ダイソーのリメイクシートが使いやすくておすすめ!
お部屋の壁や、キッチンの配色を変えるだけで、お部屋の雰囲気も簡単に変わります。ただ、「この棚のドアの色を変えたい」「キッチンの雰囲気を変えたい」などといったアイデアがあっても、リフォームにかかる時間や費用を考えると、なかなか手を出せないという人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、100円均一でおなじみのダイソーの「リメイクシート」です。ダイソーのリメイクシートは、一人でも簡単に扱えてプチDIYができてしまう優れものです。しかも柄の種類が豊富なので好みのリメイクシートが見つかるでしょう。
ダイソーのリメイクシートであれば、旦那が仕事に行っている間に、もしくは子供が学校に行っている間にとササっとDIYでリメイクができ、帰ってきた家族を驚かせることもできます。
しかも、業者に頼むよりもはるかに低コストでプチDIYができるため、その活用方法に注目を集めています。ただダイソーのリメイクシートには、30種類近くの柄があり、新しい柄も日々発売されています。
そのため、どれがいいか迷ってしまうという人も多いです。そこで、DIYにおすすめのダイソーのリメイクシートをご紹介していきましょう。
ダイソーのおすすめのレンガ柄のリメイクシート3選
お部屋の中に、レンガ柄の壁があるとイメージもガラリと変わります。ダイソーのレンガ柄のリメイクシートは、ポリ塩化ビニル加工(PVC)がされていて、耐久性も高く水・汚れ・カビにも強いのが特徴です。
そのため、壁紙などにも多く活用されています。ダイソーにはレンガ柄のリメイクシートは数種類ありますが、なかでも人気の3種類をご紹介します。サイズはいずれも「約30cm×80cm」なので参考にしてください。
レンガ柄 アイボリー
やさしい風味を出してくれるレンガ柄を探している方には、うってつけのダイソーのリメイクシートがアイボリーになります。壁がみや家具、そして床などアイデア次第で使用用途を大幅に広げ活用することができる柄なので人気があります。
レンガは赤茶色というイメージが強いのですが、ダイソーのレンガ柄のアイボリーは淡い色合いなので、お部屋に使っても暗いイメージにはなりにくいのが特徴です。観葉植物を多く育てているご家庭でも、緑の引き立て役になってくれるでしょう。
レンガ柄 ライト
ライトといっても、ダイソーのリメイクシートのレンガ柄の種類の中でも、本物のレンガを積み重ねたような印象を受ける色合いです。濃くハッキリとしたレンガ色なので、お部屋のメリハリ感を出すことができます。
また、ブラック系の家具とも相性がよく負けない色味なので、暗すぎずそれでいて明るすぎない部屋を目指している方にもピッタリでしょう。
ポイントレンガ柄
ダイソーのポイントレンガ柄のリメイクシートは、お部屋のインテリアの一部としても使えるので人気があります。リメイクシート全体がレンガ柄なのではなく、一部貼り付けたようにレンガ柄があるので、貼り方やアイデアによって個性を出せるのも魅力です。
たとえ、和風のお部屋であっても、リメイクシートの貼る場所を工夫するだけで印象を変えることができるでしょう。アイデア次第で使える幅が広がるのも、ダイソーのポイントレンガ柄の特徴といえます。
ただ、ポイントレンガ柄なので、貼り方や描かれているレンガの位置を考えなくてはいけないので注意してください。とはいえ、ダイソーのポイントレンガ柄リメイクシートは、お部屋に何かアクセントが欲しいといった場合でも、簡単に活用できるのでおすすめです。
ダイソーのおすすめの木目調柄のリメイクシート4選
たくさんあるダイソーのリメイクシートの種類の中でも、家具や、壁など使いやすいリメイクシートとして木目調の柄が評判です。素材も表面が凸凹しているため、本物のような手触りなのが特徴です。
何より壁紙特有の、書いてます感があまり感じられないのも、安っぽく映りにくく定評があります。ダイソーの木目調柄は、浮かんだアイデアを実現しやすく、棚の色を変えたい、テーブルの木目を変えたいなどといった大きな家具に対するDIYにも役立つので人気があります。
そこで、たくさんある種類の中でも、ダイソーの木目調柄リメイクシートのおすすめ4選をご紹介するのでぜひ参考にしてください。
木目調ブラウン
フローリングや壁板にブラウンのペンキを塗ったかと思うほど、いい味を出しているダイソーのリメイクシートである木目調のブラウンは、無機質な冷蔵庫のリメイクや、少し色が剥げてしまったテーブルのリメイクにと、多種多様に活用できるリメイクシートです。
