会話力の鍛え方!コミュニケーション力を高めるおすすめ本やセミナーは?

会話力の鍛え方!コミュニケーション力を高めるおすすめ本やセミナーは?

人とお付き合いするうえで欠かせない会話力ですが、その鍛え方を解説します。合わせて、ビジネスなどでも役立つ会話力アップの方法を紹介したおすすめ本やセミナーも取り上げます。また、会話力のテクニックを英語で3つに分けで分析します。

記事の目次

  1. 1.会話力の基本要素とは
  2. 2.会話力がある人の特徴
  3. 3.会話力が無い人の特徴
  4. 4.会話力アップをするメリット
  5. 5.会話力アップのための3段階
  6. 6.会話力の鍛え方
  7. 7.タイプで別れる会話力テクニック
  8. 8.会話力向上の為のセミナー
  9. 9.会話力やコミュニケーション能力を上げる本
  10. 10.会話力を鍛えて初対面の人と楽しく会話をしよう!

会話力の基本要素とは

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会話力の鍛え方を見る前に、会話力がどのような基本要素で構成されているのかを考えてみましょう。普段会話をしていると、その構成要素などとは思いもよらないことでしょうが、改めて考えてみると大切なことに気づきます。

話のリズムや意味が伝わっていること

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まず、会話力の第一の構成要素は、話のリズムです。リズムが悪い会話をすると、相手に思うように考えていることが伝わりません。リズム感というものは非常に大事なもので、コミュニケーションにおいてはこのリズム感があるなしは大きな意味を持ってきます。

ただ、会話が苦手だという人はリズムよく相手に応じることができない場合があります。そのような場合は、相手が少し気を利かせて、考える余裕を与えることで、うまく会話ができるように導くことができます。

リズムと言えば、会話のキャッチボールがテンポよく行かなくてはいけません。質問をして、短く答えて終わりというのでは味気ないです。質問と返答がいいリズムで行われ、会話が弾むようにするのが優れた会話力です。

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日本語は英語ほどリズムとテンポのいい言葉ではありません。この点については英語のほうが勝っていますが、だからと言ってリズム感の悪い話し方をしていいというわけではありません。英語の話し手のように機関銃のごとく話す必要はありませんが、それでも一定のリズムが大事です。

最近は英語のニュースも衛星放送やケーブルテレビなどで簡単に見られるようになっています。英語と日本語ではリズム感が違うとはいっても、英語圏のキャスターが小刻みに言葉を連ねる様子はとても参考になります。

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次の会話力の構成要素は、意味が伝わることです。当たり前と言えば当たり前の構成要素ですが、意外に意味が伝わらない会話をする人がいます。会話をする場合、相手にわかりやすく状況を説明し、言いたいことをうまく伝える必要があるのですが、それができない人がいるのです。

会話の鍛え方については後程詳しく解説しますが、意味が伝わる会話というのは基本中の基本です。これで初めて会話のキャッチボールがテンポよく行えるようになり、リズムもよくなっていきます。つまり、リズムと意味が伝わることは表裏一体の関係とも言えます。

会話力がある人の特徴

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会話力を身に付けて上手に話をしたいという人も多いでしょうが、それには会話力がある人の特徴を知っておかなければいけません。それで初めて、その特徴に倣うようになり、自分の会話力も磨かれます。そこで、その特徴を詳しく見てみましょう。

聞き上手で相手の話を引き出す

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会話力がある人の第一の特徴は聞き上手なことです。相手の話をよく聞き、うまく聞きたいことを引き出します。それに応じてテンポよく自分も答えていきます。聞き上手というのは素晴らしい長所で、自分だけでなく相手も会話がしやすくなります。

話を聞いている時に、いいリアクションで反応されると、相手の調子もよくなってきます。相槌を適度に入れ、場合によったら手ぶりや身振りで反応すると、相手の会話も弾んできます。そこへ上手に自分の返答を入れられればいいコミュニケーションができます。

会話のネタが豊富

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会話力がある人は、ネタや話題が豊富です。会話をしていて一番気まずいのは、ネタや話題がなくなって、沈黙となることですが、会話力がある人にはそういうことはありません。一つのネタについて話し終わると、いつの間にか次の話題を見つけています。

