セルフで簡単にジェルネイルをオフする方法を紹介!
ジェルネイルは無限のアレンジが出来るうえにぷっくりつやつやに仕上がり、ポリッシュとはまた違った出来上がりになるところがとても人気です。そんなジェルネイルの正しいオフの仕方をご存知でしょうか。
間違ったオフの仕方を続けていると、ジェルが表面ごとはがれ自爪を傷めてしまいます。またグリーンネイルや爪の病気など、ジェルネイルを楽しめない事態に陥ってしまうこともあります。
今回は簡単にできる正しいジェルネイルのオフの仕方をまとめました。すでにジェルネイルをしている方も、これから楽しむ方も是非参考にしてください。
ジェルネイルを簡単にオフする方法①準備
ポリッシュネイルと比べるとジェルネイルはしっかりと硬化しているため、一度ネイルをするとしばらくの間楽しむことができます。しかし根元が伸びてきたり爪先から浮いてきたりした場合に必ずオフが必要になります。
ジェルネイルをオフする際にはいくつか準備しなければならないものがあります。必需品からあると便利なものまで一つ一つ説明していきます。
用意する物
それではジェルネイルをオフする際に必ず必要な備品について詳しく説明していきます。ジェルネイルで一番爪に負担がかかるのはオフの時であるといわれています。
このことからも間違ってもジェルネイルを無理やりはがしたり、頻繁にやり直したりしないよう注意が必要です。
またジェルネイルをオフする際にはリムーバーのアセトンを使用する場合があります。アセトンは火気厳禁ですので、換気を行い、密室や火の元には注意が必要です。
ファイル(やすり)
ジェルネイルをオフする時に一番最初に使用するのが「ファイル」です。これは目の粗いやすりですが、150から180グリッド数がおすすめとされています。
次に使用するリムーバーがジェルに染み込みやすいように、ジェルの表面を削るために使われます。ジェルネイルは自爪からベース、カラーやシェル、トップのにな順番になっていますが、「ファイル」はベースだけを残してカラーとトップを削る専用のものです。
荒めのやすりであるため、皮膚をこすると傷になってしまいます。セルフオフの際に指の皮膚や自爪を削ってしまわないように注意が必要です。
ジェルリムーバー
ジェルネイルをオフする際に用いる液体をリムーバーと呼びます。リムーバーにはアセトンリムーバーとノンアセトンリムーバーの2種類があります。
アセトンの保有量が多いほどジェルをしっかりとオフすることができますが、その分爪や皮膚への負担が増してしまうため注意が必要です。
ノンアセトンリムーバーは爪や皮膚への負担が軽い分、オフするのには時間が必要になります。どちらのリムーバーを使用しても皮膚や爪へ負担をかけるため、使用後の手指の保湿をすると安心です。
アルミ箔
アルミ箔はジェルネイルをセルフオフする際に、一本一本の指に巻き付けて使用します。リムーバーを浸したコットンを爪に着ける際に、ジェルリムーバーが流れたり揮発してしまったりするのを防ぐ効果があります。
慌てないために、ジェルネイルをオフするための準備の際に、あらかじめ10cm四方の大きさにカットしておくと便利です。ジェルは一度では落ちずに、一本の指につき一枚では足りないこともあるため多めの枚数を準備しておくと安心です。
メタルプッシャー
メタルプッシャーとはネイルをする前に甘皮のお手入れをするためや、ジェルネイルをオフする際に使われる道具です。甘皮とは爪の生え際にある皮のことを指します。
甘皮を押し上げたり処理したりとお手入れをすることで、ネイルの見栄えが良くなり、爪が長く見える利点があります。
コットン
ジェルネイルをオフする際に欠かせないのがコットンです。これはドラッグストアなどで安価に購入することができます。ジェルネイルをオフする前に爪よりも少し大きめのサイズにカットしておきます。
アルミ箔と同様に、ジェルネイルがなかなか落ちず、一度だけでなく何度かオフすることもあるため多めに準備しておく必要があります。
あると便利なもの
ここまでジェルネイルをオフする際に必ず必要なものを紹介しました。ファイル、ジェルリムーバー、アルミ箔、メタルプッシャー、コットンが必需品です。
それではこの他にもあると便利なものについても紹介していきます。最初はこまごまとした備品や聞きなれない名前などに困惑してしまうこともありますが、実際に自分でジェルネイルをオフするようになるとコツがつかめてきます。
「どの場面で度のやすりを使えばよいのか」「どこまで削ったらよいのか」などはよく耳にする声です。順序に沿ってジェルネイルをオフすることが大切です。
