新幹線の指定席の変更方法を紹介!
旅行や仕事で新幹線を利用する人も多いと思います。事前に新幹線の指定席を購入しておいたにも関わらず、急な予定が入り、出発日当日に新幹線に乗れない場合、購入しておいた新幹線の指定席の指定席は変更が出来るのでしょうか?変更する場合は、どこで手続きをすれば良いのでしょうか?今回は、新幹線の指定席の変更方法について紹介していきます。
新幹線の指定席の変更方法~みどりの窓口~
新幹線の指定席の変更する場合、ひとつの方法として「みどりの窓口」があります。「みどりの窓口」は、全国のJRの駅にあるため、どこでも変更することが出来ます。駅によっては「みどりの窓口」がない場合もあるので、その時にはJRの主要駅にある「みどりの窓口」を利用するようにしましょう。まずは「みどりの窓口」の変更方法について紹介します。
不安な人はみどりの窓口を利用
新幹線の指定席を購入した後に、急に予定が変更になり予定していた新幹線の指定席を変更する場合、変更方法に券売機を利用することも出来ますが、券売機のやり方が分からず不安な場合には「みどりの窓口」の利用がおすすめです。指定席の変更手続きに不安がある場合には「みどりの窓口」で駅員さんに指定席の切符を変更してもらいましょう。
手順①駅員に指定席の変更をしたいと伝える
新幹線の指定席を「みどりの窓口」で変更したい場合、窓口で新幹線の指定席券を提示をして、窓口の駅員に新幹線の指定席を変更したい旨を伝えます。すると駅員から希望の新幹線について質問されるので、それに答えていくようにしましょう。窓口は、繁忙期には混雑することも予想されるので、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
手順②変更したい指定席を伝えて完了
新幹線の変更手続きの手順2は、窓口で指定席券を提示し、新幹線の変更を駅員に伝えたら、駅員から変更をしたい新幹線の座席について聞かれるので、自分の希望(指定席・自由席)を伝えましょう。自分の希望を伝えると、変更後の新幹線の指定席券を発券してくれます。繁忙期には希望の新幹線の指定席が満席の場合もあるので注意が必要です。
時間も日付も変更可能
新幹線の指定席の日付・時間の変更は、出発前であれば変更をすることが可能です。当日の出発時間だけではなく、出発日の変更も可能です。日付・時間の変更は、注意点として、日付・時間の変更は、出発時間前に変更する必要があります。例として12時出発の列車であれば、当日12時までの変更なら同日21時の列車にも変更が出来ます。
新幹線の指定席の変更方法~指定席券売機~
新幹線の指定席を変更する場合、駅にある指定席の自動券売機で変更する方法があります。「みどりの窓口」が混雑している場合には、指定席の自動券売機の利用がおすすめです。指定席の変更も簡単に行うことが出来ます。指定席の自動券売機がある駅であれば変更が可能です。ただし駅によっては券売機が設置されていない場合があります。
指定席の変更は当日でも可能
新幹線の指定席は、乗車日の当日に指定席券を変更することは出来るのでしょうか?自動券売機では、乗車日の当日に指定席券の変更をすることが出来ます。当日に変更は出来ますが、指定席券の有効期間や発車時刻、自由席券の有効期間が過ぎてしまった場合には、指定席券・自由席券の変更は出来ない可能性もあるので注意が必要です。
①指定席を選択
それでは、実際に指定席券売機で指定席券を変更してみましょう。駅の指定席券売機で指定席券の変更を行う場合、まずは指定席券売機がある駅に向かいます。駅によっては設置されていない場合があるので、事前に確認をしておく事をおすすめします。指定席券売機に着いたら、画面に表示されている「指定席」を選択しましょう。
②指定席の変更を選択
新幹線の指定席券の変更方法について紹介しています。出発日当日に新幹線の指定席券を変更することが出来ます。もし当日に変更したい場合には、まず最寄り駅にある指定席券売機へと行き、画面に表示されている「指定席券」を選択します。画面の表示が変わったら「指定席の変更」を選択しましょう。
③変更する切符を入れる
