病んでる人の特徴を徹底調査!
病んでる人は、心に不安や悩みを抱えているので、なにかしら行動や言動、態度や仕草に特徴が表れます。では、具体的に病んでる人にはどのような特徴があるのでしょうか。今回は、病んでる人の特徴やチェック項目を徹底調査しましたのでご紹介します。
もし、身近な人に病んでる特徴が現れた時の対処法や接していく上での注意点などもご紹介していますので、合わせてご覧ください。
病んでる人の特徴15選
病んでる人は、ふとした行動や言葉から見分けることができます。初対面の人や顔見知り程度の仲であれば、性格的なものや日常的な癖の可能性もありますが、身近な人で、ある時を境に下記の特徴が見られたら病んでる可能性が高いといえるでしょう。
ここでは病んでる人に表れる変化や特徴を15個ご紹介します。疑いのある人の行動や言葉と照らし合わせてチェックしてみてください。
突然怒り出す
病んでる人は、突然怒り出す場合があります。心のバランスが不安定であったり、心に余裕がないため、ちょっとした冗談でも頭に血が上り、カッとなって怒り出してしまいます。温厚で滅多に怒らない人が突然怒り出したら、それは心が病んでるサインかもしれません。
目が笑っていない
表情が笑顔だとしても、目が笑っていない人は、病んでる人に多く見られる特徴のひとつです。目は心の鏡といわれるように、人の精神状態や心の状態を表します。ポジティブで自信がある人は、いつも楽しそうで目がキラキラ輝いているものです。
しかし、病んでる人の目は、どこかうつろで覇気を感じません。悩み事やストレスを抱えていると、心が疲れてしまい、目が笑っていない暗い表情となってしまうのです。
体調管理ができない
病んでる人は、体調管理ができない特徴があります。抱えている問題が頭をよぎり、なかなか寝付くこともできないため、生活リズムも崩れやすくなります。そのため、いつも具合が悪そうだったり、会社や学校を休みがちになります。
おどおどした態度
病んでる人は、自分に対して自信を失っています。そのため、小さなことでも過剰に反応し、周囲をいつも気にしてしまうので、おどおどした態度をとってしまうのです。
おどおどした態度は、自己肯定感が低い表れでもあります。ですので、心が深く傷ついてしまっていたり、不安が大きい人ほどこういった態度をとる傾向にあるようです。
見た目を気にしていない
病んでる人は、心に余裕がありません。そのため、服装やメイクなど外見面や見た目に気を使う余裕がなくなってしまいます。人はそれなりに周囲からの印象を気にして生活しているものですが、病んでる人は、自分が周りからどう思われようが、どうでもよくなってしまう傾向にあります。
急に泣く
心が病んでる人は、喜怒哀楽が激しい特徴があります。笑みを浮かべて楽しく会話をしていたかと思うと、急に泣き始めてしまうこともあります。その背景には過去の苦しい記憶や思い出が、ふと頭をよぎったのでしょう。
お金の使い方が荒い
病んでる人は、虚しさや孤独さをお金を使って和らげようとします。ストレス発散のために衝動買いをしてしまったり、お金を使いすぎてしまうことは多かれ少なかれ誰にでも経験があることです。普通であれば、それでストレスは解消され、明日からまた頑張ろうという気持ちになれます。
しかし、病んでる人は、いくらお金を使っても心が満たすことができません。一時的に悩みや不安は解消されますが、空っぽの心を埋めることはできず、またすぐに散財してしまうのです。時にはお金を借りてでもハイブランドの洋服やバックを買い漁ってしまうこともあります。
あまり笑わない
「この人最近笑わなくなったな」と感じたら、それは病んでるサインなのかもしれません。病んでる人は、あまり笑わなくなる特徴があります。相手に同調しようとして、愛想笑いを浮かべても、どこか表情が暗く曇りがちになります。
そのため、病んでる人は、相手からは「コミュニケーション能力が低い」「暗い人間だ」など印象を持たれてしまうこともあるでしょう。
不衛生
病んでる人は、何事にも無頓着になる特徴があります。掃除や洗濯など家事をするのが億劫になり、次第に部屋が汚れて不衛生になってしまうのです。掃除をするにも、捨てるものを見極めたり、荷物を移動させて、片付ける動作などに気力や体力、思考力を使います。
病んでる人は、常に意識が悩みや不安に向かっているので、これらの集中力がなくなり、部屋の掃除ができなくなってしまうのです。散らかった部屋を目の当たりにすることで、自尊心とともにメンタルがさらに病んでしまい、次第に洗濯をするのもめんどくさくなっていきます。
