じゃがいもの品種まとめ!種類別の特徴やおすすめの料理方法も紹介!

じゃがいもの品種まとめ!種類別の特徴やおすすめの料理方法も紹介!

ジャガイモの種類や品種は男爵とメークインがよく知られています。しかしじゃがいもの品種や種類はまだまだあります。品種や種類が多いじゃがいもの特徴や料理方法をご紹介します。じゃがいもの品種や種類の特徴など、じゃがいも料理を作るときの参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.じゃがいもの品種・種類別の特徴についてどれくらい知ってる?
  2. 2.じゃがいもの多くの品種に共通する特徴
  3. 3.じゃがいもの人気品種・種類①メークイン
  4. 4.じゃがいもの人気品種・種類②だんしゃくいも
  5. 5.じゃがいもの人気品種・種類③キタアカリ
  6. 6.その他じゃがいもの品種・種類と特徴
  7. 7.品種・種類の特徴を見てじゃがいもを選ぼう

じゃがいもの品種・種類別の特徴についてどれくらい知ってる?

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じゃがいもは品種や種類がたくさんありますが、じゃがいもの品種や種類別の特徴について、どれくらいご存じでしょうか?じゃがいもは、お料理やお菓子など、じゃがいもの姿を見ない日は無いくらい食生活に親しんでいます。

じゃがいもは、メークインとだんしゃくいもはよく見かけますが、他にもたくさんの種類や品種があります。見た目の色や形、味は調理系やお菓子系など様々です。じゃがいもはシンプルに蒸かし芋や煮物、フライ、潰してスープにもできます。

種類や品種が多いじゃがいもに共通する特徴や、じゃがいもの原産地、栄養成分、毒性、別名など、じゃがいもを丸ごとご紹介します。

じゃがいもの多くの品種に共通する特徴

じゃがいもは品種や種類がたくさんあります。品種や種類が違うことで、見た目や味、料理方法などが変わってきます。普段よく目にするメークインやだんしゃくいも以外にもキタアカリやインカのめざめなど多種多様です。

見た目も長丸いメークインや丸くてゴツゴツしただんしゃくいも、丸くて小ぶりなキタアカリやインカのめざめなど、形は様々です。

肉色も薄い黄色や濃い黄色、中にはサツマイモと見間違えるような赤い色をしたじゃがいもがあります。しかし、見た目や色が違っていても、すべてじゃがいもの仲間です。じゃがいも仲間に共通する特徴を原産地、栄養成分、毒性、食べられない実、別名の順にご紹介します。

じゃがいもの原産地は南米

品種や種類がたくさんあるじゃがいもですが、品種や種類が違っても同じじゃがいもの仲間です。品種や種類が多いじゃがいもの共通する特徴の一つに原産地があります。じゃがいもの原産地は南米のアンデス山脈からメキシコにかかる高原地帯で、野生種として生育したのが始まりです。

その後食用として栽培され、インカ帝国の重要な食糧源となりました。「インカのめざめ」というじゃがいもは、アンデス地方で食べられていたじゃがいもを日本向けに品種改良されたと言われています。

しかし、食べ方がわからないため、食中毒を起こすこともありました。じゃがいもが日本へ入ってきたのは、オランダ人が長崎に持ち込み、その後、北海道で本格的な栽培が始まりました。

ビタミン類などの栄養が豊富

種類や品種が多いじゃがいもは、原産地が南米という共通点があります。共通の原産地のじゃがいもはビタミン類などの栄養が豊富です。じゃがいもの栄養素はでんぷん質を多く含み、ポテトチップスやフライドポテトなど、油との相性が良いので高カロリーのイメージがあります。

じゃがいもには、ビタミンB1、B2、ビタミンCなどのビタミン類や食物繊維など、多くの栄養素が含まれています。ビタミンB1、B2、は代謝アップが期待できます。ビタミンCは体の免疫力を高めたり、鉄やカルシウムの吸収を高めるなど女性にうれしい栄養素がいっぱいです。

じゃがいもは油やバターとの相性がよく栄養豊富だからと食べすぎるとカロリーオーバーになります。カロリーが気になる場合は、煮物や蒸し料理がおすすめです。

毒がある種類も多い

種類や品種が多いじゃがいもは、原産地や栄養豊富という共通点があります。栄養豊富なじゃがいもですが、毒がある種類もたくさんあります。じゃがいもの芽に毒があるのはよく知られています。じゃがいもの毒は、芽以外にも芽の根本、皮に光が当たって緑色になった部分にも毒があります。

