恋愛の名言や愛の言葉の格言を紹介！好きな男性や女性に贈りたいメッセージも！

外国人は、日本人に比べて好きな女性や男性への愛情の表現方法がストレートです。そんな彼らは、恋愛や愛に関わる名言、格言も数多く残しています。その中から選りすぐって、恋愛に関する言葉をご紹介していきましょう。

外国人の文学者たちは、恋愛についての様々な言葉を残しています。恋愛について遠い昔に彼らが考えていたのことは、現代の私たちにも共感出来る部分があるはずです。なるほどと思う名言は、見つかるでしょうか。

「愛は支配しない、愛は育てる」という言葉は、ゲーテのとある著書に登場する言葉です。ある青年の悲恋を描いた「若きウェルテルの悩み」の作者としても知られるゲーテは、自身も恋多き人生を送った文学者でもありました。

「人間は幸せでなくても、愛さえあれば生きていける」という言葉を残したのは、ロシア生まれの大文豪であるドストエフスキーです。女性関係が奔放だったという彼は、同時に浪費癖持ちでもありました。年収以上の借金を抱えていた時期もあるといいます。

この言葉は、そんな彼だからこそ生み出すことの出来た名言だと言えるでしょう。愛情があれば幸せにもなれるので、逆に意味深にも聞こえる言葉です。

「愛する、それはお互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである」とは、星の王子様で有名なサン・テグジュペリの言葉です。ただ互いに見つめ合っているだけでは、世界も狭くなります。

本当にいい関係を築いていくには、同じ方向を見ることが大切なのです。そしてそれが愛するということだと、サン・テグジュペリは教えてくれているのです。

哲学者たちは、人生や世界観などについて追及していくのが仕事です。その中には、むろん恋愛に関することも含まれているのです。哲学者たちの考える恋愛観念に、共感出来る部分はあるのでしょうか。

「恋とは、重大な精神疾患である」と残したのは、西洋における三大哲学者の1人に数えられるプラトンです。楽しく喜びに満ちたイメージの恋も、アテネ生まれの哲学者にはこのように表現されるようです。

同時に、現代においても強く共感出来る部分もあります。恋とは時に、精神を狂わせるほどの力を持っているということでしょう。

世界的な人気女優であったマリリン・モンローも、多くの恋愛に関する名言を残しています。多くの男性に愛を振りまき愛に生きた女性は、どのような言葉を私たちに語りかけてくるのでしょう。

「真の恋人は、空を見ているだけでぞくぞくさせてくれるような人のこと」という名言を、彼女は残しています。ただ空を見ているだけでも相手のことを思い出すくらいだという、相手への深い愛情が見て取れる名言ではないでしょうか。

「私は愛を信じる。人を愛する時は、完全に信じることよ」という言葉も、マリリン・モンローは残しています。これは、恋愛の大前提となるような名言です。言葉はシンプルながら、実際に守るのが難しいことでもあります。

愛する誰かを信じ切ることが恋愛の大切さであるということを、彼女は私たちに伝えてくれているのでしょう。

愛情表現には奥手な日本人も、恋愛に関する多くの名言を残しています。面と向かって言えないからこそ、言葉の中に愛情を込めているとも考えられます。日本人による恋愛の格言の中には、どのようなものがあるのでしょうか。

日本の文学界にも、恋愛に関する名言や格言を残した人は多くいます。誰もが知っているあの有名な文学者も、愛情のこもった、美しい恋愛の言葉を残しているのです。愛情を言葉に載せるのが苦手な日本人は、恋愛についてどのように表現するのでしょう。

「人は、本当に愛しているなら、かえって愛の言葉など白々しくて言いたくなくなるものだ」というのは、太宰治による恋愛の名言です。実に日本人らしい名言だとも言えるでしょう。

言葉で伝えないのは愛情がないからではない、愛しているからこそ、わざわざ言う必要はないと言い切る、重みのある名言だと言うことも出来ます。

夏目漱石がI love youを「月が綺麗ですね」と訳したというのは、有名な逸話です。正確には、漱石が英語教師をしていて「我君を愛す」と訳した生徒に、「日本人はそんなことを言わない」として生まれたのが、この名言なのです。

