すきバサミの使い方ガイド!前髪や後ろ髪を切る時のコツも詳しく伝授!

すきバサミの使い方ガイド!前髪や後ろ髪を切る時のコツも詳しく伝授!

すきバサミの基本的な使い方の解説から、前髪や後ろ髪を実際にセルフカットするときの方法をレクチャーしていきます。また、髪型に合わせてボブからロングのすきバサミの使い方や、子供の髪を切るときのポイントをご紹介します。その他、犬用のすきバサミについてもご紹介!

記事の目次

  1. 1.すきバサミの使い方【基本】
  2. 2.すきバサミの使い方【切り方とコツ】
  3. 3.すきバサミの使い方【ショートヘアの切り方】
  4. 4.すきバサミの使い方【子供の髪の切り方】
  5. 5.すきバサミの使い方【犬編】
  6. 6.すきバサミはコツ次第で自宅で使える

すきバサミの使い方【基本】

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すきバサミの基本的な使い方を見ていきましょう。すきバサミとは、髪の毛の長さをカットするためではなく、毛量を減らすために作られたカット用のハサミの事です。すきバサミにはいくつかの種類に分かれていて、「すき率」の違いによって1度にすける髪の量が異なります。

例えば、すき率30%のすきバサミは、1度の開閉でカットした毛束の30%の量の髪がすけるという意味です。

すきバサミの持ち方

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すきバサミの持ち方は、普通の工作用のハサミとは異なるので注意しましょう。すきバサミの指を入れる穴へ親指と薬指を入れて持ちます。慣れるまで少し違和感を感じることもありますが、親指と他の指を入れた使い方ではすきバサミの切れ味が悪くなることもあるため、正しい持ち方での使用がおすすめです。

市販のすきバサミの多くは小指を掛けるための突起がついているので、突起側が薬指の入れる穴だと分かりやすくなっています。

すきバサミを使う前の準備

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すきバサミを使う前に道具を準備しましょう。首に巻くフェイスタオル、カットクロス、新聞紙、すきバサミ、カットコーム、ヘアクリップです。カットクロスは持っていない時には、30L以上のゴミ袋の底に首を通す穴を作ることでも代用できます。新聞紙は床に敷く使い方をすることで、カット後の片付けがスムーズに出来るのでおすすめです。

ロングよりも前髪やショートヘアなど、短い髪の毛が周りに飛びやすいため、半径1mほどは敷いて準備すると良いでしょう。

すきバサミを使う目的

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すきバサミを使う目的は、あくまで毛量調整です。美容室へ行きたくても、なかなか行けない時にセルフカットすることで髪型を整える事ができます。前髪やまとまりにくくなった後ろ髪のボリュームを調整したい時におすすめです。

すきバサミの使い方次第で髪の毛のボリュームがコントロールできます。ショートヘアからロングまで、どの様な髪型でも毛量調整できます。ボリュームを変える事でスタイリングしやすく調整可能です。ただし、長さを変えたい時にはすきバサミは不向きですので、通常のカットバサミを使うようにしましょう。

量の調節・切り口をぼかすのに使う

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すきバサミは、毛量調整をするために作られたハサミです。そのため、髪の毛のボリュームを抑えたいところへ使用していきます。ショートでもロングでも髪の長さに応じて使用可能です。また、カットした髪の毛の切り口をぼかす時に最適です。

通常のカットバサミでカットすると切り口は、ハサミを入れた通りに直線に見えるような仕上がりになります。毛先に細かくすきバサミでカットを入れる使い方で自然な雰囲気に仕上げることができるのです。

ねじってカットするのが基本

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自宅で簡単にすきバサミを使ってカットするコツは、髪の毛を束にして取りねじってカットする使い方が基本になります。使い方に慣れてくると、感覚的にすきバサミでカットしても自然に仕上げられるようになるでしょう。しかし、使い方に慣れないうちは、すきバサミでカットしたラインがそのまま残ってしまう場合もあるので慎重にカットしましょう。

少量ずつ毛束をねじって取り、斜めに刃先を向けるすきバサミの使い方でカットしましょう。ショートヘアやロングなど、どの長さのスタイルでもねじってカットする方法で行うことで、失敗せずにキレイに仕上げられます。

髪を痛めないように気をつける

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すきバサミを使い方で注意すべきポイントは、すき過ぎないという事です。髪の毛のボリュームを抑えたいからと言って、必要以上にすきバサミを入れる様な使い方では、ダメージの原因になります。毛先の毛量がスカスカの状態では、枝毛や切れ毛の原因となるためです。

髪の毛にダメージを与えない使い方を心がけるためには、少しずつすきバサミでカットする事です。慎重に状態を確認しながら進める使い方をして行く事で失敗を避けられます。

すきバサミの使い方【切り方とコツ】

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すきバサミではどの様な使い方をすれば、キレイに仕上げられるのでしょうか。通常のカットバサミと違い、すきバサミの使い方を少し工夫するだけで、セルフカットでも満足のいく仕上がりを目指すことができるのです。

