ヤマガブランクスはどんな特徴のロッド?人気モデルやターゲット別の選び方も解説

ヤマガブランクスはどんな特徴のロッド?人気モデルやターゲット別の選び方も解説

ヤマガブランクスは「ヤマガ」の愛称で親しまれ、ルアーを使うソルトゲーム用ロッド(釣竿)を中心に作る、日本の釣具メーカーです。釣り趣味の方は知っている人が多いのではないでしょうか。ヤマガブランクスの特徴や人気モデル、ターゲット別のロッドの選び方を紹介します。

記事の目次

  1. 1.ヤマガブランクスについて徹底解説!
  2. 2.ヤマガブランクスとは
  3. 3.ヤマガブランクスの特徴
  4. 4.ヤマガブランクスの選び方
  5. 5.ヤマガブランクスの人気ロッド3選【バスフィッシング】
  6. 6.ヤマガブランクスの人気ロッド3選【トラウトフィッシング】
  7. 7.ヤマガブランクスの人気ロッド3選【ライトソルトゲーム】
  8. 8.ヤマガブランクスの人気ロッド3選【シーバスゲーム】
  9. 9.ヤマガブランクスのロッドで釣りを楽しもう!

ヤマガブランクスについて徹底解説!

釣り
Photo bykonkarikin

ヤマガブランクスの名前は、釣り人なら知っている人が多い国産の釣具メーカーで、主にソルトゲーム(海釣り用)のロッド(釣竿)を中心に作っていて、その性能には定評があり人気のメーカーです。種類も豊富で「ヤマガ」の愛称で広く釣り人に親しまれています。

釣り用語には独特の専門用語があり、釣りをあまり知らない人には、何を言っているのか理解できにくい部分が沢山あります。ここではできるだけ専門用語に注釈をつけながら説明していきます。

ヤマガブランクスというメーカーの特徴や製品などを、これから釣りをしてみたいと思う人や、初心者でも分かりやすいように徹底的に詳しく説明します。またおすすめの人気モデルや、ターゲット別のロッドの選び方なども合わせて紹介します。

ヤマガブランクスとは

釣り
Photo bypaulbr75

ヤマガブランクスは、株式会社「山鹿釣具(ヤマガ釣具)」のオリジナルブランドとして、2008年に誕生したロッド(釣竿)メーカーです。徳島県の山鹿市(やまがし)の本社工場で、設計から巻きつけ、塗装や組み立て、出荷まで一貫生産しているのが特徴です。

ヤマガブランクスは「全てのパーツを国内自社生産」にこだわって、ロッドを生産し続けているメーカーです。自社生産にこだわる理由やメーカーの理念・ポリシー、釣り人から信頼・愛用されている理由などを、もう少し掘り下げてみましょう。

日本製のロッドメーカー

ヤマガブランクスは、今や珍しい純国産のロッド(釣竿)ブランドです。ヤマガブランクスが、国内自社生産にこだわる理由は「ロッド(釣竿)は工業製品であるけれど、製造や検査の肝心な部分は、人間の手作業による感覚が重要」という理念に基づいているからです。

ヤマガブランクスは、工場内で設計者と職人が常にコミュニケーションを取りながら、より良い製品を作ることを目指す環境を作っています。ロッドのテストや改良をスピーディーに行うためには、自社工場が最も適しています。

このようにヤマガブランクスのロッドに対する理念と姿勢が、製品の品質に反映されているからこそ、多くの釣り人から信頼され「ヤマガ」の愛称で親しまれ利用されています。ヤマガブランクスは、人気とともに品質が高い純日本製のロッドメーカーです。

ヤマガブランクスの特徴

特徴
Photo bygeralt

ヤマガブランクスは、徳島県の自社工場で一貫生産を行う釣具メーカーで、高品質のロッドの品揃えが豊富なのが特徴です。ヤマガブランクスのロッドは、細部に渡り職人技で作られていて高性能なことから、日本国内だけでなく海外の釣り人からも人気が高く好評価を受けています。