何かに依存している
病んでる人は、満たされない心の隙間を埋めようと、何かに依存する特徴があります。依存することで病んでる心を満たされたいという願望が強い傾向にあります。
そのため、病んでる人は、ギャンブルやお酒、タバコ、彼氏や彼女に依存することで、心のよりどころとし、少しでも不安な気持ちを解消しようという心理が働くのです。特に、病んでる人は異性に関して強い執着心や独占欲を持つようになります。
悩みを打ち明けたり弱音を吐く分にはいいのですが、病んでる人は、次第に行動がエスカレートしていく場合があります。数分おきのメールや非常識な時間帯の電話など、常識の範疇を超えた異常行動を起こすこともあるようです。
話しかけても反応が無い
病んでる人は、自分の世界に入り込んでしまうことも多いです。悲しい過去や辛い思い出が蘇り、脳内で葛藤しているのかもしれません。そのため、病んでる人に話しかけても反応が無かったり、質問に対しての返事がないこともあるのです。
また、病んでる人の特徴として、周囲の人を怖がり人間不信に陥ってしまうこともあります。相手と会話をすることすら恐怖を感じてしまっているので、話が成り立たないこともあります。
病んでる状態が進行すると、周りが全員敵と思い込んでしまっていて「誰も信用しない」と心にフタをし、外部とのコミュニケーションを断ち切っている可能性も考えられます。
会話がネガティブ
病んでる人は、何事も悪いほうへ考えてしまいます。そういった理由から、プライベートや仕事でも会話が否定的でネガティブな内容に向かう特徴があります。口を開けば、誰かの悪口をいったり、周りがやる気を無くすような発言も目立つようになります。
会話の内容がネガティブなものが中心になると、次第に周囲は病んでる人を遠ざけるようになるでしょう。ですが、病んでる人は、自分を客観的に見る余裕もないため、周りから人が離れてしまっていることすら気がつくことができません。
人の話に興味がない
病んでる人は、時に自分の殻に閉じこもってしまうため、人の話に一切興味がなくなる特徴があります。どこか上の空で、相槌や愛想笑いもほとんどないため、会話をしている相手はとても不快な思いをさせてしまいます。
しかし、病んでる人は、自暴自棄になっているため、全てが投げやりになっています。自分が周囲からどう思われようがかまわないのです。そうした理由から相手を気遣う余裕が無いため、こうした態度をとり続けてしまうのです。
部屋に引きこもっている
病んでる人は、他人と関わることが面倒になったり、他人と関わることに恐怖や不安を感じています。そうした理由から、病んでる人は人とのつながりを避けようという心理が働き、部屋に引きこもりがちになってしまうのです。
手首に傷をつけている
自傷行為を繰り返すのも、病んでる人の特徴です。刃物を用いて傷をつける行為の代表例にリストカットがありますが、人間関係に悩みを抱える10代の女性に多く見られる傾向があります。彼女らは、自分自身を傷つけることで悩みや不安を紛らわせているのです。
リストカットする理由は主に2つです。1つは「抱えている感情から逃げたかったから」もう1つは「死にたかったから」です。このことからわかるように、手首に傷をつけている人は、極端に追い詰められた絶望的状況にあることを意味しています。
病んでる彼女・彼氏へ接し方と対処法
病んでる彼女や彼氏を助けたいけれど、どんな接し方や対処法をすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。病んでる人の心は、ヒビが入ったガラスのようにとてもデリケートで繊細です。
自分が良かれと思っている接し方や対処法は、逆に相手を追い詰めてしまっていたなんてこともあるかもしれません。あなたは間違った接し方や対処法を選んではいませんか?ここでは、病んでる彼女や彼氏への適切な接し方と対処法への理解を深めていきましょう。
話を聞いて受け止める
病んでる彼女や彼氏の接し方で、もっとも効果的な対処法が話を聞いて受け止めてあげることです。人は悩みを打ち明けることで「心が浄化」され、話を聞いてもらえただけで気持ちが楽になります。
話しを聞くときの注意点は「相手の気持ちに寄り添う」「否定をしない」「アドバイスをしない」の3つです。ついつい自分の意見を言いたくなってしまいますが、相手を苦しませてしまう間違った接し方です。否定せず話を聞くことだけに徹するようにしましょう。
相手の気持ちになって言葉に出す