新幹線の指定席券の変更方法について紹介しています。指定席券売機で変更する場合「指定席」の次に「指定席の変更」を選択すると、画面に変更したい指定席券を入れるように指示されるので、変更をしたい指定席券を指定席券売機に入れます。入れたら指定席券を買う時と同じ操作をすることになります。
④日時や新幹線の種類や指定席を選んで完了
新幹線の指定席券の変更方法について紹介しています。上記の操作が終わり、変更前の指定席券を券売機に投入したら次は、変更したい希望日と時間、新幹線の種類を選び、希望の席(指定席・自由席)を選択すれば完了です。
券売機で変更する場合、指定席の変更は1〜4枚までの変更をすることが出来ます。4枚の指定席券を変更したい場合には、券売機に投入する際に4枚まとめて入れることが出来ます。家族やグループで変更する場合には、近くの座席に変更することが出来ます。
新幹線の指定席から自由席には変更出来ない
新幹線の指定席券を持っているが、自由席に空席があるので自由席に変更することが出来るのでしょうか?その場合、指定席と自由席の差額は払い戻されるのでしょうか?原則的には、新幹線の指定席券から自由席券への変更は出来ません。
新幹線の指定席券を自由席券に変更することは出来ません。変更先の新幹線の指定席が満車の場合には、自由席に変更することは出来ます。指定席券を自由席券に変更する方法としては、指定席券を払い戻し(手数料が掛かります)新たに自由席券を購入し直す方法があります。指定席券があれば同じ列車の自由席に乗車出来ますが差額は払い戻されません。
変更可能なのは乗車日・区間・時間
新幹線の指定席券を自由席券の変更方法は、同じ新幹線の変更をすることが出来ませんが、別の日であれば指定席券から自由席券への変更をすることが出来ます。駅の窓口または「みどりの窓口」で指定席券の変更が可能です。主要駅(東京駅・上野駅など)のみどりの窓口は混雑することがあるので、駅の窓口の利用がおすすめです。
自由席には変更出来ないので注意
新幹線の指定席券を自由席券に変更することは原則として出来ません。ただし希望した新幹線の指定席が満席の場合には、自由席に変更することが可能です。ただし日付や時間、区間変更はすることが出来ます。もし当日に指定席券から自由席券に変更をしたい場合には、混雑することもあるので、早めに最寄りの「みどりの窓口」に行くことをおすすめします。
新幹線の指定席を変更する為の条件
新幹線の指定席券を変更するためには、いくつかの条件があります。この条件を満たさない場合には、新幹線の指定席券を変更することが出来ません。条件1:変更は指定した新幹線のみ可能です。条件2:指定した新幹線に空席がない場合、変更は出来ません。条件3:乗り遅れてしまった場合、当日であれば後続の自由席に乗車することが出来ます。
指定した新幹線のみ
新幹線の指定席券を変更する場合、条件のひとつに「指定した新幹線のみ変更可能」とあります。新幹線の指定席を変更する場合、当日利用する新幹線の発車時刻前であれば変更することが出来ます。ただし発車時刻を過ぎてしまった場合には、変更前の指定席券は無効となるので注意が必要です。
空席が無ければ変更不可
新幹線の指定席券を変更したい場合、変更日当日に希望する新幹線の指定席に空席がない場合には、変更をすることが出来ません。空席がない場合でも希望する新幹線の自由席であれば、変更をすることが出来ます。指定席券を変更する前に、希望する新幹線の指定席の空席状況なども事前に確認しておくと良いでしょう。
乗り遅れには当日なら後続の自由席に乗車可能
新幹線の乗車日当日、もし予定していた新幹線に乗り遅れてしまった場合はどうすれば良いでしょうか?大丈夫です。乗車日の当日に限りますが、後続の新幹線の自由席に乗ることが出来ます。自由席に乗ることは出来ますが、指定席券と自由席券の差額の払い戻しはありません。乗り遅れないように早めの行動をおすすめします。
予定していた新幹線に乗り遅れてしまった場合、同じ日の後続の自由席に乗ることが出来ます。ただし東北新幹線の「はやぶさ」「こまち」「かがやき」には指定席のみで自由席の設定がありません。この場合は「立ち席」で乗車することが出来ます。「立ち席」はその名の通り立って乗ることで、座席を利用する場合は指定席券が必要です。
新幹線の指定席変更に手数料は掛かる?