ヤマガブランクスの主な特徴は「全タックル日本製」「各魚・フィールド別の専門設計」「シンプルなデザイン」の3つです。それでは、ヤマガブランクスそれぞれ3つの特徴を詳しく解説します。

①全タックル日本製

ヤマガブランクスで販売されている全タックルが、日本製で特にロッド(釣竿)は、全て徳島県山鹿市の自社工場で手作りの職人技で製造されているのが特徴です。

タックルとは、ロッドを含めリール・ライン・仕掛け・ハリなど釣り道具全般の総称です。つまり、ヤマガブランクスというブランドで販売されているタックルは、全て日本製で特にロッドに関してはメンテナンスやアフターサービスなどの、サポートが充実しているので安心して購入できるのが特徴です。

②各魚・フィールド別の専門設計

魚
フリー写真素材ぱくたそ

釣りをする魚には様々な種類があり、釣りをするスポットも磯釣り、沖釣り、トローリング、渓流や湖と色々です。ヤマガブランクスには、釣りをするフィールド(釣り場)や獲物の魚に合わせて、最適の専門設計したロッドが豊富に揃っているのが特徴です。

特に、ソルトゲーム(ルアーを使った海釣り)に適した、ロッドの品揃えが多いのもヤマガブランクスの特徴です。

釣りの成果は、環境や魚に適したロッドを使うことで大きく変わります。ヤマガブランクスのように、獲物別やフィールド別に分けて販売されていることは、釣り人にとって強い味方になると同時に、初心者の選び方のポイントになるので非常に助かります。

③シンプルなデザイン

釣り人にとって、ロッドの品質はもちろんのこと、デザインはおしゃれに決めるアイテムでもあります。しかし、派手なデザインは使っている間にすぐに飽きてしまいます。

ヤマガブランクスのロッドは、洗練されたシンプルなデザインで機能美が特徴です。シンプルなデザインは、長く使っていても飽きがこなく愛着がわいてきます。また初心者でも上級者でも、男性でも女性でも、あらゆる人にマッチするのがヤマガブランクスの特徴と魅力です。

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ヤマガブランクスの選び方

選ぶ
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ロッドにも流行があり、手にパシッとくる感触が流行った時代もありました。しかしヤマガブランクスは、流行に左右されることなく独自のこだわりの職人技を貫いてきました。ヤマガブランクスは、他のロッドとは一味違う使用感で、釣り人の心を捉え現在の人気を博しています。

ヤマガブランクスは手作りの職人が作るロッドなので、多少高額になりますが価値観は値段以上です。またヤマガブランクスは、材質やサイズ・デザインも豊富に人気のモデルが揃っています。種類が多いので選び方に迷う方が多いのもヤマガブランクスの特徴です。

それでは、自分の好みの釣りスタイルや、狙う獲物やフィールドに合わせて、ヤマガブランクスのロッドの選び方のポイントを紹介します。

モデルごとの曲がり

ヤマガブランクスの選び方のポイントの一つ目は曲がり具合です。釣りの醍醐味は、何と言ってもロッドアクションです。ルアーを投げた時のロッドのしなりや反発力、獲物の魚がヒットした時のロッドの曲がり具合や、リールを巻き上げる時のググッとくるロッドの感触が釣り人にはたまりません。

ヤマガブランクスのロッドは、モデルごとに曲がり具合が違います。自分の好みのロッドアクションと曲がり具合で探すのが選び方のポイントです。

ヤマガブランクスのロッドは高性能なので、あらゆる引きやアクションに対応できるように設計されていますが、長さや強度によりライトからヘビーまで曲がり方が違います。

つまり、自分の好みのロッドの曲がり方で、モデルを選ぶことができるのがヤマガブランクスのロッドの魅力です。また狙う獲物の魚の種類やフィールド(釣り場)による選び方も出来ます。

