赤に合う色って何がある?
赤に合う色、と聞いて何色を思い浮かべますか?太陽や火、情熱、血液などを連想させる赤は主張の強い色。コーデにおいて、赤に合う色をうまく組み合わせて使えば女性のセクシーさや可愛らしさを引き出してくれますが、失敗するとくどくなったり子どもっぽくなることも。
そんな特徴から、「赤をコーデに取り入れてみたいけど、組み合わせが難しそう」「派手になりすぎないか心配」なんて、赤に苦手意識を感じている人は少なくないでしょう。
この記事では、そんな方のために赤に合う色をまとめてご紹介していきます。赤はどんな色と相性が良いのか理解して、上手におしゃれな赤コーデを作れるようになりましょう!
赤に合う色の考え方
主張が強く、上手く使わないとくどくなりそうな赤。基本的に、鮮やかな赤は同じくらいビビッドなカラーを合わせてしまうと色同士がけんかしがちです。おすすめなのは、どちらかを少しくすんだ色にすること。簡単にバランスがとりやすくなるのでお試しください。
また、赤に合う色は、馴染む色を選んで赤の強い印象を和らげたり、赤をより印象付ける引き立て色を選ぶなど、やりたいコーデによって考え方が変わってきます。まずはどんなコーデにしたいのか、はっきりイメージして赤に合う色を考えていきましょう。
赤の種類によって似合う色が違う
どんなコーデにしてみたいのか、イメージできましたか?ひと口に赤と言っても、赤の中には様々な種類があり、どんな赤を選ぶかによって赤に合う色も変わってきます。
たとえば朱色のような、少し黄味がかった赤。また、いちごのような真っ赤や、プラムのように少し紫がかった色もあります。黄色に近い赤は元気な印象、青みの赤になるほど大人っぽくモードな印象に。
まずは人に与えたい印象やTPOに合わせた服装、自分に似合う色からコーデを考え、それに合う種類の赤を選んでみましょう。赤の色味が決まったら、そこに合う色を選んでいくのがおすすめの考え方です。
明るさに注目しよう
赤に合う色を考えるなら、赤の持つ明るさにも注目を。たとえば一輪のバラの花を見ても、光の当たった場所は明るく、陰になった場所は暗い色に見えます。赤の明るさが明るいほど元気でポップな印象、暗くなるほど大人っぽく落ち着いた印象の色に。
明るい赤に合う色は同じく明るいトーンの色を選べば相性が良くなります。暗い赤に合う色も、やはり暗めの色との相性が良いでしょう。似たような明るさ、トーンで揃えると、コーデの中で赤が浮かなくなります。
明るめの赤に合う色8選
明るめの赤は元気で軽快な印象。春夏に店頭に並ぶことが多い赤です。弾むようなポップな雰囲気の色ですが、子供っぽくならないよう、明るい赤に合う色をうまく組み合わせてコーデしたいところ。
ここでは、そんな明るめの赤に合う色を具体的にまとめました。明るい赤に合う相性の良い色を知って、明るい赤をおしゃれに着こなしましょう!
ベージュ
明るめの赤に合う色を選ぶなら、まずはベージュがおすすめです。明るい赤とベージュは、赤のにぎやかさを少し落ち着かせ、強い印象をマイルドに和らげてくれる相性の良い組み合わせ。赤いトップスにベージュのボトムスの組み合わせはとてもおしゃれです。
明るい赤に合うベージュはあたたかな雰囲気になる色ですが、レディースファッションのコーデに取り入れる場合は服の質感でかなりイメージが変化するので、春夏でもおしゃれに着られるでしょう。
ブラウン
明るい赤に合う色には、ブラウンもおすすめです。こっくりした深いブラウンは、ベージュ以上に明るい赤を落ち着かせ、落ち着いた大人っぽい雰囲気を叶えてくれます。
また、より暖かな印象になるので、レディースコーデに取り入れるなら秋冬のファッションとの相性が抜群です。素材もニットなど暖かみのあるものを選ぶのがおすすめ。寒い冬に、明るい赤に合うブラウンを組み合わせて身にまとえば、いつもより暖かく感じられそうです。
ネイビー
海兵の色、ネイビー。マリンルックやスーツなど、合わせやすいため幅広く活躍する色です。赤に合う色を探すなら、ネイビーもぜひ頭に入れておきたい選択肢。明るい赤との相性は抜群で、組み合わせると元気な赤を引き立たせつつ、少し大人っぽく爽やかな印象にまとめてくれます。
