イヤホンの正しい付け方は?シュア掛けなど外れにくい方法をご紹介!

イヤホンの正しい付け方は?シュア掛けなど外れにくい方法をご紹介!

正しいイヤホンの付け方をご存知ですか?イヤホンはタイプ別に正しい付け方が異なります。タイプに合わせた付け方をしないと、せっかくの性能が発揮されません。そこで今回は、話題のイヤホンの付け方をタイプ別に紹介します。正しい付け方を学び、音楽ライフを快適にしましょう。

記事の目次

  1. 1.イヤホンの正しい付け方を知っていますか?
  2. 2.イヤホンの悩み
  3. 3.イヤホンの付け方でよく聞く「シュア掛け」とは
  4. 4.イヤホンの種類別の正しい付け方
  5. 5.付け方以外の快適なイヤホンのための注意点
  6. 6.自分のイヤホンに合った付け方をしてみよう!

イヤホンの正しい付け方を知っていますか?

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ポータブルラジオやカセットテープから始まり、CD、MD、そして今では携帯電話で音楽を聴くことが増えてきました。自宅でスピーカーから音を出すときには関係ありませんが、外で音楽を聞くときに必須のアイテムがイヤホンで、多くの方が持ち歩いています。

携帯電話で音楽を聞くメリットとして、学校や職場で友人や同僚と話に出て気になった楽曲を、その場ですぐにダウンロードして聞けるということがあります。

しかし音楽を聞くのに必須のイヤホン。周囲を見渡してみると様々な形状が存在しており、人によっても付け方がマチマチで、どの付け方が正しいのか良く解らないという人が多いのも実態です。

スポーツ選手が試合前や練習中などに集中力を高めたり、気持ちを上げるために自分の好きな音楽を聞いたりしている光景を目にすることが増えました。

その時のイヤホンの付け方も人それぞれ。そこで今回は、イヤホンの正しい付け方や、イヤホンのタイプ別の装着方法や話題の付け方などを詳しく紹介します。

イヤホンの性能があがり、キレイで雑音が少ない状態で音楽を聞けるイヤホンが多数発売されていますので、正しい付け方を学び、より快適な音楽ライフを楽しみましょう。

イヤホンの悩み

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今や生活に欠かせないものになっているイヤホンですが、イヤホンを使うときの悩みもあるのではないでしょうか。人によってその悩みは違うかもしれませんが、それらも根本的な原因はイヤホンの正しい付け方に要因があることがほとんどです。

ではその中で、最も多くイヤホンを使うときの悩みとして挙げられる内容について触れておきましょう。一つは「イヤホンが耳から落ちる」ということ。そしてもう一つは「ケーブルとイヤホンが擦れる音が聞こえる」この2点です。

イヤホンが耳から落ちる

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例えばiPhoneを購入すると付いてくるイヤホンについては、サイズが完全に同じサイズのイヤホンが同梱されています。もちろん人によって耳の大きさや形は異なりますので、iPhoneに同梱されているイヤホンが全員にジャストフィットするわけではありません。

イヤホンが大きすぎて耳に入らないという方もいらっしゃれば、逆にイヤホンが小さくて耳から落ちてしまうという方もいらっしゃるでしょう。

また、普通に歩いているときにイヤホンが落ちることは無いものの、マラソンなどの運動をしているときにはイヤホンが度々耳から外れてしまうという悩みを抱えている方も多いでしょう。

そんな悩みも、大きさを調整できないイヤホン以外は、イヤホンの正しい付け方をすることである程度解消できますので、このまま読み進めてください。

ケーブルと服の擦れる音が気になる

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ケーブルと服の擦れる音が気になるというのも、多くの方から聞こえてくる悩みの1つです。この悩みについても、通常時に歩いているときに気になるというよりも、マラソン等の運動をしているときにケーブルと服が強めに擦れることで気になることが多いようです。

特にマラソンをしているときは、ウィンドブレーカーなど擦れるときに大きな音がしやすい服装で走ることも多い為、余計に気になることが多いのかもしれません。また、イヤホンのケーブルが体の動きに合わせて大きく跳ねることでも音が気になることがあるようです。