じゃがいもの芽や緑の部分の毒は、じゃがいもの天然毒素の一種でソラニンやチャコニンと呼ばれています。ソラニンやチャコニンを含んだ部分を食べると、吐き気や嘔吐、腹痛、下痢、めまい、頭痛などの症状が出る場合があります。

じゃがいもの毒を防ぐには、ソラニンやチャコニンを含んだ芽の部分や芽の根本、皮に光が当たって緑色になった部分を十分取り除くことが、食中毒防止になります。

実は食べられない

種類や品種が多いじゃがいもに「実」があるのをご存じでしょうか?じゃがいもは、土の中に実ができる根菜として売られています。種類や品種が多いじゃがいもの中には、花の後に実ができる品種があります。

花の後に実ができる品種の中に「キタアカリ」があります。じゃがいもの実の見た目は、プチトマトのような形状です。じゃがいもは土の中に実が付きますが、茎に付いている実は食べられるのでしょうか。

茎に付いたじゃがいもの実は、アルカロイドという毒性を持っています。若いじゃがいもの実はアルカロイドを多く含むため食べることはできません。

別名はばれいしょ

種類や品種が多いじゃがいもは、原産地、豊富な栄養素、毒がある、食べられない実が付くなどの共通点があります。種類や品種が多いじゃがいもの別名も共通しています。

じゃがいもは、だんしゃくいもやメークイン、総称してじゃがいもと呼ばれることが多いです。しかしじゃがいもは「ばれいしょ」という別名があります。馬鈴薯とも表記されますが、八百屋さんやスーパーでは、「ばれいしょ」より「じゃがいも」として売られていることが多いです。

「じゃがいも」は一般的な呼び方で、だんしゃく、メークインなど品種で表記されていることも多くみられます。「ばれいしょ」は、生産分野で使われる傾向にあります。

じゃがいもの人気品種・種類①メークイン

種類や品種が多いじゃがいもの中でメークインは、だんしゃくと並ぶ人気の品種です。メークインの見た目は楕円形で、皮は薄い黄色で表面がつるつるしていて皮がむきやすい特徴があります。

肉質は粘り気が多く、でんぷん質は少なめで煮崩れしにくい品種です。1月~3月ごろに植え付けられ、5月下旬ごろからが収穫時期になります。カレーやシチューなど、じゃがいもの形を残したい料理や、細く切ってじゃがいもの食感を楽しみたい料理に向いています。

メークインは煮崩れしにくいのに食感は柔らかい品種で人気が高いのが納得できます。人気のメークインの特徴やメークインを使ったおすすめ料理をご紹介します。

煮崩れしないのが特徴

品種や種類が多いじゃがいもの中でもだんしゃくと並ぶ人気のメークインは、煮崩れしないという特徴があります。煮崩れしないのに柔らかい食感で人気があります。メークインの肉質は薄い黄色で粘り気があり、ほんのりとした甘味があります。

メークインは、低温貯蔵することでさらに甘味が増し、しっとりとした食感も相まって魅力いっぱいのじゃがいもです。煮崩れしないメークインは、じゃがいもの形を残しておきたい料理や、じゃがいの食感を楽しみたい料理に向いています。

メークインを使った料理にフライドポテトがあります。フライドポテトは細くカットしても形が崩れないメークインならではの使い方です。

煮崩れしないのに柔らかい

種類や品種が多いじゃがいもの中でだんしゃくいもと並ぶ人気のメークインは、表面がつるつるして皮がむきやすく、煮崩れしないという特徴があります。煮崩れしないと固いイメージがありますが、メークインは柔らかく粘質が高いので、じゃがいもの形を残したい料理に向いています。

メークインは煮崩れしないのに柔らかく、カレーや肉じゃがなど煮物に使わることが多い品種です。煮物以外にも千切りにしてきんぴらやスライスしてポテトチップスとして、おかずからおやつまで幅広く使える品種です。