ブルー
ネイビーに近い青も、明るい赤に合う色です。ネイビーよりも、明るい赤の持つ軽快さをそのまま引き立たせてくれる青は、元気なイメージのレディースコーデにぴったり。間に白を挟んでトリコロールカラーにするのもおすすめの組み合わせです。
パープル
大人っぽいパープルも、明るい赤に合う色としておすすめ。ミステリアスで上品なパープルは、レディースコーデに組み合わせるなら明るい赤の中でも青みの、明るい赤紫に近い色を選ぶとマッチします。女性らしさを引き立てる、魅力的なコーデが叶う組み合わせです。
オレンジ
明るい赤に合う色には、オレンジ色も候補に挙がります。元気な色同士の組み合わせは、見ているだけでわくわく気持ちがはずみそう。赤に合う色のオレンジは、レディースコーデに取り入れると元気いっぱいでチアフルな印象が叶います。
明るいオレンジなら初夏から夏にぴったり。少し暗めのくすんだオレンジも赤に合う色で、こちらは大人っぽく秋冬にも合うおしゃれな組み合わせになります。
ピンク
ピンクも明るい赤に合う相性の良い色です。この組み合わせにするなら、赤はプラムのような紫よりの色を選ぶのがおすすめ。レディスコーデに取り入れるなら、ピンクは少しくすんだカラーにすると、あざとくならずおしゃれな雰囲気でより赤に合う色に。
ピンクとの組み合わせは小悪魔的な女の子らしさの出る組み合わせなので、デートコーデにも。同じく赤に合う色の黒などをポイントで取り入れて、甘い雰囲気をひきしめましょう。
暗さの違うレッド
暗さの違うレッドも、明るい赤に合う色です。よりダークなレッドを選んだり、さらに赤るいサーモンピンクのような赤を選んでグラデーションコーデを楽しみましょう。
この組み合わせのポイントは、それぞれの赤の色味を合わせること。明るい赤が黄味がかった色なら、ダークレッドもオレンジよりの色に。明るい赤が青みがかって紫に近い色なら、ダークな赤はワインレッドのような色を選ぶとおしゃれにまとまるでしょう。
暗めの赤に合う色7選
暗めの赤は大人っぽく、シックでモードな雰囲気の出る色です。暗めの赤に合う色は、モダンな印象になる組み合わせや、同じく深みのある色が相性良し。
ここでは暗めの赤に合う色にはどんな色があるのか、具体的にまとめました。明るい赤に引き続き、暗めの赤に合う色も知って、おしゃれに着こなせるようになりましょう!
ブラック
暗めの赤に合う色として、まずおすすめなのはブラック。シックなブラックは暗めの赤と相性抜群。レディースコーデに取り入れれば、暗めの赤の上品さ、大人っぽさをより強調して引き出せるでしょう。知的で大人っぽい女性を演出したいときにおすすめのおしゃれな組み合わせです。
ホワイト
暗めの赤に合う色なら、ホワイトも外せません。深い赤とクリアなホワイトの組み合わせは、レディースコーデに取り入れると洗練されたモードな印象。ホワイトを少しベージュに寄せたカラーを選べば、ナチュラルで優しい印象にすることもできます。
赤に合う色にするには、暗めの赤がワインレッドのような紫よりの色ならスノーホワイトのような青みのホワイト、少し黄味がかった赤なら生成りのようなホワイトを選ぶのがおすすめです。
グレー
レディースコーデに取り入れると大人っぽい上品さを表現できるグレーも、深みのある暗めの赤に合う、相性の良い色です。組み合わせた時に黒より印象がマイルドになるので、コーデに柔らかさも取り入れたいときにおすすめ。
この配色は、赤に合う色のグレーをニット素材にして暗めの赤と組み合わせれば洗練されたリラックススタイル、シャツやブラウスなどドレッシーなコーデで取り入れればモダンな印象になるでしょう。
ゴールド
華やかでリッチなゴールドも、暗めの赤に合うとても相性の良い色。レディースコーデに取り入れれば、暗めの赤の持つシックな雰囲気にクラス感を添え、ラグジュアリーなファッションを叶えてくれます。
暗めの赤に合うゴールドとの組み合わせは、大人の女を演出したいとき、説得力を出したいときにおすすめの組み合わせ。また秋冬にぴったりの配色でもあります。ゴールドは小物で取り入れられるので、試しやすいのも良いところ。
グリーン