彼女や彼氏に「自分を理解してくれている」と思ってもらうためには、相手の気持ちになって言葉を出しましょう。「つらかったね」「よく頑張ったね」など、相手側の立場となって、相手が考えていることをそのまま口に出してあげるのがポイントです。
そうすることで、自分の気持ちを理解してくれていると安心感が芽生えてきます。また、良き理解者と思ってもらえれば、相手の胸のうちにある様々な悩みを話してくれるようになるでしょう。
出かけられるなら楽しませる
部屋に引きこもるのは、悩みや不安を駆け巡らせマイナス思考を加速させます。ですので、彼女や彼氏が望んでいるのであれば、出かけて楽しませてあげるのも効果的な対処法です。
ここでの接し方の注意点は、外出先でも常に彼女や彼氏の気持ちを一番に考え、寄り添ってあげることです。病んでる人は自律神経が乱れているため、外出先であなたを困らせる発言やわがままを言うかもしれません。
そこで、喧嘩や言い争いになっては出かけた意味がありませんから、相手の今の心境を理解し、上手にエスコートして楽しませてあげてください。
連絡をしてあげる
定期的に連絡をするのも適切な接し方や対処法のひとつです。病んでる人は、非常にネガティブなマイナス思考が働き、「自分は誰からも必要とされていない」のだと思い込んでしまうこともあります。
そのため、彼女や彼氏といった身近な人に連絡をもらうだけで、自分を必要としてくれているという承認欲求が満たされ自分の存在価値を確認できるのです。
カウンセリングに一緒に行く
「目に見えて自傷行為がエスカレートしている」「自殺をほのめかすようになってしまっている」など彼女や彼氏がひどく病んでしまった場合、あなたの力だけでは助けることが難しく、第三者の手助けが必要になっている段階まできています。
このような場合の最善の対処法は、専門のプロにカウンセリングしてもらうことです。とはいえ、カウンセリングは「恥ずかしい」「なんだか怖そう」といった理由から一人での受診を拒むケースが考えられます。
そんな時、あなたも一緒に行ってもらえるという支えが、彼女や彼氏を動かすキッカケとなります。ただし、注意点として、無理に連れて行くのはNG。問題が悪化してしまうのであくまで恋人の意見を尊重した接し方が最優先です。
病んでる人に関わるときの注意点
病んでる人に関わるときはいくつか注意点があります。病んでる人というのは常に負のオーラをまとっています。そして負のオーラは周囲の人間を巻き込んでしまうものです。注意点を理解して関わらなければ、あなた自身がいつの間にか病んでしまうことも。
病んでる人を支えてあげたい、以前の元気な姿を取り戻してほしい気持ちから、関わり合いを持っているのに、あなたが病んでしまっては本末転倒です。そうならないためにも、病んでる人に関わるときの注意点を確認していきましょう。
自分も息抜きをしよう
一つ目の注意点は息抜きです。病んでる人を気にかけてしまい、そのことで頭がいっぱいになると、自分のことがおろそかになりがちです。
知らず知らずのうちにストレスがたまり、あなた自身が病んでしまう可能性もあります。ですので、自分も好きなことや趣味に費やす時間を増やし、定期的なストレス発散を意識しましょう。
一緒に落ち込まない
2つ目の注意点は、一緒に落ち込まないことです。感情や思考は、彼女や彼氏、家族など身近な人の影響を特に受けやすいといわれています。身近な人が毎日落ち込んでいる姿を見ると、気がついたら暗い気持ちになっていることもあるでしょう。
しかし、そこで、あなたの感情までマイナスに働いてしまうと、全てが悪い方向に向いてしまいます。相手のネガティブな気持ちに共感しつつ、自分を保つというのはとても大変ですが、ストレスを発散したり、息抜きをしながら、上手に向き合っていきましょう。
「頑張れ」はNGワード
3つ目の注意点は相手を傷つけるNGワードについてです。病んでる人との接し方で、絶対に使ってはいけないNGワードは「頑張れ」です。病んでる人は、毎日自分の不安や悩みと闘っていて、これ以上頑張ることができない状態なのです。
そんな中、「頑張れ」といわれてしまっては、気持ちのやり場を失ってしまうでしょう。励ますつもりで伝えたとしても相手にとってプレッシャーに感じてしまうのです。
病んでる人は、今の自分の頑張りを認めてほしい欲求が強いため、励ましの言葉は、今の自分を否定されている気持ちになってしまいます。
自分が病んでる人にならない為の方法
日本人が生涯でうつ病やその他の精神疾患等にかかる割合は18%といわれているように、決して他人事ではなく、誰でも病んでる人になりうる可能性があります。
