観葉植物で室内に緑を増やそう!
室内をやすらぎの空間に変えてくれるのが「観葉植物」です。室内に「観葉植物」を置くだけで室内の雰囲気が大きく変わります。「観葉植物」を置くと室内の雰囲気が変わるとわかっていても初心者にどんな「観葉植物」を室内に置けば良いのかがわかりません。
また室内(日陰)ではどんな「観葉植物」が育てやすいのかも知りません。そんな「観葉植物」を室内に置いた経験のない初心者に室内(日陰)におすすめの「観葉植物」の選び方を説明していきます。
また室内(日陰)向けの「観葉植物」の種類とその「観葉植物」の特徴なども初心者でもわかりやすく説明をしていきます。
さらに室内(日陰)で「観葉植物」が育てやすい環境の作り方と「観葉植物」を枯らさない育て方のポイントなどについても説明をしていきます。
観葉植物とは
「観葉植物」の選び方を説明する前に、「観葉植物」とはどんな植物なのかを説明します。「観葉植物」の言葉は耳にしたことはあるけど「観葉植物」の知識がない初心者には「観葉植物」がどんな植物なのか知りません。
まずは初心者にわかるように「観葉植物」とはどんなものなのかをみていきましょう。「観葉植物」とは植物に咲く花を楽しみのではなく、植物の葉っぱを見て楽しむ植物のこと呼びます。
つまり葉を鑑賞する植物のことを「観葉植物」と言います。「観葉植物」というと室内をおしゃれにしてくれるアイテムです。そのことを考えると「観葉植物」の歴史は浅いのかとイメージします。
しかし、「観葉植物」つまり葉を鑑賞することは江戸時代にも習慣としてあったとされています。また「観葉植物」にはいくつかの楽しみ方があります。次項から「観葉植物」の楽しみ方について説明をします。
「観葉植物」の楽しみ方
「観葉植物」の楽しみ方には鉢植えといった楽しみ方があります。「観葉植物」の楽しみ方「鉢植え」とは日本的な素焼き鉢、洋風のデザインをしたテラコッタ鉢、おしゃれなスリット鉢などを1つの鉢に植えて楽しむ方法です。
また「観葉植物」の楽しみ方には、土を使わない水だけで栽培するハイドロカルチャーといった楽しみ方があります。土を使わないので室内向けの「観葉植物」の楽しみ方といえます。
さらに「観葉植物」の楽しみ方には、鉢に「観葉植物」を入れるのではなく、ガラスの容器に「観葉植物」を入れて楽しむテラリウムといった方法があります。
室内で「観葉植物」を楽しむ選び方をすれば、ハイドロカルチャーとテラリウムの楽しみ方がおすすめです。鉢植えは室内の「観葉植物」の楽しみ方にはおすすめできませんが知識として覚えておきましょう。
室内で育てやすい観葉植物の選び方
「観葉植物」の楽しみ方について説明をしてきました。ここでは室内で育てやすい「観葉植物」の選び方について説明をします。室内で育てやすい「観葉植物」の選び方のポイントは4つほどあります。
「観葉植物」の選び方のポイントには置き場所での選び方、半日陰で育つ観葉植物の選び方、害虫の付きにくい種類での選び方、水やりの頻度の選び方があります。
置き場所で選ぶ
室内で育てやすい「観葉植物」の選び方には置き場所で選ぶがあります。「観葉植物」は日光と水分によって育ち、また枯らすことなく栽培をすることができます。日陰に置くと「観葉植物」を枯らすことになります。
そのため室内のどこに置けば日光が当たるかを考えて「観葉植物」を置く場所を決めることが室内で育てやすい「観葉植物」の選び方のポイントです。住まいの作りにもよりますが、日陰にならない場所はベランダ側の窓際があります。
直射日光が苦手
窓際は日当たりがよく「観葉植物」が育てやすい場所といえます。しかし、「観葉植物」の種類によっては直射日光が苦手な「観葉植物」もあります。
「観葉植物」について知識が少ない初心者の人は「観葉植物」が日陰でも育てやすいのか直射日光の方が育てやすいのかをよく確認してから購入することをおすすめします。
「観葉植物」には日光は大事になります。しかし、日当たりが抜群でなくて「観葉植物」は育ちます。つまり「観葉植物」には適度な光があれば育つということを初心者は知識として覚えておきましょう。
バランスも大事
室内で育てやすい「観葉植物」の選び方の置き場所では、適度な日差しが当たる日陰にならない場所に置くことが大事になります。その他にも大事になるのが、インテリアとのサイズのバランスです。
サイズが小さいインテリアの場所に大きな「観葉植物」を置くとインテリアの良さが死んでしまうことになりかねません。
また背の高い「観葉植物」をインテリア近くに置くと「観葉植物」が邪魔になり、インテリアをうまく使うことができなくなります。そのため置く場所に合わせた「観葉植物」の選び方が大事になります。
半日陰で育つ観葉植物
室内で育てやすい「観葉植物」の選び方には半日陰で育つ観葉植物を選ぶがあります。半日陰で育つ観葉植物つまり直射日光のように強い光ではなく、適度な日差しが当たれば育つ観葉植物を選ぶことです。
