梅干しの食べ過ぎによるデメリットを調査!塩分による影響や適切な量も!

梅干しの食べ過ぎによるデメリットを調査!塩分による影響や適切な量も!

おかずやアクセントにもなる梅干しは、食べ過ぎるとどんなデメリットがあるのかをご紹介します。おにぎりや料理にも使いやすい梅干しですが、食べ過ぎると体調不良などの危険があります。梅干しを食べることのメリットデメリットを知って、安心して食べられるようにしましょう。

記事の目次

  1. 1.梅干しの食べ過ぎになる量の目安
  2. 2.梅干しの食べ過ぎによるデメリット
  3. 3.梅干しを食べるメリット
  4. 4.梅干しの食べ過ぎを避けるおすすめの食べ方
  5. 5.梅干しのデメリットは食べ過ぎを避ければ問題なし!

梅干しの食べ過ぎになる量の目安

Photo by sayo-ts

昔から日本の食卓によく出てくる梅干しは、そのままはもちろん料理にアレンジして使ったりと、人気の食材です。梅干しはカロリーも少なく、健康の為に積極的に摂っている方も多いのではないでしょうか。

梅干しはおにぎりに入れたり、サラダや料理にアクセントとして使うことができます。サッパリした味付けで、暑い夏にもおすすめの食材です。

使いやすく食べやすい梅干しですが、食べ過ぎることによって塩分過多など色々とデメリットがあります。健康の為といって食べ過ぎてしまうと、逆に健康を阻害してしまうかもしれません。

梅干しを食べ過ぎないように、1日の適量やデメリットを知っておきましょう。もちろん梅干しを食べることのメリットもあります。梅干しのおすすめの食べ方もご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1日1~2個が目安

Photo by sayo-ts

梅干しには体に良い有機酸が豊富に含まれており、酸っぱさの原因となるクエン酸も入っています。食生活が偏りがちな体は酸性となり、梅干しのクエン酸でアルカリ性に変化させるため、1日1粒で医者いらずと言われています。

ならばたくさん梅干しを食べれば、クエン酸が増えてもっと健康になるのではと勘違いしてしまうかもしれませんが、梅干しは1日に1~2個を目安として食べましょう。

梅干し好きの方は、何個でも食べたいと感じるかもしれませんが、梅干しの食べ過ぎは塩分過多などのデメリットが発生してしまいます。健康のことを考えるのならば、1日の適正量を守りましょう。

塩分控え目を探すのも手

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梅干しは有機酸などの栄養素だけでなく、作る過程で必須の塩分が多量に含まれています。梅干しは梅を塩漬けしたもので、梅の酸っぱさと塩気のバランスが良く、何個でも食べてしまいそうになります。

食べ過ぎると良くない梅干しは、1個が約20gとして塩分量は4.4gとなっており、かなり多い量になっています。18歳以上の1日あたりの塩分量は、約7~8gまでと目標量が定められています。

そのため梅干しを食べ過ぎると、あっという間に塩分過多になります。梅干しには調味料漬けという、塩漬けした梅を水で塩抜きし、調味料で付けたものがあります。こちらは塩分量約1.5gなので、気になる方はチェックしてみてください。

カリカリ梅も食べ過ぎは塩分過多

お菓子感覚で食べやすいカリカリ梅は、歯ごたえがあり程よい酸味でつい食べ過ぎてしまいそうになります。カリカリ梅は梅干しと同じ梅で、栄養素に違いはほぼありません。

カリカリ梅は青梅の状態から塩や砂糖、赤しそで1ヵ月ほど漬け込み、乳酸カルシウムを加えて食感を出していきます。梅の果肉に含まれるペクチンと乳酸カルシウムが結合して、固い食感を生み出しています。

コンビニなどに売っているカリカリ梅での塩分量は、1袋約50gで塩分量は約3gです。メーカーなどにもよりますが、1粒あたり約0.6gの塩分量となっています。そのためカリカリ梅も、食べ過ぎると塩分過多になりますので注意しましょう。

梅干しの食べ過ぎによるデメリット

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梅干しは体に良い食品だからといって、食べ過ぎると塩分過多の他に体調不良などのデメリットがでてきます。梅干しを食べることによって良い効果もありますが、何事も食べ過ぎは良くありません。デメリットを知って、適正量を食べましょう。

