結婚式でのコサージュマナーを解説!親族とゲストの違いやおしゃれコーデは?

結婚式でのコサージュマナーを解説!親族とゲストの違いやおしゃれコーデは?

結婚式に招かれた時にはドレスに合わせたコサージュをつけて行くととても華やかになります。結婚式に招かれた時のコサージュのマナーやおしゃれなデザインやつける位置、親族として出席する時の注意点やコサージュのダサいつけ方などについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「コサージュ」とは?
  2. 2.結婚式のコサージュマナー【全体】
  3. 3.結婚式のコサージュマナー【種類】
  4. 4.結婚式のコサージュマナー【位置】
  5. 5.結婚式のコサージュマナー【NGなもの】
  6. 6.結婚式のコサージュコーデ【ダサい】
  7. 7.結婚式のコサージュはドレスと一緒にレンタルがおすすめ
  8. 8.結婚式のコサージュはマナーを守っておしゃれな装いに!

「コサージュ」とは?

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女性ならコサージュを知っている人が多いですが、男性はあまりコサージュのことは知らないでしょう。また女性であっても知らないという人もいないわけではないので、まずはコサージュとは何なのかについてご紹介します。コサージュは英語の「corsage」から来る外来語でフランス語の「コルサージュ」が語源です。

フランス語の「コルサージュ」は婦人服の身頃のことを意味していて、日本で言うところの「コサージュ」につながります。それでは、コサージュとは一体何なのかについてご紹介しましょう。

女性のドレスにつける花飾り

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コサージュとは、女性のドレスにつける花飾りのことを言います。語源はフランス語の「コルサージュ」で、元々フランスで「胸元のブーケ(ブーケ・ド・コルサージュ)」と言われていたものが縮まって「コサージュ」と呼ばれるようになったと言われています。コサージュに使う花は、生花でも造花でも構いません。

コサージュをドレスの胸元につけるだけで一気に華やかさが増しますので、結婚式にお呼ばれした時にはドレスにコサージュをつける女性も多いです。

コサージュは胸元につける花のことを指しますので、肩につける場合は「ショルダーコサージュ」と呼び方を変えます。また、結婚式で男性が胸につける花は「コサージュ」ではなく「ブートニア」と呼びます。

結婚式のコサージュマナー【全体】

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それでは次に、結婚式におけるコサージュのマナーについてご紹介します。結婚式にお呼ばれした時にはドレスやバッグや靴などにもマナーがあり、そのマナーを守らなければなりませんが、実はコサージュにもマナーがあります。ドレスなどと同じように「これはNG」というマナーが存在しています。

良い結婚式にするためにも、コサージュのマナーもきちんと守りましょう。それでは結婚式のコサージュのマナーをご紹介していきます。

ドレスとの色合わせ

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結婚式にお呼ばれした時のコサージュのマナーとして、まずはコサージュとドレスとの色合わせが大切だと言えます。結婚式を華やかに盛り上げる美しいドレスに似合う色のコサージュを選びましょう。同系色でも良いですし、正反対だけどその色に似合う色というのもあります。ドレスをさらに華やかにしてくれるコサージュを選ぶのが大切なマナーです。

ですがあまりに突飛な色のものは悪目立ちしてしまいますので、華やかさと悪目立ちを勘違いしないようセンス良くドレスに色合わせしましょう。

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結婚式のコサージュマナー【種類】

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それでは次に、結婚式のコサージュの種類についてご紹介します。ひと口にコサージュといっても色々ありますので、どのようなコサージュを選べばよいのか迷ってしまう人もいるでしょう。実際に店にコサージュを買いに行くととてもたくさんの種類があってなかなか選べないこともあります。

結婚式にお呼ばれした時に選ぶべきコサージュの種類について、いくつかご紹介していきましょう。

コサージュの種類

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コサージュにはたくさんの種類があります。大きなブーケになっているものもあれば、とても小さなブーケのコサージュもあります。また、色や素材やデザインなどもとてもたくさんありますので、結婚式にはどのようなブーケが適しているのかを知っていなければ、マナー違反のコサージュを選んでしまう可能性もあります。

それでは、結婚式にお呼ばれした時に選ぶべきコサージュの種類について具体的にご紹介します。

大きさ

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結婚式のコサージュマナーの一つ目は、コサージュの大きさです。コサージュを買いに行くと大きくてきれいなコサージュが目につきますが、あまり大きなコサージュはマナー違反になります。また、胸元にさりげなくつけるべきコサージュがあまり大きいと、おしゃれどころかダサい印象になってしまいます。

