缶コーヒーのカフェイン含有量をランキングで紹介！平均的な量やカロリーも！

缶コーヒーにはどれだけのカフェインが含まれているのかご存知でしょうか。実は一概にこれくらい含まれています、と言えないのです。なぜなら、缶コーヒーのカフェイン含有量は、出しているメーカーと缶コーヒーの種類によって異なるり、平均を出しても意味がないからです。今回缶コーヒーに含まれるカフェイン含有量をランキング形式でご紹介します。

缶コーヒーに含まれるカフェインとは何なのでしょうか。コーヒーは昔から眠気覚ましや、利尿作用のある飲み物として親しまれてきました。カフェインとはコーヒー豆から分離した成分であり、アルカロイドの1種になります。コーヒー以外に緑茶などにも含まれる、カフェインの名前の由来はコーヒーで、解熱鎮痛作用や利尿作用、覚醒作用があります。

アルカロイドというのは、かつては植物塩基という名で知られていた、天然由来の有機化合物の1種です。カフェインに含有されているのは、アミノ酸由来の物ではなく、アンモニア性窒素に由来するアルカロイド様化合物になります。アルカロイドは自然界では主に海洋生物か、植物により生産され、そのほとんどが苦味物質を含んでいます。

通常のインスタントコーヒー100mlのカフェイン含有量は平均約60mgです。缶コーヒーは平均すると40mg～120mgといったところで幅があります。煎茶やウーロン茶のカフェイン含有量が平均約20mg、紅茶でも平均約30mgですから、缶コーヒーのカフェイン含有量は多いといえます。缶コーヒーは味以外にもカフェイン含有量で選ぶこともあります。

缶コーヒーのカロリーがどのくらいかご存知ですか。缶コーヒーにはブラックや微糖、カフェオレなど様々な種類がありますが、この中で0kcalなのはブラックコーヒーだけです。その他の種類のコーヒーには多かれ少なかれカロリーがあり、平均で約30～70kcalとなります。缶コーヒーを買うときには、カフェインとカロリー表示に気を付けましょう。

しかし平均を出しても幅がありすぎてわかりづらいです。缶コーヒーにどれくらいカフェインとカロリーが含まれているのか具体的な数値が必要です。種類の豊富な缶コーヒーをまさか一つ一つ調べるには手間もかかります。今回は、カフェインの含有率をランキング形式にしてまとめました。このランキングを缶コーヒーを飲む時の参考にしてみてください。

ランキング20位の缶コーヒーは、コカ・コーラの販売しているブランド、ジョージアのエメラルドマウンテンはブラックやブレンドなどいくつかの種類があります。根強い人気の老舗ブランドで、味のバランスがいい缶コーヒーです。ブラックにはカロリーがありませんがブレンドになると、100mlあたりは約35kcalになります。カフェインの含有量は40mgです。

ランキング19位の缶コーヒーは、ポッカサッポロのアロマックスクオリティブラックは、人工の香料を使用することがありません。名前の通りエチオピア産モカの豆本来の豊かな香りを楽しめる缶コーヒーです。そんなアロマックスクオリティブラックはブラックコーヒーなのでカロリーはありません。カフェイン含有量は56mgとなります。

ランキング18位の缶コーヒーは、キリンの香ばしブラックです。この缶コーヒーの特徴は深く煎って焦がしたコーヒー豆を全体の3割も使っていることです。珈琲缶のキャップを開けたとたんに、その芳醇な香りが鼻腔をくすぐります。そんな香ばしブラックは、ブラックコーヒーなのでカロリーはありません。カフェインの含有量は52mgです。

ランキング17位の缶コーヒーは、アサヒ飲料から出ているワンダーモーニングショットです。朝専用缶コーヒーが謳い文句の、朝目覚めたとき飲むように開発されたコーヒーは苦みがあり、だからこそ寝起きに頭をすっきりさせることができます。挽きたての香りが楽しめるワンダモーニングショットのカフェイン含有量は60mgで、カロリーは約34kcalです。

ランキング16位の缶コーヒーは、UCCのブラック無糖DEEP＆RICHです。原料はコーヒー豆だけであり、しかもその豆も通常の商品より20％増量しています。だからこそ実現した、高クオリティの缶コーヒーなのです。人工の香料を使用することなく、コーヒー豆本来の香りとコクを楽しめます。カロリーはなく、カフェイン含有量は60mgになります。