デメリット①塩分の撮り過ぎによる病気のリスクがある

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梅干しの食べ過ぎは塩分過多に繋がり、塩分過剰摂取で高血圧になるリスクが高くなります。高血圧は様々な病気を引き起こす原因ですので、自覚症状がなくても気を付けなければいけません。

高血圧状態が続いてしまうことにより、腎臓や血管に大きく負担がかかり、腎臓病や動脈硬化などの危険があります。また症状を放置していると、脳血管障害や心疾患などの命に関わる病気にも繋がります。

後遺症が残る脳血管障害になると、長期のリハビリになる可能性もあります。高血圧は生活習慣病のひとつとされていますが、普段摂っている塩分量を減らしていくことが大事です。

デメリット②むくみを引き起こしやすい

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梅干しの食べ過ぎによる塩分過多になると、体内の塩分濃度を下げようとして水分量を溜め込みやすくなります。そのためむくみやすくなり、そのままセルライトとなって定着してしまいます。

セルライトとなってしまったらダイエットをしてもなかなか落ちないため、むくみを感じ始めたら塩分摂取量の見直しをすることをおすすめします。

デメリット③腹痛・下痢の原因になる

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梅干しは適量ならば胃腸などの調子を良くする効果がありますが、食べ過ぎて塩分過多になると胃腸を傷めてしまいます。塩分過多になってしまうと、胃の粘膜が刺激されて胃が荒れてしまい、腹痛や下痢を引き起こしやすくなります。

梅干しを食べるメリット

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梅干しはデメリットだけでなく、メリットもあります。梅干しを適量食べることは健康に繋がり、様々な効果をもたらしてくれます。こちらでは梅干しを食べることのメリットをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

メリット①疲労回復に効果的

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最近疲れて体がだるいと感じる方に、梅干しはおすすめです。体の疲労の原因となっているのが乳酸で、乳酸が増えるほど体のだるさを感じます。

この乳酸を分解させてくれるのが、梅干しに含まれているクエン酸です。クエン酸が乳酸を分解し、老廃物を体の外へと排出しようと促します。

梅干しは他の野菜などと比べても、クエン酸が豊富に含まれているため、疲労回復にピッタリの食材です。もちろん食べ過ぎは良くないので、1日の適量を守って食べましょう。

メリット①抗菌に効果的

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梅干しには抗菌作用の効果があります。梅干しには多量のクエン酸が含まれており、クエン酸は抗菌作用があるため、お弁当などに梅干しがよく使われています。

また梅干しを食べることによって、殺菌効果も生まれます。そのため食中毒の原因を防いでくれる効果もあります。梅干しの殺菌効果のおかげでおにぎりなども傷みにくくなるため、昔から重宝されています。

しかし減塩タイプの梅干しの場合は、クエン酸の量が少なくなっているため、抗菌効果や殺菌効果は普通の梅干しよりも劣ります。殺菌効果を期待するのならば、減塩タイプはやめておきましょう。

メリット③鉄・カルシウムの吸収率アップに効果的

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現代ではカルシウム不足の人が多く、毎日食事で気を付けていたとしても、カルシウムは吸収効果が低いため体に吸収されにくくなっています。

梅干しに含まれているクエン酸は、吸収効果が低いカルシウムや鉄分の吸収率をアップさせてくれる働きがあります。梅干しと鉄分の多い魚などを一緒に食べることで、カルシウムも鉄分も一緒に摂りやすくなります。

子供や大人もカルシウムや鉄分は、体をつくるための大切な栄養素です。毎日梅干しを食べることによって、カルシウムの定着率も高まる効果もあります。

メリット④血液・リンパの流れがよくなる

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梅干しに含まれているクエン酸は、梅ジャムや梅肉など加熱を加えることによって、糖と結合してムメフラールという成分をつくります。このムメフラールは血流を改善し、コレステロールが血液中に溜まらないように働きます。

血流が悪くなると、血栓ができたり動脈硬化などの生活習慣病に繋がります。梅干しを加熱して食べることによって、リンパの流れも良くして老廃物を流し新陳代謝も活発になります。定期的に食べることで、老化を抑える効果がありおすすめです。

