ブックスキャナーのおすすめ17選!非破壊型など人気機種の特徴を紹介!

ブックスキャナーのおすすめ17選!非破壊型など人気機種の特徴を紹介!

ブックスキャナーで自炊しよう!ペーパーレスな生活を手に入れれば、あらゆる場面での読書がとんでもなくはかどります。そんなブックスキャナーの選び方や使い方などなど、自炊の必須アイテム&ガジェットであるブックスキャナーのすべてをあまさず解説します。

記事の目次

  1. 1.ブックスキャナーってどれがいいの?
  2. 2.ブックスキャナーの基礎知識
  3. 3.ブックスキャナーの選び方のポイント
  4. 4.人気の自炊ブックスキャナー①非破壊型8選
  5. 5.人気の自炊ブックスキャナー②ハンディ型6選
  6. 6.業務用にもおすすめのブックスキャナー3選
  7. 7.ブックスキャナーでの自炊初挑戦は何をすれば良い?
  8. 8.ブックスキャンのサービスもある
  9. 9.ブックスキャナーで自炊してみよう!

ブックスキャナーってどれがいいの?

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ブックスキャナーというのは読んで字の如く「本を読み取る機械」なのですが、本にはいろんな種類があるので、ブックスキャナーの選び方も千差万別、となれば「え、結局どのブックスキャナーがいいの?わかんないんだけど」となりかねません。

そうなればブックスキャナーを選べない症候群となり、まるで新しいパソコンが欲しいけどどれを選んだらいいのか分からない症候群や、新しいスマホが欲しいけどどれを選んだらいいかわからない症候群のような泥沼に嵌まる一方です。

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そんな泥沼を泳いだ人の末路はいつも決まっています。問題の先延ばしからの手持ち機器の故障、続いて適当にそのへんにある新しいガジェットを購入からの後悔コンボというお決まりのパターンになりかねません。

そこで、あなたにぴったりのブックスキャナーを選ぶための基礎知識から、どういう選び方でブックスキャナーの特徴を見ればよいのか、そして非破壊式ブックスキャナーについてなどなど、ブックスキャナーの選び方の全てをここで伝授します。

ブックスキャナーの基礎知識

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ごくごく簡単にブックスキャナーの機能や特徴について説明すれば、「紙媒体などをパソコンなどの電子機器に読み取る機器」であるスキャナーの中でも、「本を読み取ることを専門的にできるスキャナー」という説明ができます。

ひとまずそんな「スキャナー」や「ブックスキャナー」についての基本的なことを確認がてらにご紹介します。機能や特徴、それぞれのタイプ別の特徴についても確認と把握をしておきましょう。選び方のポイントはそこから始まります。

紙媒体をスキャンできる

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紙媒体ということは、チラシであろうと書類であろうと小説はもとより論文やマンガも読み取って、パソコンやスマホなどの電子媒体に記録させることが出来るという機能を持った機械です。

スキャンだけならスマホのアプリでもできますが、本に特化した性能を持っているので精度がまるで違います。

コピー機との違い

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コピー機は原則として見たままをスキャンするだけの機能を持っている物がほとんどなので、ブックスキャナーのように歪みを調整したりする機能をもったコピー機はほぼありません。

また、分厚い本をスキャンすることも前提としているブックスキャナーにくらべて、影の映り込みなども補正します。

ブックスキャナーのタイプと特徴

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一口でブックスキャナーとはいっても、選び方はおおまかには4種類のタイプに分かれます。さらにその4種類は破壊型と非破壊型に分けられます。まず、破壊型については単純に、スキャンする本を破壊するか否か、という分け方になります。

読み取るためにページ区分で腑分けしなければならないためです。破壊型はページ単位での読み込みを前提としているために、いったん本の装丁をきれいに分解してページごとに分けて、それぞれをスキャンで読み取るタイプのブックスキャナーを「破壊型ブックスキャナー」と呼んでいます。

非破壊型はその逆といえます。ブックスキャナーの選び方の最初のポイントはまさにそこにあります。人気なのはもちろん非破壊型ですが、美しいスキャニングを実現するのは破壊型のブックスキャナーというジレンマを抱えています。

シートフィード型

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ページを単体で読み込む破壊型のブックスキャナーです。コピー機のようにまとめて一気にページをセットすることで高速スキャンを実行できる特徴を持っています。そのため業務目的(発行本の電子化やOCR読み込み)などを目的としている場合には圧倒的な効果を得られます。

