誰もが不快になるトナラーについて調査!
日本語にはどんどん新しい言葉が追加されてきていますが、そんな新しい日本語の中に「トナラー」という言葉があります。「アムラーなら知ってるけど」という人も多いでしょうが、「トナラー」もそれに近からず遠からずな言葉です。
ラ行で終わる単語の最後尾を「ラー」にする新たな日本語の作り方があり、「アムラー」「シャネラー」と同じように「トナラー」もラ行で終わる単語の最後尾を「ラー」にした言葉ですが、元になっている言葉は「隣」です。
「隣」という言葉がいったいなぜ「トナラー」などという新しい言葉になったのか、「トナラー」はなぜ誰もが不快な思いをするのかなど、「トナラー」について色々とご紹介していきます。
トナラーとは
それではまず最初に「トナラー」とはいったいどのようなものなのかについてご紹介します。先に少し触れたように、「トナラー」は「隣」という言葉が変化してできた言葉で、「隣に来る人」のことを指します。
「隣に来る人ってそんなに迷惑かな?」と言う人もいますが、「トナラー」はただ単に隣に来るというわけではないため誰もが不快に思う存在です。
隣に来られると誰もが不快に思う「トナラー」とはいったいどのような人を指すのか、「トナラー」とは何かについてご紹介しましょう。
混んでいない場所でも隣りに来る人
「トナラー」とは何かの一つ目は、混んでいない場所でも隣に来る人だということです。通勤の時間帯以外ならそう混んでいない電車で座っていると、他に席がたくさん空いているのに隣に来て座る人などを「トナラー」と言います。
誰かが隣に座るのは満員電車なら仕方ないと受け入れる人であっても、がらがらに空いている電車などでわざわざ隣に来て座る人に対しては嫌悪感や不信感を抱くでしょう。
他にもたくさん空席があるのに狙いすましたように隣に来て座る「トナラー」はある意味不気味で、その目的がわからないため気分が悪くなる人も少なくありません。
いろいろな場所に出没
「トナラー」とは何かの二つ目は、「トナラー」はいろいろな場所に出没するということです。「トナラー」はバスや電車だけではなく、ショッピングセンターの駐車場や映画館などあらゆる場所に出没します。
駐車場はがらがらに空いているのにわざわざ誰かの車の隣に停める人も「トナラー」なら、空いている映画館で見知らぬ人の隣に来て座る人も「トナラー」です。
また飲食店などにおいても、席は空いているのに先に座っている誰かの隣を狙って座るのも「トナラー」で、「トナラー」はパーソナルスペースを侵す不快な存在であると言うことができます。
トナラーとなる人の心理・理由は?
「トナラー」とは何かについてご紹介しましたので、次は「トナラー」となる人の心理と理由についてご紹介します。「トナラー」と呼ばれる人にはそれぞれ色々な心理や理由があって、「トナラー」になる場合が多いです。
理由もなく「トナラー」になる人はむしろ少なく、何かの理由があるために「トナラー」になる人や心理的にどうしても人の隣に座るといった行動に出てしまうため「トナラー」になる人が多いと言えます。
「トナラー」になる人の心理や理由とはいったいどのようなものなのか、「トナラー」となる人の心理と理由についてご紹介しましょう。
隣りの車を目印に駐車している
「トナラー」となる人の心理と理由の一つ目は、隣りの車を目印に駐車しているということです。駐車場が空いているのにわざわざ誰かの車の隣りに駐車するタイプの「トナラー」は、隣りの車を目印にしたいという場合があります。
どこにでもあるような車種や色の車に乗っていて、広い駐車場に停めたら自分の車がわからなくなってしまう人もいます。そういった人も「トナラー」になりやすく、このタイプの「トナラー」には悪意など全くありません。
広い駐車場に車を停めたら自分の車の場所が分からなくなるという人は方向音痴の場合もありますので、こういった人は目立つような車を自分の車を探す目印にするという目的で、目立つ車の隣りに駐車する傾向にあります。
端からきちんと詰めて整列したい
「トナラー」となる人の心理と理由の二つ目は、端からきちんと詰めて整列したいということです。普段から妙に几帳面で家の中などもきれいに整理整頓されているタイプの人は、車も端からきちんと詰めて整列したいという心理があります。
そのため他にたくさん駐車スペースが空いているにも関わらず、「きちんと詰めて整列させたい」と考えるためついつい他の人の車の隣りに駐車してしまいます。