新幹線の指定席券を他の新幹線の指定席券に変更する場合、果たして手数料は掛かるのでしょうか?変更手数料について調べる人も多いかもしれません。変更手数料についてはJRのホームページでも確認することが出来ますが、ここでも新幹線の指定席券変更手数料について詳しく紹介していきます。
1回目の変更であれば手数料は無料
新幹線の指定席券を変更する場合の手数料について紹介します。新幹線の指定席券の変更手数料は、1回までなら無料です。利用する新幹線の乗車日1ヶ月前から予約をすることが出来ますが、その日以前の日付変更はすることが出来ないので注意をしましょう。
新幹線の指定席券と共に区間を変更する場合、区間変更の手数料も1回までなら無料となります。例として東京ー青森間の乗車券を東京ー盛岡間に手数料無料で変更することが出来ます。変更した際に出た差額分は払い戻しされます。(途中下車は払い戻しされません。)
2回目以降には手数料が掛かる
新幹線の指定席券の変更手数料について紹介しています。もし指定席券を2回以上変更する場合には、その都度手数料が発生します。変更した日により手数料が異なって来ます。乗車券の変更手数料は、出発日2日前であれば330円です。
新幹線の指定席券の変更手数料について紹介しています。乗車日前日に乗車券を変更する場合、2回目の変更手数料は購入額の30%となります。乗車券を払い戻す場合の手数料は一律220円です。特急券の2回目以降の変更手数料は一律220円となります。
新幹線の指定席券を変更する場合、もし乗車時間が近づいている場合には、変更が間に合わないこともあります。早めに変更しておくことをおすすめします。また乗車日・時間・区間の変更をバラバラに行なった場合は、2回以上の変更として手数料が掛かります。
また、グランクラスやグリーン車から、新幹線の指定席・自由席に変更をした場合には、差額分の払い戻しはありません。新幹線の指定席券を変更する時には、1回で乗車日・時間・区間の変更を済ませるようにすると手数料が掛からずに変更が出来ます。
JR以外で購入した指定席の変更方法
新幹線の指定席をJR以外の主な旅行会社(JTB・日本旅行など)や金券ショップなどで購入する人も多いかと思います。この場合、注意点として指定席の変更が出来る場合と出来ない場合があります。旅行会社が販売している商品の指定席変更は、直接旅行会社に電話で問い合わせるか、直接店舗に来店して問い合わせてみましょう。
主な旅行会社で購入した指定席券は、早めに問い合わせれば変更することが出来ます。乗車日が近づいて来ると、変更が出来なくなることもあるので気をつけましょう。また金券ショップで販売している「指定席回数券」は、座席の変更をすることが出来ます。「みどりの窓口」や駅の窓口で座席の変更をしましょう。
自由席から指定席に変更する方法
自由席券を指定席券に変更する方法について紹介します。自由席券から指定席券を変更する場合、自由席券を購入した日から発車時刻の間であれば変更することが出来ます。この期間であれば変更手数料は掛かりませんが自由席券から指定席券の差額が掛かります。
自由席券を指定席券に変更する場合は、駅の窓口や指定席券売機でも変更することが出来ます。変更が出来るのは、通常に購入した乗車券のみとなります。主な旅行会社や金券ショップで購入した乗車券の変更方法は対象外となるため、窓口や購入した店舗でお問い合わせ下さい。
出発後の車内でも変更可能!
新幹線の自由席に乗車した後に、指定席に空席があるなら指定席に移動したい!と言う人も多くいます。車内で自由席券を指定席券に変更する方法があります。近くを車掌が通りかかったら指定席に変更することが出来るか確認をしてみましょう。同じ新幹線の指定席に空席があれば変更することが出来ます。その際にも差額分の支払いが必要となります。
新幹線の出発後の変更方法
新幹線が出発した後に、自由席券を指定席券に変更は出来るのでしょうか?乗ろうとしていた新幹線が出発した後でも、手元にある自由席券に記載されている日付の期間内の新幹線であれば変更することが出来ます。ただし変更したい新幹線の指定席に空席がある場合に限ります。詳しくは駅の窓口でお問い合わせください。
自由席から指定席へ差額は?
自由席券を指定席券に変更する場合には、差額が掛かります。自由席と指定席の基本的な差額は520円です。あくまでも基本の差額料金となり、繁忙期や閑散期には差額料金も変わります。繁忙期は200円を加算した720円、閑散期には200円マイナスの320円となります。
東海道新幹線「のぞみ」に変更を希望する場合は、差額料金も通常と異なります。東京駅出発「のぞみ」の差額料金は、名古屋までは210円、新大阪までは310円、広島までは520円、博多までは620円が差額料金として掛かります。繁忙期にはさらに200円が加算され、閑散期には200円マイナスとなります。
繁忙期と閑散期とは?