カットする部位やくせ毛、ロングの後ろ髪など、カットしたいスタイル別にすきバサミでのカットの使い方とコツをご紹介していきます。

前髪の切りコツ

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前髪をすきバサミでカットするときのコツは、絶対に横向きに刃先を入れた使い方でカットしないという事です。特に前髪は人から見えやすい部分になるので、失敗は避けたい箇所になります。慎重に少量ずつカットする使い方で、時間をかけて仕上げるようにしましょう。

前髪は、毛先を中心に斜めに入れるすきバサミの使い方がおすすめです。前髪の長い方は毛の長さの2/3の長さまで、前髪の短い方は毛先から3cmほどだけをカットをするようにしましょう。それ以上根元をカットする使い方では、前髪がはねてしまったり、アホ毛の原因になってしまいます。

後ろ髪(ロング)を切るコツ

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ロングの髪型で、後ろ髪を毛量調整したい時のコツは、毛の長さの2/3までをカットする事です。カットバサミの様に横にカットする使い方はなく、斜めにカットする使い方をすると自然なロングスタイルに仕上がります。少量ずつ毛束をねじって取り、30~45度を目安に刃先を向ける使い方でカットしましょう。

誤って真横にすきバサミを入れた使い方をしてしまうと、すいた場所が目立ってしまうため注意が必要です。肩よりも後ろ髪が長いロングスタイルの方でも、髪の長さの1/2程度までにすきバサミでカットできる範囲は留めておきましょう。

ロングで1/2よりも短い部分にすきバサミを入れてしまうと、切れ毛の原因になったり、ダメージの原因になりやすくなるためNGです。

サイドを切るコツ

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サイドは顔の横側に掛かる髪の毛のことです。頭のてっぺんから耳までの線で後ろ髪と分け、耳より前側にくる髪の毛をサイドと呼びます。サイドの髪の毛を毛量調整したい時のコツは、下から髪の毛を指で挟む様に横に引っ張りカットする事です。

指よりも毛先側の髪の毛をすきバサミでカットする使い方がおすすめです。全体のカットを終えたら、気になる部分だけねじってカットする使い方で進めるようにしましょう。

トップを切るコツ

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トップとは頭のてっぺんの部分の髪の毛の事です。トップの髪は、すきバサミの使い方次第で空気感のある自然な髪型に仕上がります。トップの髪を上手にすきバサミでカットするコツは根元から10cmほど開けてカットする使い方がおすすめです。

サイドや前髪と比べてやや軽めに空いてもOKですが、すき過ぎてしまうとアホ毛が目立ってしまうため、注意しましょう。

毛先をそろえるコツ

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すきバサミで毛先をそろえる時のコツは、頭の真ん中で、後ろ髪から左右に分けて全体の髪の毛の量と長さが同じであることを確認しておきます。次に耳の上と下に髪の毛を分けて下から順に毛先をすきバサミでカットします。毛先5cmほどの位置を2cm感覚で2回カットする使い方がおすすめです。

仕上がりが不安な方は、サイドと同様にねじってカットするすきバサミの使い方で失敗を防げます。サイドから順に前から5cm感覚で髪を分けてカットしながら、後ろ髪へ進みましょう。

左右が終わったら、上段も同様に行いましょう。下段は少しだけすく様にして、上段をやや多めにすく様にするとバランス良く仕上がります。

くせ毛の切り方のコツ

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くせ毛をすくときのコツは、すく量とすく部分に注意する事です。くせ毛の方の一番の悩みは天候や湿度などによる髪の毛のボリュームや、日中スタイルが崩れてしまうことではないでしょうか。すきバサミでボリュームを抑えたいと考えがちですが、くせ毛の方は髪が軽くなるとボリュームが出てしまうため、使い方を誤ってすき過ぎると逆効果になります。

そのため、くせ毛の方は毛先を中心にカットする使い方を意識して、特にトップの髪の毛はあまりセルフカットでいじらない方が良いでしょう。

すきバサミの使い方【ショートヘアの切り方】

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ショートヘアのすきバサミの使い方を見ていきましょう。すきバサミの使い方のコツを思い出しながら、行うとセルフカットが成功しやすくなります。男性のショートヘアと女性のボブカットでは、すきバサミの使い方のポイントも若干異なりますので、その点にも注目して確認して下さい。

女性のベリーショートの方は、ボブカットとはカットのポイントが異なるため、男性のショートヘアを参考にすると上手に仕上げられます。

男性のショートヘア

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男性のショートヘアの場合には、すきバサミを入れる部分は耳周りとサイド、トップの3箇所です。特に男性のショートヘアで、毛量が気になりやすい部分は「ハットライン」と呼ばれる帽子を被ると頭が当たる位置です。また、耳の周りにも髪の毛が集中しやすいため特に伸びかけの時期にはすくとスッキリしやすい部分でもあります。

