マジェステの使い方
マジェステは誰でも簡単にできるヘアアクセサリーで、パっとつけるだけでおしゃれなワンポイントになり、女性に人気のアイテムです。使い方は押し付けて棒を通すだけで、簡単に可愛いヘアアレンジになります。こちらではマジェステの様々な使い方について紹介します。
マジェステ本体を髪に押し付ける
まずは好きな髪型にセットしましょう。ポニーテールやくるりんぱなど、簡単にできる髪型で大丈夫です。マジェステは本体と棒がセットになっているので、最初は本体を使いましょう。そしてマジェステ本体をつけたい場所に押し付けます。
金具を通す
押し付けているマジェステ本体の穴に、棒のような金具を通せば完成です。昔からある一本挿しのかんざしと同じで、髪にしっかりと固定されます。初心者につけやすい場所としては、ゴムの結び目がおすすめです。
マジェステのアレンジ方法
マジェステは難しいヘアアレンジをしていなくても、つけるだけで髪型がきまる万能アイテムです。つける場所によって雰囲気がガラっと変わります。
たとえば真正面につけなくても、少しずらした場所につけるだけでこなれ感がアップします。可愛い見た目にするもよし、大人っぽい見た目にするもよしと、自由自在につけられます。
こちらではお団子やパーティ向けなど、あらゆるヘアアレンジに使えるマジェステの使い方をご紹介します。おしゃれで可愛いアクセサリーを使いこなせるように、まずは好きなヘアスタイルで挑戦してみましょう。
お団子系アレンジ
お団子は簡単にできるヘアアレンジのひとつです。お団子は低めなら大人っぽく、高めなら可愛い雰囲気にでき、浴衣にもぴったり合います。
まずは髪を一つ結びにして、毛束を結び目にくるくると巻き毛先をピン留めします。そのままだと固い印象なので、ラフに見えるよう髪を引き出して全体を崩していきます。お団子が完成したら好きな位置にマジェステをつけます。
マジェステを際立たせるには、正面につけるよりもずらした位置につければおしゃれな印象になります。毛先の先やお団子の斜め上あたりにつければ、品もあり華やかなヘアスタイルの完成です。
ハーフアップ系アレンジ
ハーフアップといえば上品で清楚なイメージですが、髪を巻けば華やかさもプラスされ、簡単に女性らしく仕上げることができる人気のヘアスタイルです。
まず耳上からざっくりとひとつにまとめ、ゴムで留めてくるりんぱをします。全体を崩してゴムの上あたりにマジェステをつければ、カジュアルで可愛いハーフアップになります。
髪は巻かずにストレートヘアでもマジェステは際立ち、凛とした品の良さが現れます。マジェステの棒はまっすぐよりも斜めにつけると、おしゃれ感がアップしアクセサリーとしても目立たせることができます。
パーティ向けアレンジ
結婚式にお呼ばれなど、服装だけでなくヘアスタイルも重要です。華やかさにマジェステでさらにインパクトを出せる便利なアクセサリーです。
パーティー向けヘアスタイルはたくさんありますが、簡単にセルフアレンジできるギブソンタックがおすすめです。髪をひとつに結びくるりんぱをして、残った毛先をくるりんぱの穴にしまい込むだけです。
ヘアピンやスプレーでキープしたら、マジェステを後ろから見た正面につければ間違いなしのヘアスタイルになります。パーティに使えるパールもののマジェステは、普段の使い方もできるので重宝します。
ヘアスタイル別のアレンジ
最近ではマジェステは100均でも見かけるようになり、初心者でもチャレンジしやすくなりました。100円とは思えないクオリティのものが多いです。
マジェステをつけるだけで、どんな簡単なヘアスタイルでも一発で決まるため、使い方次第で髪の長さは関係なく、可愛いヘアアクセサリーとして使えます。
ここからはヘアスタイル別にマジェステの使い方をご紹介します。ベリーショートでなければショートカットも使えるので参考にしてください。
ショートカット向け
ショートカットでもマジェステはアクセントとしてつけられます。アップやローポニーにつければ可愛いだけでなく華やかな印象が出せます。
全体にワックスをつけてから片方の髪を耳にかけて、かけた髪を少しねじって留め、マジェステをつければ簡単アレンジの完成です。
ローポニーには結び目の少し上あたりにマジェステをつけましょう。おくれ毛を軽く巻いておくと、こなれ感がでておしゃれ女子に変身します。
ミディアム向け