なかには、段ボールで作った棚に貼って子供部屋のインテリアにする人がいるほど、アイデア次第で多用に使うことができるので、利便性が高いといえます。
色味も木目を生かした色味を出しているので、描かれたものだとは思わないほど完成度が高く、マルチに活用することができるのがダイソーのリメイクシートになります。
木目調ベージュ
木目調のブラウンに比べて、落ち着いた色合いのリメイクシートである木目ベージュは、明るい家庭的な雰囲気を醸し出してくれ、家具の補修や気分転換にと使いやすいのが特徴です。また、光沢のない種類のダイソーのリメイクシートなので、木の質感を感じることができます。
木目調柄・ブラウン
木目調柄・ブラウンのリメイクシートは、先にご紹介した木目調のブラウンよりも細長いタイプのリメイクシートになり、色合いも少し違うので注意しましょう。サイズは「約200cm×約15cm」と細いので、細かいところや補修に役立つでしょう。
板壁風シャビーシックホワイト
ダイソーのリメイクシートの中でも注目を集めるのが、板壁風シャービーシックという種類のリメイクシートです。なかでもまるで板壁のような板壁風シャービーシックホワイトのリメークシートは、貼るだけでアンティーク調にも、北欧風にもなる優れものです。
キッチンのカウンターや、トイレなどのDIYリフォームに人気のある柄です。他の木目調柄のリメイクシートに比べて、使い込まれたような風合いのリメイクシートなので、おしゃれなカフェ感を簡単に演出できます。
同じホワイトの壁紙でも、下半分に板壁風シャービーシックホワイトを貼るだけで、こだわった壁に見るでしょう。板壁風シャービーシックの種類には、ホワイト以外にも水色もあります。オーャンや南国をイメージしたお部屋へDIYをしたいという人におすすめです。
ダイソーのおすすめのタイル柄のリメイクシート4選
キッチンなど水回りに使うダイソーのリメイクシートで人気なのが、タイル柄です。タイルを一つ一つ貼っていくのは大変手間です。しかも、タイルが斜めになってしまったり、配列がおかしくなってしまったりと失敗の経験がある人も多いでしょう。
しかし、ダイソーのタイル柄リメイクシートであれば、貼るだけで均一の取れたタイル調へDIYができます。そこで、おすすめのダイソーのタイル柄リメイクシートをご紹介しましょう。
カラータイル柄
全体的にホワイト調になりがちなキッチンのプチリメイクに最適なのが、カラータイル柄のリメイクシートです。ここまでにご紹介したダイソーのリメイクシートとは違い、タイルのようにつるつるとした手触りなので、キッチンなどに使っても汚れを拭きとりやすいのが特徴です。
ダイソーのリメイクシートの中でもタイル柄は人気があり、数種類発売されています。なかでも、モロッコタイル柄は他のダイソーのリメイクシートに比べて大人っぽくそれでいてシックになりすぎないかわいらしさが表現できます。
単色になりがちなキッチンを見違えるほどかわいらしく変身させてくれるでしょう。ダイソーのカラータイル柄は特に、色を取り入れてかわいらしく表現したいという人におすすめです。
コンクリート柄
ダイソーのリメイクシートを使った、壁紙のDIYとしても人気の柄がコンクリート柄です。トイレや部屋の壁の中でもアクセントとして一面、もしくは反面などといったように広範囲に活用することが多いリメイクシートになります。
ブラウンやブラックを基調とした壁紙や家具との相性もよく、ホワイト系で単調になりがちな壁に、無機質なコンクリート柄を合わせることで、シャープなスタイリッシュな印象を与えてくれます。
木目をより生かしたい、ぬくもりの中にもシャープさを出した空間づくりをしたいという人におすすめです。
タイル 黒系
ちょっとしたアクセントにもなる黒系のタイル柄は、シックに部屋を表現したいという人におすすめしたいダイソーのリメイクシートです。得に、黒やブラウンを基調としたインテリアを集めているという人に人気があり、小物に貼ったりと多用に使うことができるのも魅力です。
タイル 白系
キッチンや水回りのリメイクで人気なのが、ダイソーのリメイクシートである白系のタイル柄です。窮屈になりがちなキッチン周りを、白系のタイル柄でリメイクすることで、視覚効果で広く見えます。また清潔感を出すことができるので、キッチン周りの壁などに使用する人が多いです。
また、汚れたらすぐにわかるので拭き取りやすい、そしてダイソーのリメイクシートなので、張替えも簡単というのも水回りで利用するのも好都合と言えるでしょう。