会話力がある人がネタや話題を見つけるのがうまいのには理由があります。それは、ニュースをよく見たり、SNSを利用したり、いろいろな本を読んだりして、日ごろから情報収集しているからです。つまり、努力を惜しまないからこそ、ネタや話題が尽きないのです。

初対面相手にも話ができる

仲のいい友達が相手なら、会話のリズムも弾むというものですが、初対面の人が相手だとどう話を進めたらいいのかわからない場合があります。そのために、会話が弾まず、ぎこちない雰囲気になるケースもあるでしょう。

しかし、会話力がある人は初対面の人が相手でもうまくリードし、会話を進行させます。相手次第でフレキシブルに対応できるということであり、優れた能力の表れです。それだけに初対面の人ともコミュニケーションが取りやすいです。

愛想が良くて親しみやすい

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会話力があって、性格が悪いという人はいません。会話力がある人は愛想もよく、親しみやすいです。気さくには話ができるという雰囲気をいつも振りまいています。つまり、自分自身も会話力があるのですが、相手の会話力も引き出すのです。

愛想がよく、親しみやすい会話力がある人は、人からも好かれます。初対面の人でもすぐに気に入ってしまうことがあります。誰から見てもコミュニケーションが取りやすく、付き合いやすい人なのです。ビジネスシーンでもその性格が活きてきます。

自分の意見・主張をはっきり伝える

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周囲に気を使いすぎ、自分の意見や主張を明確に述べられない人がいます。しかし、それだと、周りの人もその人が何を考えているのかわからなくなり、不信感を抱く場合があります。そうなれば、信頼されにくいという悪循環に陥ります。

ところが、会話力がある人は、自分の意見や主張をはっきりと伝えます。それによって、どのようなことを日頃考えているのか周りの人も理解しやすくなります。それが信頼へとつながっていくのです。ビジネスでもこれは大事なことです。

わかりやすく簡潔に話す

くどくどとした説明を長々とする人がいます。それだと相手もわかりにくくなり、会話のキャッチボールが進みません。会話力がある人は、話が理解しやすく簡潔な場合が多いです。それによって、互いのコミュニケーションがスムーズに行くようになります。

ビジネスにおいても、簡潔な話というのは非常に大事です。要点を押さえて、相手に伝わりやすく話さないと、仕事が進めにくくなります。その点、会話力がある人は、うまく内容をまとめて話すのが上手です。

ジェスチャーもうまく使う

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会話力のある人は、会話の最中上手に身振り手振りなどのジェスチャーを使います。身振り手振りはあまり大げさになると、不快に感じる人もいますが、会話力のある人の場合はその使用度合いがちょうどよく、会話とのリズム感が絶妙です。

質問がうまい

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会話においてよく使われる形式が質問とそれに対する答えです。このやり取りがスムーズに進むと、コミュニケーションが取りやすくなります。ビジネスシーンでもこの形式でよく会話が行われます。

会話力がある人は、その質問の持っていき方がうまいです。相手が答えやすいようによく考えた質問をします。質問が下手だと、単に「Yes」「No」と答えるだけで終わってしまいますが、会話力がある人はそのような質問はしません。

変な口癖がない

変な口癖がある人とは会話しにくいものですが、会話力がある人にそのような人はいません。今はやりの若者言葉は使わないし、余計な言葉である「あ~」「え~」「う~」などは会話に挟みません。言いたいことが口からスムーズに出て、大人っぽい単語で話します。

1センテンスが短い

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話が簡潔なこととも関係がありますが、会話力がある人の1センテンスは短いです。やたらと長いセンテンスで話す人がいますが、それだと話の焦点がわかりにくくなり、自分の考えていることが伝わりにくくなります。

例えば、「~であるから、~であって、だからこうなって、その後はああなって、そしてこのようになったのです」などと話されたのでは、何を言いたいのかつかみにくくなりますが、会話力がある人はそのような話し方をしません。

あいまいな表現は避ける

会話力がある人は、あまりあいまいな言い方をしません。何でもはっきりと、明確に述べます。そのため、コミュニケーションが取りやすく、相手も話を進めやすくなります。ビジネスシーンでは、これも最も大切な会話の要素です。