逆にあまり小さいと全く目立ちませんので、これもいけません。結婚式のコサージュは、大体10cmから12cm程度の大きさを目安にしましょう。

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結婚式のコサージュマナーの二つ目は、コサージュの色です。ドレスに似合う色を選べば問題ありませんが、ドレスに似合う色であっても目立ちすぎる色はNGです。燃えるような赤や目の覚めるような派手な青など、目立ちすぎる色は避けましょう。結婚式のコサージュには、ピンクなどのパステルカラーが適しています。

また、ベージュやゴールドやグレーやシルバーなどの落ち着いた大人っぽい色のコサージュもおすすめです。

デザイン・素材

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結婚式のコサージュマナーの三つ目は、コサージュのデザインと素材です。コサージュのデザインも素材もたくさんありますので迷う人が多いでしょう。大きな花一輪のものもあればたくさんの花がブーケになったものもありますので、迷ってしまうのも当然です。迷った時はとにかく、ドレスに似合う色を基準にして選ぶことをおすすめします。

結婚式のコサージュにおすすめの素材は、シルクやサテンなど高級感と光沢感のある素材です。他にはレースを使ったコサージュもフェミニンで素敵です。

結婚式のコサージュマナー【位置】

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結婚式にお呼ばれした時にコサージュをつけて行く場合、コサージュをつける位置に悩むという人も少なくありません。コサージュというものは普段の生活の中でつける人はほとんどいません。そのため、いざつけるという時にどこにつければ良いのかがわからない人が多いのも当然と言えます。

それでは、結婚式にお呼ばれした時にコサージュをどこにつければ良いのか、コサージュをつける位置についてご紹介しましょう。

左胸のやや高めの位置

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結婚式にコサージュをつけて行く場合にコサージュをつける位置は、左胸のやや高めの位置がおすすめです。コサージュは本来、どこにつけても構いません。ですが人と向き合った時に一番に目に入るのは、体の右側であると言われています。左胸につけると相手から見て右側になりますので、左胸につけると良く目に入ることになります。

左胸の高い位置につけるとさらに良く見えますので、結婚式のコサージュの位置は左胸の高い位置がおすすめです。

顔の近くにつける効果

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コサージュを左胸の高い位置につけることをおすすめする理由は、人から見て良く目に入るということだけではありません。左胸の高い位置にコサージュをつけることによって、顔も華やかな印象になるからです。華やかなコサージュが顔の近くにあると、顔が明るく見える効果があります。

このような理由もあって、コサージュは顔に近い左胸の高い位置につけると良いとされています。

髪につけるのはNG

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先に「コサージュはどこにつけても構わない」と述べましたが、実は結婚式では髪につけることだけはNGとなっています。結婚式においては、コサージュを髪につけても良いのは花嫁だけです。そのため、招待客はコサージュを髪につけることはできません。生花を花嫁だけが使えるのと同様、髪にコサージュを使えるのも花嫁だけです。

結婚式以外ならコサージュは髪につけても構いませんが、結婚式ではコサージュは髪につけてはいけないということを覚えておきましょう。

結婚式のコサージュマナー【NGなもの】

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それでは次に、結婚式のコサージュのNGマナーについてご紹介します。先にご紹介したのは結婚式のマナーとして正しいコサージュですが、ドレスなどと同じようにNGなものもあります。ドレスと違ってコサージュはメインになるおしゃれではありませんが、それでも結婚式につけて行く場合にはマナー的にNGのものは避ける必要があります。

結婚式にお呼ばれした時にはどのようなコサージュがNGになるのか、結婚式のコサージュのNGマナーについてご紹介しましょう。

黒・白のコサージュ

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結婚式のコサージュのマナーにおけるNGの一つ目は、黒や白のコサージュです。結婚式にお呼ばれした時には白のドレスはNGですが、コサージュも白はNGになります。結婚式において「白」という色は花嫁の色になりますので、花嫁以外が白を身につけてはいけません。そのためコサージュも白いものはNGということになります。

また、黒のコサージュはお葬式などのイメージがありますので、結婚式にはつけて行ってはいけません。結婚式のコサージュは、黒や白を避けて選びましょう。

生花のコサージュ

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結婚式のコサージュのマナーにおけるNGの二つ目は、生花を使ったコサージュです。結婚式では生花は、新郎新婦だけが使うことができます。生花を使ったコサージュは造花と違ってとても美しいですが、招待客は身につけてはいけません。生花を使ったコサージュは絶対につけて行ってはいけないということを覚えておきましょう。