ただ、貼る場所や素材によっては剥がしにくい、粘着成分が残ってしまうことがあるので注意しましょう。詳しくは、後述の「ダイソーのリメイクシートの注意点とは?」をチェックしてみましょう。
ダイソーのその他のおすすめリメイクシート4選
ダイソーには、ここまでご紹介した木目柄やレンガ柄、タイル柄の他にもさまざまなリメイクシートを発売しています。実は、木目調の柄やタイル柄といっても、ここまでご紹介した以上の種類が販売されています。
そして、木目調の柄やタイル柄とはまた違った種類のリメイクシートも発売されています。そこで、その他の柄でおすすめのダイソーのリメイクシートを4種類ご紹介するので、チェックしてみましょう。用途に応じて簡単に使い分けられるのもポイントなので、ぜひ活用してください。
大理石柄ホワイト
カウンターなどに使われることが多い大理石柄のホワイトは、ちょっとした小物にも貼ることができるダイソーのリメイクシートです。もちろん壁に貼って高級感を出したいときにも活用できます。リメイクシートの質感もツルツルしていて、柄も本物と間違えるほど精工にできています。
大理石柄ブラック
大理石柄のブラックのリメイクシートは、貼るだけでワンランク上の高級感を演出してくれます。なかには、車内のボードなどに貼ることでラグジュアリー感を出すなどといった工夫をしている人もいます。大理石柄のブラックは、アイデア次第で使い方を楽しめるリメイクシートです。
レザー調ブラック
レザー調ブラックは、ダイソーのリメイクシートの中でも小物のリメイクとして人気があります。素材も塩化ビニル樹脂なので、質感の表現に長けているため、肌ざわりもレザーに近く、ツルツルとした感覚が全くありません。
レザー調ブラックは、車のインテリアなどにも幅広く使われており、人気のあるダイソーのリメイクシートになります。
インテリアシート ホワイト
ダイソーで発売されいるリメイクシートの種類の中でもホワイトは、家具などのリメイクに使うよりも補修用として人気があります。子供のイタズラ書きや、ちょっとはがれてしまった壁紙の補修としても使うことが可能です。
ただし、ダイソーのリメイクシートの表面は、壁紙を意識した凹凸がつけられているため、使いたい場所に合うかどうか注意が必要になります。まずはちょっとした目立たない場所に貼ってみて確認するといいでしょう。
ダイソーのリメイクシートのDIYで活用
ここまで、ダイソーで発売されているリメイクシートをご紹介してきました。ダイソーでは、ご紹介しきれないほど多くのリメイクシートが発売されています。
ダイソーのリメイクシートは種類が豊富なので、アイデア次第でお部屋をガラリと変えることもでき、数種類の柄を組み合わせて自分の個性を表現する人もいます。
とはいえ、簡単にはアイデアが浮かばないという人も多いでしょう。そこで、ここからは、ダイソーのリメイクシートを使ったDIYのアイデアをご紹介しましょう。これを見ればすぐにでも実践したくなるはずです。ぜひチェックしてみてください。
アイデア①キッチンの収納棚
キッチンの収納棚は、ダイソーのリメイクシートを使ってDIYをしたいという初心者向けです。特に賃貸などのキッチンの収納棚は単調でつまらないという声も多い場所です。しかし、賃貸なのでキズつけるわけにもいかず、そのままにしているという人も多いです。
そんな方もあきらめる必要はありません。ダイソーのリメイクシートであれば、貼って剥がせるので、賃貸でもDIYをして活用できるのが魅力です。なかには、複数種類のリメイクシートを組み合わせてリメイクしている人もいます。
おしゃれなカフェ風にしたり、黒を基調と高級感を漂わせたり、また清潔感を表現するために、ホワイトを基調にまとめたりと、ダイソーのリメイクシートであれば、自分のアイデアを生かすことができます。
キッチンの収納棚にリメイクシートを活用するだけで、昨日までとは違ったキッチンを演出することができるのでおすすめです。
アイデア②キッチンカウンター
キッチン周りでは、人の目につきやすいカウンターの色をダイソーのリメイクシートでDIYするというアイデアもあります。たとえば、ホワイトのカウンターから、木目調もしくなどのリメイクシートを活用して変身させると、一気にキッチン周りの雰囲気が変わります。
高級感を出したければ大理石柄、かわいらしさやアクセントを持たせたければ、タイル柄などを活用しましょう。自分好みのキッチンカウンターを簡単に演出できるのでおすすめです。
アイデア③キッチンの壁