日陰のような場所でも枯れるこなく育つ「観葉植物」があります。また直射日光のように強い光では葉が焼ける「観葉植物」もあります。
直射日光のように強い光
室内の半日陰のような場所つまり日当たりが悪い場所とは、朝と夕方だけ直射日光が差し込む場所になります。
また直射日光が差し込むけど室内までは差し込まないといった場所になります。直射日光のように強い光では葉が焼ける「観葉植物」は日差しの弱い場所に置くようにしましょう。
害虫の付きにくい種類
室内で育てやすい「観葉植物」の選び方には害虫の付きにくい種類の「観葉植物」を選ぶがあります。「観葉植物」には肉眼でが見ることができない小さいハダニ、カイガラムシなどの害虫がつくことがあります。
また「観葉植物」には体長2ミリほどの小さいコナジラミ、アブラムシなどの害虫もつきます。また小さいサイズではないのですが、ナメクジがつくこともあります。
「観葉植物」に害虫がついた状態にしておくと「観葉植物」の育ちに影響を及ぼすことになります。また「観葉植物」に害虫がついた状態で室内に置くことには抵抗を感じます。
害虫の駆除
そのため「観葉植物」に害虫がついてしまった場合は、水で流したり、布で拭き取ったりして害虫の駆除が必要になります。そんなことにならないように害虫がつきづらい「観葉植物」の選び方が大事になります。
またどんな害虫がつきやすいのかを事前に確認しておくことも大事になります。さらに害虫がついた「観葉植物」の害虫の駆除の仕方も知っておきましょう。ここでは初心者にもわかりやすく「観葉植物」についた害虫の駆除の仕方を説明します。
駆除方法
「観葉植物」についた害虫の駆除の仕方は害虫の種類によって変わります。小さいハダニ、カイガラムシなら水の力で落とすことができます。水の力で落とすことができない場合はセロテープ・ガムテープなどを使って取り除く方法があります。
ナメクジなど小さいサイズでない害虫の駆除の方法は、水に浸した布で拭き取る方法がおすすめです。この場合は「観葉植物」の葉っぱを傷つけないように注意しながらやる必要があります。
害虫の大きい、小さいに関わらずどんな害虫でも駆除できるのが薬剤を使った駆除方法です。薬剤を使った駆除方法は即効性はあります。しかし、使う時には周りに小さいお子様やペットなどがいないことを確認して使うようにしましょう。
害虫がつかない
害虫の駆除を説明しましたが、「観葉植物」に害虫がつきづらくなる方法があります。知識のため紹介します。「観葉植物」の葉っぱに定期的に水をかけるつまり葉水することです。
また「観葉植物」の周りに水分があると害虫が発生しやすくなります。そのため鉢などの受け皿に水分を残さないようにこまめに捨てることです。
また害虫除け用の粒剤を使う方法があります。「観葉植物」の根の部分にあらかじめ粒剤を置く方法です。粒剤のため周りに小さいお子様やペットがいても気にすることなく使えます。
さらに腐葉土など虫が生息している土を使いないことも「観葉植物」に害虫がつきづらくなる方法になります。
水やりの頻度
室内で育てやすい「観葉植物」の選び方には「観葉植物」の水やりの頻度があります。時間に余裕がある人であれば水やりの頻度はそれほど重要なポイントではありません。しかし、忙しい人には水やりの頻度が少ない「観葉植物」を選ぶことは大事なポイントになります。
初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物
初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物を紹介していきます。初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物にはペペロミア・ワイヤープランツといった「観葉植物」があります。
初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物にはアグラオネマ マリアがあります。次項から初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物の種類ごとに説明をしていきます。
ペペロミア
初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物には「ペペロミア」があります。ペペロミアは緑色をした葉っぱに特徴を持っている何年も枯れずに花を咲かせ続ける多年草の観葉植物です。
枯れずに育てることができるので初心者向けの「観葉植物」としておすすめです。「ペペロミア」には葉っぱの形によってさまざまな種類があります。
小さい葉っぱが特徴なのがペペロミア・イザベラです。丸い形をした葉っぱがペペロミア・ジェミニになります。ダークグリーンと葉っぱの裏側に赤みがある独特な色合いを持っているのがペペロミア・ロッソです。
