観葉植物の土の入れ替えの方法
観葉植物の土の入れ替え方法をご紹介していきましょう。観葉植物の土の入れ替え方法として「生育期に道具を準備する」「土を入れ替える」「手で押し固め水をやる」という方法があります。「土を入れ替える」として「苗が若い場合のコツ」「根っこが育っているのコツ」の2つのコツを特にご説明していきましょう。
生育期に道具を準備する
観葉植物の土の入れ替えの方法「生育期に道具を準備する」です。「生育期」とは、植物がよく育つ時期のことをいいます。観葉植物は熱帯地域に生息する植物となるので生育期は春から秋になります。観葉植物の土の入れ替えは生育期のうちに道具を準備しておきましょう。
土を入れ替える
観葉植物の土の入れ替えの方法「土を入れ替える」です。観葉植物の生育期になったら、軽石・鉢底石・発泡スチロールの細切れを鉢の底に敷き詰めていきます。その後、観葉植物の土を鉢の3分の1くらい入れていきましょう。観葉植物用の培養土について後ほど詳しく解説していきましょう。
苗が若い場合のコツ
観葉植物の土の入れ替えの方法「土を入れ替える(苗が若い場合のコツ)」です。観葉植物の苗がまだ若い場合は、土を崩さないようにそのまま容器に入れるようにしましょう。苗を、購入したままカップを外してそのまま土に入れるようなイメージで土の入れ替えを行いましょう。
根っこが育っているのコツ
観葉植物の土の入れ替えの方法「土を入れ替える(根っこが育っているのコツ」です。根っこがしっかりと育っている場合は、土や根っこを3分の1くらい手で揉みほぐして腐った根っこは、切り取ってしまいましょう。それを観葉植物の鉢の土に入れ替えます。根っこがよく育っている場合は、容器の土を揉みほぐすようにしましょう。
手で押し固め水をやる
観葉植物の土の入れ替えの方法「手で押し固め水をやる」です。観葉植物を鉢に入れ替えたら、すき間に土を入れて手で押し固めていきます。最後に、お水を上げて観葉植物の土の入れ替えが完了となります。それでは、観葉植物の土の選び方についてもご説明していきましょう。
観葉植物の土の選び方
観葉植物の土の選び方をご紹介していきましょう。観葉植物の土の選び方は、「土は100均でも高額でもOK」「殺菌済みの土は虫がわきにくい」「腐葉土・堆肥・有機肥料は虫がわきやすい」「土の種類に関わらず受け皿の水はすぐに捨てる」となります。具体的に観葉植物の土の選び方についてご説明していきます。
土は100均でも高額でもOK
観葉植物の土の選び方「土は100均でも高額でもOK」です。観葉植物の土は、高額な土や100均でも購入できる土もあります。100均では園芸コーナーに発売されています。「100均の観葉植物の土は虫が発生しやすい」「100均の土はきのこが生えてきた」という口コミもあります。
しかし、これはいくら高額な土を使ったとしても可能性がゼロとはいえません。100均でも高額でもどちらでも大丈夫です。
殺菌済みの土は虫がわきにくい
観葉植物の土の選び方「殺菌済みの土は虫がわきにくい」です。100均やホームセンターで販売されている観葉植物の土には「室内用」と表記されたいる土があります。「室内用」と表記されていても「虫がわきにくい」という意味ではありません。
「室内用」とは、「生ゴミで廃棄処分ができる」「軽さ」がポイントになっているので、虫に関しては殺菌済みの土を選ぶようにしましょう。
腐葉土・堆肥・有機肥料は虫がわきやすい
観葉植物の土の選び方「腐葉土・堆肥・有機肥料は虫がわきやすい」です。100均やホームセンターで観葉植物の土を選ぶ時は、パッケージに「堆肥」や「腐葉土」や「有機肥料」と表記されていることがあります。これらの土は、外部から虫を寄せ付けてしまう可能性が大変多くなってしまうので、室内では使わないようにしましょう。
土の種類に関わらず受け皿の水はすぐに捨てる
観葉植物の土の選び方「土の種類に関わらず受け皿の水はすぐに捨てる」です。観賞植物を育てる時に受け皿は常に清潔にしておくことを心がけておきましょう。受け皿に溜まった水をそのままにしていると鉢の湿度が上がってカビの原因や虫の原因になります。受け皿の水はすぐに捨てるようにしておきましょう。
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土をご紹介していきましょう。観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土は、「ハイドロコーンの特徴」「セラミス・グラニューの特徴」「ゴールデン培養土の特徴」「クリスタルグレインの特徴」「カルセラの特徴」「複数の土を配合した培養土」「自分で土を配合することも可能」についてご紹介していきます。