いつも目にするキッチンの壁、飽きていませんか?単調な白でつまらない、掃除をもっとラクにしたい、個性を出したいといった場合、キッチンの壁にリメイクシートを活用するのもおすすめです。
シックにスタイリッシュにキッチン周りをまとめたいといった場合は、ブラックとホワイトのタイル柄、個性を出したければカラータイルの柄入りを選ぶなど、ダイソーのリメイクシートを活用するだけで、キッチン周りを変えてくれます。
ダイソーのリメイクシートには、さまざまな種類の柄があるので、同じタイル柄でも組み合わせるのもアイデアのひとつです。
世界に一つしかないオリジナルキッチンをDIYをして自分で作ると、とても愛着がわくはずです。毎日目にするキッチンだからこそ、自分のアイデアあふれるお気に入りの空間にしてみましょう。
アイデア④玄関
運送会社の人や、お客様など玄関はなにかと一目につきやすいものです。だからこそ、おしゃれな空間を演出したいところでしょう。下駄箱や、壁紙など狭い空間だからこそリメイクシートを活用すれば、業者の手を借りずDIYで一気に雰囲気を変えることができます。
玄関周りにリメイクシートを使っている人の中には、玄関のドアにも活用するなどアイデアマンもいます。玄関は、自宅に帰ってきたときに、そして家を出るときに一番に最初に目にするものだからこそ、素敵な空間を作りたいものです。
アイデア⑤部屋のドア
お部屋にアクセントをつけたいのであれば、ドアにダイソーのリメイクシートを活用するのもアイデアでしょう。部屋の中でもドアが不動でありそして存在感があるものです。
そのため、ホワイトのドアであればカラーの入ったリメイクシートを使うだけで簡単に雰囲気を変えることができます。また、いくら家具で部屋の統一感を持たせても、ドアの色が合わなかったり、木目柄だったらなと思うことも多いでしょう。
自分の要望に応じて、ドアなど面積が広い場所でも簡単に変えることができるのも、リメイクシートも持ち味であり、DIYの特権です。もちろん、ダイソーのリメイクシートであれば賃貸物件のドアでもリメイクすることができます。
アイデア⑥レンジフード
「せっかく北欧風のお部屋を目指しているのに、レンジフードが無機質」「木目を基調にしているに、レンジフードだけメタリック」などといったように、レンジフードに不満を感じている人は意外と多いです。
そんな不満も、ダイソーのリメイクシートであれば解決できます。周りのインテイリアや備え付けの収納棚、キッチンカウンターやなどと一緒にレンジフードにもリメイクシートを活用することで、キッチンに統一感が生まれます。
また、レンジフードは油はねなどどうしても汚れてしまうところです。そして、掃除では頭を悩ませることも多い場所です。リメイクシートを張っておけば、掃除の際に貼り直すだけで、きれいなレンジフードに生まれ変わるのも魅力です。
アイデア⑥ウォールアート
ダイソーのリメイクシートを使って、切り絵をしてウォールアートにしてしまうアイデアもあります。レザー調ブラックを使用するなど、ホワイトの壁と濃淡が付きやすい種類のダイソーのリメイクシートを選び、好きな絵を切り抜くだけで簡単にアートになります。
販売されているウォールアートは高額なものもあるので、アイデアが勝ったといえるのではないでしょうか。壁だけではなく、家具やドアの装飾としても使えるので個性を出したいという人にもおすすめです。
ただ、あくまでリメイクシートなので、先にお話ししたように一度貼るときれいに剥がせない可能性もあるので注意しましょう。
ダイソーのリメイクシートの上手な貼り方
ここまでのダイソーのリメイクシートのご紹介で、「やってみたい!」と思った人も多いでしょう。しかし、「張るのが難しそう」「人に見えるところだから失敗したくないな」などと不安に思う人もいるのではないでしょうか。
そこでここからは、ダイソーのリメイクシートの上手な貼り方についてお話しましょう。リメイクシートを張るのは、コツを覚えれば簡単にできます。張り方をマスターして自宅のDIYに役立ててください。
貼る時に必要なもの
まずは、ダイソーのリメイクシートをきれいに張るためには、必要な道具をそろえましょう。リメイクシートは、女性でも簡単にできるDIYとしても有名ですが、きれいに張るためには、道具が必要です。
張るときに必要なものとしては、「定規・ハサミ・雑巾(乾いているもの)・マスキングテープ・メジャー・ローラー」の7点です。細かい部分をカットするために、カッターの準備もおすすめです。全てダイソーで揃います。