ミトンタイプの手袋
セルフでジェルネイルをオフする際に、ジェルリムーバーを温めてあげることで浸透が早まります。アルミ箔を巻きしばらく置いて時にミトンタイプの手袋をしておくと保温効果が期待できます。
お湯につけたり直火に当てることは厳禁ですので、ホッカイロやこたつなども有効的です。特に冬場や冷え性の人は指先が冷えやすく、リムーバーの効果が期待できなくなるので、温めるとオフしやすくなります。
シャイナー
シャイナーとはファイルの一つではありますが、爪の表面をつややかにするために用いられます。シャイナーを使う前にファイルで爪を整えておく必要があります。
凹凸がないようにファイルで表面を整えた後に、目の細かいシャイナーを使い爪の表面につやを持たせるために使用されます。
ジェルネイルをオフした後に続けてネイルをしない時は、オフした後の爪の表面が水分が奪われてかさついていることがあります。もちろん保湿は必要ですが、そのような時に爪につやを持たせてあげると指先が美しくなるのでお勧めです。
バッファー
バッファーとはシャイナーと同じくファイルの一つです。バッファーとは爪の表面を整えるためのやすりです。バッファーには主にエメリーボード、アクリルファイル、ソフトファイルの三種類があります。
ソフトファイルは爪の表面を滑らかにするためのものであり、爪を整えるために使われるのがアクリルファイルとエメリーボードです。
つまり爪をつやつやに仕上げたい時には、バッファーで爪の表面を整えた後にシャイナーをかける必要があります。
ピンセット
ジェルネイルをする際にホログラムやシェルをつかむのにピンセットが活躍します。実はオフの際にもピンセットがあると便利です。
またジェルリムーバーが皮膚につくと、少なからず負担がかかってしまうため、コットンを浸す時にはピンセットの使用をおすすめします。
ジェルネイルを簡単にオフする方法②手順
ジェルネイルをセルフオフする際に必要なものについて説明してきました。次にジェルネイルを簡単にオフしていく順序ややり方について説明していきます。
ジェルネイルをオフする時には無理にはがさないこと、削りすぎないことに注意が必要です。ふやけていないジェルを無理やりはがしてしまうと、自爪の表面も一緒にはがれてしまい、爪が薄くなる原因になります。
爪が薄くなると弱くなるだけではなく、次にジェルネイルをする時の硬化で痛みを感じることもあります。やり方と注意点さえ頭に入れて置けば、初心者でも簡単にオフすることができます。
サンディングをする
まず最初にジェルネイルを削ります。表面のトップジェルとカラージェルやホログラム等を削ることをサンディングと呼びます。この次に使用するジェルリムーバーが染み込みやすいように表面のツヤがなくなるまでまんべんなく削る必要があります。
サンディングをする際の注意点としては、ベースだけを残すように削り、自爪に傷をつけないようにすることです。キューティクルオイルを持っていれば、サンディングのあとに爪の周りに塗っておくと皮膚の保護になります。
リムーバーを染み込ませたコットンを爪に乗せる
まんべんなくサンディングをしたら小さくカットしたコットンに、ジェルリムーバーを染み込ませます。ジェルリムーバーはすぐに揮発してしまうため、ひたひたになるまで染み込ませて使用します。
ジェルリムーバーに浸したコットンは、ピンセットを使用して爪の上に乗せるようにし、皮膚に負担がかからないようにするため素手で触らないようにしましょう。
アルミ箔で爪を包む
ジェルリムーバーを染み込ませたコットンを爪に乗せたら、ジェルリムーバーが揮発しないようにアルミ箔で指先を包みます。
ジェルリムーバーを使用する時は必ず喚起を行い、直に吸い込むことのないように注意が必要です。アルミ箔で指先を包んだら、そのまま15分ほど待ちます。
ミトンに手を入れて温めると◎
アルミ箔で指先を包んだ後に手袋などで指先を温めるとジェルリムーバーの浸透が早まります。冬場などは特に指先が冷えやすいので、こたつやホッカイロなどを活用するのも効果的です。
片手の待機中に反対側の手のネイルをオフすると、時間を無駄にせずネイルオフに集中できるのでおすすめです。
ジェルをメタルプッシャーで取り除く
アルミ箔を外し、ふやけて浮いてきたジェルをメタルプッシャーで除去していきます。この時に無理やり爪から外すのではなく、浮いてきたジェルだけを取り除くようにします。