ここからは缶コーヒーカフェイン含有率ランキング、15位から11位までをご紹介します。たとえ同じメーカーが出している、同じシリーズの缶コーヒーであっても、カフェイン含有量が同じとは限りません。当然カロリーも高いものから低いものまで様々です。様々な缶コーヒーをいろいろな角度から比べて最も自分に合ったものを選びましょう。

ランキング15位の缶コーヒーは、伊藤園のタリーズコーヒーのバリスタブラックです。タリーズコーヒーが監修しています。深い味わいとコクを守るため、焙煎から抽出までを国内にある自社工場でしています。カフェで味わうコーヒーにも劣らぬ美味しさは、アラビカ種コーヒー豆のおかげです。ブラックなのでカロリーはなく、カフェイン含有量は60mgです。

ランキング14位の缶コーヒーは、ダイドーのデミタス微糖です。微糖というだけあって甘みはありますが、かなり甘みは押さえられています。プレミアムなコーヒー豆を使用している、浅煎りと深煎りの2つの抽出方法を使用した、深いコクのあるコーヒーです。カフェイン含有量は70mgであり、気になるカロリーも約33kcalとそこまで高くはありません。

ランキング13位の缶コーヒーは、サントリーのプライドオブボスです。ボスシリーズの中でも25周年記念として特別に作られた缶コーヒーになります。サントリー独特の特別なコーヒーオイルを加えた、上品な味わいが特徴です。缶には香りのを逃がさないような加工がされてます。カロリーは約31kcalとなります。カフェイン含有量は約70mgです。

ランキング12位の缶コーヒーは、サントリーのボスカフェオレです。北海道産の生クリームを使った、なめらかで深いコクのある味わいが特徴のカフェオレです。苦い飲料が苦手な子供だけでなく、バランスの良い味は大人も楽しめるようになっています。カフェオレなので、カロリーは44kcalになります。カフェイン含有量は74mgです。

ランキング11位の缶コーヒーは、ワンダのデラックス1です。金と黒の高級感あるパッケージはどこにあっても目を引きます。牛乳使用量が2倍にもなっているため、驚くほど濃厚で深いコクがあります。コーヒー豆も厳選したものを使用したこだわりの缶コーヒーです。カフェオレの上に牛乳が多いためかカロリーは54kcalです。カフェイン含有量は85mgです。

続いて缶コーヒーカフェイン含有率ランキング10位～6位までをご紹介します。コーヒーを選ぶときはカフェインだけでなくカロリーも気になる人も多いのではないでしょうか。缶コーヒーにはブラックコーヒー以外はカロリーの高いものも多く、特に生クリームや牛乳を沢山使用して、深いコクのあるものはなおさらにカロリーが高くなるので気を付けましょう。

ランキング10位の缶コーヒーは、トクホにも指定されているヘルシアコーヒー微糖ミルクです。脂肪を燃焼する効果があるコーヒーポリフェノールが270mgも配合されているため、甘いコーヒーは飲みたいけどダイエットもしたいという人に最適です。カロリーも24kcalと微糖ミルクという割には比較的低いです。カフェイン含有量は90mgになります。

ランキング9位の缶コーヒーは、サントリーのボスブラック無糖です。ブラックコーヒーにしては癖のないすっきりした味わいで、どなたにも飲みやすくなっています。人気のあるブランドでもあるため、人が集まる場で缶コーヒーが必要な時には活躍する1本です。ブラック無糖のためカロリーはありません。カフェイン含有量は93mgとなります。

ランキング8位の缶コーヒーは、サントリーのボス贅沢微糖になります。贅沢と銘打っているだけあり、4種類もの高級コーヒー豆を深煎りしたものをブレンドしてあり、美味しいところだけを使っています。雑味のない缶コーヒーで、微糖とは言え甘すぎないので、飲みやすい1本になります。カロリーは20kcal、カフェイン含有率は111mgになります。

ランキング7位の缶コーヒーは、ダイドーのデミタスコーヒーになります。世界有数のプレミアムコーヒー豆のみをブレンドし、さらに通常の1.5倍もの豆を使用するという驚くほど贅沢な缶コーヒーです。濃いコーヒーに絶妙に配合された牛乳がまた、深いコクと味わいを感じさせてくれます。カロリーは32kcal、カフェイン含有量は114mgです。