ローラーは、リメイクシートを張ったときにできる空気を抜く作業にとても役立ちます。必ず用意しなくてはいけないわけではありませんが、あった方が便利です。
サイズはしっかりと測る
ダイソーのリメイクシートを上手に張るために重要なのが、サイズを正しく測ることです。張りたい部分にどれくらいのリメイクシートが必要かわかっておくと、無駄に購入することもなく、節約できます。
また、足りなくて再度買いにくといった手間もなくスムーズにDIYを進めることができます。サイズを測るときのポイントとしては、リメイクシートをカットするときは、上下左右1cm程度余裕を持たせてカットすることを考慮しなくてはいけないという点です。
リメイクシート1枚では足りず、複数枚購入するときには注意しましょう。広い面にリメイクシートを活用する場合は、上下左右に設ける1cmも考慮して購入しなくてはいけません。
張りたい部分のサイズを計り、その上でダイソーのリメイクシートは何枚必要が計算するようにしてください。特に、木目柄やタイル柄など、絵柄が影響するようなリメイクシートは注意が必要です。
貼りたい部分の汚れを取る
ダイソーのリメイクシートを張る前に、下準備としてやっておかなくてはいけないのが、張る部分の拭き掃除です。ホコリや、汚れなどが付いているままリメイクシートを貼ってしまうと、シートの粘着が弱くなり、はがれやすくなってしまうため注意しましょう。
せっかくリメイクシート綺麗に張っても、すぐにはがれてしまいもったいない結果になってしまうので、用意していた乾いた布で汚れを落としてからリメイクシートを張るようにしてください。
濡れた布などは禁物です。水分が残ってしまうと、上手に張ることができないので、濡れた布で拭いた場合はからぶきとして乾いた布で拭く、もしくはその部分が完全に乾いてからリメイクシートを張るようにしてください。
リメイクシートは少しずつ剥がす
ついやって失敗してしまいがちな原因のひとつとして、リメイクシートのはくり紙を一気に剥がしてしまうことがあります。リメイクシートを貼るときは、基本少しずつはくり紙を剥がしながら張ります。
きれいに仕上げる貼り方としては、次のような流れになるので参考にしてください。①ダイソーのリメイクシートをマスキングテープで仮止めします。たとえば、キッチンの収納棚にリメイクシートを貼る場合は、上部に1~2カ所マスキングテープで仮止めをしましょう。
②マスキングテープで仮止めした部分(収納棚でいえば上部)から少しずつはくり紙を剥がします。③少し剥がしたら貼る、少し剥がしたら貼るり返して貼り終えるようにしましょう。
はくり紙を一気に剥がしてしまうと、空気が入りやすくなったり、しわが寄る原因になりやすいです。少し手間ですが、慎重に少しずつ剥がして貼ってを繰り返した方が、きれいにダイソーのリメイクシートを貼ることができるでしょう。
はくり紙を全てはがし、貼ることができたら上部で止めていたマスキングテープをはがします。小さい小物にリメイクシートを貼る場合は、マスキングテープをわざわざ使う必要はありません。
空気をしっかり抜く
ダイソーに限らず、リメイクシートを貼るときによくある失敗の中には、空気が入るというものがあります。特に壁紙や大きな家具、手が届きにくい場所に貼るときによくある失敗です。
空気が入り込んでしまうと、その部分だけ浮いて見えるのでどうしても不格好になりやすいです。また、リメイクシートの粘着の耐久性も悪くなり、すぐにはがれてしまうことがあるので注意しましょう。
そのため、空気が入ったら端に向かってヘラやローラーを使って抑えながら空気を逃がすように抜きます。ゆっくり力を入れて徐々に追い出すようなイメージで、ヘラやローラーを使うときれいにできます。
リメイクシートの折りじわはアイロンで伸ばす
ダイソーのリメイクシートは、折りたたまれた状態で販売されているため、リメイクシート自体に折り目ができて空気が入ってしまったり、シワがよる原因になってしまいがちです。どうしても折り目があって綺麗に貼ることができないといった場合は、次のような方法を試してみてください。
リメイクシートを貼ったら、気になる折り目にあて布をしましょう。アイロンの温度を低に設定し、あて布の上からリメイクシートにあててください。アイロンの熱を利用してリメイクシートを伸ばし、折り目を伸ばすことができます。
ただし、アイロンを直接リメイクシートにあてると、熱で溶けてしまうので要注意です。必ずあて布と温度は一番低く設定し、溶けないよう注意しながらアイロンを使いましょう。
ダイソーのリメイクシートの注意点とは?
