Amazonで返品したいときの方法を確認しよう!
店舗で購入するよりネットで購入するほうが、選択肢が増えて、発送もスムーズな場合が多いです。そんな理由からかネットで商品を購入する人が増えています。Amazonは日本のネット通販の最大手です。本だけでなく、洋服や家電製品、化粧品と手に入らないものはないくらいです。
そんなAmazonで購入した商品ですが、いろいろな事情で返品をしたいと考える場合もあるでしょう。しかし、返品方法などを調べるのが面倒でそのまま諦めてしまっていませんか?他の通販で返品をした時に、申請や梱包の問題で苦労をしたこともあるかもしれません。
しかしAmazonの返品方法は非常に簡単だと言われています。それはどういった返品方法なのでしょうか?返品をするからには送料の問題も発生します。Amazonで返品する時に送料は発生するのでしょうか?送料は着払いにしても大丈夫なのでしょうか?
ネット通販での購入は商品を直に手に取ることなく買い物をするという特徴があります。だからこそ返品の問題は大きいです。Amazonの返品方法を申請から梱包、着払いといった送料の問題も合わせて詳しく見ていきましょう。
Amazonの商品の返品サービスについて
Amazonで毎日のように買い物をしているという人も少なくないのではないでしょうか?Amazonにはさまざまな商品が売っています。日用品や電化製品とか、今までは店舗で購入していた商品もAmazonで購入すれば、出かける必要がありません。
Amazonで購入した商品は、迅速に発送されます。Amazonではプライム会員という制度があり、一定の金額を払ってプライム会員になると、さまざまなサービスを受けることができます。
そんな理由からAmazonで商品を購入したものの、不具合があった場合は返品が可能なのでしょうか?Amazonの返品サービスについて詳しく見ていきましょう。
ほとんどのものは返品できる
Amazonで購入した商品は、未開封で未使用であった場合は返品ができます。商品に欠陥があったり、間違えて別の商品が送られてきたといった場合の他、購買者の都合でもほぼ返品が可能です。
届いた商品に問題があった場合、30日以内に返品しましょう。30日以内に行わないと、返金額が20パーセント引かれてしまいます。どういったものが返品可能なのでしょうか?
まず、「Amazon.co.jpが発送する商品」のほとんどが返品できます。kindle書籍も購入から7日以内なら返品できます。プライムビデオは購入から48時間以内なら返品が可能です。
返品不可の商品
Amazonの購入品で返品できないものもあります。まず、デジタルミュージックは返品できません。ゲームやPCソフトのダウンロード版は返品不可になります。
またAndroidアプリから購入した商品も返品不可です。イベントのチケットやプリペイドカードといったプリペイド式の商品、受注品、特注品、刻字入りの者も返品できません。
その他、自分都合ではAmazonに返品できないものもあります。本や雑誌だけでなくペット用品、化粧品系、食品、ピアス、植物、ファッション福袋、車のバッテリー、家具や家電といったものです。
手続きが簡単
Amazonの返品はとても簡単です。開封してしまったものでも諦める必要はありません。これまで通販で購入したものを返品できなかった苦い経験がある人でも、Amazonの返品方法の簡単さには驚くことでしょう。
Amazonの返品方法は簡単なので、逆になんでもすぐに返品する癖をつけてしまうほうが問題になってしまいます。しょっちゅう返品を繰り返していけば、警告を出されることもあります。
場合によってはアカウントが停止になってしまうこともあるので気をつけましょう。それぐらい簡単に済むAmazonの返品方法は5分もあれば終了します。
Amazonの商品の返品の方法【Amazon発送の商品】
Amazonの返品方法は「Amazon.co.jpが発送する場合」とされている商品と、「出品者が発送する場合」とされる商品とでは、返品方法が変わってきます。
「Amazon.co.jpが発送する場合」と記されている商品は、Amazonの倉庫から発送されます。まずは「Amazon.co.jpが発送する場合」について見ていきましょう。この場合、返品手続きがとても簡単です。