率直に伝えられない愛情を月の美しさに載せた、文学者らしい恋愛の名言と言えるでしょう。

「月の光も雨の音も、恋してこそ初めて新しい色と響を生ずる」というのは、作家の永井荷風による言葉です。いつも何気なく目にしたものや耳にしていた音が、恋をして初めて違った姿を見せるというのは、実に文学的で美しい表現だと言えるでしょう。

今まで気にも留めなかったものの新しい側面に気付かせてくれるほどに、恋には大きな力があるのだということを教えてくれてもいます。

僧侶という立場の人は、ある意味では哲学者と近しいものがあります。彼らは人を救う言葉の数々を知っていますが、その中にはもちろん、人々をはっとさせる恋愛に関する言葉もあるのです。

恋愛に関して波乱の人生を送ってきた瀬戸内寂聴さんは、恋愛に関するこんな言葉を生み出しました。「男性と女性の間では憎しみは愛の裏返しで、嫉妬もまた、愛のバロメータである」というこの名言は、数々の難しい恋愛を経験した彼女だからこその言葉だと言えます。

歌手や俳優、演出家など、様々な顔を持つ美輪明宏さんは、恋愛や愛情にまつわるアドバイスも多く残してきています。山あり谷ありの人生を送ってきた美輪さんから発せられる言葉には、どんなものがあるのでしょうか。

「恋とは自分本位なもの、愛とは相手本位なもの」というこの言葉は、短いながら恋愛というものを的確に表していると言えるでしょう。恋と愛は、似ているようで大きく違ものだということも分かります。

「孤独な人ほど愛情が苦手、自分を守ろうとしないで、包み込むような愛情に身を任せてみては」という言葉も、名言といって差し支えないでしょう。愛情に飢える孤独な人ほど逆にそれが苦手で、上手く甘えたり頼ったり出来ないものです。

恋愛が上手くいかない時に触れられるように、心の中にしまっておきたい名言と言えるでしょう。

恋愛にまつわる名言の中には、告白の時に使いたいようなものもあります。相手への気持ちを上手く表してくれる名言や格言には、あなたの相手への愛情を伝えるのに役立ってくれるはずです。こちらでは、告白に関する名言や格言についてご紹介しましょう。

女性だって、勇気を出して男性に告白しなければならない時があります。そんな時には、恋愛の名言に頼って頑張りましょう。思わず男性に贈りたくなるような、告白にまつわる恋愛の名言はあるでしょうか。

「後悔とは、やってしまったことにするものじゃなくて、やらなかったことにするもの」「だから私は、チャンスが来たら必ずトライするわ」こう言ったのは、アメリカの人気女優であるキャメロン・ディアスです。

明るくパワフルなイメージの大きい彼女ですが、恋愛についても前向きなのが分かる名言と言えるでしょう。

「迷わないことが強さじゃなくて、怖がらないことが強さじゃなくて、泣かないことが強さじゃなくて、本当の強さって、どんなことがあっても前を向けること」ムーミンに登場する小さな女の子リトルミイも、恋愛において力をくれる名言を持っています。

誰かに自分の気持ちを伝えるには、強さが必要になる時もあります。あなたが告白する男性がそのことを分かってくれるような、力強い名言と言えるでしょう。

男性もまた、告白の時には名言や格言の力に頼りたいものです。好きな女性に思いを伝える男性を助ける言葉には、どんなものがあるのでしょうか。どんなものであっても、恋愛の名言はあなたを勇気づけてくれるはずです。

「男はつらいよ」シリーズの寅さんで人気を博した渥美清さんも、恋愛にまつわる名言を残しています。「思ってるだけで何もしないんじゃな、愛してないのと同じなんだよ」という言葉は、まさに愛を告白する男性を端的に表していると言えるでしょう。

ただ好きだと思っているだけじゃ意味がないんだ、だから告白したというあなたの心を、相手の女性もきっと分かってくれることでしょう。

イギリスの詩人、作家、司祭でもあったジョン・ダンは、まさに男性が告白の時に言うべき名言を残しています。「頼むから黙って、ただ愛させてくれ」という彼の恋愛の名言は、シンプルながら大きな意味を持っています。