SNSなどで話題になり、女性でも簡単にできるDIYとしても定評のあるダイソーのリメイクシートは、100均であるがゆえに注意してほしいポイントがあるのでご紹介します。
安くて簡単に手に入り、種類が豊富でしかも使いやすいという、メリットが多く人気のあるダイソーのリメイクシートだからこそ、上手に活用するためにも注意点をチェックしておきましょう。
お店によって品揃えが変わる
100均のヘビーユーザーであれば気づいている人も多いでしょう。100均は、ダイソーに限らず店舗によって品数が大きく異なります。そのため、Aのダイソーでは販売していたのに、Bのダイソーでは販売していないということはよくあるので注意しましょう。
インスタグラムで見たリメイクシートが欲しくても、最寄りのダイソーでは販売していない可能性もあります。また、ダイソーは常に新しいものが開発されているため種類が豊富であるものの、先月までは販売されていたものがすでに販売中止になっていることもあるので注意が必要です。
リメイクシートを使ってDIYをすると決めたら、必要なリメイクシート数を確認して一気に購入しておくのがおすすめです。
サイズを測ってから購入
先に、気をつける注意点として、サイズを測ってからリメイクシートを購入するようお話しをしました。もちろん前述したように、足りなくてまた買いに行くという手間を省くこともできるので、サイズを測ることも大切です。
しかし、サイズを測ってから購入するべき一番の理由としては、ダイソーを含め100均は陳列される商品が入れ替わりやすいというのがあります。途中まで貼って、いざ追加分を買いに行くと、すでに廃盤になっているということも珍しくありません。
そのため、貼る場所を決めたらそれに必要な分のリメイクシートのサイズを測って、まとめて必要な分購入するように注意してください。
きれいにはがれないときがある
ダイソーのリメイクシートは、きれいに剥がせるという口コミも多いですが、やはり使用状況や、貼ったものによってはきれいに剝がれないことがあるので注意が必要です。
そのため、「また違うリメイクシートを貼る可能性がある」「元に戻したくなるかも知れない」といった場合は、下地を作ってから貼るようにしましょう。この場合の下地とは、マスキングテープになります。同じくダイソーにはホワイトの幅が太いマスキングテープが販売されています。
このマスキングテープを先に貼りたい場所に貼り、その上からリメイクシートを貼ると保護されて剥がすときもキズつけたり、粘着残りを防ぐことができます。
ただ、貼りたいものとリメイクシートの間にマスキングテープを挟むことになるので、「はずかに段差ができる」「粘着力が弱くなりはがれやすくなる」とったこともあるので覚えておいてください。
ダイソーのリメイクシートは種類豊富で簡単に貼れる!
ダイソーのリメイクシートは、たくさんの種類があり柄に応じて質感や手触りを変えるなど、こだわったものばかりです。気分転換にお部屋の内装を変えたいとき、古くなった家具を新しくしたいときなど、ダイソーのリメイクシートを活用すれば簡単に自分でDIYができます。
ただし、貼り方に注意が必要です。空気やシワが寄らないよう、はくり紙を少しずつ剥がす、マスキングテープを使って貼る物を保護するなど注意しながらリメイクをしましょう。
もちろん、アイデア次第で家具や壁紙だけではなく、小物のリメイクも簡単にできてしまうので、自分だけの個性を出してオリジナルのリメイクができます。今の自宅に満足していないのであれば、ダイソーのリメイクシートを使って自分の好みのお部屋をDIYしてみてはいかがでしょうか。