メークインにおすすめの料理

種類や品種が多いじゃがいもの中でだんしゃくに並ぶ人気のメークインは、表面がつるつるして皮がむきやすく煮崩れしないのに柔らかいという特徴があります。ねっとりしてほのかな甘味があるのも人気の理由です。

メークインを使ったおすすめの料理は、煮崩れがしないというメリットを活かした煮込み料理やフライドポテトです。カレーやシチュー、肉じゃがといったじゃがいもの形を残す料理はもちろん、千切りにしてきんぴらやスライスして油で揚げると自家製のポテトチップスも作れます。

煮崩れがなく柔らかい食感のメークインの特徴を活かした料理で忘れてはいけないフライドポテトは、メークインの魅力を最大限に発揮していると言えるでしょう。

メークインが不向きな料理

種類や品種が多いじゃがいもの中でだんしゃくいもに並ぶ人気のメークインは、煮崩れしないのに柔らかくじゃがいもの形を残しておきたい料理にむいています。メークインの表面は、つるつるしているので皮がむきやすいのも魅力です。

いいこと尽くめで人気のメークインですが、メークインにも不向きな料理はあります。メークインは、形を残しておきたい料理には向いていますが、ほくほくした食感はだんしゃくいもにはかないません。

メークインは、粉ふきいもやポテトサラダ、コロッケなど、だんしゃくいもで作るようなほくほく感を味わう料理は不向きです。

じゃがいもの人気品種・種類②だんしゃくいも

種類や品種が多いじゃがいもの中でメークインと並ぶ人気のだんしゃくいも。だんしゃくいもは、メークインのようにつるつるした表面とは違い、ごつごつしています。しかし見た目と違い、味はほくほく優しい味わいです。

だんしゃくいもは、でんぷん質が多くほくほくしてますが、煮崩れがしやすい品種です。だんしゃくいものほくほく感は、粉ふきいもやポテトサラダ、コロッケに向いています。

見た目はごつごつしていますが、でんぷん質が多くほくほくした食感が魅力の、だんしゃくいもの栽培や料理法、おすすめの調理をご紹介します。

北海道で多く栽培されている

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メークインと並ぶ人気のだんしゃくいもなど、じゃがいもは北海道で多く栽培されています。種類や品種が多いじゃがいもの中で、だんしゃくいもは北海道の川田龍吉男爵がイギリスから取り寄せた種芋を自家農園で栽培したのが始まりと言われています。

だんしゃくいもは、皮はうすい黄色で、肉色は白。でんぷんが多くほくほくした食感が楽しめます。でんぷん質が多くほくほくしているので、煮崩れしやすい品種です。

だんしゃくいものほくほく感は、粉ふきいもやポテトサラダ、コロッケに向いています。でんぷん質が多くほくほくした食感が魅力の、だんしゃくいもを使ったおすすめ料理をご紹介します。

だんしゃくいもにおすすめの料理

だんしゃくいもは、メークインと並ぶ人気のじゃがいもです。だんしゃくいもはでんぷん質が多く、ほくほくした食感が魅力です。ほくほくした食感がある反面、煮崩れがしやすいのも特徴です。

だんしゃくいものほくほくした食感は、メークインには無い魅力と言えます。だんしゃくいもの魅力を発揮できる料理に、粉ふきいも、ポテトサラダ、コロッケがあります。

だんしゃくいもそのものの美味しさを楽しむなら、蒸かしてバターと塩でシンプルに、副菜として粉ふきいもやポテトサラダに、コロッケはメイン料理として、バリエーション豊富なメニューが楽しめます。

だんしゃくいもが不向きな料理

でんぷん質が多くほくほくした食感が魅力のだんしゃくいもは、メークインと並ぶ人気のじゃがいもです。煮崩れしやすいのも魅力で、粉ふきいも、ポテトサラダ、コロッケなどバリエーション豊富なメニューが楽しめます。

しかし、煮崩れがしやすいため、じゃがいもの形を残す料理には不向きです。だんしゃくいもを煮込み料理に入れると出来上がったころには、じゃがいもの原形が見当たらないことも。

じゃがいもを煮込んで作るカレーやシチュー、肉じゃが、おでんなどじゃがいもの形を残しておきたい調理には、煮崩れしやすいだんしゃくいもは不向きなじゃがいもです。

じゃがいもの人気品種・種類③キタアカリ

種類や品種が多いじゃがいもは、メークインやだんしゃくいもがよく目に留まります。メークインやだんしゃくいもに次ぐ人気のじゃがいもに「キタアカリ」があります。じゃがいもの形は、メークインのような小判型をした長いじゃがいもと、だんしゃくいものような丸い形があります。

キタアカリの見た目は、だんしゃくいものような丸い形をしています。肉質はメークインやだんしゃくいもよりも濃い黄色で、強い甘みがあります。キタアカリの甘い味を活かしたおすすめの料理をご紹介します。

甘い味が特徴!