もともとある原稿などを読み込むのであれば非常に重宝します。選び方としては、同人作家の方が原稿を取り込んでデジタル出版書籍用として用意する場合に人気かつおすすめのブックスキャナーです。

オーバーヘッド型

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スキャンスペースにセットして読み取るタイプの非破壊型ブックスキャナーです。別名を「スタンドスキャナー」と言い、さながらテーブルの上で使うライトのような使い心地が特徴です。本を押し付けたりバラバラにする必要が無いため、痛める心配がないという特徴があります。

しかし、1ページごとに手動でスキャンする必要がある点や、スキャン中は上手に固定しなくてはならないために大量のスキャンには向いていないという特徴もあわせもっています。

選び方としては、「お気に入りのページだけをスキャンしたい」、もしくは「ちょっとでも傷つけたくない」という人におすすめするブックスキャナーです。

フラッドベッド型

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外観がそのままコピー機のブックスキャナーです。使い勝手もまったく同じなので、もっともとっつきやすい形状の非破壊ブックスキャナーともいえます。少々分厚い本でも、影の映り込みなども計算したうえでスキャニングを行うので、精度の高いデータを得られるという特徴もあります。

しかし、一般的なコピー機と同様に、スキャン時に本が思いっきり開き切った状態になるので、本そのものが傷みやすいという特徴もあります。選び方として「非破壊タイプで慣れ親しんだ方法が一番」、という方におすすめのタイプです。

ハンディ型

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持ち歩けるほど軽量で取り回しの効くハンディタイプのブックスキャナーは、どんな場所でも使えてどんな媒体であっても読み込める特徴をもった非破壊型のブックスキャナーです。そのため人気が高く、非破壊であることも相まって豊富なラインアップと日進月歩の技術進化の舞台となっています。

自炊派のユーザーが集中しやすいブックスキャナーですが、スキャンに手を動かさなくてはならないことと、精度は日々上昇しつづけているものの、それでも他のタイプに比べて解像度が低いという特徴があります。

さらに、読み取りにコツが必要で、うまくできないと文字がブレたり上手にスキャンできないなどの問題点も抱えています。

ブックスキャナーを使った自炊とは

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自炊というのはその字のままの意味では当然ありません。食事を作るのではなく自分のために自分の電子書籍を作る事を意味します。本来自炊という言葉は、自分で読み込んだ電子データをP2Pソフトなどで配布と共有化をするために行われていました。

自分の本を自分で読み取る行為(もしくはその配布)そのものをネットスラングとして「自炊」と呼んでいた経緯があります。現在では単純にデータ化のことを自炊として呼んでおり、サービス会社などに依頼することは自炊代行などとして呼称しています。

現代における自炊とは、紙媒体そのものをなくすこと全般を指します。すべての紙媒体をデータ化して、紙として残さないようにすることを自炊と呼びます。

ブックスキャナーの選び方のポイント

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ブックスキャナーの選び方として大事な事はいくつかあります。最適解は自分が使いやすい物というのが選び方の答えといえますが、使いやすい物はどんな基準になるのか、で選び方も変わってきます。そこでどういう事を基準に選び方を決めればよいのかについて説明します。

選び方のポイントが分かれば、自分に最適なブックスキャナーの選び方も分かりますし、その分理解も深まります。では、そんな選び方のポイントをみていきましょう。

タイプで選ぶ

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ブックスキャナーのタイプによって取り回し方が変化します。選び方のポイントとして、あなたがどこでどのようにブックスキャナーを使うつもりなのかをはっきりさせておく必要があるのです。

たとえば設置場所が比較的狭くても運用しやすいのは「オーバーヘッド型」ですし、破壊型でも問題ないのであればシートフィード型も良いでしょう。使いどころが外出先で、先方の名刺を読み込んだり資料を手早くデータ化するならハンディ型がおすすめです。

ともあれ、使いどころがどのような場所で、どういった目的で使用するのか?破壊型か非破壊型かなど、とくにあなたの目的は間違いなく選び方のもっとも重要なポイントになります。

サイズ上限で選ぶ

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読み取れる画像のサイズは選び方のキーです。このサイズの範囲のものしかスキャン出来ないことを考えると、あなたが普段スキャンしようと思っている原稿のサイズがどのような物かをちゃんと把握しておく必要があるからです。