パソコンで購入した場合は、パソコンからも返品手続きする方法があります。それだけではなく、スマートフォンのAmazonアプリを使って、簡単に返品する方法もあります。
ネット上で返品申請を行う
Amazon発送の商品の返品の方法の第1段階は、ネット上で返品申請をするというものです。返品申請は、パソコンからでもスマートフォンのAmazonアプリからもできます。
まず、登録した会員情報でログインした状態で、注文履歴にアクセスします。そこにはあなたが過去に購入した商品の履歴があります。その中から返品したい商品を選択しましょう。詳細ページに「商品の返品」という項目があるので、そこをクリックします。
これらの返品の申請操作は、パソコンとスマートフォンでは画面に微妙な違いがありますが、どちらも全ての項目が揃っているので、申請に困ることはありません。
返品理由を記入
Amazon発送の商品の返品の方法の第2段階は、返品理由を記入するというものです。返品までの期日と、返品理由を記入する項目が出てきます。返品理由は指示された項目の中から1つを選択し、さらに100字程度の具体的な理由を書きましょう。難しく考える必要はありません。
「返金」の方法を確認したら「次に進む」を選択しましょう。「返送方法の確認」が出てきます。その中で「以下の方法で返送する」という表示を確認し、「返送手続きを開始」をクリックしましょう。
返送用ラベルを付けて梱包して発送
Amazon発送の商品の返品の方法の第3段階は、返送用ラベルを付けて梱包して発送をするというものです。「返送手続き」を開始していくと、「返品用ラベルと返送手順を表示・印刷」といった項目が出てきます。そこに返品先の住所と返品コードが記された画面が出てきます。
この画面を印刷しましょう。プリンターがない場合は、バーコードの上に書いてある英数字をメモ書きして、梱包物の中に入れましょう。このバーコード上の英数文字が入っていない場合、返品したくても受け付けてもらえません。
返品するはずが返ってきてしまうので、注意しましょう。スマートフォンのアプリによる返送手続きの場合、必要な情報をメールで送信してもらえるので、それを印刷しましょう。
ラベルを用意する方法
ここで、梱包する箱に貼るラベルはどうすればいいのでしょうか?梱包した物の上に貼るラベルは、先程の項でプリントアウトした返送先住所とバーコードです。切り取り線が付いているので、切り取って、梱包した箱に貼りましょう。
住所を手書きにしてかまいません。返品受付IDとしてバーコードを切り取り、梱包する箱の中に入れましょう。梱包する段ボールは配送時のものを利用できるなら利用しましょう。
もう無くしてしまった場合は、自分で梱包しましょう。配送業者は特定されていないので、日本郵便などの宅配業者に頼んで、指定された住所に商品を送れば完了です。
送料が必要ない場合は着払いで
Amazonの返品にかかる送料は基本的に着払いで大丈夫です。配送してもらう時に、着払いにするかどうか迷う場合もあるでしょう。しかし、ここはとりあえず着払いで送って問題はありません。商品が送付された後の、返金作業の中で、送料の問題は解決されるからです。
返金・決済方法について
Amazon発送の商品の返品の方法の最終段階では、返金方法と決済方法を確認しましょう。Amazonの返品に利用できる決済方法はどんなものがあるのでしょうか?まずクレジットカードを選択すると、商品がAmazonに到着して3日以内に返金されます。
その他、代金引換、コンビニ決済、ATMやネットバンキング、電子マネー払いの場合は、Amazonに商品が到着して1週間から3週間の間に返金されます。携帯決済では商品到着後の3日以内に返金されます。その他、Amazonギフト券やAmazonポイントでの返金方法もあります。
Amazonの商品の返品の方法【出品者発送の商品】
Amazon.co.jpが販売しているプライム商品の他、Amazonでは個人や企業が出品している商品を購入することができます。これをマーケットプレイスでの購入と呼びます。
プライム商品はAmazonの倉庫から直接販売しているものや、Amazonの倉庫に在庫を納めてFBAサービスを利用しているものがあります。そうしたプライム商品はこれまで説明した方法で返品することができます。
