女子のケバいメイクを男性はどう思っている?
時代とともにメイクの仕方というものは変わっていきます。特にここ数年の流行りメイクというものは、ケバいメイクよりも薄付きのナチュラルメイクが主流となってきました。
女性と男性とではウケの良いメイクが異なってきますが、女性のどんなメイクを男性はやりすぎと思うのでしょうか?
一般的にやりすぎなメイクは"ケバいメイク"と言われ、良くないイメージがあります。ケバいメイクについて男性はどのような印象を持っているのでしょうか?
この記事は「これからはナチュラルメイクに挑戦したい」という人に男性の感じるケバいメイクのポイントをお伝えし、ナチュラルメイクに変えていけるような内容になっています。男ウケのいい、ナチュラルメイク目指して頑張りましょう!
そもそも「ケバい」の意味とは
女性同士や男性同士の間でもよく使われる「ケバい」という言葉は一体どういう意味なのでしょうか?よく耳にはするけれど、ハッキリした意味は分からずに使っている人がほとんどでしょう。
そこで「ケバい」という言葉がどのような意味を持つのか、そして日本語と英語では表現にどのような違いがあるのかをみていきましょう。
化粧が濃い
ケバいの意味を調べてみたところ、ケバいは俗語と呼ばれる隠語でした。幅広い世代に使われている言葉で「派手である」や「ケバケバしい」という意味合いを持ちます。
この「ケバケバしい」という言葉を略したものから「ケバい」という言葉が生まれました。悪いイメージを持つ「ケバい」という言葉は、メイクだけでなく服装も派手であることを表します。
男性と女性のどちらも「ケバい」という言葉を使いますが、男性が「ケバい」という言葉を使った時は、より悪いイメージを持たれ、好意がない証拠です。
英語では?
日本語では「化粧が濃い」ということをケバいと言いますが、英語では「cake face」や「heavy make up」と表します。
cake faceとは直訳すると、「ケーキの顔」になります。ケーキに塗ってある生クリームを塗ったような白い顔という意味だそうです。heavy make upは、直訳すると重いメイクになります。厚化粧やこってりした化粧という意味です。
日本語でケバいという言葉があるように、英語でもケバいを表す言葉があるようです。ただ、日本に比べて英語の表現にはユーモアを感じます。
男性が気になるケバいメイクのポイント
以前では、雑誌で個性を表すようなメイクや、男ウケを無視した女子ウケのメイクが頻繁に紹介されていました。その代表とも言えるのがつけまつげで、少し前はとにかく瞳を大きく見せて強調するものが売れていました。
「そのおかげで、ついつい気合が入り、やりすぎてメイクが濃くなってしまった」という経験があるでしょう。最近ではつけまつげもよりナチュラルなものが人気を集めています。
これから男性が気になるケバいメイクのポイントを紹介します。記事を読んで今どきのナチュラルメイクに変更できるようにしましょう。
アイライン
男性がケバいメイクだと感じるものに、濃いアイラインがあげられます。アイラインは瞳の印象を強くしようと、つい太く・濃く書いてしまいがちです。現に数年前は、雑誌で瞳を強調させるための濃いアイラインを紹介していました。
それを参考にして、アイラインを強めに引き、瞳を大きく見せていた方がメイク映えしていたかもしれません。ですが、年齢や時代とともに自分と相性のいいアイラインの引き方も変わってきます。以前は瞳の上に太く濃いアイラインを引いたり、アイラインで瞳を囲む方法が流行っていました。
ですが、年齢を重ねた今も同じアイラインの引き方をすることでケバく見えるだけでなく、老けて見られてしまいます。まつげの内側に粘膜を引き、目尻からはみ出すのを2ミリまでとすることで、印象的でナチュラルな目元を作ることができます。
アイシャドウ
男性が気になるケバいメイクのポイント2つ目は、アイシャドウです。瞳を強調するために、アイシャドウを濃くしてしまうとケバい印象を持たれてしまうので気をつけましょう。ですが「今までずっと濃いメイクをしてきたから、ナチュラルメイクはどうも受け付けない」という人もいるでしょう。
そんな人にオススメなのが、ラメの入ったオレンジブラウンのアイシャドウです。ベージュ系の下地を塗り、赤みのあるオレンジを目尻におき、最後にオレンジブラウンをアイライン代わりに引いていきます。
するとナチュラルでも印象的な目元を演出することができます。肌馴染みの良い色のアイシャドウでグラデーションを作ることで、ナチュラルなのに瞳を大きく見せるアイメイクをすることができます。