ヤマガブランクスのHPで、モデルごとにベントカーブ(曲がり具合)を、どの部分からどのようにカーブするのかをチェックすることができます。他のメーカーでは見られない曲がりへのこだわりが感じられます。ぜひ一度HPで画像をチェックして選び方の参考にしてください。

使用ルアーを決める

使用するルアーによってモデルを探す選び方があります。ルアーには、狙う獲物の魚やフィールドにより、形や材質・大きさや重さなど様々なものがあります。ヤマガブランクスのロッドは、他のメーカーのものより対応力が高くバーサタイル(万能型)な使い方ができる性能を持っています。

しかし、遠くに飛ばすために重量のあるメタルジグ(金属製のルアー)を使用する時にはチェックが必要です。メタルジグなどの重たいルアーはロッドにかかる負荷が大きいので、その負荷に見合うロッドの強度が必要になります。

使用するルアーによって、ヤマガブランクスのロッドを選ぶようにしましょう。軽量のルアーなら汎用のロッド、重量ルアーのメタルジグを使用する場合は強度のあるロッドを選ぶのがベストです。

魚に合わせた必要な性能

ロッドの選び方のもう一つのポイントは、狙う魚に合わせた性能のロッドを選ぶことです。ブリやカツオなど大型の魚を釣り上げるには、強度の弱いロッドでは魚の引きの強さや重量に負けて釣り上げることが出来ません。

逆にアジやイワシなどの小魚には、強度が強すぎるロッドではアタリの感覚が鈍くなり、バラしてしまうことにもなりかねません。つまり狙う魚に合わせた性能のロッドの選び方が必要になります。

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ヤマガブランクスの人気ロッド3選【バスフィッシング】

ブラックバス
Photo bycaspowser

ヤマガブランクスは、ソルトゲーム(海釣り)用のロッドが多いのですが、人気が高いバス(ブラックバス)フィッシング用としてアクロバシリーズがあります。

ヤマガブランクスの「アクロバ」は、バスフィッシングに特化し実用性を重視した高品質で、10年後でも変わらぬ性能を保ち、デザインはブラックを基調として飽きがこないのが特徴です。

ブラックバスは、北米大陸原産の外来種の淡水魚です。1925年に芦ノ湖に移入されて以来、繁殖力が強いのでアッという間に全国各地の池や湖に分布してしまいました。肉食で小魚や甲殻類を好み、ルアーにも積極的に食らいつきます。

バスは引きが強くゲーム性が高いので、人気の釣りジャンルの1つになっています。ヤマガブランクスのバスフィッシング用アクロバシリーズで人気の3選を紹介しますので、選び方の参考にしてください。

アクロバ 66M/バーサタイル

ヤマガブランクスの「アクロバ 66M/バーサタイル」は、ベイトフィネス(軽量化タックル)よりも、やや強めのセッティングで様々なジグ(ルアー)に対応できるバーサタイル(万能型)なロッドです。

高弾性のカーボンを使用しているので、キャスティングで遠方へ送り込むロングキャスト能力にも優れていて、価格は39,000円前後で販売されています。ショア(岸)からの釣りなら、フィールド、釣り方にかかわらず活躍できる、バーサタイルなバス釣り用の人気モデルです。

アクロバ 61LX/センシティブ&ストロング

ヤマガブランクスの「アクロバ 61LX/センシティブ&ストロング」は、感度に富んだ適度な弾力があり、しなやかにベント(曲がる)するので、小動作で自在なシェイキングを可能にするのが特徴です。

またキャスティング時には、オーバーヘッド、サイド、ショートピッチなど様々なキャストでピンスポットにルアーを送り込むことができます。

また高弾性のカーボンをふんだんに使用している強靭なバット(グリップより上の胴)が、魚が潜んでいるストラクチャーから一気にバスを引き出すことを容易にする、センシティブでストロングなモデルです。