男性からこんな言葉で告白されて、悪く思う女性はきっといないでしょう。愛の告白に長い言葉が必要なわけでないことを、この名言は教えてくれています。

相手への思いが自分の中ばかりで膨らんでいく片思いは、もどかしく切ないものです。恋愛の名言は、そんなあなたを励まし、時には告白の勇気を与えてくれます。片思いで曇るあなたの心を励ましてくれるのは、どんな名言や格言なのでしょう。

「最も永く続く愛とは、けっして報われぬ愛のこと」という言葉を残したのは、イギリスの小説家であるサマセット・モームという人物です。パリ生まれながら、孤児になりイギリスに渡った経歴を持つ彼も、そのように報われない愛を経験したのでしょうか。

片思いだからこそ長く続く愛だと考えたり、他の誰かと一緒になっても、忘れられない愛があると解釈することも出来る重みのある名言です。

「恋愛だって芸術だって、おなじだ、一体なんだ。全身をぶつけること。そこに素晴らしさがある」これは、太陽の塔を作った芸術家として有名な岡本太郎の言葉です。言葉の通り、彼にとっては芸術も恋愛も等しく、爆発するようなものだったのでしょう。

片思いは楽しいものでもありますが、一歩進んでこそ見えてくるものがあるということを、彼の名言は教えてくれています。

失恋という辛い経験もまた、恋愛の名言や格言によって癒すことが出来ます。こちらでは、失恋した時に聞きたい恋愛の名言を集めました。あなたの心にそっと寄り添う、そんな言葉を見つけてください。

外国人だって、当然失恋をします。彼らはその時、どんな言葉を胸にしてまた立ち上がろうとするのでしょう。外国人と日本人の感覚は違います。しかし、失恋の痛手を癒すための言葉に、国境はないのです。
 

「あなたを捨てた男のためなんかに泣いてはだめ、次の男があなたの笑顔に恋するかもしれないでしょ」何とも前向きなこの言葉は、メイ・ウェストというアメリカの女優です。過ぎた恋に顔を曇らせていると次の恋を失うことになると、この名言は教えてくれています。

「深く愛することが出来る者のみが、また大きな苦痛をも味わうことが出来るのだ」というのは、ロシアの文学者トルストイの言葉です。失恋して苦痛を味わうことも恋する者の特権であると、この名言は伝えようとしているのではないでしょうか。

「何もかも失われた時にも、未来だけはまだ残っている」と言ったのは、アメリカの人気ミュージシャンであるボブ・ディランです。恋が終わった時には、すべて失ったような気分になることもあるでしょう。しかし、まだ未来があるなら、希望を感じることも出来ます。

希望を持っていれば、その未来でまた新しい誰かに出会う可能性もあります。シンプルな言葉の中に、失恋を乗り越えるためのエールを感じます。

失恋に関して、日本人はどのような名言や格言を残しているのでしょうか。失恋をした直後は、何を見ても聞いても心に響かないものです。少し落ち着いた時に触れたい、失恋にまつわる名言をお届けしましょう。

「大丈夫、大丈夫、いつかはここを抜ける日がやって来る」とは、作家であるよしもとばななさんの言葉です。失恋で辛い時、誰かが隣でこんな言葉を掛けてくれたら嬉しいはずです。失恋を深刻に捉え過ぎないニュアンスに、逆に背中を押してもらえる言葉です。

「どんな悲しみに出会っても、それでも人生は生きるに値する」これは、作家の村上由佳さんによる言葉です。失恋がどんなに苦しくても、それで人生が終わったなんてことはないのです。どんなことが起きる人生でも、生きる意味はあるという強い名言です。

この世界には、恋愛や愛情に関わる言葉が何と多いことでしょう。言葉は、私たちに力を与えてくれます。時にそれは背中を押し、時には寄り添って悲しみを癒してくれます。あなたにとっての、恋愛の名言は見つかったでしょうか。