メザイクについて知っておこう!
ぱっちりとした二重の大きな目元は、女性ならば誰もが憧れます。そんな二重の目元になりたいと思う方は多いのではないでしょうか?一重まぶたや奥二重で悩んでいる場合は、二重にするアイテムを使って思い描く理想の目元に近づけましょう。
二重にするアイテムはドラッグストアなどで簡単に手が入り、その種類も豊富です。そんな二重にするアイテムの中で「メザイク」というものがあるのをご存知でしょうか?手軽に二重になることができると人気です。
二重になれるアイテムのメザイクとアイプチとの違いや、メザイクの基本的な使い方まで詳しくご紹介していきます。
メザイクとは
二重を作るアイテムとして一般的に多く知られているのは「アイプチ」ではないでしょうか?手軽に二重を作ることができるアイテムとして人気ですが、一方「メザイク」も二重を作るアイテムとしてじわじわと人気が出てきました。
自然な二重を作るためのアイテム
メザイクの人気のポイントは、自然な二重を作ることができる点です。アイプチは遠くから見る分にはいいのですが、近くで見るとどうしてもアイプチを使って二重にしていることがわかってしまいます。
しかしメザイクは近づいて見てもメザイクを使って二重にしているとわからない、とても自然な仕上がりになるのです。より自然な二重を作りたい方におすすめのアイテムがメザイクです。
メザイクとアイプチの違い
二重を作るアイテムとして、メザイクとアイプチの2種類があります。メザイクとアイプチの違いは何のでしょうか。この2つのアイテムは二重の作り方が違います。
まずメザイクは医療用のファイバーを使って二重を作ります。この医療用ファイバーをまぶたに貼りつける事によって二重が作られます。貼りつけた医療用ファイバーはまぶたに食い込み、その食い込みによって二重が出来上がります。
医療用ファイバーはとても細く、アイプチでは目を閉じたりするとアイプチを使用している事がバレてしまいますがメザイクの場合はバレにくい事もこの2つのアイテムの違いです。
またメザイクは貼りつけて二重を作るので、まぶたに何もつていない状態のメイク前に使用します。アイプチはメイクのヨレの問題点があるので、メイクをしてから二重を作る使い方をします。この点も大きな違いといえます。
アイプチとは
メザイクと違い、アイプチの二重の作り方はのりでまぶたをくっつけます。二重の線の部分にアイプチののりを塗り、プッシャーを使ってまぶたをくっつける事によって二重が出来上がります。メザイクでの二重の作り方にコツがいるのに対し、アイプチは比較的簡単に二重を作る事ができます。
二重の作り方が簡単なのに対し、アイプチは少し外れやすい欠点があります。のりでまぶたをくっつけているので、汗や涙に弱い性質だからです。夏場の汗や、雨の日に顔が濡れる事によって外れてしまうので注意が必要です。
メザイクの4つの魅力
メザイクとアイプチは使い方や二重の作り方に大きく違いがありますが、それぞれに魅力があります。アイプチは二重の作り方が簡単な点が魅力的ですが、メザイクの魅力は何のでしょうか。メザイクの4つの魅力についてご紹介します。
強力
メザイクの魅力、まずひとつめは強力なキープ力です。これはアイプチと大きく違い、メザイクは汗や涙で簡単には取れません。これはメザイクのファイバーに秘密があります。メザイクは医療用ファイバーを伸ばし、それをまぶたに押し込んで二重を作ります。
この時、伸ばされたファイバーが縮む力を利用してまぶたにしっかりと食い込み二重が出来ます。縮もうとする繊維の性質を使ったメザイクは、二重のキープ力が強力です。一日中しっかりと二重メイクを楽しむ事ができます。
汗をかいて二重が取れにくく、海やプールなどでも二重がキープできると口コミでも話題になるほどメザイクのキープ力は強力です。
まぶたがあまり伸びない
アイプチと違い、メザイクはまぶたがあまり伸びないのも魅力です。アイプチはまぶた同士をのりでくっつけているので、使用回数を重ねるほどまぶたが伸びてしまいます。まぶたはとても薄い皮膚で覆われており、一度伸びてしまうと元には戻りません。