種類や品種が多いじゃがいもの中で、キタアカリは肉質が濃い黄色で甘い味が特徴です。キタアカリの形はだんしゃくいもに似ていることから、ほくほくした食感と煮崩れしやすい特徴は、だんしゃくいもと共通しています。

キタアカリは、だんしゃくいもより甘みが強く見た目の色も濃いので、シンプルな料理にも濃い味付けとも相性がよいじゃがいもです。だんしゃくいもと形が似ているキタアカリを使ったおすすめの料理をご紹介します。

キタアカリにおすすめの料理

キタアカリというじゃがいもは、メークインやだんしゃくいもに続く人気の品種です。丸い見た目は、
だんしゃくいもに似ています。形がだんしゃくいもに似ているキタアカリは、食感もだんしゃくいもと同じようにほくほくして煮崩れしやすい品種です。

キタアカリは、だんしゃくいもより肉色が濃く味も濃厚です。キタアカリは甘みが強く、料理だけでなくお菓子にも向いています。キタアカリにおすすめの料理は、だんしゃくいもと同じくじゃがいもの形を残さない料理に向いています。

キタアカリは、ポテトサラダやコロッケに向いています。しかしキタアカリの特徴の黄色い肉色や甘みを楽しむには、素材を丸ごと活かしたじゃがバターがおすすめです。

キタアカリが不向きな料理

種類や品種が多いじゃがいもの中で、だんしゃくいもやメークインに次ぐ人気のキタアカリは、丸い形とほくほくした食感はだんしゃくいもに似ています。ほくほくした食感や煮崩れしやすいという特徴も、だんしゃくいもと共通しています。

煮崩れしやすいキタアカリは、メークインのようなじゃがいもの形を残す料理には不向きです。キタアカリをカレーやシチュー、肉じゃが、おでんにすると煮崩れてしまうことがあります。

ほくほくした食感や煮崩れしやすいキタアカリは、メークインのようにじゃがいもの形を残したいフライドポテトやポテトチップスには不向きな品種です。

その他じゃがいもの品種・種類と特徴

種類や品種が多いじゃがいもは、メークイン、だんしゃくいも、キタアカリのほかにもたくさんの品種があります。メークイン、だんしゃくいも、キタアカリ以外にもたくさんあるじゃがいもの品種や種類、特徴をご紹介します。

メークインやだんしゃくいも、キタアカリの他にもたくさんの品種があるじゃがいもを、インカのめざめ、マルチダ、とうや、コナフブキ、レッドムーン、トヨシロの順に見た目や味、調理方法、おすすめ料理など、珍しいじゃがいもを料理に取り入れてメニューを増やす参考にしてみてください。

インカのめざめ

種類や品種が多いじゃがいもは、メークインやだんしゃくいも、キタアカリ以外にもたくさんの品種があります。たくさんのあるじゃがいもの品種の中から「インカのめざめ」の品種の特徴やおすすめの食べ方をご紹介します。

インカのめざめは、アンデス地域の高級じゃがいもの「ソラナムフレファ」を日本向けに改良したじゃがいもです。インカのめざめは、疫病や害虫に弱い品種で栽培が難しい品種です。

インカのめざめは卵形で、肉色はさつまいものような濃い黄色、栗やかぼちゃのようなほくほくした食感とナッツに似た味わいで、食通の間で人気の品種です。ほくほくした食感やナッツよのうな味わいは、じゃがバターがおすすめです。

マチルダ

種類や品種が多いじゃがいもは、メークインやだんしゃくいも、キタアカリの他にもたくさんあります。形や色、食感など様々です。たくさんあるじゃが芋の種類や品種の中から「マルチダ」というじゃが芋をご紹介します。

