コインランドリーの乾燥機についてまとめて紹介!
コインランドリーの乾燥機は、雨の日が続いて大量の洗濯物を乾燥させたい時や、毛布や羽布団、ラグなど大きな物を洗って乾燥させたい時に便利です。
コインランドリーの乾燥機はパワフルで、一気に洗濯物を乾燥してくれます。今回はコインランドリーの乾燥機の使い方や、気になる乾燥時間や料金、使い方の注意点などを紹介しましょう。さらに乾燥時間や料金を節約する裏技もお伝えします。コインランドリーの乾燥機を上手に使いこなしましょう。
コインランドリーの乾燥機の特徴
コインランドリーの乾燥機は家庭用の乾燥機と異なり、大量の洗濯物を短時間で乾燥させることができます。それだけではなく、毛布などの大きな洗濯物を乾燥させることができます。またダニ予防や消臭・殺菌効果があり、洗濯物がふわふわに仕上がるという効果もあります。
大量の洗濯物や布団などの乾燥も可能
コインランドリーの乾燥機は、家庭用の乾燥機に比べて大型でパワーがあります。そのため、家庭では数回に分けて乾燥する必要がある洗濯物も、1回でカラッと仕上がります。
またコインランドリーの乾燥機は、家庭の乾燥機には入れることができない大きな洗濯物を乾燥させることができます。毛布、羽布団、コタツ布団、ラグ、カーペットなども乾燥できます。
ただし、枕や羊毛布団、真綿布団、裏地がゴム製のカーペットなどは乾燥機に入れることができないので、乾燥機を使用する前に注意書きをよく確認してください。
ダニ退治ができる
コインランドリーの乾燥機はダニ退治やアレルゲンの除去ができるのが大きな特徴です。ダニ退治のポイントは熱で、50度以上の熱を20~30分、60度以上の熱では短時間で死滅してしまいます。
コインランドリーの乾燥機は内部の温度が80度まで上がるため、布団や毛布などに潜むダニを退治することができます。また、コインランドリーの乾燥機は吸引機能があり、花粉などのアレルゲン物質やダニの死骸を吸いこむ働きがあります。
家庭で布団を天日干しにしても、なかなか内部の温度を50度以上に上げることができないので、コインランドリーの乾燥機を使ってダニ退治をするのは効果的といえるでしょう。
殺菌・消臭効果も期待できる
コインランドリーの乾燥機は、殺菌や消臭効果が期待できます。家庭の乾燥機や天日干しではなかなか取れない汗の匂いや加齢臭なども、コインランドリーの乾燥機なら熱風の効果で、すっきりと匂いを取ることができます。
またコインランドリーは内部が高温になるので殺菌効果も期待できます。コインランドリーによっては、乾燥機の温度を高温・中温・低温などに設定できるものもあります。殺菌や消臭の場合は高温がおすすめです。ただし洗濯物によっては高温が向かないものがあるので、注意をしてください。
仕上がりがふわふわ
コインランドリーの特徴の一つに、洗濯物がふわふわになって気持ちがいいという点があります。コインランドリーの乾燥機に洗濯物を入れると、熱風で繊維の1本1本を立てるように乾燥させていきます。そのため、タオルなどがふわふわに仕上がります。
またコインランドリーの乾燥機は、空気によって洗濯物のシワを伸ばす効果があります。そのため乾燥した洗濯物はシワがほとんどない状態で仕上がります。アイロンがけが不要なのでとても便利です。
しかし乾燥機が終了したらすぐに取り出さないとシワが付いてしまうので注意してください。最近は、終了したらスマホでお知らせしてくれるコインランドリーもあるので利用するといいでしょう。
短時間で乾燥が可能
コインランドリーの乾燥機は、内部の温度が高くパワーがあるため短時間で洗濯物を乾燥させることができます。家庭用の乾燥機は主に電気を使って乾燥させますが、コインランドリーの乾燥機はガスを使うものが多くとてもパワーがあります。
家庭用の一般的な乾燥機で6~8時間かかる量も、コインランドリーの乾燥機なら30分から40分くらいで乾燥させることができます。その他にもジーンズなどなかなか乾きにくいものも短時間で乾かすことができます。布団やこたつ布団も50分ほどで乾かすことができます。
コインランドリーの乾燥機の時間・料金の目安
ここからは、コインランドリーの乾燥時間と料金の目安をお伝えしましょう。コインランドリーで乾燥機を使う時、料金の目安は10分で100円です。コインランドリーによっては、大型の乾燥機で8分100円などもあります。乾燥させたい洗濯の量に合わせて選ぶといいでしょう。