まぶたが伸びるとたるみに繋がります。まぶたがたるむと年齢よりも老けて見えたり、逆まつげの原因になったりとデメリットが多いので注意が必要です。
メザイクはまぶたに埋め込んでいるだけなので、まぶたがあまり伸びないので魅力的です。メザイクもまぶたに負担がかかる方法ですがアイプチのようにまぶた同士を貼りつけているわけではないでので、まぶたの負担が少なく済みます。まぶたのたるみ防止にはアイプチよりもメザイクがおすすめです。
好きな幅にできる
二重の幅を好きな幅にできるのもメザイクの魅力です。アイプチはのりでまぶたをくっつけるので、大きな幅の二重を作るとすぐ外れてしまいます。また、大きな二重の幅をアイプチで作るとまぶたが引き上げられ、不自然な目元になってしまいます。
アイプチとは違いメザイクの作り方はまぶたに食い込ませて二重にするので、自分の好きな幅の二重にする事ができます。キュートなメイクに合わせて大きな幅の二重にしたり、クールなメイクの場合は細めの二重幅にするなど、二重メイクの楽しみも広がります。
バレにくい
メザイク最大の魅力は、何といってもバレにくい点です。アイプチはまぶたをのりでくっつけているので、近づいて見るとどうしてもバレます。アイプチをしているとのり部分にテカリが出てしまい、どんなにアイメイクをしていてもヨレてアイプチだとわかってしまうのです。
アイプチとは違い、極細のファイバーを使用したメザイクは近くで見てもメザイクだとバレにくいです。まぶたに食い込ませたファイバーは、極細なのでほとんどわかりません。また、アイプチは伏し目や目を閉じた時にまぶたが引っ張られてしまうので、すぐにアイプチだとバレてしまいます。
メザイクはまぶたに食い込ませているだけなので、伏し目や目を閉じてもまぶたが引っ張られることはなく自然な目元でいる事ができます。
メザイクの基本的なやり方・使い方
自然な二重を作る事ができるメザイクは、二重に憧れる人にはとても嬉しいアイテムです。メザイクの使い方はアイプチと違って少しコツが必要なので、基本的な使い方をしっかりとマスターしておきましょう。メザイクで二重を作る基本的な使い方をご紹介します。
①準備
メザイクでの二重の作り方は、まずしっかりと準備をする事から始まります。メザイクで二重を作り始めたのに、必要なアイテムが揃っていないとなると慌ててしまい上手く二重を作る事ができません。
メザイクで二重を作るには、当然の事ながらメザイクが必要です。目元を映す鏡も必要です。メザイクは両手を使うので手鏡ではなく、スタンド式の鏡を用意しましょう。メザイクの不要な部分を切る小さめのハサミは、眉切りハサミなどがおすすめです。
二重の幅を作るのに、アイプチのプッシャーも必要になるので準備しておきます。アイプチのプッシャーがない場合はアメピンでも代用可能です。この4点を準備して取り掛かりましょう。
②拭き取り
メザイクで二重を上手く作るには、まぶたを綺麗に拭き取っておくと一日中しっかりと二重をキープできるので必ず省かずに行いましょう。メイク前には必ず洗顔をしますが、特にまぶたは念入りに洗っておきます。その後はいつも通りスキンケアに進んで構いません。
スキンケア後にはまぶたを綺麗に拭き取ります。スキンケアの油分や水分があるとメザイクが取れてしまうからです。また同様に皮脂やメイクも同じです。メザイクの使い方はメイク前です。ファンデーションやアイメイクの上から使用すると取れてしまうので注意しましょう。
③線を決める
しっかりとまぶたを拭き取って綺麗にしたら、いよいよメザイクを使用していきます。メザイクはアイプチと同様に、二重の線を決めてから行います。アイプチのプッシャーやヘアピンを使って二重の幅を決めましょう。
この時、欲張って大きく二重の幅を取るとメザイクが外れやすくなり綺麗な二重になりません。プッシャーで色々と二重の幅を変えてみて、しばらく線の跡が残るような場所にメザイクを貼るのがポイントです。
プッシャーやヘアピンの使い方は、黒目の上の当たりのまぶたに垂直に入れ込むようにすると線ができやすいのでおすすめです。
④メザイクを伸ばす