では、マーケットプレイスで購入をした商品を返品する場合は、プライム商品とはどう違うのでしょうか?マーケットプレイスで購入した商品を返品する時には、返品を受け付けるかどうかの判断や返品の方法は、出品者が決めることになっています。
業者によっては不良品以外は返品を受け付けないといった場合もあります。購入した商品がAmazonのプライム商品なのかそうでないのかをしっかりと把握しておきましょう。
基本はAmazon発送商品と同じ
Amazonマーケットプレイスで購入した商品を返品する時は、ほぼAmazonプライム商品と同じ方法で行うことができます。申請の方法も基本、同じで簡単です。しかし細かな条件や返品先が違う場合があります。
たとえば返品の申請ページに、到着後30日経過していないのに返品ボタンが表示されないことがあります。その場合、「出品者に連絡する」をクリックして、返品に応じてもらいましょう。
もしそれが拒否された場合は、「マーケットプレイス保証を申請」というボタンをクリックすると、半強制的に返品手続きを進めることができます。しかし、「マーケットプレイス保証を申請」は最後の手段なので、よほどのことがない限り利用しないほうがいいでしょう。
出品者とのやり取りが必要
基本、問題がなければ、マーケットプレイスでの購入であっても、Amazonプライム商品と同様の方法で返品手続きをすることができます。まず「出品者に連絡」のボタンから、メールのやり取りをする必要があります。
Amazonにサインインして返品手続きを済ませましょう。Amazonプライム商品と同じ形で返品作業を済ませましょう。ラベルを印刷し、荷物に貼ります。送料は着払いで返品します。
Amazonの商品の返品をする場合の送料について
Amazonの返品の方法について詳しく見てきました。最後に、何かと気になる送料について見ていきましょう。返品は基本的に着払いでOKです。
Amazonの返品の場合、日本郵便の集荷サービスを利用すると、商品を家まで取りに来てもらえます。返品手続き画面にリンクがありますので、そこから申し込みましょう。着払いで対応してくれます。
トラブルの場合は送料無料
Amazonで送られてきた商品を返品する理由は何でしょうか?ほとんどが、商品にトラブルがあった場合なのではないでしょうか?不良品だったり、メーカーの説明と違った商品が届いてしまったりした場合は、送料無料で返品できます。返品の手順も簡単なので安心です。
自己都合の場合は送料が必要
Amazonプライム商品にしろ、マーケットプレイスでの購入にしろ、自分の都合によって返品する場合は、送料がかかってきます。ただし、手数料はかかりません。では送料はどのぐらいなのでしょうか?
送料は運送業者によって変わってくるので、あなたが使いたいと考えている運送業者の基準に従うようにしましょう。商品到着から30日以内に返品しましょう。30日以上かかってしまうと返金金額が20パーセント減額されます。
着払いで送っても送料が取られる場合も
先述した通り、Amazonの返品は基本、着払いが可能です。しかし、着払いで返品できない場合もあります。その場合、着払いで返品してしまうと、戻ってきてしまうのでしょうか?
その心配は無用です。着払いで送っても、返金の時に送料を引かれた金額が入金されるので、問題はありません。返品の時は、あまり気にせずに、着払いで発送しましょう。
着払いでいいのに送料をかけてしまった場合
問題は、着払いでいいのに元払いで送ってしまった場合です。この場合、送料はどうなってしまうのでしょうか?この場合、基本的に送料は返ってきません。これはとてももったいない話です。返品の条件などをよく調べて、損のない方法を取るようにしましょう。
どうしても送料を返して欲しい場合は、カスタマーセンターに連絡をしてみましょう。300円程度のクーポンやAmazonギフト券などといった方法で対応してくれる場合があります。諦めずに、問い合わせをしてみましょう。
返品方法が簡単なAmazonを利用しよう!
Amazonで商品を購入した場合、返品方法が簡単なので、安心して買い物ができます。実店舗で手に取って選ぶことができないオンラインショッピングで、返品方法が簡単だというのはありがたい話です。いざという時は返品をすればいいので、Amazonでもっと気軽に商品を注文してみましょう。