ただ残念ながら、このモデルは2017年に生産中止になっているので、気になる方は在庫のある店舗や、中古を探してみると良いでしょう。

アクロバ 70XH/ヴァリアブルパワー

ヤマガブランクス「アクロバ 70XH/ヴァリアブルパワー」は、名前の通りパワーフルなロッドです。2オンスまでのビッグベイト(大型ルアー)に対応できる強靭なモデルで、しかも長さがあり良く曲がるので、投げやすくヘビーなルアーに最適です。

またヤマガブランクスの特徴である可変テーパーを、低負荷時にはファーストテーバー、高負荷時にはパラボリックテーバーと、シリーズ中で最も特徴を顕著にしたモデルなので操作性が抜群です。

柔と剛をあわせ持つ高次元テーバーにより、繊細かつ強引に攻めるだけでなく、重量級のルアーやリグ(仕掛け)をロッド全体でストレスなくフルキャストし、容易にフックアップまで持ち込むことが可能なマルチヘビーロッドに仕上がっているモデルです。

価格は42,000前後とアクロバシリーズの中では高めですが、高性能で釣り人に人気があり評価を得ている証拠なので納得の価格と言えるでしょう。 

ヤマガブランクスの人気ロッド3選【トラウトフィッシング】

釣堀
Photo by Kentaro Ohno

ヤマガブランクスには、トラウトフィッシング用のモデルに「ルーパスシリーズ」があります。トラウトとは英語で、日本で言うマス類を表す呼称で代表的な魚にニジマスがあり、その他にイワナ、ヤマメ、アマゴなどもトラウトの仲間です。

ヤマガブランクスの「ルーパスシリーズ」は、ソルトロッド(海釣り用)で培ったノウハウを、トラウト釣りにつぎ込んだモデルで、淡水の湖や渓流などの河川に住む魚を、釣りあげるのに適した性能を持つロッドで全7機種あります。

トラウトはルアー、フライ、エサ釣りと様々な方法で狙うことができ、日本各地に管理釣り場(釣り堀)があり、そこでのルアーフィッシングはゲーム性も高く、初心者でも比較的簡単に釣ることができます。それでは、ヤマガブランクスのトラウトフィッシング用の人気モデル3選を紹介します。

ルーパス サクラ 81

ヤマガブランクスのルーパスシリーズには「渓流モデル」と「サクラマスモデル」の2種類があり、「ルーパス サクラ81」は、本流でのニジマス(サクラマス)釣りに合わせて最もベーシックに調整されたロッドです。

各種ミノー(小魚の形をした細長いルアー)の使用がメインで、強い流れの中でも弾かれずにアクションさせながら、フッキングに持ち込めるシャープな繊細さを持ったティップ(先端部分)が特徴です。

長さが2470mmあるので遠投も可能で、しかも自重は129gと軽量なので軽快に扱えます。河川から湖までフィールドを選ばず活躍できるのが特徴です。ルアーもサクラマス用のプラグやスプーンなど使用範囲が広く高い汎用性が大きな魅力です。

ライトからヘビーまで3種類がラインナップされているので、自分の好みで選ぶことができます。価格は63000円前後と少々高めですが、機能と性能を考えると納得の値段です。

ルーパス51

渓流
Photo by wakaba-shinshu

ヤマガブランクスの「ルーパス51」は、変化に富む日本の山岳渓流で、最大限に能力を発揮できるように1575mmとショートレングスのミノーイングロッドです。

過酷な源流域でも、高いキャスト精度と操作性能があり、シャープで軽快なフィーリングでイワナやヤマメなどの若魚を楽しみながら、不意の尺クラスの大物にも難なく対応できるタメの効くブランクに仕上がっています。

自重も78gと非常に軽く操作性は抜群です。価格は48000円前後で、源流の釣りを楽しむハイクラスのロッドをお探しの方におすすめです。

ルーパス71

ヤマガブランクスの「ルーパス71」は渓流用モデルですが、渓流の大場所を意識して遠投の必要なトロ場、プール、ダムのバックウォーター、中流域の川幅の広いエリアなどに対応できる2110mmのミドルレングスの逸品です。