洗濯物別の乾燥時間の目安
コインランドリーの乾燥時間の目安は洗濯物の種類によって異なります。家庭の洗濯機で1回洗濯するくらいの量だと、コインランドリーの乾燥時間の目安は20分から30分くらいです。
ジーンズのように厚い生地の場合は乾きにくいので、乾燥時間を5分から10分くらい長めにするのがおすすめです。家庭の洗濯機の2~3回分くらいの洗濯量の場合は、乾燥時間を10分から20分くらいプラスしておくといいでしょう。
毛布や布団などの寝具は厚みがあるので、乾燥時間は長くなります。大まかな目安として毛布1枚の乾燥時間は30分から40分、2枚の乾燥時間は40分から50分です。また、ラグの乾燥時間は約50分、羽布団の乾燥時間は約80分が目安です。
重さ別の料金の目安
コインランドリーで洗濯物を乾燥させるとき、洗濯物の量によっても料金が異なります。目安として、14kg前後の洗濯物の乾燥時間の目安は約10分で、料金は100円です。また25kg前後の洗濯物の乾燥時間の目安は約6~9分で、料金は約100円です。重い毛布やラグなどは乾燥時間が長く、料金も高くなります。
洗濯から乾燥までコインランドリーの使い方
ここからはコインランドリーの使い方が分からないという方のために、コインランドリーの使い方を洗濯機から乾燥機まで具体的に紹介しましょう。ここでは、使い方の他、料金や必要な持ち物、待ち時間の過ごし方などについて紹介します。
コインランドリーへの持ち物は?
コインランドリーの使い方が分からないという方のために、まず持ち物を紹介します。コインランドリーを使うために必要な持ち物は、基本4つです。洗濯物、洗濯ネット、お金、洗濯物を入れる袋やバッグの4つの持ち物を用意してください。
この持ち物の中で特にお金は、100円玉や500円玉などの小銭を用意するといいでしょう。コインランドリーには両替機がありますが、万が一、両替機が使えないという場合でも小銭を持ち物の中に入れておくと安心です。
使い方の流れ
それではコインランドリーの使い方を説明しましょう。上で説明した持ち物を確認したら、持ち物を持ってコインランドリーに行きます。コインランドリーによって、洗濯から乾燥までを1台で終わらせる全自動洗濯乾燥機、洗濯から脱水までを行うドラム式自動洗濯機などがあります。
また洗濯物の量に合わせて、大・中・小のドラム式自動洗濯機を用意しているところもあります。全自動洗濯乾燥機やドラム式自動洗濯機の使い方は基本的に同じで、まず洗濯機に洗濯物を入れてドアを閉めます。
次に全自動洗濯乾燥機の使い方は、コースを選び表示された料金のお金を入れます。ドラム式自動洗濯機の使い方は、表示された料金のお金を入れます。後は、洗濯が終わるまで待ちます。
ドラム式自動洗濯機の場合は洗濯だけなので、洗濯が終わったら洗濯物を乾燥機へ移します。乾燥機の使い方は、乾燥機のドアを閉めたら、乾燥させたい時間に合わせてお金を入れます。そして乾燥が終わるまで待ちます。
待ち時間の使い方
コインランドリーで1人分の洗濯をするのに、洗濯機にかかる時間は約30分、乾燥に20分前後なので、合計1時間弱かかります。家が近ければ一度家に帰ることができますが、洗濯をしている間に近くのお店でお買い物を済ませることもできます。
また、近くのカフェで一息入れたり、コインランドリーで本や雑誌を読んで待つこともできます。最近は、コインランドリーにカフェが併設されたものもあります。コインランドリーに行く時、持ち物の中に雑誌などを入れておくのもおすすめです。
コインランドリーの乾燥機を使用する際の注意点
コインランドリーの使い方が分かったところで、コインランドリーを使う時に注意したい点をいくつかお知らせしましょう。コインランドリーの乾燥機を使う時は、洗濯表示を確認したり、乾燥機に詰め込み過ぎたりしないように注意してください。
洗濯表示を確認して使用する
コインランドリーで乾燥機を使う前に、洗濯したい物の洗濯表示をよく確認するようにしましょう。コインランドリーの乾燥機は短時間で乾燥できて便利な反面、高温の熱風や回転によって衣類を傷めてしまう恐れがあるので注意が必要です。
コインランドリーの乾燥機には、ウールやシルク、カシミアなど熱に弱い生地や、ニットや麻など熱で縮んでしまう生地は入れることができません。また刺繍、プリント、スパンコール、ビーズなど装飾があるものも注意しましょう。