この悩みに関しても、イヤホンを耳に正しく装着することに加え、あるアイテムを使うことで解消できることがありますので、こちらも追って紹介していきます。

イヤホンの付け方でよく聞く「シュア掛け」とは

さて、先ほどまで散々「イヤホンの正しい付け方」という言葉を使ってきましたが、厳密に言うとイヤホンの正しい付け方という特定のルールが存在しているわけではありません。

今回「イヤホンの正しい付け方」としているのは、より良い環境で音質良く聞くための工夫になります。イヤホンの付け方を変えるだけで耳から外れにくくなったり、洋服と擦れたときの音(タッチノイズ)を抑制することができます。今回はその方法を紹介します。

そんなイヤホンの付け方について、有名な装着方法が「SHURE掛け」です。読み方は「シュアがけ」で、この付け方が話題になったのは、オリンピック・フィギュアスケート金メダリストの羽生結弦選手が、この装着方法だったことから注目を集めました。

この「シュア掛け」にはメリットもたくさんあるのですが、全てのイヤホンが「シュア掛け」が最適かというとそうではありません。今回紹介する「イヤホンの付け方」の中で、「シュア掛け」についても解説しますので、イヤホンのタイプと目的別の装着方法を確認して下さい。

オーディオ機器「SHURE」が製造するイヤホンの装着方法

ではまず「シュア掛け」とは何なのか、その名前の由来について簡単に紹介しましょう。「シュア掛け」は先ほど紹介したようにイヤホンの付け方の1つです。正式名称ではありませんが、広く俗称として知られている装着方法なので、まずはこの言葉を覚えておいてください。

「シュア掛け」の「シュア」は、世界的に有名なオーディオ機器メーカー『SHURE』が販売するイヤホンの、その独特な装着方法から名付けられたものです。シュアは1925年にアメリカ・シカゴで設立された企業で、元々はラジオパーツの販売を専門とする個人会社でした。

この装着方法については、この後に紹介しますが、どなたも一度は「シュア掛け」している人を見たこと、もしくは自分で試したことがあるのではないでしょうか。慣れるとたくさんのメリットが感じられる、優れたイヤホンの付け方です。

シュア掛けのやり方

メリットが大きい「シュア掛け」について装着方法を紹介します。まず、シュアのイヤホンは形状からして他のメーカーのイヤホンとは異なる部分があります。

シュアのイヤホンにもいくつかのタイプがありますが、そのほとんどが普通のイヤホンとは少し違う形状をしています。耳にかける部分が付いているタイプ、イヤホン部分から伸びているコードが上向きになっているタイプなど、最初は付け方がわからない人もいます。

シュアのイヤホンは、イヤホンから出ているコードを耳からそのまま下に垂らすのではな、耳の上部から耳の後ろを通して下に垂らします。耳を一周回すイメージで、耳の上からかけて装着するのがシュアのイヤホンの特徴で、この装着方法を「シュア掛け」と呼んでいるのです。

「シュア掛け」は、他メーカーのイヤホンでも実践可能で、音の響き方が良くなると言われていることから、これが正しい付け方なのではと言われています。

シュア掛けにするメリット

巷では音質も良くなると感じる方が多い「シュア掛け」ですが、この付け方をすることのメリットは、具体的にどの様なものがあるのかを紹介します。メリットは大きく分けて、①装着感が高まる、②タッチノイズが減る、の2点が挙げられるようです。詳しく紹介しましょう。

イヤホンが安定して耳に密着

「シュア掛け」のメリット1つめとして挙げられるのが「装着感の高まり」です。コードをそのまま下に垂らさず、耳を1周するようにかけることで、イヤホンがより安定感をもって耳に密着するようになります。

先ほど悩みの部分でも紹介しましたが、イヤホンをつけながら運動すると、体の動き(振動)によってイヤホンが少しずつ耳の中でズレ、最終的には外れてしまいそうになることが多々あります。

「シュア掛け」は、そのズレを防止することができます。もちろん完全に防止できるわけではありませんが、普通の装着方法よりも、激しい運動をした際にイヤホンがずれにくくなります。羽生結弦選手をはじめとしたアスリートにこの装着方法が多いのはこれが理由になります。