グリーンも、暗めの赤に合う色としておすすめのカラー。モスグリーンのような深みのある色を選ぶと相性抜群です。深い赤にグリーンの組み合わせはカジュアルな中に知性や大人っぽさを感じさせる配色です。
赤に合う色のグリーンは、レディースコーデに取り入れるなら秋冬がぴったり。特にクリスマスシーズンは季節感あふれるコーデになるでしょう。
カーキ
軍隊で使われていた迷彩色から、ミリタリーファッションとして広まったカーキ。くすんで茶色がかったグリーンのような色ですが、こちらも暗めの赤に合う色です。
レディースコーデに取り入れる場合、やはりカジュアルな印象になる組み合わせ。こちらは普通にグリーンを合わせるよりも野性味とダーティーな強さの出る配色になります。同じく赤に合う色の明るいカーキを選べば、少し印象をソフトに持っていくこともできるので、コーデによってお好みで。
イエロー
かなり意外な組み合わせですが、イエローも暗めの赤に合う色。レディースコーデにおいてこの配色を広い面積で使うなら、それぞれ少しくすんだ色をチョイスするのがポイントです。
面積が小さいなら、思い切ってビビッドなイエローを持ってきても赤に合う色になるでしょう。暗めの赤の大人っぽさを少し抑え、元気で明るいムードをプラスできる組み合わせです。
赤に合う色の組み合わせレディースコーデ
レディースコーデにおいて、女性らしさを引き出し、コーデを華やかに演出する赤。組み合わせが難しそうなイメージもありますが、赤に合う色は、案外たくさんあります。ご紹介した中にお気に入りの組み合わせはありましたか?
ここからは、赤に合う色と赤のレディースコーデを、具体的に実例でピックアップ。色々な赤に合う色のコーデを見て、やってみたいおしゃれを探しましょう!
赤×白で涼し気に
赤に合う色のホワイトは、組み合わせると赤に爽やかで涼しげな印象を加えてくれます。特にクリアなホワイトを選べば夏にぴったりの配色に。
赤いトップスに赤に合う色の白いパンツの組み合わせは、ぱきっとした配色でおしゃれです。主張が強いコーデになるので、小物類は同系色か赤に合う色のブラック・ブラウンなど落ち着いた色でまとめて。
また、同じホワイトの中でも少しベージュに近い生成りも、赤に合う色です。こちらはコーデに取り入れると、少し優しい印象になるでしょう。
ベージュはビビッドレッドと相性○
赤に合う色の筆頭にあげられるベージュ。組み合わせるとマイルドな印象になるベージュは、特にビビッドレッドなど鮮やかな赤に合う色です。赤に合うベージュはレディースコーデに取り入れると、元気な赤を親しみやすい印象にしてくれるでしょう。
さし色に赤を使うのもおすすめ
印象に残る鮮やかな赤は、レディースコーデのポイント使いに最適。ベースカラーを赤に合う色でコーディネートし、ワンポイントで赤を取り入れるととてもおしゃれです。赤に合う色のホワイトやブルー、ネイビーなどと組み合わせてトリコロールカラーを作るのも素敵。
赤を広い面積で取り入れるのは勇気がいる人も、バッグやベルト、パンプスなど小物を赤にすれば挑戦しやすいのでおすすめ。赤に合う色のファッションを身にまとったら、赤リップメイクをワンポイントにするのもコケティッシュでかわいい赤の使い方です。
暗めレッドでおしゃれに
深みのある暗めの赤もレディースコーデに取り入れるとおしゃれです。暗めの赤に合う色のブラックや深いブルーでコーディネートし、大人っぽいスタイルにしてみましょう。
ファーなど秋冬らしいアイテムも暗めの赤と相性の良いアイテムです。スニーカーなどカジュアルなアイテムを組み合わせると、暗めの赤のもつ上品でモードな印象を少し外したコーディネートに。小物類も暗めの赤に合う色を選ぶと、よりおしゃれになるでしょう。
赤に合う色を知ってコーデの幅を広げよう
赤に合う色は、どんな種類の赤を選ぶかによって変わってきます。組み合わせが難しいと苦手な方も少なくない赤ですが、赤に合う色は案外いくつもあることがお分かりいただけたでしょうか。
女性らしさを引き立たせ、コーデを華やかにする赤。トーンを選べば春夏も秋冬も、一年中着られる色です。色々な種類の赤に合う色を覚えて、上手に着こなせるようになりましょう!