メザイクを貼る二重の線を決めたら、いよいよメザイクを貼る準備に入ります。メザイクの使い方は両端を持ってメザイクを伸ばし、まぶたに貼りつけていきます。メザイクを目の幅より少し長めになるように伸ばしましょう。
この時、あまり力を入れて伸ばしすぎないようにします。医療用のファイバーを使用されている事が多いメザイクですが、力をかけすぎると切れてしまう場合があります。メザイクの両端を持ち、力を入れすぎないようにゆっくりと伸ばしていきましょう。
⑤貼りつける
メザイクの使い方で一番コツがいるのがこの貼りつける部分です。しかし、しっかりマスターすれば問題ありません。メザイクが上手く行かない場合は、貼りつける部分が先ほど決めた二重の線とずれてしまうからです。二重の線を決めた場所に合うように、ゆっくりと貼りつけていきましょう。
ポイントは目の中央部分に押し込むように貼りつける事です。メザイクのファイバーをしっかりと伸ばし、たるまないようにまぶたの中央部分に押しつけます。中央部分に貼りつけたら、次は目頭部分に貼りつつけます。この時も押し込むようにして貼りつけます。
目頭から次は目尻に貼りつけます。目尻は特に押し込むようにして貼りつけましょう。貼りつけたらメザイクのファイバーが定着しやすいように、少し目だけ上を向きます。メザイクがまぶたにグッと食い込む感覚があれば大丈夫です。
⑥端を切る
メザイクを貼りつけたら余った端の部分を切ります。メザイクの端は目の横幅より少し短めにしておきましょう。長めに切ってしまうとメザイクのファイバー部分が浮いてきてしまい、メザイクを使っている事がわかってしまいます。少し短めに切って、ファイバーをまぶたに押し込んでおきましょう。
目元なのでハサミの使い方には十分注意します。ハサミが怖い方には「メザイク クリップカッター」というメザイク専用のカッターも販売されているので使ってみるのもおすすめです。
使い方はクリップカッターに挟んで引っ張るだけの簡単で安全なアイテムなので、ハサミの使用に不安がある場合はドラッグストアなどで購入しましょう。
メザイクを綺麗に仕上げる作り方
メザイクの基本的な使い方をマスターしたら、次はより綺麗な二重の作り方で思い描く目元に近づけましょう。奥二重・一重と、目元のパターンによってメザイクの使い方は少し異なります。よりメザイクを綺麗に仕上げる作り方についてご紹介します。
奥二重
まずは奥二重の目元のパターンから見ていきましょう。奥二重とは二重の幅が狭い場合や上のまぶたが二重にかぶさって、はっきりとした二重の幅が見えないことをいいます。そんな奥二重の目元には、メザイクを使って二重の幅を大きくすると綺麗な二重にする事ができます。
奥二重の目元に綺麗にメザイクをつけるポイントは、今ある二重の線よりも上にメザイクを貼りつける事です。元々ある二重の幅が狭い事で奥二重になるので、二重の幅が大きくなるようにしましょう。二重の幅を大きく取りすぎると、メザイクが剥がれやすくなるので元の二重幅の少し上にします。
この時、アイプチのプッシャーでメザイクを貼りつけた部分を押してしっかりと貼りつけるようにしましょう。そうする事によってメザイクが剥がれにくくなり、綺麗な目元をキープできます。
一重
次に一重の目元のパターンについて見ていきましょう。一重はまぶたが分厚く、メザイクで綺麗な二重を作るにはコツが必要です。一重の目元にメザイクで綺麗に二重を作る場合、アイプチも一緒に使用しましょう。
まず、一重のまぶたにアイプチのプッシャーを使って二重の幅を作ります。その二重の線にアイプチを塗りましょう。アイプチを軽く乾かすため、少し時間を置きます。目安はアイプチののりが透明になるくらいです。そこへメザイクを貼りつけます。
こうする事によって、一重の分厚いまぶたでもしっかりと二重がキープできるようになり、綺麗な二重を作る事ができるのです。
メザイクを使ってメイクを楽しもう!
メザイクについてご紹介しました。メザイクは自然な二重を作ることができる、おすすめのアイテムです。メザイクでの二重の作り方は少しコツが必要ですが、慣れれば誰でも簡単にできます。ぜひメザイクの使い方をマスターして、毎日のメイクを思いっきり楽しみましょう!