40cmアップのヤマメにも対応するパワーロッドですが、ティップ(先端)は繊細に仕上げてあるので小型魚のフッキングにもスムーズです。またルアーはミノーだけでなくスプーンにも対応します。価格は56000円前後で、様々なフィールドで活躍できるロッドをお探しの人におすすめのモデルです。

ヤマガブランクスの人気ロッド3選【ライトソルトゲーム】

ヤマガブランクスの「ブルーカレント」シリーズは、アジやメバルなどライトソルト(小型の海水魚)を対象にしたロッドで、使いやすく、軽く、よく飛び、強いという基本的な性能を最も顕著に体現させたモデルです。

また「ブルーカレント」は、研究やテストを繰り返し、より良い製品を作り続けるヤマガブランクスの理念を、最も顕著に表現するロッドです。全シリーズを見直し、2020年に第3世代の「Ⅲ」にモデルチェンジしました。常に進化するシリーズです。

ブルーカレント 63 ベイト

ヤマガブランクスの「ブルーカレント63ベイト」は、流行りのベイトフィネス(軽量化タックル)に対応する1910mmのショートレングスのロッドです。

また自重59gの超軽量、実用的な0.5g〜3gという幅広いウェイトレンジのジグヘッド(仕掛け)で、抜群の飛距離をひき出しながら腕の延長のような操作感があり、小さなコツッというアタリに対しても積極的な合わせを可能にします。

ターゲットとなる魚はアジやメバルが主ですが、取扱いや使い勝手が良いので、いつものフィールドですぐに楽しめる操作性が抜群なロッドです。価格は27000円前後とお手頃です。人気が高いので売切れにご注意ください。

ブルーカレント 74Ⅱ

ヤマガブランクスの「ブルーカレント74Ⅱ」は、繊細な釣りを楽しむライトゲームファンから、高く評価され続けているロッドです。フックの根元に重りのついたジグヘッド(仕掛け)から、自然な動きが出せるキャロ(キャロライナリグ)までロッドの曲がりで快適にキャストさせます。

しなやかなティップ(先端)で、小さなバイト(アタリ)も逃さないセッティングは、現在のライトゲームロッドに多大な影響を及ぼしたほどです。キャスト時のブレがなく、10mを超える水深でも高感度で、繊細かつテクニカルにターゲットを誘い出します。

ヒット後はしっかりとロッド全体で追従し、小型のアジ・メバルから良型クラスまでスムーズなベントカーブを描き、正に「曲げて獲る」醍醐味を味わえるオールラウンドモデルです。価格も23000円前後とリーズナブルな人気のロッドです。

ブルーカレント 85 TZ/NANO All-Range

ヤマガブランクス「ブルーカレント85 TZ/NANO All-Range」は、戻りが強いロッドに仕上がるナノアロイテクノロジーと、感度を高めるトルザイトリングという2つの最新技術を搭載した、ジャンルの枠を超えるオールレンジモデルです。

小物から大物までライトソルトの枠を超えて、あらゆるターゲットを狙うことができます。水面から中層、ボトムまで、あらゆるレンジをライトラインで攻略するための超高感度でパワーのあるロッドです。

ナチュラルな高感度と驚異のリフトパワーで、ファイト時の感度も良好で不意に大物がヒットしても、即座に頭の向きを把握してアドバンテージを取ることができます。アジやメバル、ロックフィッシュ(ハタ系)、チヌやシーバスなどの大型魚まで1本で対応できます。

使い方はアングラー(釣り人)のスキルによって無限の可能性を秘める、ヤマガブランクス渾身のオールレンジ攻略モデルです。価格は48000円前後なので、季節やフィールドにこだわらず、小型から大型まで様々な魚種を攻めたい人にオススメのモデルです。