専門用語は使わない

専門用語もできるだけ使わないのが会話力がある人です。専門用語で話しかけられると、相手も意味がわからない場合が多く、会話が弾まなくなります。会話力がある人は双方向でのコミュニケーションを大事にするので、やたらと難しい言葉を会話では使いません。

仮に専門的なビジネスをしていても、会話力がある人は専門用語を理解しやすいように砕いて説明してくれます。したがって、会話のキャッチボールが止まってしまうということもなく、そのまま進んでいきます。

NGな話題は取り上げない

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政治や宗教などの個人の思想に関することを会話で取り上げると、それだけで話がこじれてしまい、穏やかな雰囲気が壊れることがあります。その点、会話力がある人はどのような話題なら会話にふさわしいか心得ています。したがって、NGな話題は取り上げません。

具体例を挙げるのがうまい

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会話力がある人は、上手に具体例を挙げながら会話を進めていきます。そのため、抽象的な話でもわかりやすくなり、相手も話に乗ってきます。比喩表現も巧みで、いろいろなたとえを出しながら言いたいことをうまく伝えます。

会話力が無い人の特徴

会話力のある人に対して、会話力がない、つまり会話が苦手という人がいます。そのような人はどのような特徴を持っているのか見てみましょう。もし自分がその特徴に当てはまるようなら、改善の努力をする必要があるでしょう。

人の話をしっかり聞かない

会話力がない人は、人の話をしっかり聞きません。自分の言いたいこと、したいことのみを考え、相手に対する気配りがありません。しかし、会話というものは双方向のコミュニケーションで成り立っているので、これでは会話が進みません。

そんな態度では、相手にもわかってしまい、それ以上相手も会話をしようという気がうせてしまいます。そうなれば、自分が言いたいと思っていたことも話せずじまいになってしまいます。つまり、会話ができなくなるのですから、会話力がどうのこうのという段階以前の問題です。

コロコロ話が変わる

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話がコロコロ変わるのも会話力がない人の特徴です。もちろん、日常の会話というものはとりとめがないものであり、いろいろな話題を取り上げるのが普通ですが、あまりにそれが過ぎると、相手も不快になります。

一つの話題について話していたかと思うと、相手の返答も聞きもせず、次の話題に移るという人は要注意です。それでは、会話というコミュニケーションが成立しません。相手に話させる以前に話題を変えるようでは、会話力がないと言われても当然です。

自分が正しい

どんな親しい友人でも、意見や考え方が異なることはあります。それでも、会話力がある人は相手の言うことを黙って聞き、途中で遮って反対したりはしません。ところが、会話力がない人は、自分が常に正しいと思うあまり、反対意見を聞くと、不機嫌になります。

その結果、会話が進展しにくくなり、気まずい雰囲気も流れ、コミュニケーションが取りにくくなります。人間、反対意見を聞いたら、自分の意見がどうであれ、それを落ち着いて聞き流す必要もあります。

それができずに、自分は正しいとばかり言い張っていたら、会話というキャッチボールも成立しにくくなります。それが会話力がないと言われるゆえんです。

すぐに勘ぐる

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会話力がない人は上手に表現ができません。そのため、意味深な言葉を使うことも多くなり、何かをにおわすような言い方をする場合もあります。ところが、それだけでは済みません。相手も同じように何かを含めたような話し方をしているのではないかと勘繰るのです。

相手としては普通に自分の思っていることを述べているだけなのに、無用に勘繰られると、話もしにくくなります。そうなれば、互いのコミュニケーションもはかどらなくなり、会話も弾みません。自分が会話力がなくても、ほかの人がそうだとは限らないのに、そうは思わないようです。

アドバイスが好き

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アドバイス好きなのも会話力がない人の特徴です。会話力がない人は、相談されるや否や、十分に話を聞き終わらないうちにもうアドバイスに移る場合があります。つまり、相手の気持ちへの配慮が足らないのです。

相談する人は、まず話を十分に聞いてもらい、心の重みを取り払いたいと考えています。アドバイスは次の段階で受けようというつもりですが、会話力がない人は会話自体が面倒なのか、すぐに自分の考えを押し付けようとします。

