結婚式のお呼ばれにふさわしいイヤリングの選び方
結婚式にお呼ばれしたとき、気を付けるべきさまざまなマナーがあります。女性は、身だしなみとして耳にイヤリングやピアスなどをつけおしゃれすることが一般的です。この記事では、結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーマナーについて詳しく紹介します。まずは、結婚式のお呼ばれにふさわしいイヤリングの選び方について紹介します。
どの様な結婚式に出席するのかで変わる
結婚式のお呼ばれにふさわしいおしゃれなイヤリングは、どの様な結婚式かにより選び方が変わります。親族のみが出席するアットホームな披露宴や友人も出席するカジュアルな披露宴の場合は、イヤリングマナーに縛られる必要はありません。ある程度節度を守れば問題ありません。
格式のあるホテルなどの結婚式場で主賓や晩酌人、職場関係(上司)などが出席するフォーマルな披露宴の場合は、イヤリングマナーを守って選びましょう。招待状を見れば、どの様な結婚式であるのか判断することができます。
招待状の挨拶文に新郎新婦の両親の名前が入っていたり文の内容がかしこまっている、晩酌人の名前が記載されているなどの場合は、フォーマルな披露宴と判断することができます。
代表的な結婚式のイヤリングマナーを一部紹介します。涙を連想させる「しずく(雫)タイプ」や結婚生活が揺れ動くイメージを連想させる「揺れるタイプ」のイヤリングはNGです。昼の結婚式では落ち着きのある「パール」のおしゃれなイヤリング、夜の結婚式では輝きのある「ダイヤモンド」などのおしゃれなイヤリングが適しています。
ネックレスとの組み合わせ
結婚式にお呼ばれしたとき、イヤリングと一緒にネックレスをつける人は多いです。イヤリングを選ぶ際、ネックレスをとの組み合わせも考えて選びましょう。イヤリングとネックレスをセットで購入する場合は問題ありませんが、単品でそれぞれ使いたい場合や持っているネックレスに合わせたい人は参考にしてください。
結婚式のアクセサリーは、ネックレスを基準としてイヤリングとピアスのデザインを決めています。そのため、ネックレスとの組み合わせは、ネックレスに使われている素材(ダイヤモンドやパール、天然石など)やパーツの大きさ、モチーフなどのデザインのいずれかがマッチするように選ぶことでおしゃれに決まります。
結婚式のイヤリングマナー【昼】
結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは、主に昼の時間帯に行う場合と夜の時間帯に行う場合とで違いがあります。お祝いの席では、キラキラ輝くダイヤモンドのイヤリングや上品で落ち着きのあるパールのイヤリングが代表的ですが、ダイヤモンドのネックレスは時間帯によりNGとなります。
ここからは、昼の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーについて理由なども含めて詳しく紹介します。
キラキラ・派手なイヤリングはNG
昼の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは、キラキラ・派手なイヤリングはNGとなっています。結婚式では、新郎新婦や出席者と写真を撮ることが多いです。昼の時間帯の結婚式では、カメラのフラッシュが反射するキラキラとしたイヤリングはをつけていると、写真の写り具合に響くことがあります。
カメラのフラッシュをたかない場合でも、日差しが入り込む会場であれば同じことが考えられます。ガーデンなどの外に出るイベントが含まれていることもあるので注意しましょう。
パールのイヤリングがおしゃれでおすすめ
昼の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは、パールのイヤリングがおしゃれでおすすめです。上品で落ち着きのあるパールは、結婚式の定番のアクセサリー素材です。パールのほかには、シルバー素材や天然石がおすすめです。アメジストやムーンストンなどの天然石は、ほどよく上品でお祝いの席にぴったりです。
トルコ石やサンゴも天然石のイヤリング素材では定番です。キラキラ輝く素材ではないため、昼の結婚式にお呼ばれしたときにおすすめです。金属の部分も、キラキラ・派手なゴールドなどは避けましょう。
結婚式のイヤリングマナー【夜】