そのため基本的にすきバサミをタテにする使い方で、斜めに刃先を向けてカットしてください。髪の毛を適量ねじって取り、半分より毛先側をカットする使い方で進めていくと上手にカットできます。

男性のショートヘアの場合、後ろ髪のすきバサミを入れるのは難易度が高くなります。毛先がねじれる長さであれば、ねじった毛束に1回ハサミを入れる使い方で後ろ髪のカットを進めましょう。

女性のボブカット

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女性のボブカットは、サイドの髪の毛を中心にすきバサミでカットするようにしましょう。ロングスタイルとは異なり、トップの髪の毛はあまり多くすきバサミでカットしてしまうと、スタイリングがしづらい髪型になってしまうため注意が必要です。

サイドのカットと同様に、髪の毛を下からすくう様に指で挟んで、毛先側をカットする方法で進めて行きます。特に耳上から頭頂部の辺りをすきバサミでカットしましょう。この位置のボリュームを抑えると、伸びかけでもスタイリングがしやすい髪型に仕上げられます。

後ろ髪をすく場合にも、必ず上段と下段に分けるようにして下段はすき過ぎないように注意しましょう。ボブのスタイルで下をすき過ぎると髪がはねやすくなり、まとまりにくくなってしまいます。

メンズのセルフカットのポイントは?部分別に切り方のコツも紹介! | 副業・暮らし・キャリアに関するライフスタイルメディア
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すきバサミの使い方【子供の髪の切り方】

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子供の髪の毛をセルフカットで毛量調整するときのコツは、何と言っても子供がじっとしてカットさせてくれる時間を作ることが重要です。サポートしてくれる家族がいれば、子供のカットをする時に一緒に手伝ってもらうと良いでしょう。

子供が不意に頭を動かさないようにサポートしてもらい、特に子供の耳周りや前髪のカットの時には、しっかりと押さえてカットを進めます。基本的に子供の頭は、大人よりも小さく毛量も少ないため、すき過ぎないようにカットする事がポイントです。毛先を中心に軽くすく様な、すきバサミの使い方で進めると上手に仕上げられます。

TV・DVDで集中させるのも大切

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特に小さい子供のカット時には、カット中に誤って子供を傷つけないように注意が必要です。なるべく頭が動かない様にしたいのですが、力任せに抑えてしまっては子供の機嫌を損ねてしまう事でしょう。そのため、子供のお気に入りのTVやDVDなどで気を引いて、子供が集中して見ている隙に手早くカットを終えられるように短時間で行う事がおすすめです。

すきバサミの使い方【犬編】

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マルチーズやプードル、チワワなどトリミングを定期的に行う犬種を飼っている方は、自宅でのセルフカットが出来たら、犬のトリミング代の節約にもつながります。初心者でも簡単にできるトリミングの方法の一つが犬用すきバサミでのトリミングがおすすめです。

犬用のすきバサミを使う事で、プロがカットした全体の形を崩さずに毛量だけカットできるので、犬の夏の暑さ対策にもなります。

毛の量のボリュームダウンに使える

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犬用のすきバサミは毛の多い犬種にぴったりです。背中や顔周り、耳後ろなど体毛が多く集まりやすい部位を中心にカットする様にしましょう。特に足裏は肉球があり、犬の毛足が伸びると足が滑りやすくなってしまうため、定期的なカットがおすすめです。優しく指の間を広げるようにして、肉球を傷つけないようにしながら、慎重にカットするようにしましょう。

犬用すきバサミの使い方とコツ

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犬用のすきバサミを上手に使うためにも、ワンちゃんの機嫌の良い時間に進めることが大切です。空腹時や眠く機嫌が悪い時に無理に行うとセルフカット自体が嫌いになってしまうので、注意しましょう。

犬が安心して横になれる場所に滑り止めのシートを敷くか、抱っこできる犬種であれば抱っこした状態で足や体を上手に動かしながらカットを進めるようにしましょう。カット前に犬のブラッシングをしてからスタートすることで、余分なカットの手間を減らすことが出来ます。

良い子で犬がカットされていたら、カットの途中でもご褒美をあげるなど、ワンちゃんにこまめに声がけをして怖がらないように進めることが大切です。

すきバサミはコツ次第で自宅で使える

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すきバサミの使い方をマスターする事で、セルフカットが自宅で簡単にできるようになります。ご自身の前髪や後ろ髪を整えることも出来ますし、子供のカットを行うことも出来るのです。また、犬用の専用のすきバサミもあるので、愛犬のトリミングをご自宅で行うことで、プロのトリミングの間隔を空けられます。

工夫次第で、よりスタイリングしやすい髪型が簡単に作れますので、すきバサミの使い方を覚えておくと、とても楽しくセルフカットが行えます。

Akane157
ライター

Akane157

1児の子育て中の30代ママです。育児・ニュース・エンタメなど情報収集が大好きです。個々のライフスタイルにあった情報発信をしていけたらと思っております。

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