ヤマガブランクスの人気ロッド3選【シーバスゲーム】

刺身
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シーバスゲームのシーバスとは、淡水魚のブラックバスに対して海水魚のバスのことをアングラー(釣り人)はシーバスと呼びます。シーバスは日本名では「スズキ」と言い、白身の刺身で美味しい高級魚です。

つまりシーバスゲームとは、スズキ(シーバス)をターゲットにした釣りのことで、スズキは大型の肉食魚で成長すると、最大で体長が2mを超え体重は200kgにもなります。

この大型のシーバスを攻略するのですから、ロッドもその体重に耐えなければなりません。それではヤマガブランクスのシーバス用人気のロッド3選を紹介します。

バリスティック 96MMH TZ/NANO

ヤマガブランクスの「バリスティック96MMH TZ/NANO」は、シーバスは肉食なので14cm前後の大型ミノー(魚の形をしたルアー)を中心に、メタルジグ・シンキングペンシル・ヘビーバイブレーションなどの重たいルアーをロングキャストするシーバスゲームに適した上級者向けのロッドです。

メインフィールドはサーフ(砂浜)や小磯周りなどの大場所で、逆風の中でもしっかりとヘビールアーをシャープに振りぬけて、確実な飛距離を出すことができます。

2910mmのロングレンクスのロッドとしては、自重が151gと取り回しも軽く、1日中キャストしても疲れがたまらず集中力を維持できます。長さを感じさせず、パワーと柔軟さを兼ね備えた評価の高いセッティングです。価格は52000円前後で販売されています。

アーリープラス 88ML

ヤマガブランクスの「アーリープラス88ML」は、価格が25000円前後とコスパを重視した人気のシーバスゲームロッドです。低価格にもかかわらずヤマガブランクスらしい、曲がりや粘り、高感度性能は健在であらゆるレンジ(水深)攻略をこなします。

釣りの頻度が上がってスキルも初級から中級に移行して、ロッドの乗り換えを検討されている方にオススメのシーバスゲームロッドです。
 

バリスティック・ヒラ 11H TZ/NANO

ヤマガブランクスの「バリスティック・ヒラ11H TZ/NANO」は、メインターゲットはヒラスズキですが、5kgアップのブリやカンパチなどの青物も対等以上に勝負できるパワーロッドです。

プラグ(プラスチックや木素材の小魚型のルアー)などの繊細な操作性能を持ちつつ、足場の高い荒磯や根の激しい場所でのファイトでも、強引にヒラスズキの頭を向けることが可能です。

冬の北向きの磯や沖磯などで、より厳しい環境下でゲームを楽しむ人や、速攻勝負を好む攻撃的アングラー(釣り人)にオススメのテクニカル・パワーロッドです。価格は68000円前後で販売されています。

ヤマガブランクスのロッドで釣りを楽しもう!

釣り
Photo by asobitsuchiya

釣りの面白さや醍醐味と成果は、ロッド(釣竿)で決まると言っても過言ではありません。ヤマガブランクスは、自社工場で一貫生産している職人技の純国産ロッドメーカーです。

ここまでヤマガブランクスのロッドの特徴や選び方、オススメの人気モデルを紹介してきました。これから釣りをしてみようと思う人や初心者の方にも、ヤマガブランクスのロッドの魅力が伝わったのではないでしょうか。

これらの記事を参考にして、ヤマガブランクスのロッドで渓流釣り、バスフィッシング、ライトソルト、ヘビーな海釣りまで、好みに合わせて初心者から上級者まで大いに釣りを楽しんでください。

Eiji0601
ライター

Eiji0601

元ミュージッシャン&調理師。現在はフリーのコンサート企画やチラシ等のデザイナーをやっています。音楽のジャンルはクラシックからジャズ&ポップス、特に’60年代〜’80年代ポップスが大好きです。料理は和食が得意な年齢不詳の独身男性です。

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