恋愛心理学で見る!行動パターンと相手の心の関係性
恋愛対象になるような人が現れると、その人のしぐさなどで心理を探ってしまいます。好きな人の気持ちは誰でも知りたいという方も多いでしょう。そこで相手のしぐさから見る、恋愛心理学での女心と男心についてお話していきます。
目から気持ちを読み取る
目は感情を表しやすく、その人の心理を伝えてくれるわかりやすい部分でもあります。これは、恋愛においても同じです。好意的にお話をしているように見えても、視線が合わない、目が笑っていないなど表情とは、別の心理を持っているとすぐにわかってしまいます。
ただ、男性の場合はシャイな人も多く、好きな人と目を合わせるのが苦手という人もいます。とはいえ、女心としては避けられているように感じ、落ち込むこともあるのではないでしょうか。
しかし男性は、意識的に目線が合わせられなかったとしても、無意識に好きな人を見てしまうものです。気がつけは目が合う、視線を感じるといった経験はありませんか?会話中は視線が合わなかったとしても、好意を寄せてくれている可能性があるので期待しましょう。
足から気持ちを読み取る
全然目が合わないと落ち込んでいる、好きな人の目を見ることが恥ずかしいといった人は、好きな人の足を見てみましょう。
足はどちらを向いていますか?もし自分の方に足が向いているとすれば、少なくともあなたに恋愛相手として興味や好意があるという心理が働いている可能性があります。
中には、足を組んで座っている女性もいますが、そのような場合もつま先の向きや膝の向きをチェックしてみましょう。自分の方に向いているようであれば、脈アリということもあります。
手から気持ちを読み取る
恋愛での男心や女心は、言葉よりもしぐさに心理が現れることが多いです。特に手は、会話中なども動きやすく心理学上でもわかりやすい部分でもあります。
手の動きでよくわかりやすのが、「髪を触る」というしぐさです。心理学でいえば男性・女性を問わず髪を触るしぐさは、緊張や不安からくる行動になります。
しかし、恋愛心理学では好きな人を目の前にしたことで緊張し、つい触ってしまうといった心理も隠れています。意中の相手がよく髪を触るしぐさをするようであれば、期待大です。
距離感で気持ちを読み取る
心理学上、人との距離感の感覚は男性と女性では異なります。恋愛かどうかは関係なく、人との距離が近い感覚を持つ女性に対し、男性は人との距離感を大切にし、特に恋愛対象の異性とのパーソナルスペースを守る傾向にあります。
そのため、男性から距離を縮めてくるような行動があれば、「好きな人に近づきたい!」という心理が隠れている可能性が高いです。心理学的にみてもなんらかの好意は寄せているでしょう。
また、ボディータッチをしても嫌がらない、距離を詰めても引かないようであれば、恋愛心理学上は期待をもてます。今の彼に恋愛感情があるのかどうかを知りたいといった場合、自分からパーソナルスペースを詰めてみましょう。これも恋愛心理学のテクニックです。
自分の動作をマネしてくれれば好意がある
女性も男性も、好きな相手のしぐさなどを無意識にマネて同じ行動や動作をしてしまう、または自分と同じ行動や動作をする人に、好意を持つという心理が働き安くなります。これをミラーリング効果といって、今話題になっている恋愛心理学のテクニックです。
一緒に食事をしていて飲み物を飲むタイミングが同じだったり、相手がした髪や耳などを触るしぐさを、無意識にマネてしまっていることはありませんか?好きな人が、同じ行動をとっているようであれば、恋愛対象として好意を持ってくれていると思っていいでしょう。
恋愛心理学で見る!会話内容と相手の心の関係性
好きな人との会話は心もはずむものです。しかし、その会話にもキャッチしておきたい男性や女性の恋愛心理が見え隠れしています。そこで、会話の内容から判断する恋愛心理学上の男心と女心について、お話していきましょう。
以前した話を覚えている
以前に話した内容を、好きな人が覚えてくれていたら嬉しく感じる人は多いです。相手が前に話した内容を覚えているようであれば、心理学上は興味をもってくれていると思っていいでしょう。
特に何気ない会話だったのに、「あれ、どうなった?」など自ら話題を振ってくれるようであれば、恋愛対象として脈アリのサインといえます。特に男性は、興味のない人の話を聞くというのが苦手です。しかし、それが恋愛感情があるという人であれば話は別です。