ランキング6位の缶コーヒーは、ワンダの金の微糖です。ブラジル最高等級のコーヒー豆を使用したコーヒーに、低温抽出した高級エスプレッソを配合した、贅沢な1缶です。自分へのご褒美にいつもよりちょっと贅沢な気分を、というときなどにおすすめの缶コーヒーです。カロリーは20kcalで、カフェイン含有量は130mgとかなり多くなっています。

カフェイン含有率5位～1位の缶コーヒーは、かなりの量のカフェインが入っています。ここまでですでに通常飲むであろうインスタントコーヒーの平均カフェイン含有量を大きく上回っています。普段から5位～1位の缶コーヒーをよく飲むという方は、1日のカフェイン摂取量を見直してみて、計算してから何本飲むかを決めるといいでしょう。

ランキング5位の缶コーヒーは、キリンのファイヤ挽きたて微糖です。直火仕上げのために、上質な香りと香ばしさはすっきりとした味わいを実現し、癖がないため、誰でも、どのようなシーンでも飲みやすい1缶です。微糖ですが甘すぎず、甘い飲み物は苦手という人でも飲みやすく、カロリーも15kcalと低めです。カフェイン含有量は、137mgになります。

ランキング4位の缶コーヒーは、ダイドーのブレンドコーヒーです。コーヒー豆は5ヵ国から厳選するという拘りで、浅煎りを中心に焙煎して、丁寧に抽出した豆本来の味を楽しめる缶コーヒーです。ミルクがバランス良く配合され、飲みやすくなっています。カロリーは34kcalで、カフェイン含有量は146mgとかなり多くなっています。

ランキング3位の缶コーヒーは、ワンダのゼロマックスプレミアムです。厳選された高級なコーヒー豆を使っているせいか、平均カフェイン含有量を大きく超えています。コーヒーのコクの深さにプラスして乳素材がさらに旨味を引き出している1缶です。カロリーはかなり低く、10kcalになりますが、カフェイン含有量は驚きの148mgになります。

ランキング2位の缶コーヒーは、サントリーのボスシルキーブラックです。ブラックコーヒーでありながらも、なめらかな口当たりが特徴の缶コーヒーです。サントリー独自の技術が凝縮された1缶になり、コクも香り高さもあるのに、すっきりとした味わいで飲みやすいコーヒーが特徴です。カロリーはありませんが、カフェイン含有量は165mgにもなります。

缶コーヒーカフェイン含有率ランキングの1位に輝いたのは、サントリーのボスドライブショットです。苦みのあるカフェインの含有量を1.2倍にまで増量したにもかかわらず、程よい甘みとコーヒーとミルクをバランスよくブレンドした缶コーヒーで、車の運転中に飲むと覚醒を促してくれます。カロリーは32kcalで、カフェイン含有量は167mgです。

カフェインの1日の摂取量はいったいどのくらいなのでしょうか。そして過剰に摂取してしまうとどうなるのか気になったことはありませんか。実は、カフェインは1日に取る分量の上限があり、上限をはるかに超えて過剰に摂取してしまうと、不眠、頭痛、イライラ、脱水症などの症状を引き起こすことがあります。特に子供や妊婦は注意が必要です。

健康な成人ならば、カフェインの1日の摂取量は400mgまでとされています。多少であればオーバーしても問題はないでしょうが、基本的には1日400mgまでで抑えるようにしましょう。特にコーヒーが大好きで1日5杯以上飲む、というような人は、1度カフェインの摂取量を見直すか、カフェインレスのコーヒーに変えるといいでしょう。

コーヒー、特に缶コーヒーであれば、1日に飲む量は2本～3本までにしておくことが望ましいです。特に、カフェイン含有量の多いボスドライブショットのような缶コーヒーであれば、1本～2本でやめておく方がいいでしょう。カフェインはコーヒー以外にも含まれるので、コーヒーだけで上限を超えてしまうとよくありません。

缶コーヒーと一口に言ってもさまざまな種類があります。ブラック、微糖、加糖、エスプレッソ、カフェオレ、カフェラテ、ミルクコーヒーなどです。しかし種類が多くて何が違うのかよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。お手軽に飲める缶コーヒーも種類によって違いがあるので、飲み比べてみるのもまた楽しいかも知れません。

缶コーヒーにはブラックや無糖といったものがあります。カロリーもなく、人工甘味料や砂糖も使われておいないため、缶コーヒーの中ではブラックが一番おすすめです。苦い缶コーヒーが苦にならない人や糖尿の人はできるだけブラックコーヒーにしておきましょぅ。とはいえ、カフェインが多いことも確かですので、飲みすぎには注意しましょう。