自分語りをする

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会話力がない人は、すぐに自分の方へ話を持っていこうとします。「私だったらこうする」とか「自分的にはこう思う」などと自分の意見を言いたがります。しかも、聞いてもいないのにそう言う場合があります。これではいいコミュニケーションになりません。

自分語りをする人には、相手も気分がよくなくなり、会話を打ち切りたくもなるでしょう。会話は双方のキャッチボールで進むものですが、自分の考えばかり言う人は、会話を上手に運ぶ能力がない人であり、会話力がない人ということになります。

結論を急かす

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結論を急がすのも会話力がない人の悪い特徴です。会話力がない人は、人の話を全部聞くのが面倒なので、結論だけ聞けばいいと思っています。相手としては、途中経過も重要であり、それがあっての結論ですが、会話力がない人はそう考えません。

会話力がない人は、そもそも会話をするのが好きでない場合があります。そのため、長い話になるのを嫌がり、途中で遮って、とにかく結論をとせかします。ビジネスシーンでこのような癖がある人は要注意です。

会話力アップをするメリット

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会話力をアップすると、どのようなメリットがあるのか見てみましょう。日常生活でもビジネスシーンでも会話力は欠かせない要素であり、それが備わっている人にはいいことも多そうですが、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。

ビジネス等でプレゼンが成功しやすくなる

会話力がある人は、自分の意見や考えをまとめるのがうまいです。それだけに、ビジネスシーンにおけるプレゼンなどでは、言いたいことを簡潔に的確に表現できます。これは仕事をしている社会人にとってとても大きなメリットです。

また、単に自分の意見や考えを伝えるだけでなく、聞いている側のイメージもうまくつかめるので、反応に注目しながら臨機応変に対応ができます。質疑応答の時間の使い方も巧みで、双方向のコミュニケーションもうまいです。

信頼関係を構築しやすい

会話力のある人は、上手に会話を進めながら相手の心もつかんでいくので、信頼関係の構築がしやすいです。会話をしている最中にも相手の話もよく聞き、自分の意見も押し付けないことから、相手にも頼りにされます。

これはプライベートな関係でも、ビジネスにおける人間関係でも非常に重要なことです。信頼があって初めて関係というものは深まるので、それができる会話力がある人は貴重な存在です。

異性からモテやすい

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会話がうまい会話力がある人は、異性からモテます。会話が達者ということは、話題も多いし、話をしていても面白いです。人間は面白い人には自然と惹かれるようになるので、会話力がある人は異性から人気があるというわけです。

また、会話力がある人は、すでに解説したように聞き上手でもあります。人の話を最後まで真剣に聞いてくれます。それだけに異性から見ると、話をしたい、相談をしたい相手と感じられるようです。

会話力アップのための3段階

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会話力がアップする様子を段階に分けてみましょう。段階は、英語で「step(ステップ)」と言いますが、そのステップを1段1段登っていくことで会話力がうまくなって行きます。そこで、一つ一つの段階について説明しましょう。

第1段階・最低限の会話が可能

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会話力の第1段階は、最低限の会話ができることです。この段階では、当たり障りのない会話なら難なくこなせるでしょう。しかし、初対面の人相手や難しい場面では、気後れしてしまい、会話がしどろもどろになることも考えられます。

この会話力の段階で満足していてはいけません、あとで取り上げるセミナーや本なども活用しながら、少しでもコミュニケーション能力を高めて、会話力の鍛え方を身に付ける必要があります。

第2段階・日常や仕事での会話が自然にできる

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会話力の第2段階は、日常や仕事での会話が自然にできることです。この段階では、プライベートでもビジネスシーンでも会話自体に困るということはありません。そつなくこなせるでしょう。しかし、十分な会話力というわけではありません。

日常や仕事での会話が自然にできると言っても、会話に深みがなかったり、表現力がいまいち乏しかったり、話題が不足していたりということはあります。やはりセミナーや本などを利用した会話力の鍛え方をして、コミュニケーション力をアップさせましょう。