あなたがいつもA4サイズの原稿をスキャニングしているのに、B4サイズのブックスキャナーを購入するのは間違った選び方になります。気を付けましょう。

解像度で選ぶ

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選び方のポイント、ブックスキャナーの能力を推し量る数値として「解像度」を理解することは大切な事です。解像度が高ければ高いほど、読み取られる画像の質は大きく上がっていきます。しかし、それは必ずしも良い事とは言い切れません。

解像度の高さはそのまま読み取られる画像のサイズに直結します。たとえば100dpiというのは1インチ(2.5cm)のサイズにドット数を100個使って表現するという意味ですが、高解像度設定というのはこの数値が天井知らずになっています。

画像を表現するドット数が大きいとそのままデータサイズも跳ね上がります。単純に1万dpiで25センチの絵を読み取ると、わずか線ひとつで10万ドットも消費します。このサイズを処理できるパソコンは現存するハイエンドPCでも不可能です。適切な画素数のものを選びましょう。

追加機能で選ぶ

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読み取り速度に特化した機能を備えている、であるとか充電をUSBで行える、とか、Wi-Fiで読み取った画像をLAN経由で保存出来る、もしくはBluetoothで共有できる、といった補足機能も、選び方のポイントとして考えておくべきです。なにが付属していると便利なのかも検討しましょう。

読み取り速度で選ぶ

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CISとCCDの2種類ですが、ブックスキャナーには読み取り用のセンサーがあります。それぞれ搭載されているセンサーはブックスキャナーごとに違いますので、あなたの求める特徴のセンサーが搭載されているブックスキャナーを購入することが正しい選び方となります。

CCDは凹凸のある立体的な媒体からの読み取りに長けていますし、CISは平面での読み取りに適しています。しかしその分、CCD搭載型は本体が巨大化しやすく、価格帯も上がる傾向にあります。

人気の自炊ブックスキャナー①非破壊型8選

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それでは実際に自炊フリークに人気の高いおすすめのブックスキャナーたちの、本を愛してやまない非破壊型のなかでもおすすめの8種類をご紹介します。どれも自炊にはほどよい使いやすさを発揮するおすすめのスキャナーなので、自宅の状況や予算で検討を考えられるとよいでしょう。

CZUR ET16 Plus

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人気の非破壊型自炊ブックスキャナー、最初のおすすめは「CZUR(シーザー)ET16Plus」です。サイズがA3サイズをカバーする大きさなので、比較的広い設置場所が必要にになります。スキャン速度も早くA4サイズ2ページが1.5秒でスキャンできる速度となっています。

特徴はオーバーヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA3サイズまで読み取り可能です。最大解像度は1600万画素で、追加機能としてOCR、動画機能、独自の画像処理ソフト、ハンドスイッチやフットスイッチのような機能があります。

Aibecy書画カメラ

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、比較的安価で15000円ほどで購入できるためにエントリーモデルとして人気のブックスキャナーです。折り畳めるので片付けるのも簡単で、持ち運びにも便利です。

特徴はオーバーヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA3サイズまで読み取り可能です。最大解像度は800万画素で、追加機能として折り畳み収納、OCR&PDF作成、自動補正、LEDライトのような機能があります。

富士通 ScanSnap SV600

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、富士通の「ScanSnap SV600」です。サイズも重量もそれなりの大きさがあるので取り回しには据え置きとしての使用が前提となります。強力なCCDセンサーを搭載しています。

特徴はオーバーヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA3サイズまで読み取り可能です。最大解像度は285dpiで、追加機能としてVIテクノロジーを搭載、複数原稿を切り出すマルチクロップのような機能があります。

サンワダイレクトUSB書画カメラ

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、サンワダイレクトの「USB書画カメラ」です。基本的には書類を使ったプレゼンのような用途で使う事を想定したモデルなので携帯性が高く利便性に優れています。対応ソフトも充実しながら価格帯が1万円前後と非常にリーズナブルなのもポイントです。

特徴はオーバーヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA4サイズまで読み取り可能です。最大解像度は300万画素で、追加機能として折り畳み収納、物体スキャン、モニタリングスキャン、動画撮影のような機能があります。