爪にくっついて残っているジェルは、再度ジェルリムーバーを染み込ませたコットンとアルミ箔を巻き、オフする必要があります。
ジェルネイルをオフした後のケア
ジェルネイルをオフした後の爪や皮膚は大変乾燥しています。オフした後に再度ジェルネイルをする場合は、この後にプレパレーションをする必要があります。
すぐにネイルをする予定はなくジェルをしばらくお休みし、爪の休息期間を設ける場合は、乾燥した爪や指先のケアをすることをおすすめします。
ぬるめのお湯で甘皮を柔らかくする
指先のケアをしていると自爪だけでも美しく、きれいな指先でいることができます。ジェルネイルをしていない時でも爪につやがあり、しっかりと甘皮が処理されていれば爪が長く美しく見えます。
甘皮の処理をするにあたって、まずぬるめのお湯で甘皮を柔らかくします。その後に甘皮の処理をするためには皮膚を柔らかい状態にすると効果があるためです。
綿棒で甘皮を取り除く
お湯で柔らかくなった甘皮を綿棒で取り除いていきます。ジェルネイルをオフした後にとり切れなかった細かいダストや汚れが付着していることもあります。
決してごしごしとは削らずに、優しく擦るようにしてください。甘皮はもともと柔らかい皮膚ですのでこすりすぎると傷がついてしまうためです。
ネイルオイルを塗る
ジェルネイルをオフした爪や指の皮膚は乾燥しており、保湿が必要な状態です。お好みのネイルオイルやハンドクリームなどでしっかりと保湿しましょう。
指先のケアのあとに再びジェルネイルをする場合には、オイルを塗ってしまうとジェルのノリが悪くなるだけでなく、ファイルなどもかけにくくなってしまうため塗らないようにしましょう。
ささくれをマッサージしてカット
ネイルオイルを塗り、指先をマッサージします。爪の周りの皮膚にささくれができている場合は、この時にカットするようにしましょう。
カットするのははさみなどを使用し、間違っても指で引っ張ったりしないよう注意してください。傷口から雑菌が入り、化膿の原因となります。
絆創膏で密封して保湿
ネイルオイルで保湿をした後に、ささくれ部分にばんそうこうを貼って密封し皮膚の保湿を促してください。ささくれができていなければばんそうこうを貼る必要はありません。
ネイルオフ後の、ケアの仕方の流れは以上です。ジェルネイルをオフする際には爪に負担がかかりますので、その都度ケアをすることをおすすめします。
ジェルネイルをオフするのにおすすめの100均グッズ
ジェルネイルをオフするのに必要品な用品をそろえると予算オーバーになってしまうこともあります。あまりお金をかけずにオフしたい場合などには百円ショップを活用してみてはいかがでしょうか。
百円ショップのネイル用品は数が多く、ネイルオフのためのリムーバーやファイルなども豊富に取り扱っています。今回はダイソーとセリアのネイル用品について紹介していきます。
ダイソー ジェルネイル オフホイル
ダイソーではジェルネイルをオフするための専用のホイルが販売されています。このジェルネイルオフホイルにはコットンがついており、ホイルとコットンともにカットされているためすぐに使うことができます。
10枚入りで100円と安く購入できますが、一回で数枚使用してしまうと足りなくなるため、余分に購入しておくことをおすすめします。
ダイソー セルフネイルケアセット
ダイソーではジェルネイルをオフするためのキットが販売されています。このセルフネイルキットにはやすりと甘皮切りとファイルがセットになっており、オフする際に必要なものがそろっています。
それぞれ一つずつ購入するとなると何が良いのかも分からず悩んでしまいますが、100円で購入できるので試しに使ってみるのにも大変おすすめです。
セリア ジェルネイルリムーバー
セリアではジェルネイルリムーバーが販売されていrます。このリムーバーはアセトンが配合されており、他のメーカーと比べても劣ることなくジェルネイルをオフすることができます。
容量は120mlで100円で購入できるので、コストパフォーマンスも大変よく、これからジェルネイルを始める人や、リムーバーの購入で悩んでいる人におすすめです。
自宅で自分でジェルネイルをオフしよう!
今回はジェルネイルのオフについて、必要な備品や方法、あると便利なものなどいついて紹介しました。「ジェルネイルをしたいけれどオフが大変そう」「オフする時に何が必要なのかわからない」といった疑問解消の参考にしてください。
今はネイルサロンだけではなく、セルフでジェルネイルをする人も多くなっています。爪のケアをするとともに爪先のおしゃれを楽しみましょう。