第3段階・自由自在に会話ができる

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会話力の第3段階は、自由自在に会話ができることです。ここまで来れば、その人の会話力も相当なものです。人を楽しませるすべも心得ているでしょうし、相手の話を引き出すのもうまいはずです。他人の本音に迫る会話もできるようにもなっているでしょう。

これは、セミナーや本で会話力の鍛え方をしたことの成果だけでなく、実地の会話を数多く体験したが故の結果でしょう。日頃の努力が実ったとも言え、このような人はプライベートでもビジネスシーンでも信用されます。

会話力の鍛え方

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会話力の鍛え方を考えてみましょう。鍛え方を知らないと、いつまで経っても会話力が前進しませんから、頭に叩き込んでください。そうすれば、見る見るうちに会話力が磨かれていることがわかるようになるかもしえません。

褒めて会話を切り出す

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初対面の人、あまりよく知らない人相手だと、どうしても会話を進めにくくなります。そこでおすすめの方法が相手を褒めて会話を切り出すことです。この会話力の鍛え方は、誰にでも通用します。

というのも、褒められて嫌な人はいないからです。褒められれば、気も楽になるし、相手への警戒感も薄れます。それによって、初対面の人や良く知らない人でも打ち解けて、会話を進めやすくなります。そうなれば、そのテンポにこちらも乗るだけです。

相手の褒め方ですが、ビジネスシーンなどでは女性の場合、アクセサリーや服装、持ち物、髪形などを取り上げるといいでしょう。男性の場合は、腕時計やモバイル製品、スーツの仕立てや生地などを対象にするとうまく行く場合があります。

5W1Hで会話を深堀

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次の会話力の鍛え方は、5W1Hを駆使して、会話を深堀することです。会話力がある人は質問の仕方もうまいですが、それは5W1Hで尋ねるからです。5W1Hとは、Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、WHY(なぜ)、What(何を)、How(どのように)したかという質問です。

あまりしつこい質問になってはいけませんが、詳しく相手に尋ねると、相手も話に乗ってきます。思わず自分から丁寧に説明するようになるかもしれません。そうなれば、こちらも反応しやすくなります。格好の会話力の鍛え方と言えるでしょう。

ビジネスシーンでも5W1Hの質問は、問題を的確にとらえるのに役立ちます。ビジネスにおいては、事の本質をいかにつかむかが重要なので、5W1Hで会話を進めるのもおすすめです。

共通のポイントを探す

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お互いが知らないこと、関係がないことを話題にしても会話は弾みません。それよりは、共通ポイントや共感できる点を探した方が話が進展します。したがって、会話力の鍛え方では、いかに共通点を探せるかが大切になってきます。

気心が知れた人なら共通点を探すのは簡単でしょうが、初対面の人だとすぐには見つかりません。では、どうしたらいいかですが、趣味や関心があること、出身地、好きな俳優などを聞いてみて、確認するのもいいでしょう。ビジネスシーンでも応用ができます。

相手が話したいと思うような話題を選ぶ

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会話は双方のコミュニケーションで成り立っています。自分の言いたいことを言っているだけでは会話力の鍛え方はできません。そこでおすすめの鍛え方は、相手の話したがっていそうなことを話題にしてみることです。

それなら相手も積極的に会話に入ってきます。そのため、話も盛り上がり、互いのコミュニケーションもはかどります。会話力を増そうともったら、このように相手へ配慮することも必要で、これによっていい会話力の鍛え方ができます。

表現力をプラス

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会話力の鍛え方では表現力も重要です。表現力とは、ジェスチャー、表情、抑揚などです。これらの要素にひと工夫加えることで、会話力の効果的な鍛え方ができます。表現力が豊かな人は、コミュニケーション能力にも長け、会話の進め方もうまいです。

その鍛え方のコツですが、まず自然なジェスチャーや表情を心がけましょう。わざとらしく作ったものでは、相手もそれに気づき、面白くないかもしれません。それから相手の反応に応じて、表現力を変えていくのもいい方法です。

もう一つ表現力の鍛え方に加えていいものが語彙力です。豊かな語彙力があって、平易な言い方をすれば、相手も感心します。それによって、コミュニケーションも思うように進められるようになります。いずれにしろ、どれもさっそく取り入れてほしい会話力の鍛え方です。