CZUR TECH CO.,LTD.ET16 Plus

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、CZUR(シーザー)より販売されている「ET16 Plus」です。自動平坦化機能や鮮明なスキャンを可能にするサイドライト、プロジェクター投影機能など非常に多機能な性能を持っています。

特徴はオーバーヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA3サイズまで読み取り可能です。最大解像度は1600万画素で、追加機能としてハンドスイッチおよびフットスイッチ、専用指サック、OCRなどのような機能があります。

iCODIS高画質USB書画カメラ

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、iCODISが販売している高画質USB書画カメラなので、こちらも主目的はプレゼン用のためスキャンサイズは小さめになっています。しかし、高い解像度とリーズナブルな価格帯のため高い人気を誇っています。

特徴はオーバーヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA4サイズまで読み取り可能です。最大解像度は500万画素で、追加機能として動画の撮影やリアルタイム投影、インテリジェント連続撮影のような機能があります。

サンワダイレクト400-SCN057

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、サンワダイレクトの「400-SCN057」です。シンプルながら一定の人気を保ち続けるフラッドヘッドタイプのスキャナの基本的な機能を高水準で実現しているモデルです。

特徴はフラッドヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA3サイズまで読み取り可能です。最大解像度は1200dpiで、追加機能としてOCR、2.4cmまでの厚みに対応可能、7種類の保存形式のような機能があります。

PlustekOpticBook 3800L

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、Plustekの「OpticBook 3800L」です。少し大きな筐体なので取り回しに注意が必要です。ブックスキャンに特化しており、スキャンヘッドが外側にあるのが大きな特徴です。そのため本をページごとに端でスキャンしても綺麗に読み取れます。

特徴はフラッドヘッドタイプのブックスキャナーで、サイズはA4サイズまで読み取り可能です。最大解像度は1200dpiで、追加機能として本の厚みを無視してスキャンが可能、LED光源による省電力化のような機能があります。

人気の自炊ブックスキャナー②ハンディ型6選

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つづいてご紹介するのは、いつでもどこでも自炊する派なら必ず所有しておきたい「ハンディ」タイプのブックスキャナーです。基本的にはブックスキャナーというよりはハンドスキャナーなのですが、自炊に向いているおすすめのスキャナーを厳選して6種類ご紹介します。

ハンディスキャナの欠点は、まさにその取り回しに原因がありますが、そうした欠点をどこまで補正できるのか、欠点を補って余りある魅力とはどのようなものかについても確認しておきましょう。

また、スキャン時に等速で動かさないとスキャニングした画像が間延びするなどのハンディ独特な仕上がりになりやすいのもポイントです。

Aoleca モバイルスキャナ

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人気の非破壊型自炊ブックスキャナー、最初のおすすめはAolecaのモバイルスキャナです。300dpiから900dpiの超高解像度でのスキャニングを、32gbまでのmicroSDカードに直接保存可能な独立稼働が魅力のスキャナーです。

このブックスキャナーの特徴として、A4サイズまで読み取り可能です。最大解像度は驚きの900dpiで、追加機能として自動保存用のSDカードを搭載可能、OCR、電池2本で稼働のような機能があります。

サンワダイレクトハンディスキャナ

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、サンワダイレクトの「400-scn032」です。このハンドスキャナーの最大の特徴は、手元のカラーディスプレーで即座にスキャンした画像を確認出来ることです。設定の確認や操作性もアップしていて、とても使いやすいスキャナーになっています。

このブックスキャナーの特徴として、最大が21.6cmx120cmサイズまで読み取り可能です。最大解像度は300-900dpiで、追加機能としてモニタリングディスプレイの搭載、専用ケース、SDカードでの単独記録、オートパワーオフのような機能があります。センサーはCCMを採用しています。

ハルハンディスキャナー

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、ハルのハンディスキャナーです。単三電池2本で稼働するとても軽量かつコンパクトなハンドスキャナーで、基本的な機能に加えてとてもリーズナブルなところがポイントです。

このブックスキャナーの特徴として、A4サイズまで読み取り可能です。最大解像度は300-900dpiで、追加機能としてmicroSDへの単体保存機能と、付属品として8GBのmicroSDカード、OCRのような機能があります。

Inlight iscan02

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、Inlightの「iscan02」です。カラフルなモニターディスプレイが搭載されたハンディスキャナーで、スキャンのあと2秒後にプレビューが確認できる親切設計が特徴です。豊富なボタンによる単体動作性能も秀逸です。