特に「複数の土を配合した培養土」については「アイリスオーヤマの培養土」「ロトリーフの培養土」「花ごころ観葉植物の土」「土にこだわるプロトリーフの培養土」「安心・安全な培養土」「元気な土にする為のバイオ菌配合」について特徴をご紹介していきましょう。
ハイドロコーンの特徴
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「ハイドロコーンの特徴」です。ハイドロコーンは人工的に作られた土のことをいいます。ハイドロコーンを使って作物を育てるので「ハイドロカルチャー」といいうのです。
ハイドロコーンの特徴には「無菌・無臭」「虫が寄り付かない」「劣化しないので何回も洗って使える」「水やりが簡単」「ガラス瓶にいれるとインテリアにもなる」という特徴があります。
セラミス・グラニューの特徴
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「セラミス・グラニューの特徴」です。セラミス・グラニューの種類は「無臭・無菌」「虫が寄り付かない」「多孔質で保水力が高い」「鉢底に水が溜まらずに衛生的」「通気性がよく観葉植物がすくすくと育つ」という特徴があります。
ゴールデン培養土の特徴
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「ゴールデン培養土の特徴」です。ゴールデン培養土の種類の特徴には「こばえが付きにくい」「栄養分・保水力が優れている」「加熱処理済み」「ちゃんとした観葉植物を育てたい人におすすめ」となります。観葉植物をしっかりと育ててみたい方におすすめです。
クリスタルグレインの特徴
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「クリスタルグレインの特徴」です。クリスタルグレインの種類の特徴には、「珪藻土からできた天然鉱物と無機物肥料」「無臭」「食卓の野菜栽培もできる」「水やりのみでOK」「虫を寄せ付けない」「白色でおしゃれ」となります。
カルセラの特徴
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「カルセラの特徴」です。カルセラの種類の特徴として「ベランダ用のガーデニングにおすすめ」「虫が付きにくい」「何度でも洗って使い続けられる」という特徴があるのでベランダでガーデニングする方におすすめの土の1つです。
複数の土を配合した培養土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土」です。今回は、「複数の土を配合した培養土」として「アイリスオーヤマの培養土」「ロトリーフの培養土」「花ごころ観葉植物の土」「土にこだわるプロトリーフの培養土」「安心・安全な培養土」「元気な土にする為のバイオ菌配合」についてご紹介しましょう。
アイリスオーヤマの培養土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土(アイリスオーヤマの培養土)」です。通気性を高くするためにバーミキュライトやパーライトと軽石が配合され、虫も付きにくいように加熱処理が行われています。観葉植物の土として元気に育ててくれるのでおすすめです。
ロトリーフの培養土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土(ロトリーフの培養土)」です。赤玉土・鹿沼土・ピートモス・もみがら堆肥・バーク堆肥・くん炭などが配合されていて、堆肥配合済みでこの種類1つで大丈夫でしょう。観葉植物を元気に育ててくれる培養土になっているのでおすすめです。
花ごころ観葉植物の土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土(花ごころ観葉植物の土)」です。主原料はココナッツファイバー・木質堆肥・パーライト・バーミキュライトなどです。室内用に軽くて扱いやすい培養土の種類になります。室内のインテリアにも観葉植物が映えてくるのでおすすめです。
土にこだわるプロトリーフの培養土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土(土にこだわるプロトリーフの培養土)」です。鹿沼土・クリプトモス・もみがら堆肥くん炭・パーライトが配合された培養土です。観葉植物がグングン育つように「軽い」と「植物がよく育つ」を両立させた培養土です。クリプトモスの使用で、経年変化の少ない種類になります。
安心・安全な培養土