新幹線を利用する場合、利用する時期により料金体系が異なります。繁忙期には基本料金に200円加算され、閑散期には200円が割り引かれます。ここからは繁忙期と閑散期の期間について紹介していきます。新幹線に乗る予定がある場合に参考にしてみてください。
繁忙期は、春休み期間(3月21日〜4月5日)大型連休期間(4月28日〜5月6日)夏休み期間(7月21日〜8月31日)年末年始期間(12月25日〜1月10日)に設定されています。この期間に新幹線を利用する場合には、200円加算された料金となります。
閑散期は、1月16日〜1月30日、2月・6月・9月・11月、12月1日〜12月20日となります。ただし金・土・日と祝祭日、その前日は通常料金となります。閑散期に新幹線を利用する場合は、通常よりも200円割り引かれた料金となります。安い料金で新幹線に乗車したい場合には、閑散期の利用がおすすめです。
指定席券の払い戻し方法
指定席券の払い戻し方法について紹介します。指定席券の変更が出来ない場合には、一旦払い戻しをして新たに買い直す必要があります。払い戻しを希望する場合には「みどりの窓口」や駅の窓口に行くと払い戻しをすることが出来ます。クレジットカードの場合には、その場の手続きが出来ない場合があります。
クレジットカードで払い戻しをする場合には「払い戻し証明」をしてもらい、別の日に取り扱いをしている場所での払い戻しとなります。詳しくは駅の窓口で確認をお願いします。発券した乗車券はインターネットや電話での払い戻しは出来ません。
駅の窓口で払い戻しをする場合、通常に購入した乗車券・特急券であれば払い戻しに対応してくれます。その際に、手元にある乗車券・特急券を駅の窓口に持っていきましょう。またクレジットカードで購入した場合には、購入した時に利用したクレジットカードも持っていけば、払い戻しの手続きをすることが出来ます。
払い戻しが出来ない場合もある
通常に購入した特急券であれば、駅の窓口等で払い戻しをすることが出来ます。しかし払い戻しが出来ない特急券もあります。駅で払い戻しが出来ない特急券は、旅行会社が販売している商品のひとつとして購入した特急券は、駅での払い戻しは出来ません。購入した旅行会社に問い合わせが必要となります。
また金券ショップで購入した特急券については、ほぼ駅の窓口では払い戻しが出来ません。特急券のほかに、切符に「乗車票」と書かれている場合も払い戻しが出来ないので注意が必要です。JRの割引乗車券については、変更や払い戻しに制限が掛けられている場合もあるので、不明な点を駅で問い合わせると良いでしょう。
払い戻しの手数料は?
新幹線の指定席券を払い戻しする場合には、手数料が掛かります。払い戻し手数料は、出発日の2日前まであれば330円です。出発日の前日〜出発時刻までの手数料は、購入金額の30%(最低330円)です。立ち席乗車券は出発時刻まで220円です。
新幹線の指定席券だけではなく、乗車券を払い戻しする場合にも手数料が掛かります。乗車券の払い戻し手数料は1枚につき220円です。乗車券と特急券が1枚になっている場合は、乗車券・特急券それぞれの払い戻し手数料が掛かります。JR東日本のHPに払い戻しについて記載されているので、確認をしておきましょう。
新幹線が2時間以上遅れた場合
天候や事故などで新幹線が2時間以上遅れてしまった場合、手数料掛からずに指定席券を払い戻しすることが出来ます。新幹線の運行が出来なくなった場合にも、手数料掛からずに払い戻しをしてくれます。払い戻しを希望する場合には、手元の特急券に「遅延証明」のスタンプを押してもらうか、自動改札機で「遅延」と印字される場合があります。
2時間以上新幹線や特急列車が遅れた場合、駅の窓口は払い戻しをする人が多く利用するため混雑することが予想されます。払い戻しの期限は1年間となるので、急いでなければ後日払い戻しをすることをおすすめします。また乗車してしまった区間の乗車券については、利用しているため払い戻しをすることが出来ません。
乗り継ぎの列車の遅延や運行見合わせの場合も払い戻しをしてくれます。自宅から新幹線に乗るために利用したバスや飛行機、電車等が遅れて乗り遅れてしまった場合の払い戻しはありません。また利用している列車が途中で運転を取りやめてしまった場合は、全額払い戻しとなります。一部例外区間が東京都内にあります。
新幹線を多く利用する人は指定席の変更方法を覚えておこう!
新幹線の指定席券の変更方法について紹介しました。指定席券は駅の窓口だけではなく指定席券売機でも変更が出来ます。また1回目なら無料で変更が出来ます。駅の窓口は混雑している可能性もあるので、その際には指定席券売機の利用が便利です。指定席券の変更を検討している場合には、早めに手続きをすることをおすすめします。