このブックスキャナーの特徴として、横幅が216mmサイズまで読み取り可能です。最大解像度は1050dpiで、追加機能としてバッテリー駆動、スキャン幅の増加、オートパワーオフ、0幅スキャン、スキャニング補正、プレビューのような機能があります。

ケンコー・トキナー ハンディスキャン 086318

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、ケンコーの「トキナーハンディスキャン」です。非常に小さなサイズのスキャナーで、名刺や単行本サイズをギリギリスキャンできる程度の大きさしかありません。限りなく小型化を行っているため、最低限の機能に留まっています。

このブックスキャナーの特徴として、幅54mmx1200mmサイズまで読み取り可能です。最大解像度は300dpiで、追加機能として同梱のレンズカバーや名刺ホルダ、OCRのような機能があります。重量がわずか41.5gと、今回紹介するスキャナーの中でダントツの軽量タイプとなります。

アイリスオーヤマハンディスキャナー HSC-A4

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人気のおすすめ非破壊型自炊ブックスキャナー、アイリスオーヤマのハンディスキャナーHSC-A4です。非常に安価で最低限の機能を備えるのみとなっているハンディスキャナーで幅の制限はあるものの、長さの制限がないというスキャン特性を備えています。

このブックスキャナーの特徴として、幅が210mmx不定サイズまで読み取り可能です。最大解像度は300-600dpiで、追加機能としてOCRやピクチャーダイレクトのような機能があります。価格は10000円以下で販売されています。

業務用にもおすすめのブックスキャナー3選

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業務レベルでのスキャニングに有用なモデルをご紹介します。必要な機能はスキャニング効率と速度、そして一定水準以上の画素数を出せる性能です。そのため非破壊型ではないタイプもふくめてご紹介していますので、本の分解をよしとしない場合は注意してください。

業務レベルでのスキャニングですから、大量に手早く処理できるもので、しかも手早いデータ化の機能に優れたブックスキャナーばかりです。追加機能として貼付されるソフトウェアやアタッチメントもそうした機能に特化していることが特徴といえます。

富士通ScanSnap S1500

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人気のおすすめ業務用ブックスキャナー、富士通の「ScanSnap S1500」です。シートフィードのために読み取りは原稿状態にする必要があり、書籍の読み取りには本の分解が必須です。しかし、高速な読み取り速度と同時両面読み取り機能など、非常に高速かつ快適な動作を補償します。

シートフィードタイプのブックスキャナーで、特徴として、A3サイズまで読み取り可能です。最大解像度は150-1200dpiで、追加機能として両面同時読み取り、OCR、ECMのような機能があります。CCDを2基搭載した高解像モデルです。

EPSONDS-570W

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自炊に使える人気のおすすめ業務用ブックスキャナー、EPSONの「DS-570W」です。圧倒的なモノクロであれば1枚当たり最速で0.5秒での読み取り速度を実現する速度域が魅力のスキャナーです。キャリアシートの使用によりA3サイズのスキャニングも可能です。

シートフィードタイプのブックスキャナーで、A3サイズまでの高速読み取りが可能です。最大解像度は50-1200dpiで、追加機能としてWi-Fi通信接続、分速35枚の高速スキャニング、多機能インターフェースのような機能があります。

PlustekOpticBook 4800

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自炊に使える人気のおすすめ業務用ブックスキャナー、Plustekの「OpticBook 4800」です。このブックスキャナーは書籍のスキャンを目的として開発されたスキャナーで、エッジが極めて短く設計されているために書籍をあまり痛めずにすむという利点を活かしたスキャナーとして人気です。

フラッドヘッドタイプのブックスキャナーで、A4サイズまで読み取り可能です。最大解像度は1200dpiで、読み取り速度が一枚当たり3.6秒なので、一般的な業務用の他機種に比べればおそいですが、フラッドヘッドタイプとしては破格の速度でのスキャン性能を持っています。

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名刺スキャナーのおすすめ人気11選!特徴や選び方のポイントも紹介!
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ブックスキャナーでの自炊初挑戦は何をすれば良い?

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とにかく紙媒体を無くしてしまうことが最優先なので、あらゆる紙の情報を収集してデータ化するための手段を考慮しておく必要があります。でもその前に、そこまで自炊を進めることはどんなことがおきて、そしてどんなことが必要なのでしょうか?