恋愛が絡むと男心としては、好きだからこそ以前の話を覚えていられるといったこともあります。相手から以前の話をふってくれるようであれば、期待しましょう。
身近に起きたことを話してくる
会話の内容によって、相手が恋愛感情を持っているかどうかがわかります。女性は何気ない内容やプライベートなことで会話をするのが得意とする傾向がありますが、男性の場合は、プライベートの話までは簡単に話さないという人も多いです。
そのため、男性からプライベートな会話をしたり、質問を多くされるようになると、心が開いている証拠です。恋愛の心理学では少なくとも恋愛感情を持っていると判断されるので、安心しましょう。
好きなタイプを聞いてくる
好きな人から好きなタイプを聞かれるとドキッとし、素直に答えていいのかどうか、迷う人も多いのではないでしょうか。
好きなタイプを聞く心理としては、「自分は恋愛対象になるのか」と確認する男心や女心が隠れています。どんな人に興味を持つのか、自分は脈アリなのかなど相手の好きなタイプから分析をし、判断をするため聞く人が多いです。
もし好きな人から好みのタイプを聞かれた場合、その人の特徴を少し含めながら簡単に答えましょう。あまりに詳しく答えすぎると、「自分は恋愛対象外なんだ」と恋心がズタズタになる可能性もあるので注意してください。
恋愛心理学で見る!LINEと相手の心の関係性
女性は、LINEなど細かく連絡を取ることが多くありますが、男性の場合は連絡自体を苦手とする人も少なくありません。そこで、LINEでの会話で女心と男心のどんな恋愛心理が働いているのか、お話していきましょう。
既読・返信が速いと脈あり
好きな人から連絡がくると、女心・男心問わず高揚感があるものです。心理学では何気ない内容のLINEであっても、返信のスピードに相手の気持ちの大きさが現れるとされています。
LINEの既読スピードが早い、返信もすぐに来るといった場合は、「あなたからのLINEを待っている」といった心理の現れでもあります。特に、何気ないLINEであっても既読スルーではなく、きちんと返信してくれるようであれば、チャンスです。
また、好きな人との連絡は、できるだけ長く続けたいと思うものです。最後に、次の会話へ続くような質問が多ければ、「もっと会話をしたい」といった心理が働いているはずなので期待しましょう。
画像付きのLINEが来ると脈あり
例えば、犬が好きと以前会話をしたあと、犬の画像が送られて来るなど、あなたの好みに合わせた画像や動画を送ってくるようであれば、大いに期待しましょう。写真や動画を撮っている間は、あなたのことを考えています。
また、写真や動画はこれからLINEで連絡を取るきっかけに最適です。「この前好きだと言ってたから」と送信してしまえば口実になりやすいため、写真や動画は恋愛心理学テクニックとして使われやすいアイテムです。
同じスタンプを購入するなら脈あり
LINEは会話風とはいえ、文字です。そのためスタンプや装飾がないと無愛想に感じてしまったり、怒っているのかと勘違いさせてしまうことがあります。女性はLINEのスタンプや装飾を活用している人が多い一方、男性は文字のみといったことも少なくありません。
そのため、好きな人には「よく思われたい」といった心理が働くことで、スタンプや装飾が増えることが多いです。そして、好きな人が使っているスタンプや装飾をマネて使うといった心理が働きやすくなるのも、恋愛の特徴といえます。
これは女心としても同じで、好きな人と同じものを使いたいという心理の現れです。もし好きな人が、自分と同じスタンプを使用するようになれば、すでに心はあなたに向いているかも知れません。
恋愛心理学で相手を落とすテクニック
ここからは、好きな人には振り向いてほしい!付き合いたい!といったあなたに、心理学に基づいた恋愛のテクニックをご紹介しましょう。今日から実践できるテクニックなので、ぜひ参考にして幸せをキャッチしてください。
相手の言葉・仕草をまねる
街にいるカップルを少し観察してみてください。コーヒーを飲むタイミングが一緒、足を組む方向も一緒、しぐさも似ていることに気がつくでしょう。心理学では、親密な間柄であればあるほど、相手の行動を無意識にマネてしまう傾向があります。
これが、先にご紹介した恋愛心理学に有効なミラーリング効果です。「でも、自然にマネるほど親しくない」といった人も安心してください。ミラーリング効果は、ワザとマネても同じ効果が得られます。