タッチノイズが少なくなる

「シュア掛け」のメリット2つめは、「タッチノイズの減少」です。こちらも先ほどの悩みで出てきた「イヤホンコードが服に擦れて発生する音」という悩みを軽減してくれる効果が期待できます。

音楽を聞いているときに発生してしまうタッチノイズは、煩わしさも感じますし、音楽を聞くことよりもタッチノイズに意識がいってしまうという方も多くいらっしゃいます。

「シュア掛け」では、コードを耳に掛けることでイヤホンを安定させていますし、イヤホン近くのコードが耳の裏を通して固定されることで動きが少なくなるため、タッチノイズの発生を抑制する効果があるのです。

これらのメリットから考えても、より良い環境で音楽を楽しむためには「シュア掛け」がイヤホンの「正しい付け方」と考えても良いかもしれません。

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イヤホンの種類別の正しい付け方

フリー写真素材ぱくたそ

「シュア掛け」がイヤホンの正しい付け方なのではないかと言われていることを紹介しました。世の中にイヤホンは多数のタイプがありますが、タイプごとに「シュア掛け」向きか否かの違いがあります。ここではタイプ別におすすめの付け方を紹介します。

カナル型イヤホンの正しい付け方

まずは「カナル型イヤホン」を紹介します。シンプルなカナル型イヤホンは「シュア掛け」が可能です。イヤホンにRLなどの方向性がある場合は、左右を入れ替えて使う必要がある場合があります。

カナル型イヤホンは耳の中で密着するタイプで、遮音性の高さが特徴ですが、タッチノイズによる影響も受けやすいという特徴もあるので、シュア掛けをするメリットが十分あります。ちなみに、コードの付け根が短い方がシュア掛けに向いています。

カナル型イヤホン・スポーツタイプの正しい付け方

「シュア掛け」のメリットとして、タッチノイズを軽減できるという事があります。タッチノイズは運動しているときに最も気になることが多いので、特に体を動かす状況で効果を感じやすいつけ方になります。

さて、数あるイヤホンの中でもスポーツタイプのイヤホンというものも多数販売されています。すべてのスポーツタイプというわけではありませんが、大多数のスポーツタイプイヤホンが耳掛け式になっています。

iPhone付属イヤホンの正しい付け方

ほとんどのiPhoneユーザーの方が、一度は使ったことがあるであろう付属のイヤホンについては、シュア掛けにあまり適したイヤホンとは言い難い作りになっています。オーソドックスに耳から垂らす付け方がベストです。

これはコードの付け根部分が長いため、邪魔に感じてしまう人が多いという事情があります。慣れれば気にならなくなってきますが、そもそも遮音性は低いもののタッチノイズの影響は受けにくく、シュア掛けのメリットも他のタイプに比べて低くなります。

開放型イヤホンの正しい付け方

iPhone付属のイヤホンも大別すると開放型イヤホンに属します。他のタイプのイヤホンと違い、本体が大きめになっている傾向があります。イヤーピースはスポンジのような素材で出来たイヤーピースが付属する場合が多いようです。シュア掛けしやすいタイプも中にはあるようです。

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付け方以外の快適なイヤホンのための注意点

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ここまでは、主にタイプ別に「シュア掛け」に適しているか否かを検証しつつ、それぞれのタイプのイヤホンの正しい付け方を紹介してきました。

「シュア掛け」しやすいタイプのイヤホンであれば、イヤホンが外れてしまうといったことや、服に擦れる音が気になるといった不満も解消しやすいのですが、そうでないタイプのイヤホンを使っていた場合は、これらの悩みを解消する手段はないのでしょうか?