昼の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは「キラキラ・派手なイヤリングはNG」と紹介しました。一方、夜の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは「キラキラ・派手なイヤリングもOK」となります。なぜ結婚式の時間帯によりイヤリングマナーに違いがあるのか見ていきましょう。
ここからは、夜の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーについて理由なども含めて詳しく紹介します。
夜はキラキラ・派手なイヤリングもOK
夜の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは、キラキラ・派手なイヤリングもOKとなっています。昼の時間帯の結婚式ではカメラのフラッシュや太陽の日差しが反射するという理由で、写真の写り具合に響くキラキラ・派手なイヤリングはNGとなりますが、夜は太陽の日差しの心配がないことからキラキラ・派手なイヤリングもOKということです。
ダイヤなどの輝きの強いものがおすすめ
夜の結婚式にお呼ばれしたときのイヤリングマナーは、ダイヤなどの輝きの強いものがおすすめです。照明の反射により輝くアクセサリーはきらびやかな雰囲気を盛り上げてくれるため、夜の時間帯の結婚式に適しています。ダイヤモンドやガラス、クリスタルなどの輝きの強いイヤリングを選びましょう。金属部分も、きらびやかなゴールドがおすすめです。
季節により暗くなる時間帯が異なります。夏場は明るい時間帯でも、冬場は暗くなっていることがあります。暗くなる時間帯を把握しておくことも大切です。
夕方の微妙な時間帯の結婚式にお呼ばれしたときはどうすればいいの?と迷う人もいるでしょう。時間帯に限らず、迷った場合は「パールのイヤリング」をつけて出席しましょう。ただし、パールにも注意する点があります。お悔やみ事をイメージさせる黒真珠や、不揃いな形のバロックパールと言われる真珠は避けましょう。
また、装飾があまりない黒ドレスを着用する場合も注意が必要です。マナーに沿った白いパールを合わせることで、お悔やみ事の服装のように見えてしまう可能性があります。この場合は、パール以外のものを合わせるなどしましょう。
結婚式のイヤリングやピアスの注意点
結婚式では、ピアスはマナー違反?大きめのアクセサリーはNG?など疑問に思う人や心配になる人が多いです。普段からピアスをつけている人は、ピアスとイヤリングどちらにしようか悩むことでしょう。また、どのくらいまでなら大きめのサイズをつけてもいいのかなどの疑問について、結婚式のイヤリングやピアスの注意点について紹介します。
ピアスはできる限り避ける
結婚式でのイヤリングマナーでは、ピアスをつけて出席することはNGとしていることがほとんどです。「穴を開ける」という表現がお祝いの席では縁起の悪いイメージにあたるという理由からです。一部紹介したイヤリングマナーにあるように、しずくタイプや揺れるタイプのイヤリングがマナー違反にあたる考えと同じです。
しかし、最近はアットホームな結婚式が増えている傾向があり、ピアスも特に気にする必要はなくなっています。ブライダルアクセサリー専門店によると、結婚式に使うアクセサリーは4割ほどがピアスです。フォーマルな結婚式にお呼ばれしたときは、ピアスはできる限り避けおしゃれなイヤリングをつけたたほうがいいかもしれません。
イヤリングは大きめでも問題ない
自分の結婚式で使用した大きめのイヤリングを使いたいけど大丈夫?ネックレスをつけない代わりにイヤリングを大きめにするのはマナー違反?という疑問は多いです。結婚式のイヤリングマナー本などには大きめのアクセサリーはNGと記載されていることもありますが、ピアスの場合と同じく最近はあまり気にする必要がないマナーとなります。
大きめのイヤリングをつけるときは、耳の形に合ったデザインを選びましょう。例えば、耳が小さい人は、耳たぶが隠れないような揺れるタイプの大きめイヤリングがおすすめです。福耳の人は、耳たぶを隠すように顔に近い位置につけるタイプの大きめイヤリングがおすすめです。
結婚式のイヤリングは昼夜でマナーが大きく変わる!
結婚式のイヤリングは昼夜でマナーが大きく変わります。昼の結婚式のイヤリングマナーはパールを使ったおしゃれなイヤリング、夜の結婚式のイヤリングマナーはキラキラ輝くおしゃれなイヤリングがおすすめとなっています。大きめのイヤリングでも問題ありません。お呼ばれした結婚式の雰囲気に合わせて、おしゃれなイヤリングをつけて出席しましょう。