その他、女性用下着やトッキングなど熱に弱いものや本革や合皮など、熱によって風合いが変わってしまうものも入れることができないので注意してください。
洗濯ネットに入れない
コインランドリーで洗濯する時、小物やデリケートな素材のものを洗濯ネットに入れて洗濯することがありますが、乾燥機に入れる時は洗濯ネットから出すようにしましょう。
洗濯ネットに入れたままだと風通しが悪く乾燥にムラができてしまったり、折り皺が付いてしまったりするので注意してください。乾燥ムラができてしまうと、洗濯が生乾きになって嫌な臭いの原因になってしまいます。
小物は洗濯ネットに入れてOK
洗濯物をコインランドリーの乾燥機に入れる時、基本的にはネットから出した方がいいのですが、ハンカチなどの小物はネットに入れておいたほうがいいようです。小さなものは、乾燥機のフィルターの中に吸い込まれてしまうことがあるので注意が必要です。まとめてネットに入れておくといいでしょう。
詰め込み過ぎはNG
コインランドリーの乾燥機の使い方で注意したい点は、料金を節約しようと詰め込み過ぎないという点です。コインランドリーの乾燥機には、蓋に洗濯物の量を示すラインがあるので、その量を越えないよう注意してください。
ラインが書いていない場合は、一般的に乾燥機の3分の1から2分の1くらいの量が目安となります。あまり詰め過ぎると風が通らず、かえって乾燥時間が長くなります。また生乾きの洗濯物が多くなってしまい、嫌な臭いの原因となることがあるので注意してください。
コインランドリーの乾燥機の時間と料金をお得にする裏ワザ
コインランドリーの乾燥機は便利ですが、毎日のように使うとお金がかかるというデメリットがあります。そこで、コインランドリーの乾燥機にかかる時間やお金を節約できる裏技をいくつか紹介しましょう。短時間で衣類を乾燥させて、時間を有効に使うようにしてください。
大型の乾燥機を使用する
コインランドリーの乾燥機にかかる料金を安くあげたい時は、大型の乾燥機を使うのもおすすめです。大型の乾燥機と小型の乾燥機は、搭載しているガスバーナーのサイズが異なり、大型のほうが短時間で乾燥します。
小さい乾燥機にたくさん詰め込むよりも、大型の乾燥機を使った方が風の通りがよく早く乾き、ふわふわの仕上がりになります。時短や料金の節約にもつながります。
余熱が残っている乾燥機を選ぶ
コインランドリーの乾燥機を選ぶ時、誰かが使ったすぐ後だと余熱が残っていることがあります。余熱がありまた温かい乾燥機を使うと洗濯物の乾燥を早く終わらせることができ、お金を節約することができます。
乾燥機の中がすでに温かいので、コインを投入してスイッチを押せばすぐに乾燥が始まります。早く乾燥が始まるため、衣類がふわふわに仕上がります。余熱が残っている乾燥機があれば、それを使ってみるといいでしょう。
乾いたバスタオルを一緒に入れる
コインランドリーの乾燥機を使う裏技の中でもよく知られている裏技は、洗濯物を乾燥させるとき、乾いたバスタオルを乾燥機の中に入れることです。
乾燥機がぐるぐると回転している時に、バスタオルが洗濯物の水分を吸ってくれるので、早く衣類が乾燥します。またバスタオルが熱風を受け、効率よく洗濯物を乾燥します。バスタオルは1枚でもいいのですが、できたら2枚入れるとより効果があります。
布団を乾燥させる際は途中で裏返す
大きな布団をコインランドリーの乾燥機に入れて乾かす時、なかなか全体的に乾かないということがあります。それは熱風の当たる部分が限られてしまい、全体に風が当たらないことが原因です。そんな時は、布団を取り出して途中で裏返すのがおすすめです。
そうすることによって熱風が表裏まんべんなく当たるので、そのままにしておくよりも早く乾燥します。大きな布団を乾かす時は、一度裏返してみましょう。
コインランドリーの乾燥機を上手に使いこなそう!
コインランドリーでは、衣類の他にも布団や毛布ラグ、カーテンなどの大きなものや、スニーカーや上履きなどの靴を洗ったり乾燥させたりすることができます。また雨が続いてなかなか洗濯物が乾かない時に、大量の洗濯物を一度に乾燥させることができるので便利です。
ここでは、コインランドリーの使い方やコインランドリーを利用する際の持ち物、乾燥時間の目安や料金、裏技などを紹介しました。コインランドリーの乾燥機を上手に利用してください。