ミディアムはヘアアレンジをしやすい長さなので、マジェステなどのヘアアクセサリーをつけてアレンジする人が多いです。
ヘアアレンジの幅が広いので、ざっとまとめたローポニーにマジェステをつけるだけでも、きちんと感がでて素敵な印象になります。
マジェステは横と斜めだけでなく、縦につけることもできます。後ろでお団子をして真ん中より少しずれた場所に縦につけると、アシンメトリーで抜け感がでてラフにきまります。
ロング向け
ロングヘアはあらゆるヘアアレンジが可能で、まとめ髪にするのが難しい人でもマジェステひとつでおしゃれなスタイルにできます。
全体的に髪を巻いてからポニーテールにし、全体をほぐしたスタイルにヘアアクセサリーをつけるとくどく見えてしまうかもしれませんが、シンプルなマジェステをつければまとまって見えるのでおすすめです。
マジェステのインパクトを出したいならダウンスタイルがぴったりです。ラフにひとつにまとめておろした髪の結び目につけましょう。マジェステが同じ形でも、色違いにするだけでも雰囲気はガラっと変わります。
マジェステが落ちる理由
マジェステは本体と棒が別になっているので、棒がはずれたら本体も落ちます。落ちると焦りますし場所によってはマジェステを失くしてしまいます。
マジェステはどこにでも付けられるメリットがありますが、手が当たって落ちてしまうことも多く、しっかり固定しないとはずれやすくなります。
マジェステには付け方や選び方にコツがあります。マジェステがよく落ちてしまう場合はチェックしてみましょう。
髪の量が少ない・ストレートヘアは抜けやすい
マジェステを付けやすいのは髪の量が多い人で、髪の量が少ないと落ちやすくなります。髪の量が多くてもサラサラストレートヘアは抜けやすいです。
ではストレートヘアではマジェステはつけれないのか、というわけではありません。固めのワックスを全体的にしっかりもみこみ、コテで巻いたりスプレーをしたりと、マジェステと髪がしっかり絡むように下準備をしましょう。
頭をふると抜けやすい
マジェステは横にさす場合が多いため、頭を横に振ったときに抜けやすくなってしまいます。呼ばれて振り返るだけでも落ちる場合があります。
遊園地で絶叫系に乗る時や、ライブに行くときなど激しい動きをする場合はマジェステはやめておきましょう。落ちるだけならまだしも、近くにいる人に当たってしまうと危ないです。
マジェステにおすすめのシーンはオフィスやデートなど、落ち着いたところです。買い物などのお出かけにも良いですが、服の試着で落ちる場合もあるので気を付けましょう。
マジェステが落ちるときの対策
マジェステは落ちやすいから使わない、というのはもったいないです。マジェステは普段使いからフォーマルまであらゆるシーンで使えます。しっかり対策をすれば落ちにくくすることができますので、ぜひ参考にしてください。
棒が太く・短めのものを選ぶ
マジェステで一番落ちやすいといっても過言ではないのが、棒の部分が細くツルツルした金属のものです。また棒が長いと当たって抜けてしまいます。
ツルツルしているので少しの動きで抜けやすくなります。それでもマジェステは金属製が多いので、なかでも太めのものを選ぶことがポイントです。
棒が長いと、自分だけでなく他の人の手が当たってしまう恐れもあります。混み合った電車では特に危なく感じるので、なるべく棒は短いものを選びましょう。
ヘアワックスを使う
ワックスはヘアアレンジには必須アイテムですが、マジェステをつけるときも重要で、ワックスなしではマジェステも落ちやすくなります。
まずは固めのワックスで全体的にしっかりなじませ、巻いたり逆毛を立てるなどしてからマジェステをつけましょう。髪とマジェステにひっかかりが出て安定感が増します。
透明なゴムでとめる
どうしても落ちてしまう場合は、最終手段として透明ゴムでマジェステの棒を固定するという方法があります。
100均などに売っている大量に入ったリングゴムを、棒の両端にひっかけておけば、多少頭を振ろうが手が当たろうが落ちにくくなります。
ゴムは透明なものなら目立ちにくいのでおすすめです。リングゴムをひっかけた棒の真ん中部分は髪で隠れるようにしましょう。
マジェステはつけるだけのおしゃれで可愛いヘアアクセサリー
マジェステは誰でも簡単に使えるヘアアクセサリーで、可愛いものから上品なものまでたくさんの種類があります。コツをつかめばマジェステをしっかり固定して使いこなせるようになりますので、ぜひ使ってみてください。