つけまつげ
数年前までは、目元をはっきりさせる軸の太いつけまつげが主流でした。つけまつげをつけたパッチリメイクをして、「可愛い」と男性に言われていたかもしれません。
ですが、子供ができてママになったり、段々と歳を重ねていくと今まで顔に馴染んでいたつけまつげの存在は浮いたものになってしまうのです。
つけまつげの種類で特にケバいと思われてしまうものは、つけまつげの1本1本が長く、1本の太さが太いものです。そして毛先が太くてクロスしたもの、まつげの軸の部分が太いものになります。
顔の印象を良くしようと思って化粧しているのに、かえってナチュラルさが失われると老けて見えてしまいます。つけまつげはどちらかと言えば女子には受け入れられやすいですが、男ウケはしません。マスカラで代用してナチュラルメイクを目指しましょう。
香水
香水はメイクではありませんが、匂いがきつすぎるとケバいという印象を与えてしまうようです。それは"香水の匂いがキツイ人"="派手である"というイメージがあるため、ケバいという印象が連想されてしまうためです。
大人の女性ならば、鼻につく匂いではなくやりすぎない香りを選び、ふわっと香りって記憶に残るような香水のつけ方をしましょう。その方がよっぽど男ウケもいいものです。
髪型にも注意
ケバいと思われる原因は髪型にもあります。例えメイクがさほど濃くなかったとしても、髪型がケバいと全体的な印象は悪くなってしまいます。
ひと昔前の日本で言えば、ケバい髪型の代表は「ソーバージュ」などでしたが、今のケバい印象を持たれる髪型は、金髪や明るめの茶髪などです。
黄色系のカラーリングは髪の痛みを強調してしまう効果もあるので、暖色系のカラーリングにして髪の毛を綺麗に見せると良いでしょう。髪型がキレイだと全体の印象も3割増になり、男ウケも良くなります。髪型を暖色系のカラーにすることで、肌もキレイに見えるので若返り効果もあります。
女子のケバいメイクに対する男性の本音
女子のケバいメイクについて、男性はどう思っているのでしょうか。調べてみたところ、ケバいメイクをする女子に対して厳しい意見も多くみられました。
清潔感がない・センスがない・浪費家に見えるというものです。男ウケをよくしようと頑張ってメイクしているのに、かえってそのせいで男子からの評価が悪くなってしまいます。女子のケバいメイクに対する男性の本音を一つずつ詳しくみていきましょう。
清潔感がない
女子のケバいメイクは男性に清楚感がないというイメージを連想させてしまうようです。化粧がケバい人は、ナチュラルメイクの人に比べて化粧をする時間が長く、ポーチに入っているメイク道具も多くなります。
そのため、使いかけの化粧品が散らばっているというイメージを持たれてしまうのです。また、化粧がケバい人は、使いかけのつけまつげが部屋のそこら辺に落ちていることが多いため、清潔感がないと思われるようです。
それに比べてナチュラルメイクの人は持ち物が少なく、メイク道具もあまり持ち歩かないのでしっかりと整理整頓されている=清潔というイメージになっています。
センスが悪い
女子のケバいメイクは男性にセンスの悪さも連想させます。ケバいメイク=時代遅れと捉えられ、トレンドを無視した化粧をしていると思われます。男ウケを目指す前に、自分に合っているメイクなのかどうかをしっかり確認する必要があります。
それから抜け感のあるナチュラルメイクをすることによって、センスの悪さが解消されるだけでなく、男ウケも抜群によくなるでしょう。
浪費家に見える
女性のケバいメイクは、男性に浪費家としても映るようです。ケバいメイクをしている女子はメイクに使うアイテムが多いので、ナチュラルメイクの人に比べ、化粧品を買う回数が多いのです。
また、良さそうな化粧品があればすぐに買って試してみるため、浪費家というイメージがついてしまうようです。
男ウケしないやりすぎのケバいメイクに注意しよう!
一般にいう、ケバいという言葉は、化粧が濃いという意味を表していることが分かりました。若い頃のケバいメイクは男ウケが良く、受け入れられてきましたが、年齢とともにケバいメイクはやりすぎと捉えられるようになりました。
ケバいメイクをすることで男性のとって清潔感・センスがないと見られたり、浪費家と思われるなどマイナスなイメージがついてしまいました。
男性が女子をケバいと思う原因には、メイク以外にキツすぎる香水や髪型にもありました。男性にやりすぎと思われないようにするために、自分に合ったメイク方法を知り、ナチュラルメイクを目指しましょう。