ユーモアを取り入れる

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ユーモアを取り入れるのも会話力の鍛え方になります。ユーモアは雰囲気を和らげる効果が絶大で、会話も弾みやすくなります。ビジネスシーンというお堅い場面でも、ユーモアによって話を進めやすくなる場合もありますが、時と場所にもよります。

ユーモアと言っても、下品なジョークや体を張った大げさな演技ではありません。その場が楽しくなり、会話をしている者同士が打ち解けやすい雰囲気になるものです。このユーモアの鍛え方がうまく行くと、相当なコミュニケーション力が付きます。

初対面で会話が続かない人必見!異性とも話を弾ませるネタやコツを伝授のイメージ
初対面で会話が続かない人必見!異性とも話を弾ませるネタやコツを伝授
初対面の人と会話する時、話が続かないと苦手意識を感じることはありませんか?初対面の異性や同性に対する会話の切り出し方を覚えるとスムーズに話が進みます。初対面の人と会話する時のコツや、話が続くネタを知って、交友関係を広げていきましょう。

タイプで別れる会話力テクニック

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会話力テクニックをタイプで分けてみましょう。英語を使ってのタイプ分けとなります。英語と言っても難しい言葉ではないので、それほど気にする必要はありませんが、英語という特徴をよく活かした分け方になります。

それぞれの英語で3つのタイプに別れる

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会話力テクニックは英語で3つのタイプに分かれます。その英語とは、Visual、Auditory、Kinestheticです。それぞれの英語の意味は、視覚の、聴覚の、運動感覚のということです。これらの英語がどんなタイプを表しているのか見てみましょう。

Visual

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最初に紹介する会話力のタイプは、Visualという英語で表されます。この英語の意味が視覚のということは説明しましたが、視覚と言っても目の前にあるものを見るということではありません。頭の中に浮かんだイメージの視覚化がうまいということです。

そのイメージから次々と言葉が生まれ、会話を流暢に進めていくタイプが英語のVisualということになります。頭の回転が非常に速い人です。

Auditory

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次の会話力のタイプは、英語のAuditoryです。聴覚のという英語ですが、特に聴覚を使いながら会話を進めていくタイプです。このタイプの人は、適度なスピードとリズムで話をします。相手の言うこともよく聞き、心地よいコミュニケーションがお互いの間でできます。

Kinesthetic

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あまりなじみのない英語かもしれませんが、Kinestheticという言葉があります。この英語で表される会話力のタイプは、感覚重視ということです、体で感じたことを言葉で表現しながらコミュニケーションを進めていきます。

この英語で表されるタイプの人は、ややゆっくり会話をする傾向にあります。Visualなタイプとは違い、体感で話を進めていくので、スローな印象を持たれることもあります。

会話力向上の為のセミナー

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会話力を向上させるセミナーにはいろいろなものがありますが、一例を紹介しましょう。セミナーでは直接指導を受けられるので、本などによる勉強よりも効果がある場合があります。そこで、そのセミナーの内容を詳しく見てみましょう。

Lesson① 会話の瞬発力・共感力を磨く

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セミナーのLesson①は、会話の瞬発力と共感力を磨くです。瞬発力を磨くと、いい話題、適切な話題をすぐに思いつけるようになります。共感力では、話し手に共感し、気持ちのいい反応をします。ともに大事な能力なので、セミナーでしっかり学びます。

Lesson② 季節の鉄板ネタが身につく

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次のセミナーでは、季節の鉄板ネタが身に付きます、季節と言っても、その話題だとは限りません。では、どういうことかというと、話しかけてから話題を振りまいて、相手の話を引き出し、親しみを感じるまでの流れを学びます。重要なセミナーのポイントです。

Lesson③ 共通点の無い人と話す

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共通点がない人と会話をするのは難しいものですが、セミナーのLesson③ではそのような人との会話の進め方を学びます。趣味、出身地、ビジネス、年齢など共通点がなくてもは会話を弾ませる材料があるので、その方法をセミナーで教えてくれます。

