいときや普段とは違う印象に見せたいときにおすすめです。長さを出して尖らせる必要があるため、先端部分が欠けやすくなりますので、指先を使う仕事の人には向きません。
自爪の悩み別の似合うネイルの形
続いては、自爪の悩み別の似合うネイルの形についてご紹介しましょう。爪や指の形は人それぞれです。ネイルサロンやセルフで素敵なネイルデザインに仕上げても、自分にはあまり似合っていないように見える場合には、ネイルの形が自分の爪や指の形に合っていない可能性もあります。
自分の爪や指の形に似合うネイルの形を選ぶと、爪だけでなく、指や手もキレイに見せることができます。どんな爪にどんなネイルの形が似合うのかを知って、自爪に似合うネイルの形を見つけましょう。
自爪が大きい
まずは、自爪が大きい人に似合うネイルの形についてです。自爪が大きいけれど、長さを出して指をスラリとキレイに見せたい場合には、ラウンドがおすすめです。ラウンドなら、長さを出しても爪が目立ちすぎず、自爪が大きい人でもナチュラルな印象に仕上げられます。
自爪が小さい
次に、自爪が小さい人に似合うネイルの形についてです。自爪が小さいけれど、女性らしさを出したい場合には、卵のような形をしたオーバルがおすすめです。ネイルをオーバルにすることで、自然に指をスラッと長く見せることができます。指が太くて短い人にもオーバルはおすすめです。
自爪が平べったい
次に、自爪が平べったい人に似合うネイルの形についてです。指を横から見たときに、爪のカーブがなく平べったく見える人には、ラウンドやオーバルよりもスクエアやスクエアオフが似合います。スクエアやスクエアオフの方が爪が立体的になります。
自爪の横幅が広い
次に、自爪の横幅が広い人に似合うネイルの形についてです。横幅が広くて男性的な爪を女性らしい印象に仕上げたい場合には、爪の先端部分を長く尖らせるポイント(アーモンド)がおすすめです。爪の縦長をアピールでき、オーバルよりも指を細く長く見せることができます。
自爪が割れやすい
次に、自爪が割れやすい人に似合うネイルの形についてです。自爪が割れやすい人は、スクエアを選ぶと爪に強度が出て割れにくくなります。スクエアは先端部分が直線になっていて、一点に力が掛かることがないため、爪の割れやすさをカバーすることができるのです。
家事や仕事をするときに爪の角が引っかかるのが気になる人やスクエアより柔らかい印象にしたい人には、角に丸みを持たせたスクエアオフもおすすめです。
ネイルの形・長さの整え方&コツ
続いては、ネイルの形・長さの整え方&コツについてご紹介しましょう。ネイルの形の整え方のコツを知っておけば、セルフでもネイルサロンのようにキレイにネイルを仕上げることができます。では、順番に詳しく見ていきましょう。
ラウンドの整え方
まずは、ラウンドの整え方についてです。ラウンドの形を作るときには、爪のサイドはストレートにして、先端部分だけ丸くするのがコツです。爪やすりをカーブに対して45度に当てて、指先のカーブと同じような形に整えましょう。
オーバルの整え方
次に、オーバルの整え方についてです。オーバルの形を作るときには、爪の先端に向かってサイドを爪やすりで削り、左右対称の卵形になるように整えます。サイドを削りすぎると、ポイント(アーモンド)のような形になってしまうため要注意です。
スクエアの整え方
次に、スクエアの整え方についてです。スクエアの形を作るときには、爪やすりに爪を真横にゆっくりとスライディングさせて、爪の先端部分が直線になるように削っていきます。爪を整える前に、まず爪をキレイに伸ばしておく必要があります。
スクエアオフの整え方
次に、スクエアオフの整え方についてです。スクエアオフの形を作るときには、まずスクエアの形を作ってから、左右対称になるように意識しながら2つの角を外側から中心に向かって丸く削ります。角を削り過ぎるとラウンドの形になってしまいますので、削りすぎないように注意しましょう。
ポイント(アーモンド)の整え方
次に、ポイント(アーモンド)の整え方についてです。ポイント(アーモンド)の形を作るときには、先端部分を程よく削って、オーバルよりも先端部分が細くなるように意識しながら整えます。
削りすぎると丸みがなくなり尖がってしまいますので、先端の位置を決めておき、サイドから中央に向かって丁寧に削っていきましょう。
自爪を良い状態に保つお手入れ方法
最後に、自爪を良い状態に保つお手入れ方法についてもご紹介しておきましょう。ネイルアートをキレイに仕上げるためには、爪の形だけでなく、日頃のお手入れも大切になります。しっかりとお手入れをして、自爪を良い状態に保ちましょう。
爪の正しい切り方
まずは、爪の正しい切り方についてです。爪切りには、一般的な爪切りである「クリッパー型」とハサミのような「ニッパー型」がありますので、長く伸びた爪は爪への負担が少ない「ニッパー型」で切りましょう。
切るときもなるべく爪に圧をかけないように、まず爪の両サイドを浅めに切ってから、真ん中を切ります。長さを整えたら、エメリーボード(爪やすり)で形や断面を整えます。
短めの爪の整え方
次に、短めの爪の整え方についてです。短めの爪を爪切りで切ると、ネイルベッド(爪のピンクの部分)が傷ついてしまう可能性があります。ですので、短めの爪を整えるときには、爪切りを使わずに、エメリーボードで形を整えるだけにしましょう。
甘皮処理のやり方
次に、甘皮処理のやり方についてです。甘皮を処理すると、爪が長く見えたり、セルフネイルがしやすくなったりします。甘皮処理のやり方は、キューティクルリムーバーを塗ってから少し置き、柔らかくなった甘皮をプッシャーや綿棒で優しく押し上げます。
白っぽくなったものを綿棒やガーゼで取り除き、長い甘皮をキューティクルニッパーでカットします。無理に取るのは禁物です。処理後は、オイルやハンドクリームで保湿しましょう。
爪の保湿の仕方
最後に、爪の保湿の仕方についてです。爪を整えた後や手を洗った後などは、ネイルオイルで爪の保湿をしてあげましょう。爪の生え際にネイルオイルを塗り、指先をマッサージするように揉み込むのがポイントです。仕上げに、手全体にハンドクリームを塗ると、より効果が高まります。
自分に似合うネイルの形に整えてみよう!
ネイルの形の種類や自爪の悩み別の似合うネイルの形、爪の整え方、自爪を良い状態に保つお手入れ方法などをご紹介しました。
代表的なネイルの形は全部で5種類あり、ネイルアートをするときにはデザインやカラーだけでなく形にもこだわると、指先の印象を変えることができます。自分に似合うネイルの形に整えて、ネイル美人を目指しましょう。