他にも細長い葉っぱをしたペペロミア・ハッピービーン、葉っぱに模様が入っているのがペペロミア・アルギレイアです。このようにペペロミアには14種類ほどあります。半日陰で育つ肉厚葉っぱが特徴のペペロミア・ジェイドは観葉植物用としておすすめです。
ワイヤープランツ
初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物には「ワイヤープランツ」があります。ワイヤープランツは針金のような細い茎に小さい葉っぱがついているのが特徴です。日当たりがよい場所であれば室内でも育ちます。
しかし、水をこまめに与えなかった、肥料を定期的に与えなかったりした場合は葉っぱが落ちることがあります。そのため初心者というよりは中級者におすすめの観葉植物といえます。
アグラオネマ マリア
初心者が室内で育てやすい小さい観葉植物には「アグラオネマ マリア」があります。アグラオネマ マリアは長くて幅広い葉っぱが特徴です。またグリーン色の葉っぱの一部の色が落ちたように白くなっています。
葉っぱが上に伸びながら育つためおしゃれな観葉植物としておすすめです。また日陰でも問題なく育つため室内の観葉植物として人気があります。
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物【蛍光灯】
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物を紹介します。耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物とは日陰でも育つ観葉植物のことを意味します。そんな日陰でも育つ観葉植物にはオリヅルラン、ポトス・ライム、ザミフォーリアがあります。
日陰でも育つ観葉植物にはホヤ・カルノサ、デコラゴムがあります。次項から日陰でも育つ観葉植物の種類ごとに説明をしていきます。
オリヅルラン
日陰でも育つ観葉植物には「オリヅルラン」があります。オリヅルランはグリーン色の葉っぱの外側と中側に色が落ちた模様のような斑点が入っているのが特徴です。
オリヅルランは枯れづらい多年草で日陰でもよく育ちます。そのため初心者でも育てやすい観葉植物といえます。
ポトス・ライム
日陰でも育つ観葉植物には「ポトス・ライム」があります。ポトス・ライムは観葉植物に詳しくない初心者でも知っている人気の観葉植物です。細長く伸びる茎に鮮やかなグリーン色の葉っぱが特徴の観葉植物です。
ポトス・ライムはゴールデンポトス・ライムポトス・ポトスエンジョイなど葉の色・形などによって50種類ほどあります。ポトスは直射日光より日陰の方がよく育ちます。そのため蛍光灯の明るさがあれば問題なく育ちます。
魅力は
またポトスの種類によっては直射日光に弱いポトスがあります。そんな品種は直射日光が当たらない室内の場所に飾るようにしましょう。
またポトスは棚、天井、カーテンレールなどから垂らすように飾ることでより魅力を増す観葉植物です。さらに小さいポトスはガラスの容器に入れてテーブルなどに置いて楽しむことができます。
ザミフォーリア
日陰でも育つ観葉植物には「ザミフォーリア」があります。半日陰で管理しやすいサトイモ科に分類される観葉植物です。
直射日光が当たると葉っぱが焼けることがありますので置く場所には気をつけましょう。ザミフォーリアにはハダニ・ダンゴムシなどの害虫がつきやすいので葉水などの管理が必要です。
ホヤ・カルノサ
日陰でも育つ観葉植物には「ホヤ・カルノサ」があります。ホヤ・カルノサは、くねくねとして垂れ下がっている茎に葉っぱが生えているのが特徴です。
ホヤ・カルノサは、半日陰になる窓際のカーテン越しからの日差しが当たる室内の場所に置くのがおすすめです。根の内部に水分が蓄えられるため、水やりの回数が少なくなるので手入れも楽な観葉植物といえます。
デコラゴム
日陰でも育つ観葉植物には「デコラゴム」があります。デコラゴムはゴムの木の種類のひとつです。大きくて肉厚の葉っぱが特徴です。一般的なゴム木のように高く成長しないのでどんな場所にでも置くことができる観葉植物です。
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物【白熱球】
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物を紹介します。耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物にはアスプレニウム・オキシカルジューム・スパティフィラムがあります。
また耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物にはケンチャヤシ・シュロチクがあります。次項から耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物の種類ごとに説明していきます。
アスプレニウム
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物には「アスプレニウム」があります。アスプレニウムは日陰で育てやすい寒さに弱く、暑さに強い「観葉植物」です。
アスプレニウムと言っても種類が豊富にあります。「観葉植物」におすすめの品種としては横に大きく広がる葉っぱが特徴の「シマオオタニワタリ」があります。直射日光で葉っぱが焼けることがありますので室内で育てる時には直射日光を避けるようにしましょう。
オキシカルジューム
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物には「オキシカルジューム」があります。オキシカルジュームはおしゃれなハート形の葉っぱに特徴があります。
室内に置いても枯れることなく育ちます。しかし、日陰だけで育てようとすると葉っぱが変色することがあります。また強い直射日光では葉っぱが焼けます。
そのため強い直射日光が降りそそぐ夏場は避けた時期に日光に当てると葉っぱの変色を防ぐことができます。
スパティフィラム
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物には「スパティフィラム」があります。スパティフィラムは日陰で育てやすい、また初心者でも育てやすい「観葉植物」です。渋くて光沢がある緑色の葉と白い花が特徴です。
スパティフィラムは直射日光での育て方は葉っぱが焼けるのでよくありません。しかし、日陰だけでの育て方だと白い花に影響します。また低温にも弱いことを知っておきましょう。
ケンチャヤシ
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物には「ケンチャヤシ」があります。ケンチャヤシは細くて弱々しい葉っぱが特徴の観葉植物です。玄関など室内のどの場所でもよく育ちます。
しかし、風に弱いため、室内の中でも強い風が当る場所は避けましょう。3日に1回の頻度で水やりをして週に2回ほど葉水が必要です。
シュロチク
耐陰性のある室内で育てやすい観葉植物には「シュロチク」があります。シュロチクは日陰でも寒い場所でもよく育てます。見るだけで落ち着かせてくれる独特な雰囲気の葉っぱが特徴です。
シュロチクはヤシ科のため日がよく当たる場所で育てると5メートル以上になることがありますので置く場所には気をつけましょう。また日陰でもよく育ちますが、暗い場所やいつも日陰になる場所は避けましょう。
室内で観葉植物を育てる時の注意点
室内で観葉植物を育てる時の注意点について説明をします。室内で観葉植物を育てる時の注意点としては観葉植物を置く部屋の明るさがあります。また観葉植物は変化することを頭に入れておくことも大事になります。
部屋の明るさ
室内で観葉植物を育てる時の注意点には「部屋の明るさ」があります。部屋の明るさとは日当たり条件のことです。室内の日当たりよい場所としては窓際があります。観葉植物はこの窓際ではよく育ちます。
直射日光ではなく程よい日差しが当たる場所を明るい日陰と呼びます。明るい日陰といえばレースのカーテン越しの部屋になります。この環境が観葉植物がもっともよく育つ場所になります。
室内の普通の日陰の場所としては蛍光灯の明るさがある部屋です。このような環境では日陰で育つ観葉植物を置くようにしましょう。
そして暗い日陰があります。暗い日陰としては白熱球の明るさがある部屋です。この環境でも育つ観葉植物であることを確認して購入する必要があります。
観葉植物は変化する
観葉植物は変化することを知っておくことが大事になります。観葉植物の種類によっては直射日光を当てると葉っぱが焼けたり、変色したりします。
また日陰で育てられますといったことが書かれている観葉植物があります。しかし、日陰しか当たらない場所に放置した場合は葉っぱが変色したり、きれいな花が咲かなかったりといった影響が出ることを知っておく必要があります。
また観葉植物の種類によっては5メートル以上に成長する品種もあります。置く場所によっては邪魔になる場合があります。観葉植物の成長の特徴などの確認をすることも忘れないようにしましょう。
観葉植物は室内でも育てやすい種類が多い!
観葉植物と言っても種類が豊富にあります。自分が室内をどのような癒し空間にしたいのかによって観葉植物の選び方が違います。また室内で育てやすい観葉植物を選ぶことは何よりも大事になります。
また室内に観葉植物を置く場所と観葉植物が育ちやすい環境を考えることも大事です。今回紹介した観葉植物を参考して自分の好みの癒し空間を作りましょう。