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土(安心・安全な培養土)」です。日高見牧場の堆きゅう肥を利用した培養土です。特徴としては「ゼオライト(火山岩でできた鉱物で、吸着性や通気性が高く、肥料分を吸着してより通気性のある土にしてくれる)」が配合されている種類の土です。
元気な土にする為のバイオ菌配合
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「複数の土を配合した培養土(元気な土にする為のバイオ菌配合)」です。赤玉土・鹿沼土・バーク堆肥・牛ふん堆肥・バーミキュライト・パーライト・ピートモス・軽石が配合されている種類の土です。観葉植物を元気にすくすく育ててくれる倍養土になります。
自分で土を配合することも可能
観葉植物の土の入れ替えにおすすめの土「自分で土を配合することも可能」です。100均やホームセンターの土を自分で配合して虫が付きにくい土を配合することもできます。100均でも購入できる「バーミキュライト」「パーライト」「ピートモス」「赤玉土」を使って1対2対2対2で自分で配合できるのです。
観葉植物の土の入れ替えには鉢底石も必要
観葉植物の土の入れ替えには鉢底石も必要になっています。観葉植物の土の入れ替えにおすすめの鉢底石は「ネット入りが使いやすい」「観葉植物の種類で量が変わる」です。観葉植物の土の入れ替えの時に必要なことなのでしっかり読んで、鉢底石選びに役立てていきましょう。
ネット入りが使いやすい
観葉植物の土の入れ替えには鉢底石も必要「ネット入りが使いやすい」です。鉢底石はネットに入った状態で販売されている種類があります。ネットを用意する必要がないので大変便利なのでおすすめです。洗って再利用も可能になっているのでおすすめです。元からネットに入ったものを購入するのもおすすめでしょう。
観葉植物の種類で量が変わる
観葉植物の土の入れ替えには鉢底石も必要「観葉植物の種類で量が変わる」です。通常は、鉢の底に敷く石なのでプランターの5分の1が調度いい量になります。深めの鉢であれば3分の1くらいにしておきましょう。鉢底ネットを敷いて石を入れるようにして下さい。水はけが大切な観葉植物なら3分の1にしておきましょう。
観葉植物の土の入れ替えのコツ
それでは、観葉植物の土の入れ替えのコツについて具体的にご紹介していきましょう。観葉植物の土の入れ替えのコツは「土に虫が湧いたら入れ替える」「入れ替え以外の虫対策」「土は戸外で入れ替えるのがおすすめ」「苗を出さずに土を入れることもできる」「植え替える場合は新しい土が必要」となっています。
土に虫が湧いたら入れ替える
観葉植物の土の入れ替えのコツ「土に虫が湧いたら入れ替える」です。観葉植物の土に虫がついていたら入れ替えの時期になります。常にきれいな状態に保つようにしておきましょう。虫が残っていると糞などで菌が発生する可能性もあるので、よくチェックしておくようにして下さい。
入れ替え以外の虫対策
観葉植物の土の入れ替えのコツ「入れ替え以外の虫対策」です。虫がいないかよく確認しておくことが大切です。虫がつくのは培養土の中で菌が発生して増えていくばかりです。虫がいないかチェックするのは日頃から水やりの時に注意して行いましょう。こまめにチェックすることで、虫の侵入に即座に対応できるのです。
土は戸外で入れ替えるのがおすすめ
観葉植物の土の入れ替えのコツ「土は戸外で入れ替えるのがおすすめ」です。衛生面から考えても戸外で入れ替え作業を行いましょう。観葉植物は極端に寒い時期や暑い時期を避けて植え替えや土の入れ替えを行っていくようにしていきます。気候のいい日を狙って、戸外で土の入れ替えを行っていきましょう。
苗を出さずに土を入れることもできる
観葉植物の土の入れ替えのコツ「苗を出さずに土を入れることもできる」です。用意する物は細めのスコップです。スコップで上から掘り出していきましょう。この時根っこを傷つけないように丁寧に掘り出していきましょう。掘り出した後は新しい土を入れてあげれば完了です。
植え替える場合は新しい土が必要
観葉植物の土の入れ替えのコツ「植え替える場合は新しい土が必要」です。観葉植物が大きく成長してくると植え替えが必要になってきます。その時は新しい土を用意してあげましょう。土の入れ替えと植え替えを同時にしてしまった方が観葉植物にも負担が少なくすむので、新しい土を用意してあげて下さい。
観葉植物の土は目的に応じて選ぼう!
観葉植物の土について詳しくご紹介してきました。観葉植物の土は目的に合わせて様々な種類が発売されています。100均やホームセンターでも豊富に揃っているので、どんな観葉植物を育てるのか考えて選ぶようにしていきましょう。今回ご紹介した記事を参考に元気な観葉植物を育てていって下さい。