そこで最後に、シュア掛けに向いていないタイプのイヤホンであっても、これらの悩みを解消し、快適に音楽を聞くことが出来る環境を作るための方法を紹介します。既にお持ちの物で対処できることもありますので、紹介する内容を参考に調整してみてください。

自分に合ったイヤーピースを選ぶ

Photo by GEEK KAZU

まずは「イヤホンがすぐにはずれてしまう」ことが多い方への対処方法です。この様な現象が起きてしまう方のほとんどが、イヤピースのサイズや、イヤーピースの材質がご自身の耳に合っていないことが原因であることが多いようです。

一般的に、日本人男性はMサイズのイヤーピースを使うことが多いようですが、女性や耳の穴が小さい男性は、もともと付属しているイヤーピースの中でもSサイズのイヤーピース、もしくはSSサイズのイヤーピースを試してみましょう。

もしくは、低反発素材を使用しているイヤーピースを別に購入してくることで、ご自身の耳の大きさに合わせて広がってくれます。いずれにせよ、すぐにイヤホンが外れてしまう悩みをお持ちの方は、ご自身の耳にぴったりハマるイヤピースを選ぶようにしましょう。

なお、シュア掛けに向いているイヤホンでも、この後に紹介するイヤーピースに関しては重要です。イヤーピースは耳とのフィット感を決める最終的なピースになります。

購入したイヤホンにイヤーピースが複数入っていることもありますし、イヤーピースだけが別に売られていることもあります。イヤーピースを見直して、より快適な環境を整えましょう。

ケーブルは洋服に固定するかまとめる

次に、「服に擦れる音が気になる」ことへの対処法について紹介しましょう。このタッチノイズを防ぐためには、物理的にイヤホンコードのしまい方に注意することがポイントになります。タッチノイズの発生は、耳から伸びているコードが長くて動いてしまうことが原因で発生します。

また、長いコードはカバン等に引っかかって邪魔になりますし、場合によっては、イヤホンコードが何かに引っかかって外れてしまうことも起きてしまいます。

そこで役に立つのが、イヤホンコード専用のクリップやホルダーです。イヤホンを購入すると付属していることもありますが、できればホルダーにクリップが付いていて、洋服に固定させられるタイプの物がおすすめです。

洋服に固定することで、ホルダーの重さでイヤホンが引っ張られて耳から外れることが少なくなります。これでタッチノイズの悩みはだいぶ解消されます。

U字ケーブルなどの長さにも注意

イヤホンのケーブルには大きく分けて2種類のタイプがあります。1つはU字ケーブルで、もう1つがY字ケーブルです。U字ケーブルは、片方の耳に届くケーブルを、首の後ろを通して装着するタイプのケーブルです。

Y字ケーブルは、ケーブルの分岐から左右のイヤホンまでのケーブルの長さが同じタイプのケーブルで、ケーブルは両耳からそのまま下向きに直接プレイヤーに接続されるタイプのケーブルです。

もし「シュア掛け」をしようとした場合、Y字ケーブルは両耳用のケーブルが長いので「シュア掛け」することも可能ですが、U字ケーブルの場合は、シュア掛けするほどケーブルに余裕がない場合があるので注意しましょう。

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「イヤホンジャック」という言葉はご存知でしょうか?。その部分には、実は汚れがたまっているので掃除が必要です。もしかしたらあなたがイヤホンで聴いている音楽にノイズが入るのはそれが原因かもしれません。精密機械のイヤホンジャックはどう掃除をしたらいいのでしょうか。

自分のイヤホンに合った付け方をしてみよう!

フリー写真素材ぱくたそ

いかがでしたか。シュア掛けを中心にイヤホンの付け方を紹介してきました。今お使いのイヤホンが少し外れやすいという方は、イヤホンピースやホルダーを試してみるのも良いでしょう。

特にイヤホンピースは、イヤホンを購入した時に少し試した後、仕舞い込んでいることがほとんどではないでしょうか。イヤホンピースを変えてみるだけで、劇的に環境が変わる可能性がありますので、是非イヤホンピースのサイズ変更をお試しください。

今回は、シュア掛けについて紹介しましたが、必ずしもシュア掛けがご自身に最適かどうかは分かりません。イヤホンピースをはじめ、様々な事を試していただき、ご自身に最適な付け方を見つけてください。

Randkin
ライター

Randkin

世の中の様々な事に興味を持ち、自分から積極的に情報収集を行っています。読者の皆さんが、知っているようで知らない言葉や知識。今の生活がもっと便利になるアイデアをたくさん紹介していきます。

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