マルチダは、キウイフルーツのような形で皮がざらざらして厚みがあります。食感はだんしゃくいものように、ほくほくしていますが煮崩れしにくい品種です。小粒のじゃがいもは味が劣ると言われがちですが、マルチダは小粒でもおいしく食べられます。

マルチダは蒸かし芋やポテトサラダ、コロッケ、煮崩れがしにくいので煮込み料理にも使えます。糖分が高いのでポテトチップスのような油を使う料理は、焦げやすいので注意が必要です。 

とうや

品種や種類が多いじゃがいものは、メークインやだんしゃくいもの他にもたくさんの種類があります。じゃが芋で「とうや」という品種は、ご存じでしょうか?

じゃが芋はメークインに代表される、楕円形ででんぷん質が多く煮崩れしないタイプとだんしゃくもに代表される、丸い形でほくほくした食感が特徴のじゃがいもがあります。

「とうや」という品種は、キタアカリとよく似た形をしています。とうやは、ほくほくした食感で煮崩れしやすく、だんしゃくいもに近い品種です。「とうや」は、ほくほく感は少なめですが、なめらかな口当たりで煮崩れしにくい特徴があり、メークインに近い品種です。

コナフブキ

種類や品種が多いじゃがいもは、メークインやだんしゃくいもの他にもたくさんの品種があります。インカのめざめ、マルチダ、とうやとご紹介しましたが、じゃがいもの品種はまだまだあります。種類や品種が多いじゃがいもの中で、「コナフブキ」という品種をご存じでしょうか?

「コナフブキ」と聞いても形状が思い浮かばないかもしれませんが、片栗粉の原料として親しみのあるじゃがいもです。片栗粉の原料になるほどでんぷん質が多いため粉っぽい食感が特徴です。

コナフブキは店頭で目にする機会がほとんどなく、片栗粉やじゃがいも焼酎など加工用に使われることが多い品種です。

レッドムーン

種類や品種が多いじゃがいもは、メークインやだんしゃくいも以外にもたくさんの品種があります。同じじゃがいもの仲間でありながら、メークインやだんしゃくいもとは違った風味の品種に「レッドムーン」があります。

レッドムーンは、じゃがいもでありながら皮が赤く肉色は黄色です。でんぷん質が多く煮崩れしにくいのはメークインに似ています。じゃがいもには珍しい赤い表皮とサツマイモのような甘さやコクが特徴です。

レッドムーンは、煮崩れしにくく黄色い肉色を活かして肉じゃがやカレーのような煮込み料理をはじめポタージュスープもおすすめです。

トヨシロ

種類や品種が多いじゃがいもはメークインやだんしゃくいもは、よく知られています。たくさんの種類が品種があるじゃがいもの中で「トヨシロ」という品種をご存じでしょうか?

トヨシロの名前の由来は、豊に獲れることと、白い肉色からトヨシロと名付けられたと言われています。見た目は、だんしゃくいものように丸形、肉色は白く粉質でだんしゃくいものように煮崩れする品種です。

トヨシロは、メークインやだんしゃくいものように料理に使うのではなく、調理後黒く変色することがないので、ポテトチップスなど、油を使った加工食品用のじゃがいもです。

品種・種類の特徴を見てじゃがいもを選ぼう

Photo bydrehkopp

種類や品種が多いじゃがいもは、メークインとだんしゃくいもだけではありません。形が楕円形や丸型、皮がつるつるしたものやザラザラしたものなど様々です。皮色も茶色や黄色、さつまいものような赤いものもあります。

食べ方も様々で、メークインのように煮崩れしにくい品種は、カレーやシチューフライドポテトに、だんしゃくいものようにほくほくして煮崩れしやすい品種は、粉ふきいもやポテトサラダ、コロッケに向いています。

品種が多いじゃがいもの特徴を見てじゃがいもを選んでみましょう。料理に合ったじゃがいもを選ぶことでメニューのレパートリーが増えることでしょう。

土居nico
ライター

土居nico

はじめまして。土居nicoと申します。たくさんのマニュアルの中で、遭難しそうになっております。 何としてもライターの仲間入りをさせていただきたく、手順を読んでおります。まだスタートラインにも立てておりませんが、よろしくお願いいたします。

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