メリットを理解する

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完全に紙媒体をなくしてしまい、全てをデータ化することで得られるのは「空間」です。文字通りスペースを得られるわけです。例えば、本来であれば必要な「本棚」などは全てデータ化して本そのものを処分してしまえば一切不要になります。

不要な紙を持たなくていい

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データ化した紙であった情報群はまるまる手元の電子デバイスで一元管理できるようになります。逆にタブレットやスマホがなくては見れませんが、現代人でそうした電子機器を持たない人の方が稀です。

であれば、普段身に着けているものに付帯するだけの話なので、常に身軽でいられます。ミニマリストとしても効果的です。

必要なものまで捨てないように

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完全自炊生活においては、紙媒体は基本的に自炊が完了したら即処分がキホンになります。しかし、重要書類や代替の効かないものまで処分してしまわないように注意しましょう。

しかし、余計な物はいずれにしても不要ですから、慣れるまでは常に自問自答することになります。慣れればあっという間に判別可能になるので、効率化されます。

スキャンする環境を整える

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レシートなどはスマホのアプリでスキャンできますので、そちらで管理する。ちょっとしたチラシなどであれば、これまたアプリをつかってPDF化しておけば管理が捗ります。

自炊で発行したPDFも手元で編集できるようにドキュメント管理ツールを用意するなど、データ化の準備はしっかりとしておきましょう。

待機場所を用意するといい

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何をスキャンしていないのかがハッキリ分かっている方が遥かに管理しやすくなります。そこで、専用のトレーなどを用意して「これからスキャンするもの」として区別するようにしておきましょう。そうすることで嵩張りがちなスキャン待ち書類をまとめておくことが出来るようになります。

機材メンテナンスも重要

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スキャンの成功率をより確実にしておきたいのであれば、機器のメンテナンスはもはや必須です。特にシートフィードタイプのブックスキャナーは紙送りの具合が長く使っているとどうしても摩耗、劣化してしまいます。ローラー部分の交換やメンテナンスは最低でも年一回は実施しましょう。

どこまでスキャンするか決めておく

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特に書籍やマンガなどの場合、書評や発刊履歴、広告など不要なページまでわざわざスキャンするのは手間ですし時間の無駄です。

実際にデータとして残しても、そこまで読み込むことはまずありません。そうした「どの範囲までデータ化するか」は事前に決めておくとデータの省エネにつながります。

ブックスキャンのサービスもある

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手持ちの書籍をデータ化して、データ化した書籍はそのまま廃棄してもらい、データを受け取ることができるサービスがあります。冒頭でも述べましたが、いわゆる「自炊代行サービス」とよばれるものです。

著作権には注意が必要

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当然ですが、自炊したデータとはいえ作成された文書や絵にはその製作者がもつ「著作権」によって保護されています。誰でも閲覧できる状態にすることは、作者の著作権を侵害する行為に繋がります。安易にネットに公開などはしないようにしましょう。

BOOKSCAN

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会員登録制のスキャニング代行サービス「ブックスキャン」です。2010年4月7日の創業から蔵書の電子化と破棄の代行サービスを運営しているサービスで、1冊100円からと非常に低価格で依頼することができます。350ページからは200ページごとに100円が加算されていくシステムです。

スキャンピー

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「RTで三冊無料」など、精力的なキャンペーンとリーズナブルな価格で人気の自炊代行サービスが「スキャンピー」です。Amazonなどで購入した本をそのまま電子化し、受け取ることもできるサービスなどを1冊80円から利用できます。

ジェットスキャン

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本来ならオプション料金が発生するようなファイルの書き換えやカラー読み込みを標準価格でサービスで行ってもらえる自炊代行サービスをじっししているのが「ジェットスキャン」です。価格は250ページまでなら200円で、以降200ページごとに100円加算にておこなって貰えます。

ブックスキャナーで自炊してみよう!

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代行サービスに依頼するにしても、自分でスキャニングを行うにしても、紙媒体のデータ化を行うことでその利便性は飛躍的に高まります。データをクラウドに置いておけば、いつでもどこからでも読むことが出来る自炊化をブックスキャナーでやってみましょう。

五所川原銭男
ライター

五所川原銭男

ガジェット系を好む。雑食。暴食。時折暴走する。知る人ぞ知る某国産プロジェクトの中の人。

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