このタイプの「トナラー」にも全く悪意などはなく、ただ単に「駐車場では車をきちんと整列させたい」という几帳面さで他人の車の隣りに駐車するということです。
自分の場所を勝手に決めている
「トナラー」となる人の心理と理由の三つ目は、自分の場所を勝手に決めているということです。駐車場だけではなく、毎日乗るバスや電車などで座る席に対しても「ここは自分の場所」と勝手に決めている「トナラー」もいます。
このタイプの「トナラー」は縄張り意識が強く、「ここは自分の場所」と勝手に一人で決めつけて、その場所が他人によってふさがれることを嫌う心理があります。
そのため「自分の場所」がふさがっているとわざわざその隣りに車を停めたり、バスや電車で他の席が空いているのに「自分の場所」に座っている人の隣りに座るといった行動を起こします。
かっこいい・好きな車の隣に駐車したい
「トナラー」となる人の心理と理由の四つ目は、かっこいい車や好きな車の隣りに駐車したいということです。自分にはとても乗れないような外車などを見つけると、その車の隣りに駐車するタイプの「トナラー」もいます。
このタイプの「トナラー」は車が好きなのにも関わらず、自分が理想とする車に乗れないといった経済事情などがあり、そのため自分の好きな車を見つけるとその車の隣りに駐車することでちょっとした幸せを感じます。
自分の車ではなくても自分の好きな車の近くに駐車すると何となく幸せになれるという、「トナラー」としてはまだかわいい心理や理由を持っているタイプの「トナラー」だと言えます。
当て逃げ防ぐため
「トナラー」となる人の心理と理由の五つ目は、当て逃げを防ぐためです。大型のショッピングモールなどの駐車場が空いている場合、駐車場内の通路スペースではなく駐車スペースを走り回る車もあります。
こういった車に当て逃げをされないようにするため、わざわざ誰かが停めている車の隣りに自分の車を停めるタイプの「トナラー」もいます。
このタイプの「トナラー」には全く悪意はなく、自分の車を守ることを目的としていますので、他人に迷惑をかけるタイプの「トナラー」とは全く違うと言えます。
入口が近いから
「トナラー」となる人の心理と理由の六つ目は、入口が近いからということです。大型のショッピングモールの駐車場の場合、より入口に近い駐車スペースに車を停めておきたいという目的で「トナラー」になる人もいます。
これは特に「トナラー」と言われるタイプの人でなくても良くやることなので、一概に「トナラー」とは言い切れません。
また電車やバスに乗った場合にも入口に近い所に座るタイプの「トナラー」がいますが、こちらも悪意などはなくただ単に乗降を便利にするために入り口近くの席に座るだけだと言えます。
距離感がよくわからない
「トナラー」となる人の心理と理由の七つ目は、距離感がよくわからないということです。人間にはパーソナルスペースというものが存在していて大体の人はそのスペースはかなり広いですが、人との距離感がよくわからない人もいます。
このタイプの「トナラー」は本人には全く悪気はないのに人を不快にさせるタイプの「トナラー」で、このタイプの「トナラー」は意外に多いです。
人と話していても妙に距離が近い人がいますが、こういった人がバスや電車などにおいて先に座っている人の隣りに座るタイプの「トナラー」になりやすく、本人は全く気にしませんが周囲に不快な思いをさせています。
人目を避けたい・隠れたい
「トナラー」となる人の心理と理由の八つ目は、人目を避けたいとか隠れたいということです。「トナラー」となる人の中には妙に人目を気にする気の小さいタイプの人もいて、こういった人も誰かの隣りに座りたがります。
このタイプの「トナラー」は誰でも良いので何か「盾」になるような人を求めているので、電車やバスに乗った際には他に席がたくさんあっても、先に座っている誰かの隣りに座って「盾」にする傾向にあります。
このタイプの「トナラー」も全く悪意はありませんが、隣りに座られた人からすれば「気味が悪い」としか言えませんので、悪意はなくても他人に不快感を与える存在だと言えます。
女性の隣りに座るのが好き
「トナラー」となる人の心理と理由の九つ目は、女性の隣りに座るのが好きということです。男性の中には妙に女性の隣りに座るのが好きだという人もいて、こういった人も「トナラー」になりがちです。
困ったことにこのタイプの「トナラー」は痴漢などに発展することもあり、若い女性などにとっては大変不愉快な存在です。