メリット⑤食欲増進に効果的

フリー写真素材ぱくたそ

酸っぱさを感じるクエン酸が含まれている梅干しには、唾液の分泌を促す効果があります。唾液の分泌は食欲増進に繋がります。クエン酸は胃腸の消化吸収を助けてくれる効果もあり、胃腸の働きを活発にしてくれます。

梅干しの食べ過ぎを避けるおすすめの食べ方

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梅干しは健康に良い食品ですが、食べ過ぎるとあらゆる病気を引き起こしてしまう塩分過多にもなりかねません。梅干しの食べ過ぎを防ぐ、効果的な食べ方をご紹介します。そのまま食べるよりも美味しく食べられるので、満足できるでしょう。

薬味として使う

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梅干しをそのまま食べると塩分過多に繋がりやすいですが、薬味として使うのならば梅干しは脇役になりますので、食べ過ぎを防止することができます。

うどんやそうめん、冷ややっこなどにもピッタリの薬味になります。みょうがや大葉と梅干しを合わせることで、サッパリとした薬味になります。梅干しの種を取って、細かく刻んで混ぜ合わせるだけと簡単です。

おかずの調味料・アクセントに使う

料理やアクセントとして梅干しを使うのもおすすめです。種を取り除いて細かく刻み、いつものサラダに和えるだけでサッパリとして美味しくなります。

また定番なのはおにぎりですが、梅干しをそのまま入れるのではなく刻んで混ぜご飯にする方法です。こうすることで、他の具材とちょうど良いバランスになり、梅干しのアクセントも出すことができます。

お肉料理などに組み合わせるレシピも多数あります。鶏むね肉を開いて、中にチーズや梅干しを刻んだ梅肉を入れて大葉で包みます。そのままフライパンで火が通るまで焼いたら、サッパリ美味しいチキンロールになります。

ヨーグルトと一緒に食べる

意外かもしれませんが、ヨーグルトと梅干しの組み合わせもおすすめです。ヨーグルトは無糖を使いましょう。ヨーグルトに梅干しをそのまま載せて、ハチミツをかければ完成です。

無糖ヨーグルトと梅干しだけでは、酸味が際立って食べにくいかもしれませんが、ハチミツを加えることで味がまろやかになり食べやすくなります。ヨーグルトは便秘解消にも効果があるので、梅干しと組み合わせるとより効果が期待できます。

代わりに梅酢を食べる

梅干しの食べ過ぎを防ぐ方法のひとつとして、梅酢を利用することもおすすめです。梅酢は梅干しと同程度の効果があり、あらゆる料理に使いやすく便利です。

おすすめは梅酢を使ったソーダで、炭酸水と梅酢と混ぜてコップに梅干しを入れるだけで完成です。夏バテ防止にもピッタリなので、毎日の習慣にすることで元気に過ごすことができるでしょう。

他にもポテトサラダに混ぜたり、いなり寿司のご飯を梅酢で作ったりと、あらゆるレシピに応用できます。梅酢はまろやかな酸味と梅の香りが食欲をそそります。ぜひ色々な料理に試してみてください。

梅干しのデメリットは食べ過ぎを避ければ問題なし!

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梅干しは健康食品と言われるほど、体の調子を良くしてくれる効果がたくさんあります。そのためつい食べ過ぎてしまうこともあるでしょう。梅干しの食べ過ぎは塩分過多になり、体の不調に繋がります。

梅干しは適量を定期的に食べることで、体に必要な栄養素の吸収率をアップさせたり、疲労回復に効果があるなどメリットもたくさんあります。上手に梅干しを取り入れることで、食べ過ぎを防ぐことができますので、あらゆる料理にチャレンジしてみてください。

gonta723
ライター

gonta723

2人の子供を子育て中の主婦です。子育てに追われながらも、自分の時間は有意義に過ごしたいと思いピアノや読書を楽しんでいます。最近はDIYに興味を持ち、インテリア小物などのDIYにチャレンジしています。ライターとして読みやすい記事を目標に、スキルアップも兼ねて取り組みます。

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