Lesson④興味を持つと会話が生まれる

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会話をする場合、相手に興味を持つことがうまく話しを進めるコツとなりますが、その方法をセミナーのLesson④で勉強します。興味を持てば、話をする糸口も見つけやすくなり、相手も乗ってきますから、それをセミナーで身に付けてしまいましょう。

Lesson⑤伝え方を変えれば相手がノッてくる

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同じ話でも話し手によって伝え方が違います、そのために、面白くなったりつまらなくなったりします。そこで、セミナーのLesson⑤では、伝え方を変えるコツを紹介します。これがうまくできれば、相手も乗ってきて、真剣に話を聞いてくれます。

Lesson⑥10分で話し上手になる

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セミナーのLesson⑥は、10分で話し上手になるです。話し上手な人は、話題の見つけ方がうまいですが、それは特別大きな出来事があるからではなく、日々の暮らしの中から効果的にテーマを切り取るからです。そのコツをこのセミナーで習得します。

Lesson⑦自分の魅力が相手に伝わる

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会話を進めていくうえで、重要なポイントは自分の魅力をいかに相手に伝えるかです。それによって、相手も興味を持ってくれて、コミュニケーションがはかどります。これは、婚活、飲み会、ビジネスの勉強会などでも大切なので、このセミナーで学びます。

Lesson⑧複数人の中でも楽しく会話

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セミナーのLesson⑧は、複数人の中でも楽しく会話するです。2人だけの会話なら何とかこなせるが、人数が多くなるとうまくできないという人がいます。うまく話に乗れないとか、会話に加わりにくいとかいろいろ理由があるでしょうが、複数人での会話術をこのセミナーで身に付けます。

会話力やコミュニケーション能力を上げる本

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会話力向上のためのセミナーに続いて、本の紹介です。本を通して会話力やコミュニケーションをアップさせるという方法もあり、その目的にふさわしい本がいくつかあります。ここでは3つの本を紹介するので、興味がある人はぜひ読んでください。

1分で話せ・伊藤 羊一(著)

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最初のおすすめの本は、『1分で話せ』伊藤 羊一著です。長すぎる話は人を飽きさせますが、この本では1分という短い時間で簡潔に話すコツを伝授しています。この本はビジネスシーンなどには特に役立ち、社会人は目を通しておくと、実際の会話の場面に活かせます。

伝え方が9割・佐々木 圭一(著)

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次のおすすめの本は、『伝え方が9割』佐々木 圭一著です。この本では、伝え方の重要性について述べています。話をする場合、伝え方で十分に相手に理解してもらえるかどうかが変わってきますが、そのコツを教えてくれます。日常会話でもビジネス会話でも有益な本です。

超一流の雑談力・安田 正(著)

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雑談と言うとくだらない話を適当にしているだけと思う人もいますが、雑談といえども、楽しくするためには努力も必要です。この本では、その雑談をテーマに超一流になる術を紹介しています。プライベートでもビジネスの場でも、この本を読めば雑談がしやすくなるでしょう。

雑談ネタの見つけ方を紹介!会話が苦手な人でも上手くなるコツは?のイメージ
雑談ネタの見つけ方を紹介!会話が苦手な人でも上手くなるコツは?
初対面の人やあまり親しくない人との会話では間を持たせにくくなるものです。そんな時の突破口に鉄板の雑談ネタを持っておくと会話に花が咲き、盛り上げることが出来ます。この記事ではそんな雑談ネタの上手な見つけ方や雑談のコツをご紹介します。

会話力を鍛えて初対面の人と楽しく会話をしよう!

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ここまで、会話力のある人の特徴、会話力の鍛え方、英語で表す会話力力テクニックなどについてお伝えしました。会話力がある人にはいくつもの優れた特徴があり、メリットも大きいです。したがって、会話力を鍛えて、どんな人とも楽しく話し合えるようにしましょう。

milky
ライター

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WEBライターを長年続けています。書くことと調べることはなによりも好きで、1日中パソコンにかじりついている私です。これからも皆さんのお役に立てる記事を書くべく、最大限の努力をします。パソコン以外では、コーヒーを淹れたり飲んだりするのが大好きです。好きなコーヒーを飲みながら楽しくWEBライティングをしています。

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