微糖とは、加糖タイプの缶コーヒーに比べて半分以下の砂糖しか使われていない缶コーヒーのことです。ブラックは飲めないけど、加糖は甘すぎるし、砂糖が多すぎて飲むのにためらいがあるという人は微糖タイプの缶コーヒーを選びがちです。しかし微糖の缶コーヒーには人工甘味料が大量に使われていることもあるので注意が必要になります。

缶コーヒーに使われる甘味料には、砂糖以外に人工甘味料があります。人工甘味料は砂糖の何十倍、何百倍もの甘さを感じさせるものもあり、微糖の缶コーヒーにはよく入れられています。人工甘味料の中には、頭痛や吐き気、めまいを引き起こすといわれるものもあり、はっきり結果が出ているわけではありませんが摂りすぎには注意しましょう。

コーヒーの中には加糖、いわゆる砂糖を加えて甘くしてある缶コーヒーがあります。苦いコーヒーは苦手、という人は加糖タイプの缶コーヒーを買うことが多いのではないでしょうか。その場合気を付けたいのはカフェインだけではありません。中には1本当たり20g前後もの砂糖が含まれる缶コーヒーもあるからです。甘い缶コーヒーは1日1本が望ましいです。

エスプレッソとドリップコーヒーの違いはその抽出方法にあります。エスプレッソは、専用の機械を使い、まめにものすごい圧力をかけて抽出するという方法がとられるのです。そのため、濃厚なコクや香りがエスプレッソの特徴になります。コーヒー豆本来の味を堪能したいのならば、エスプレッソがおすすめですが、飲みすぎには注意しましょう。

エスプレッソの平均カフェイン含有量が多いのかどうか、というのは一概には言えません。なぜなら、エスプレッソは通常そんなに大量に飲むものではないからです。コーヒー専門店などでもエスプレッソを注文すると、30ml～40ml出てくることもあります。エスプレッソには30ml～40mlの中に平均で40mg～70mgのカフェインが含まれています。

カフェオレとはフランスのコーヒーです。フレンチローストの豆でドリップしたコーヒーに温めたミルクを加えた飲み物です。コーヒー豆には8段階ものローストの仕方があり、抽出速度や焙煎の程度によって味や深みが変わってきます。苦みの強いフレンチローストのドリップコーヒーも、半分を見る苦にしてまろやかな味を楽しめるのがカフェオレなのです。

カフェオレのカフェイン含有量は、100mlあたり40mg～50mgと、缶コーヒーの平均カフェイン含有量よりも少なくなっています。コーヒー牛乳はなお少なく平均カフェイン含有量は100mlあたり15～20mgです。コーヒーと同じ割合の牛乳を加えるか、コーヒーより多くの牛乳を加えるため、コーヒーが少なくなった分カフェインも抑えられるのです。

ミルクコーヒーはドリップコーヒーにミルクと砂糖を混ぜて甘くしたものです。苦いコーヒーの飲めない子供が好んで飲みます。カフェオレとは似ていますが、カプチーノやカフェラテとは実は全く違った飲み物です。カフェオレとの違いは、主に入れるミルクの割合で、ミルクが多いものは8割くらいミルクというミルクコーヒーもあります。

カフェラテはアメリカのコーヒーです。アメリカが発祥であるのに、名前にイタリア語の「ラテ」が入っているという不思議な飲み物になります。カフェラテもカプチーノと同じでエスプレッソを抽出し、スチームドミルクとフォームドミルクを作ります。カプチーノと違う点は、混ぜる割合で、エスプレッソ2:スチームドミルク7:フォームドミルク1にします。

カプチーノはイタリア生まれのコーヒーです。エスプレッソマシンでエスプレッソを抽出し、エスプレッソマシンの蒸気でミルクも加熱してしまいます。熱を加えたミルクは泡の部分と液体の部分と2種類に分けることができ、エスプレッソ1に対して、それぞれのミルクを2:2で混ぜて作られます。泡のミルクはフォームドミルク、液体はスチームドミルクです。

お手軽にどこでも買える缶コーヒーはつい飲みすぎてしまいがちです。コーヒーは何本までなら健康に害がないのか気になる人もいるのではないでしょうか。カフェインとカロリーは気になってもなかなか、買う直前に調べるというのは難しいものがあります。そんな時には、ぜひこの記事を参考にして、缶コーヒーを選んでみてはいかがでしょうか。