サイズとデザイン

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結婚式のコサージュのマナーにおけるNGの三つ目は、大きすぎるサイズのものや派手すぎるデザインのものです。先にご紹介したように、結婚式のコサージュは10cmから12cm程度の大きさが基本です。小さすぎず目立ちすぎないサイズのコサージュをつけることがマナーですので、目立ちすぎる大きさのものは完全にNGです。

また、あまりにも突飛なデザインのものもNGになります。サイズもデザインも、悪目立ちしないようなコサージュをつけることが正しいマナーです。

結婚式に出席の親族は特に注意

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結婚式のコサージュのマナーにおけるNGの四つ目は、結婚式に出席する親族のコサージュです。結婚式には新郎新婦の親族も参列しますが、実は親族はコサージュをつけてはいけません。新郎新婦の親族は招待客とは立場が違い、招待客をおもてなしする立場になります。そのため親族は招待客のように華やかなコサージュなどをつけてはいけません。

他にも親族がコサージュをつけてはいけない理由があります。結婚式で集合写真を撮る場合、親族は新郎新婦の近くに位置取ります。ここで親族がコサージュをつけていると新郎新婦より目立つ恐れもあります。

このような理由もあって親族は結婚式でコサージュをつけてはいけないということになっていますので、覚えておきましょう。

結婚式のコサージュコーデ【ダサい】

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結婚式のコサージュはおしゃれなものを選べば問題ありませんが、一方でダサいと言われるコーディネイトもあります。昔はおしゃれなコーディネイトだと言われていたものが、昨今ではダサいと言われるようになってしまったという例があります。それは時代に流れによる流行の変化が原因です。

流行が変わることによって、おしゃれだと言われていたものがダサいと言われるようになるのですから時代の流れは残酷と言えます。それでは、結婚式のコサージュのダサいコーディネイトについてご紹介しましょう。

ボレロ・ショールとの組合せ

Photo byVictoria_Borodinova

昨今の結婚式のコサージュコーデで「ダサい」と言われるようになったのは、ボレロやショールとの組み合わせです。昔はドレスの上にボレロやショールを身に着けることがおしゃれなコーディネイトだと言われていましたが、昨今では逆に「ダサい」と言われるようになってしまいました。

昔の結婚式ではドレスにボレロを重ねると「可愛くておしゃれ」だと言われていたのに、今では逆に「ダサい」と言われるようになったのですから、本当に時代による変化は大きいと言えます。ですが現在でもおしゃれなボレロとコサージュのコーディネイトがあります。

ボレロとコサージュをセットした商品も売られていますので、これはダサいとは言えません。こういったセットならダサいとは言われず、逆におしゃれと言えます。

結婚式のコサージュはドレスと一緒にレンタルがおすすめ

Photo byArtTower

結婚式にコサージュをつけて行きたいけれど、結婚式のためだけにコサージュを買うことをためらうという人も多いでしょう。そんな人には、レンタルをすることをおすすめします。衣装レンタルのショップにはドレスだけではなくコサージュもあります。それではコサージュのレンタルについてご紹介しましょう。

結婚式にお呼ばれしたらドレスもコサージュもレンタル

Photo byFree-Photos

結婚式にお呼ばれしたらドレスをレンタルする人は意外に多いですが、コサージュまでレンタルするという人はあまりいません。ですが実際に衣装のレンタルショップを覗いてみると、ドレスだけではなくコサージュなどの小物も揃っています。ドレスをレンタルするなら、コサージュも一緒にレンタルすることをおすすめします。

レンタルでトータルコーディネイト

Photo bypixel2013

衣装のレンタルショップでドレスをレンタルする時に、コサージュもレンタルすると大きなメリットがあります。レンタルショップでは店員さんからどのドレスにどのコサージュが似合うのかを教えてもらえますので、トータルコーディネイトをしてもらえます。バッグなどもありますので、すべてをレンタルショップで揃えるのもおすすめです。

ドレスもコサージュもレンタルしたら金額はどのぐらいか

Photo byFree-Photos

結婚式のためにとわざわざドレスやコサージュを購入すると、かなりの金額になりますが、レンタルならかなり安くつきます。ショップによって多少金額は違いますがドレスは数千円から、コサージュは数百円からレンタルできます。購入すると合計で数万円になることもあるドレスとコサージュですので、レンタルすることをおすすめします。

結婚式のコサージュはマナーを守っておしゃれな装いに!

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結婚式のコサージュのマナーについて色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。結婚式は新郎新婦や親族にとってとても大切なセレモニーですので、そのような席でマナー違反をすることはとても失礼に当たります。ドレスだけでなくコサージュもマナーを守って、おしゃれな装いで結婚式を盛り上げましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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