ここでは、そうならないための対処法や注意点を合わせてご紹介します。最近気持ちが沈んでいることが多い、何事にもやる気が出ないという方は要チェックです。
ストレスを発散
人が病んでしまう理由の多くは、ストレスが関係しています。ですので、自分が病んでる人にならない為の対処法は、ストレス発散が効果的です。悩みや不安など心にモヤモヤが溜まってきたと感じてきたら、趣味や好きなことに没頭してストレスを発散させましょう。
家族・友人に話をする
病んでしまう人の特徴として、誰にも相談せず、一人で悩みを抱えてしまう傾向にあります。では、「病まない人」というのは、家族や友人に話ができる人です。
自分のコンプレックスや悩みを誰かに話すことは、勇気がいるものです。引かれてしまうのではないかと心配になる方も多いでしょう。しかし、家族や親しい友人など身近な人であれば、きっと話を受け止めて聞いてくれるはずです。
逃げることも大切
病んでる人にならないための対処法として、時には逃げることも大切です。病んでしまう人は、まじめな人や責任感が強い人に多い特徴があります。心が限界だと分かっていても、今の環境から逃げ出すことをしないので、結果的に病んでしまうのです。
現代社会で逃げることは、恥ずかしいことや悪いことではないと捉えられてきています。病んでしまう前に逃げ出す勇気も必要ということを覚えておくといいでしょう。
病んでる人の病み具合をチェックしてみよう!
病んでる人の病み具合を5段階の病みレベルに当てはめてチェックしてみましょう。病みレベルをチェックすることで、対処法や接し方、一時的なものなのか長期的なものなのかを知ることができます。
病んでる人の行動や態度と照らし合わせながらチェックすることで、あなたが取るべき対応を考えていきましょう。また、チェック項目ごとに注意点やアドバイスを交えながら説明していますので、そちらも合わせて参考にしてください。
病みレベル1
病みレベル1をチェックしてみましょう。「久々に愚痴をこぼしている」「珍しく弱音をはく」など、普段滅多に言わない人が、こういった発言をしたら軽いストレスを抱えている可能性があります。
ですが、病みレベル1は、多かれ少なかれ誰にでも経験がある状態です。次の日には元気になったり、何日も引きずることはしなければ特に問題はありません。
病みレベル2
病みレベル2をチェックしましょう。病みレベル2では、強いストレスを抱えてしまっているため「ネガティブな発言が多い」「イライラしている」「気がついたら落ち込んでいる」ことが増えてきます。
一人で抱え込んでしまうと、症状が悪化してしまう可能性が出てくるため、病んでる人にならない為の対処法や彼女や彼氏が病んでる時の接し方などを参考に、心のケアが必要となってきます。
病みレベル3
病みレベル3となると、病んでる様子が目に見えてわかるようになります。「会話中に急に泣き出す」「明らかに元気が無い」などチェック項目に当てはまったらとても危険な状態です。完全に病んでしまう方向に向かうか、元気な姿を取り戻せるのか、ひとつの分岐点となるでしょう。
病みレベル4
病みレベル4になると、「あまり笑わなくなる」「部屋に引きこもりがちになる」といった症状がでます。上記のチェックに当てはまったら、何事もマイナスにしか考えることができない思考に陥ってしまっている状態です。
自己肯定感もなくなり、自暴自棄に近い発言が増えてきます。家族や彼女、彼氏など身近な人がチェックに当てはまっているなら、できるだけ早く病院を受診することをおすすめします。適切な対処法を取れば、早期の改善が見込めます。
病みレベル5
病みレベル5は、うつ病や精神疾患と変わらない危険な状態です。「自傷行為を繰り返す」「不衛生」「自殺願望がある」などのチェック項目に当てはまったなら、周囲のサポートなしでは生きていけないところまで悪化してしまっているでしょう。
長い間苦しんだことで、症状が慢性化してしまう可能性もあります。病院を受診し、長期的な休養や根気強い薬の服用が必要になる可能性もあります。
病んでる人への対応は慎重に!
病んでる人の特徴や接し方、対処法から注意点までご紹介してきましたが、如何でしたでしょうか。もしも、身近で大切な人が病んでる可能性を感じたのなら、この記事を参考に特徴をチェックしてみてください。
病んでる人は、メンタルがボロボロの状態にあります。対応を間違えると、どんどん悪い方向へ進んでいってしまうため、慎重に向き合っていくことが大切です。