ただし、あまりにもわざとらしく行動してしまうと、相手には不快感を与えてしまうことがあるので逆効果です。あくまで、相手に気付かれないように自然にマネるようにすることが、恋愛心理学のテクニックになります。
ギャップのちら見せでゲインロス効果を狙う
ギャップがあると魅力的に感じるという話を、聞いたことがある方は多いでしょう。恋愛心理学のテクニックでは常套手段ともいえ、心理学上では「ゲインロス効果」と呼ばれています。
例えば、料理ができなさそうなのに料理に手慣れている女性、見た目はとても怖そうなのにとてもやさしい男性などといったように、ギャップがあると相手に好印象を与えることがあります。
恋愛相手に見せるギャップで大切なのは、マイナスイメージをプラスイメージへいい意味で裏切ることが大切です。ギャップの見せ方がわからない場合は、自分の長所と短所を考え、短所をギャップに変えるようにするのがいいでしょう。
吊り橋理論を効果的に使う
吊り橋理論は有名です。不安定な吊り橋を渡る緊張や高揚感を、恋愛のドキドキ感とをすり替えてしまい、一緒に吊り橋を渡った男女は、恋愛感情へと心理が動きやすいと言われています。アクション映画などで結ばれるカップルがいい例でしょう。
しかし、実際の生活ではアクションもなければ吊り橋を渡るといったこともありません。そのため、吊り橋理論を恋愛心理学のテクニックとして用いるのであれば、小さなドキドキを積み重ねるようにしましょう。
例えば、リミットのあるゲームをする、体を一緒に動かす、競争をするなど心拍数が上がるものを一緒にすることで、吊り橋を渡っている高揚感と勘違いをし、相手の心理を恋愛モードへ導くことができます。
デートに誘う時はフット・イン・ザ・ドア
好きな人をデートに誘えない、誘っても断られてしまうといった方に実践してほしいのが「フット・イン・ザ・ドア」です。恋愛心理学上では、小さなお願いを積み重ねることで、親密さを増し最終的にはデートへ行ってもいいと、心理に働きかけることが期待できます。
例えば、「デートへ行こう」よりも「カフェで相談にのってくれない?」と誘ったほうが、相手もOKの返事をしやすくなります。また、相談にのってもらった後、「相談してよかった」など相手に伝えることで、また誘いやすくもなり、一石二鳥です。
フット・イン・ザ・ドアには小さなお願いをすることで、最終目標である大きなお願いのハードルを下げる恋愛に有効なテクニックです。まずはデートへ誘うべく小さなお願いからしましょう。
ダブルバインドも効果的
ダブルバインドは心理学テクニックのひとつで、二者一択を質問するというものです。恋愛心理学上で活用すると、ストレートにデートへ行こうと誘っても断られてしまうのに、「パスタか中華のどっち食べたい?」と聞くことでデートのハードルを下げることができます。
アプローチをしている最中では、デートへ誘っても断られてしまうことがあります。そうした場合に、デートを行くか行かないかの選択ではなく、行く前提で話を進めることで相手の心理を、やや強引にデートへと向けることができます。
ただし、ダブルバインドは初めてデートへ誘う相手には不向きです。「なんで勝手に行くことになっているの?」と、不愉快感へ心理が働いてしまうこともあるので注意しましょう。少なくとも2回目移行のデートへ誘う、恋愛のテクニックとして活用してみてください。
ランチョンテクニックでお互いリラックスする
美味しい食事をしに行ったとき、テンションが上がったり、一緒に食事したいい思い出として残っていることがあるのではないでしょうか。心理学では、美味しい食事を一緒にした相手や、その時の会話の内容などに好意を持つことがあります。
この、美味しい食事を利用して相手に好印象を与える心理学を利用した、恋愛のテクニックとして「ランチョンテクニック」があります。このテクニックは本当に簡単で、美味しい食事を好きな人と食べるだけです。
デートへは、美味しいお店や相手の好きな食べ物をリサーチして誘うようにしてください。それだけで、恋愛心理が働き好感を持たれやすくなります。
恋愛心理学で男心・女心を読み解こう
好きな人には好かれたい!けどアプローチの仕方がわからないという方も多いでしょう。恋愛では相手の気持ちを探りながらアプローチすることが大切です。
恋愛に有効な心理学を利用することで、相手の気持ちを見極めアプローチをすることができるので、ぜひ実践して見てください!