痴漢行為を働かなくても女性の隣りに男性が座るというのは社会的に良くない行為です。高速バスなどでは他人同士が相席になる場合、絶対に男女を組み合わせないなどのルールもありますので、最も嫌われるタイプの「トナラー」と言えます。
雨風をよけにしたい
「トナラー」となる人の心理と理由の十個目は、雨風よけにしたいということです。風雨が強い場合などに知らない人の隣りに立ったりする人もいますが、こういった人も「トナラー」として嫌われます。
このタイプの「トナラー」は単に雨や風をよけるために人を盾にしたいという理由で他人の隣りに立ったりしますが、これは相手にとってとても失礼です。
人を盾にして雨や風を防ごうとするのは他人を物扱いする失礼な行為なので、このタイプの「トナラー」も「自分勝手」だと嫌われると言えます。
人のそばにいないと寂しい
「トナラー」となる人の心理と理由の十一個目は、人のそばにいないと寂しいということです。妙に寂しがり屋で、一人でいることが怖いという心理の人もたまにいて、そういった人も「トナラー」になりがちです。
このタイプの「トナラー」は、家でも外でも一人でいることが寂しいため、一人暮らしの場合など特に外をうろついて、誰かの隣りにいることを好みます。
こういったタイプの「トナラー」は悪い人にひっかかりがちで、悪いことを考えている人間にうまく利用されたりするなど、不快感を与えるどころではないかわいそうな存在とも言えます。
痴漢やスリをするため
「トナラー」となる人の心理と理由の十二個目は、痴漢やスリをするためということです。「トナラー」の中にはとても悪質な人間もいて、他人の隣りに立ったり座ったりして痴漢やスリをする場合もあります。
がらがらに空いている電車の中などで一人で座っている女性の隣りにわざわざ座る男性がいたら、痴漢目的である場合もあります。
また酔っぱらって座っている人の隣りに座る人間はスリや泥棒をする可能性が高く、実際駅のホームなどで酔っぱらって座っている人は財布を盗まれたりする被害に遭うことが多いです。
わざと嫌がらせをしている
「トナラー」となる人の心理と理由の十三個目は、わざと嫌がらせをしているということです。パーソナルスペース侵されると人は嫌な顔をしたりすることがありますが、それを目的にしてわざと「トナラー」になる人もいます。
このタイプの「トナラー」は、人が嫌がる顔をするのを見るのが大好きで、パーソナルスペースを侵された人が不快感を表すと喜ぶという特異な趣味嗜好を持っています。
このように「トナラー」には色々な心理や理由から「トナラー」になる人がいますが、中には明らかな悪意を持って「トナラー」をしている人間もいるため注意が必要です。
トナラーはなぜ気持ち悪くて不快なの?
「トナラー」となる人の心理と理由についてご紹介しましたので、次は「トナラー」はなぜ気持ち悪くて不快なのかについてご紹介します。「トナラー」が隣りに座ったりするとほとんどの人は気持ち悪いと感じます。
「トナラー」が隣りに座ったり車を停めたりするとなぜ気持ち悪く感じたり不快な気分になるのか、「トナラー」はなぜ気持ち悪くて不快なのかについてもご紹介しましょう。
何を考えているかわからない
「トナラー」はなぜ気持ち悪くて不快なのかの一つ目は、何を考えているのかわからないからです。人にはそれぞれの距離感というものがあり、親しい人以外とは距離を空けるのが普通です。
「トナラー」は躊躇なく隣りに座ってきますので、その目的がわからず「もしかして痴漢では」などと疑心暗鬼に陥ることもあります。「トナラー」が気持ち悪くて不快なのは、何を目的に隣りに座るのかがわからないからだと言えます。
パーソナルスペースを侵害されるから
「トナラー」はなぜ気持ち悪くて不快なのかの二つ目は、パーソナルスペースを侵害されるからです。ここまでにも触れてきましたが、人間にはパーソナルスペースというものがあり、それを侵されると人は不快感を覚えます。
「トナラー」は無遠慮に赤の他人のパーソナルスペースを侵害してきますので、人は「トナラー」が隣りに座ると気持ち悪いと感じたり不快に感じたりする傾向にあります。
トナラーで不快な思いをしないための対策
「トナラー」はなぜ気持ち悪くて不快なのかについてご紹介しましたので、次は「トナラー」で不快な思いをしないための対策についてご紹介します。パーソナルスペースを侵害する不快な「トナラー」ですが、「トナラー」への対策方法もあります。
わざわざ隣りに座ってくる不快な「トナラー」への対策にはいったいどのようなことをすれば良いのか、「トナラー」で不快な思いをしないための対策についてご紹介しましょう。
さりげなく移動する
「トナラー」で不快な思いをしないための対策の一つ目は、さりげなく移動することです。バスや電車や飲食店などで、空いているのにわざわざ隣りに座ってくる「トナラー」に遭遇したら、さりげなく移動することが良い対策になります。
「トナラー」が隣りに座ったらすぐにスマホなどを取り出して、友達と違う車両で待ち合わせでもしているかのようにさりげなく移動する対策がおすすめです。飲食店などの場合は店員さんにお願いしてあからさまに席を移動しましょう。
一人席に座る
「トナラー」で不快な思いをしないための対策の二つ目は、一人席に座るということです。電車にはありませんがバスの場合一人席もありますので、「トナラー」が隣りに座るのが嫌なら最初から一人席に座るという対策がおすすめです。
隣りの席に荷物を置く
「トナラー」で不快な思いをしないための対策の三つ目は、隣りの席に荷物を置くことです。混んでいる電車などではマナー違反になりますが、空いているなら「トナラー」対策として隣りの席に荷物を置くと良いでしょう。
乗り物では座らない
「トナラー」で不快な思いをしないための対策の三つ目は、乗り物では座らないということです。電車やバスなどで隣りに座ってくる「トナラー」を防ぐには、座席に座らず立っておくというのも良い対策になります。
トナラーの指定席を把握する
「トナラー」で不快な思いをしないための対策の四つ目は、「トナラー」の指定席を把握するということです。「トナラー」の中には自分の席を勝手に決めているタイプもいますので、そういったタイプの「トナラー」ならその指定席を把握しましょう。
トナラーの出没場所別の対策
「トナラー」で不快な思いをしないための対策についてご紹介しましたので、次は「トナラー」の出没場所別の対策についてご紹介します。「トナラー」は様々な場所に出没しますので、出没場所別の対策も必要です。
「トナラー」の出没場所別に取るべき対策とはいったいどのような対策なのか、「トナラー」の出没場所別の対策についてもご紹介しましょう。
駐車場
「トナラー」の出没場所別の対策の一つ目は、駐車場での対策です。駐車場での「トナラー」は悪意がない場合が多いですが、運転が下手で当て逃げをされる可能性がありますので、「トナラー」が来たらすみやかに移動しましょう。
電車・バス
「トナラー」の出没場所別の対策の二つ目は、電車やバスでの対策です。電車やバスでは先にご紹介したようにさりげなく移動するのが良い対策になりますが、「トナラー」は一人でいる人を狙ってきますので、常に二人以上で行動するのもおすすめです。
飲食店
「トナラー」の出没場所別の対策の三つ目は、飲食店です。飲食店のカウンターなどで「トナラー」を防ぐには、隅の席に座って隣の座席に荷物を置くという対策がおすすめです。また肘を横に張っていても「トナラー」は座りにくいです。
映画館
「トナラー」の出没場所別の対策の四つ目は、映画館での対策です。映画館では指定席のチケットを購入するという対策がおすすめです。「トナラー」がいかに無遠慮であっても、指定席スペースまでは追いかけてこないということです。
トイレ
「トナラー」の出没場所別の対策の五つ目は、トイレでの対策です。これは男性ならではで、小便器で用を足す際に隣りに立たれるのが嫌だという人は意外に多いです。隣りに立たれるのが嫌なら最初から個室に入って用を足しましょう。
ジムのロッカー
「トナラー」の出没場所別の対策の六つ目は、ジムのロッカーです。ジムのロッカーでも「トナラー」は現れますが、この場合は「自分の場所を決めている」タイプが多いので、出入口付近などの便利な場所を避けることをおすすめします。
パチンコ
「トナラー」の出没場所別の対策の七つ目は、パチンコでの対策です。昔のパチンコ店は隣りの席との間が狭かったですが、最近は席と席との間がとても広い店もありますので、パチンコ店で「トナラー」を避けたい場合はそのような店に行きましょう。
トナラー対策を実行して不快な思いをしないようにしよう!
赤の他人に不快感を与える「トナラー」について色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。「トナラー」は対策次第で防ぐことができますので、「トナラー」対策をして不快な思いをしないようにしましょう。